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2010 | 4'6 死去 | ||||||||
1992 | 一杯のかけそば 監督 | ||||||||
1989 | マイフェニックス 監督 | ||||||||
1985 | ばあじんロード 監督・脚本 | ||||||||
1984 | チーちゃんごめんね 監督 | ||||||||
生徒諸君! 監督 | |||||||||
1983 | スパルタの海 監督 | ||||||||
1979 | 花街の母 監督 | ||||||||
1978 | お嫁にゆきます 監督 | ||||||||
1977 | 霧の旗 監督 | ||||||||
恋人岬 監督 | |||||||||
野菊の墓 監督・脚本 | |||||||||
1976 | 春琴抄 監督・脚本 | ||||||||
どんぐりっ子 監督 | |||||||||
エデンの海 監督 | |||||||||
1975 | 絶唱 監督・脚本 | ||||||||
潮騒 監督 | |||||||||
1974 | 伊豆の踊子 監督 | ||||||||
1973 |
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1969 | 夜の牝 花と蝶 監督 | ||||||||
1968 | 残雪 監督 | ||||||||
ザ・スパイダースのバリ島珍道中 監督 | |||||||||
1967 | 夕笛 監督 | ||||||||
陽のあたる坂道 監督 | |||||||||
北国の旅情 監督 | |||||||||
1966 | 白鳥 監督 | ||||||||
絶唱 監督・脚本 | |||||||||
友を送る歌 監督 | |||||||||
哀愁の夜 監督 | |||||||||
1965 | 四つの恋の物語 監督 | ||||||||
悲しき別れの歌 監督 | |||||||||
1964 | 帰郷 監督・脚本 | ||||||||
何処へ 監督 | |||||||||
1963 | 伊豆の踊子 監督・脚本 | ||||||||
雨の中に消えて 監督・脚本 | |||||||||
青い山脈 監督・脚本 | |||||||||
1962 | 若い人 監督 | ||||||||
星の瞳をもつ男 監督 | |||||||||
赤い蕾と白い花 監督 | |||||||||
青年の椅子 監督 | |||||||||
1961 | 草を刈る娘 監督 | ||||||||
闘いつづける男 監督・脚本 | |||||||||
有難や節 あゝ有難や有難や 監督 | |||||||||
1960 | 俺の故郷は大西部 監督 | ||||||||
竜巻小僧 監督 | |||||||||
若い突風 監督 | |||||||||
素っ飛び小僧 監督 | |||||||||
六三制愚連隊 監督 | |||||||||
疾風小僧 監督 | |||||||||
1959 | 無言の乱斗 監督 | ||||||||
風のある道 監督 | |||||||||
若い傾斜 監督 | |||||||||
絞首台の下 監督 | |||||||||
不道徳教育講座 監督 | |||||||||
1958 | 明日を賭ける男 監督 | ||||||||
美しい庵主さん 監督 | |||||||||
永遠に答えず 完結篇 監督 | |||||||||
1957 | 永遠に答えず 監督 | ||||||||
「廓」より 無法一代 監督 | |||||||||
孤独の人 監督 | |||||||||
1956 | しあわせはどこに 監督 | ||||||||
東京の人 前後篇 監督 | |||||||||
牛乳屋フランキー 脚本 | |||||||||
1955 | 生きとし生けるもの 監督 | ||||||||
1952 | 伊豆の艶歌師 監督デビュー | ||||||||
1951 | 天使も夢を見る 助監督 | ||||||||
1918 | 7'1 鳥取県智頭町で誕生 |
スパルタの海 1983 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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霧の旗 1977 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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高利貸し殺しの容疑で逮捕された柳田正夫(関口宏)の無実を信じる妹の桐子(山口百恵)は、高名な弁護士である大塚欽三(三國連太郎)を頼って、九州の片田舎から上京してきた。しかし、大塚はそんな桐子の必死な願いを、高額の弁護料を払えないという理由ですげなく断ってしまった。たまたま事務所に取材にきていた雑誌記者の阿倍啓一(三浦友和)は、大塚の高慢な態度に激しい憤りを感じ、桐子に同情の言葉をかける。やがて正夫は獄死してしまい、桐子は上京し、銀座のホステスとなっていた。彼女を偶然見かけた阿倍は彼女を追いかけるが… 山口百恵&三浦友和主演作の第6作目となった作品で、これまで長く監督を務めていた西河監督作では最後になるコンビ作。1978年邦画興行成績8位。 山口百恵という人物の出し方だが、歌手でありアイドルという割に、声が低く、存在感もやや暗め。それがこの人の売り出し方だったのだが、女優として考えるのならば、これは大きな強味でもあった。この年齢で演技力もあり、更に暗い役も出来る。なかなか希有な存在だったのだが、それを完全に活かすのはなかなか難しくもあり。 本作の場合、その魅力を充分に発揮した作品でもあるのだが、逆にあまりにもはまりすぎて、到底アイドルには見えないという難点もあり。こんな汚れ役まで出来るんだったら純粋に女優として充分にやっていけるよ。 物語も充分だが、三國連太郎があまりにもはまりすぎいるため、肝心の三浦友和の存在感がほとんど無かったのは難点かな?設定もちょっといい加減だったし。もう30分伸ばして、人間性の切り込みを入れていたら…西河監督じゃちょっと難しいか? |
春琴抄 1976 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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明治初めの大阪薬種問屋鵙屋の娘お琴(山口百恵)は、幼少時の病が元で失明して以来、一心に琴の修業を続けており、今や琴の師匠となっていた。そんな彼女をかいがいしく世話する丁稚の佐助(三浦友和)。やがて二人の間には感情の交流が芽生えるが、美しいお琴に恋慕する美濃屋利太郎(中村竹弥)が、「弟子」と称して連日かよってくるようになる。そしてある時利太郎は自分の別荘にお琴を招き、別室でお琴を抱きしめてしまう… 1977年邦画興行成績8位。アイドル映画としてはかなりのヒットを記録しているが、本作は単なるアイドル映画とは違っている。 当時アイドルとして確固たる地位を持っていた山口百恵は女優としても有名な存在だった。80年代になるとアイドル映画はアイドルの存在を示すためだけのどうしようもない作品が連発されるようになるが(山口百恵作品も後半になると酷いものになる)、西川克己監督は頑なに山口百恵を女優として扱ってくれたのが嬉しい所だ。初期の頃はそれでも硬さが残っていたものの、この辺になると流石に貫禄出てきて、難しい役を上手くこなしてる。三浦友和がサポートとしてちゃんと引いていながら、きちんと個性を出しているのが相乗効果を果たしていたと思う。元よりメロドラマ嫌いでありながら、あんまり抵抗なく観られたし。 ラストの“あれ”は観ているだけでも痛すぎて、そればかりが印象に残ってしまうのがちょっと問題だけど。 |
エデンの海 1976 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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瀬戸内海に臨む女子高校に南条(南条豊)という新任教師が赴任した。明るい南条の人柄に生徒たちの人気が集ったが、一人清水巴(山口百恵)だけは反抗的な態度を捨てなかった。だが構内の運動会で二人の仲は急接近。今度はその噂が町中を駆けめぐり、二人は窮地に立たされる… かつて西川克己監督自身が1963年に監督した同名作品のリメイク作。主演に旬の山口百恵を配し、失禁までするという汚れ役に挑戦させた冒険は認めたい。 だけど、それ以外に何を評価したらいいのやら。女子高生役の山口百恵は陰がありすぎて溌剌さが全然感じられず、南条豊の演技はオーバーすぎ。脇のクラスメイト達の発言はステロタイプ過ぎて失笑レベル。物語自体中途半端に古くさい。それこそ1950年代にこれが公開されたとなれば、少なくとも設定的には評価出来るのだが、この時代に作られてしまってはそれ自体出来ず。 はっきり言ってしまって、山口百恵に徹底的に合わない役を演らせたことが失敗だったと。まあ、簡単に言ってしまえばそれだけ。 |
絶唱 1975 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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潮騒 1975 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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歌島の貧しい漁師の青年久保新治(三浦友和)は、島に戻ってきた村一番の金持ちの娘富田初江(山口百恵)に恋する。やがてこの恋は両思いとなるが、それが島の噂となり、初江の父昭吉から二人の交際は禁じられる。そんな時、昭吉の持ち船に新治は乗り組むことになったのだが… 1975年邦画興行成績6位。 三島由紀夫の作品は結構読んでいる。これは「仮面の告白」 「金閣寺」に続いて読んだ作品なのだが、最初の二作があまりに凄まじかったため、この作品には驚かされた。なんでこんなまともな話になるの?なんでハッピー・エンド?お陰でかなり三島由紀夫自身の性格に疑問符が付いてしまった。だが、後になって読み返してみて、そこに極めて醒めた視点が存在していることを知り、納得したものだ。 で、この作品だが、勿論山口百恵と三浦友和というスターを出すためではあったにせよ、下手に小説をいじらず、ナレーションも基本的に原作から離れていなかったため、かなりまともな作品になった。なんだかそれが拍子抜けのような感じ。それでも納得できたから良いか。一応山口百恵のいかにも「標準語ですよ」的喋り方は脇に置いておこう。 |
伊豆の踊子 1974 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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自分自身を癒すため、休暇で伊豆に向かった「私」(三浦友和)はそこで旅芸人の一座と出会う。彼らの生き方に触れて行動を共にするようになった「私」だが、その中にいる踊り子(山口百恵)に心惹かれていく。 1975年邦画興行成績3位。 三浦友和&山口百恵と言うかつてのゴールデン・コンビによる、川端康成原作の映画化。既に何度と無く映画化されている名作だが、この時代のこの二人が演じると初々しくっていいね。 原作にある旅芸人と言う、一般に下層の人間と思われていた者達とエリートの青年との交流と言うミスマッチ。そしてその中で青年が果たして人間性とはなんなのであろうか、と想いを馳せる部分がさりげなく入っているが、山口百恵の描かれ方がちょっと可憐すぎたかな?主題とキャラクター性とのぶつかり合いではキャラクターの方に軍配が上がってしまった感じがする? この映画には何度か手を振る踊り子の姿が描かれているのだが、それぞれよく特徴づけられていて、そこにメッセージ性も感じられる。私としてはやっぱり温泉場で手を振って肌が波打つ所が…(最近考え方がおっさん臭くなってきたな) |
ザ・スパイダースのバリ島珍道中 1968 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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四つの恋の物語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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これまで男で一つで四人の娘を育ててきた三沢平太郎(笠智衆)が定年退職した夜、四人の娘にそれぞれ退職金50万円ずつを手渡し、これからは自分の生活を楽しむと宣言する。50万円を受け取った四人の娘達の金の使い出は様々。かつて結婚に破れた長女一代(芦川いずみ)は喫茶店の経営を考え、次女の二美子(十朱幸代)は婚約者の商売を助けるためにそっくり手渡し、四女の志奈子(和泉雅子)は競馬に使う。一人、三女の三也子(吉永小百合)は丁度その時見知らぬ青年から花束を贈られ、それに動揺していてお金の事など頭になかった…四人の女性を中心とした四つの恋の物語を描く。 それぞれの年代の当時トップ女優を揃えた作品で1965年の邦画興行成績も10位と健闘した。 ただ、作品そのものとして見る限りは、今から観ても今ひとつの感を拭えず。題こそ『四つの恋』なのに、結局吉永小百合ばかりしか出てない。明らかにキャラの偏重だし、それ自体がベタベタのラブコメになってるのがどうにも気にくわない。 豪華なキャラクタだけで売った、良かれ悪かれ無難な作品としか印象が残らず。多分それこそが本作の目的なんだろうけど。 |
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伊豆の踊子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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青い山脈 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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封鎖的な城下町にある女子高校に寺沢新子(吉永小百合)が転校してきた。彼女の奔放な行動は直にクラスメイトの反感へと変わっていくのだが、そんなある日、英語教師の島崎雪子(芦川いずみ)の所に新子が一通のラブレターを持って来た。どうやらこれはクラスの誰かのいたずらだと分かったが、正義感の強い雪子は徹底的に究明しようと言い出す。そしてその事をクラスで明らかにするのだが、ラブレター犯人の松山浅子は、これは新子に対する懲らしめだと開き直る。新子が休みの日に男の子とキスしていたからと言うのだった。やがてこの事件はクラスのみならず、学校を超える騒ぎへと発展していく… 石坂洋次郎原作の二度目の映画化(一回目は今井正監督による『青い山脈』(1949))。底抜けに明るく、恋愛至上主義を歌い上げた作品で、ヒロインに吉永小百合を迎え、1962邦画興行成績も10位と健闘した。 本作はそもそも暗い戦時中を生きてきた著者が敗戦後、新しい価値観が入り込んできたのをいち早く捕らえた作品なのではないかと思うのだが、ここで描かれる恋愛というのは、実際のものとは到底思えない。机の前でひねり出した頭の中で思い描いた恋愛の形なのではないだろうか? つまるところ、この作品にリアリティは全く感じられないのだ。時代としても内容そのものは全く考慮されておらず、話自体も狂言回しのようにしか思えず。 ただ、それで面白くないか?と言われると、決してそうでもないところが面白い。 物語そのものは馬鹿げているとしても、キャラクタの使い方が面白いし、どこまでキャラを魅力的に撮れるか、そこに特化している。その割り切り方が逆に心地良さを感じさせてくれる。可憐な役が多い吉永小百合がここではかなり蓮っ葉な役柄を好演していたのと、高橋英樹が珍しい真面目役を演じてるのも興味深い。 観ていてなんか背中が痒くなるような恥ずかしい演出も、きっとキャラクタへの思い入れを深めるためだったんだろう…観ていて結構キツかったんだけどね。 あんまり関係はないけど、『うる星やつら』で竜之介の父ちゃんがいつも「海が好き〜〜〜」と叫んでいるのはここから取ったという事が分かっただけでも私には収穫。 |
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若い人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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赤い蕾と白い花 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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草を刈る娘 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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俺の故郷は大西部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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