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鳥海永行

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鑑賞本数 合計点 平均点
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2009 1'23 死去
2008 しましまとらのしまじろう(16Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
2007 しましまとらのしまじろう(15Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
2006 しましまとらのしまじろう(14Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
2005 しましまとらのしまじろう(13Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
2004 しましまとらのしまじろう(12Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
2003 しましまとらのしまじろう(11Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
2002 しましまとらのしまじろう(10Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
2001 しましまとらのしまじろう(9Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
旋風の用心棒<TV> 構成・原案
2000 しましまとらのしまじろう(8Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
1999 しましまとらのしまじろう(7Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
魔装機神サイバスター<TV> 監修
1998 しましまとらのしまじろう(6Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
アニメ!! ピンカと海のお友達<TV> 監督
1997 しましまとらのしまじろう(5Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
1996 しましまとらのしまじろう(4Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
1995 しましまとらのしまじろう(3Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
1994 しましまとらのしまじろう(2Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
1993 しましまとらのしまじろう(1Y)<TV> 総監督・シリーズ構成
1992
1991 夢枕獏 とわいらいと劇場<OVA> 監督
満ちてくる 時のむこうに<TV> 監督
1990 雲のように風のように 総監督
1989 ADVANCED SAGA 沙羅曼蛇 ゴーファーの野望<OVA> 監督
バオー来訪者<OVA> 監修・絵コンテ
1988 BASIC SAGA 沙羅曼蛇 瞑想のパオラ<OVA> 監督
1987 バリバリ伝説 監修
沙羅曼蛇<OVA>
LILY-C.A.T リリィ・キャット<OVA> 監督・原作
1986
1985 エリア88 監督
エリア88<OVA> 監督
1984 星銃士ビスマルク<TV> 企画
1983 DALLOS<OVA> 原案・脚本
1982 ニルスのふしぎな旅 劇場版 総監督
太陽の子エステバン<TV> 総監督・演出・絵コンテ
1981 宇宙戦士バルディオス 総監督
1980 宇宙戦士バルディオス<TV> 監督
ニルスのふしぎな旅
<A> <楽> 総監督
wiki
1979
ザ★ウルトラマン
<A> <楽> 監督
wiki
1978 科学忍者隊ガッチャマン 監督
1976 ゴワッパー5ゴーダム<TV> 総監督
1974 破裏拳ポリマー<TV> 総監督
科学忍者隊ガッチャマン(3Y)<TV> 演出
1973 科学忍者隊ガッチャマン  演出
科学忍者隊ガッチャマン 電子怪獣レンジラー 演出
科学忍者隊ガッチャマン(2Y)<TV> 演出
1972 樫の木モック<TV> 演出
科学忍者隊ガッチャマン(1Y)<TV> 演出
1971 昆虫物語 みなしごハッチ お月さまのママ 演出
1969 紅三四郎<TV> 演出
1967 おらぁグズラだど<TV> 演出

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ニルスのふしぎな旅 1982

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田口成行
中原朗(脚)
小山茉美
安原義人
山崎唯
寺島信子
松島みのり
水鳥鉄夫
安達忍
はせさん治
千葉繁
田中秀幸
玄田哲章
松金よね子
滝沢久美子
八奈見乗児
津嘉山正種
池田昌子
三輪勝恵
よこざわけい子
新穂洋子
緒方賢一
富山敬
宮内幸平
槐柳二
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
科学忍者隊ガッチャマン 1978

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鳥海尽三
陶山智
鳥海永行(脚)
森功至
佐々木功
杉山佳寿子
塩屋翼
兼本新吾
大平透
寺島幹夫
田中信夫
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 アンドロメダ星雲で起こった星間戦争はやがて銀河に飛び火。セレクト星から太陽系に送り込まれた総裁Xはギャラクターを組織し、ベルク・カッツェに命じて地球に攻撃を加える。一方地球側では国際科学技術庁の南部博士により結成された科学忍者隊が合体巨大戦闘機ゴッド・フェニックスに乗り込み、ギャラクターの攻撃兵器に敢然と立ち向かうのだった。
 元々「ガッチャマン」は1972年から74年にかけて放映されたTVシリーズで、当時アニメ会社の代表とも言えるタツノコプロの総力を結集して作り上げた本格SFアニメとして有名となった。いわゆるオタクの第一世代を作ったのが本作と「宇宙戦艦ヤマト」。日本におけるSFアニメの先駆けと言えるだろう。
 既に省略傾向にあった人間の顔に
涙腺まで描くという細かくて濃い人物描写と、それぞれ個性的な主人公達。ギミック付きのメカニック。SF的どんでん返しを旨とするストーリー運びなど、今から考えても素晴らしい作品だったといえるだろう。
 ただ、それだけ大変だったのは確かだそうで、なんでも延べにして当時のアニメ一本にかかる時間の倍がかけられたそうだし、毎週毎週の物語を作るだけでスタッフはもの凄く消耗したという。しかもそれを丸二年もやったため、終了後、タツノコではもうSFは作りたくない。という意見が主流を占め、しばらくの間封印されていた。
 それで5年ほど経って、そろそろ。ということもあってか続編が作られることとなったのだが、既に大分時間も経過していたため、そのおさらいも含めて劇場公開されたのが本作。なんせ製作総指揮として岡本喜八が入っているくらいだから、その力の入れようも分かろうというもの。
 本作は完全新作ではなく、テレビのエピソードを取り上げて作られた総集編的作品なのだが、なかなか思い切った方法を使っている。二年間の物語(ほとんどが単発)を連ねていくのではなく、TVで使われた印象的なエピソードを上手くつなぎ、一本の映画として作ったと言うこと。
 「ガッチャマン」を語る際、どうしても避けて通れないのがコンドルのジョーの死が描かれた最終回で、これを入れるのはもちろんだが、それ以外に重要な物語として、主人公大鷲の健は孤児として育っていたという設定がある。ところが実は健には父親がいたというエピソードがあった。この話は何話かに渡って作られ、健が敬愛するヴェテランパイロットの登場→共闘しながら、戦いに対するプロフェッショナルな割り切り方に反発を覚えていく→父親である事が発覚→父の死。という一連の物語となっていた。そのエピソードを取り出して物語の中核に据えている。
 お陰で健とジョー以外のキャラは割を食ってほとんど目立たなくなったが、物語はちゃんと一貫性のあるものとして仕上げられて見応えも結構ある。ストーリーのつなぎも良いので挑戦の割には上手く言った作品だろう
(勿論健とジョー以外のファンは不満だろうけど)
 ただ惜しむらくはブレイク中に映画が出来た『宇宙戦艦ヤマト』(1977)とは異なり、映画放映の時機を逸してしまったことだろうか?たいして話題にならなかったし。出来が結構良いので、これを埋もれさせるのは勿体ない。

 以下は雑学。
 ガッチャマンの語源は実はよく分からない。企画段階で「ガジェットマン」が変わったとも、色々詰め込んだから「ガッチャ」だからとも、読売広告社の専務松山貫之が語呂が良いと言うだけでたまたま言った言葉が始まりとも。
 本作は天野喜孝がキャラデザインのメイン、大河原邦夫がメカニックデザイン。二人とも後に大ブレイクする事になるが、以降のタツノコの作品はこの二人がメインになって作られていくようになる。二人にとっても本作は出世作となった。
 当初ゴッドフェニックスは5体が合体して完全な戦闘機になるという完全合体として考えられていたが、リアリティに徹する。という吉田社長の厳命で、スポンサー側の要求を突っぱねた。これが成功していたら「ゲッターロボ」以前の合体変形メカになっていた。
 本作の後でTVシリーズの
「II」が作られることとなったが、視聴率的には伸び悩んだ。しかしこれを観てアニメ制作に興味を持ってタツノコに入社した人間がいた。その名を押井守という。
 やっぱり本作は
日本のアニメ史上重要な作品と言えるだろう。

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