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_(書籍) _(書籍) |
1981 | 11'5 死去 | |
1980 | ||
1979 | ||
1978 | ||
1977 | ||
1976 | ||
1975 | ||
1974 | ||
1973 | ||
1972 | ||
1971 | ||
1970 | ||
1969 | ||
1968 | ||
1967 | ||
1966 | ||
1965 | ||
1964 | ||
1963 | ||
1962 | 三百六十五夜 監督・脚本 | |
長脇差(ながドス)忠臣蔵 監督・脚本 | ||
民謡の旅・桜島 おてもやん 監督・脚本 | ||
愉快な仲間 監督・脚本 | ||
べらんめえ芸者と大阪娘 監督・脚本 | ||
南太平洋波高し 監督・脚本 | ||
1961 | 銭形平次捕物控 夜のえんま帳 監督・脚本 | |
喧嘩富士 監督・脚本 | ||
進藤の社長シリーズ 続次郎長社長と石松社員 監督・脚本 | ||
水戸黄門海を渡る 監督 | ||
ひばり民謡の旅 べらんめえ芸者佐渡へ行く 監督・脚本 | ||
悪魔の手毬唄 監督・脚本 | ||
1960 | 二人の武蔵 監督・脚本 | |
越後獅子祭 監督・脚本 | ||
おさい権三 燃ゆる恋草 監督・脚本 | ||
源太郎船 監督・脚本 | ||
風来物語 あばれ飛車 監督・脚本 | ||
天下御免 監督・脚本 | ||
1959 | 蛇姫様 監督・脚本 | |
女の教室 監督・脚本 | ||
荒海に挑む男一匹 紀の国屋文左衛門 監督・原案・脚本 | ||
暴風圏 監督・脚本 | ||
風来物語 仁侠篇 監督・脚本 | ||
晴れ姿勢揃い 剣侠五人男 監督・脚本 | ||
1958 | アンコールワット物語 美しき哀愁 監督・原作・脚本 | |
忠臣蔵 監督・脚色 | ||
天竜しぶき笠 監督・脚本 | ||
天保水滸伝 監督・脚本 | ||
女ざむらい只今参上 監督・脚本 | ||
おこんの初恋 花嫁七変化 監督 | ||
日蓮と蒙古大襲来 監督・脚本 | ||
伊賀の水月 監督・脚本 | ||
大暴れ東海道 監督・脚本 | ||
1957 | ひばりの三役 競艶雪之丞変化 後篇 監督 | |
ひばりの三役 競艶雪之丞変化 前篇 監督 | ||
修羅八荒 猛襲伏魔殿 監督・脚本 | ||
修羅八荒 薩多峠の剣陣 監督・脚本 | ||
明治天皇と日露大戦争 監督・原案 | ||
ひばりの三役 競艶雪之丞変化 後篇 監督・脚本 | ||
ひばりの三役 競艶雪之丞変化 前篇 監督・脚本 | ||
妖雲里見快挙伝 解決編 監督 | ||
1956 | 続勤王?佐幕?女人曼陀羅 監督 | |
勤王?佐幕?女人曼陀羅 監督 | ||
はりきり社長 監督 | ||
続隠密七生記 龍攘虎搏の決戦 監督 | ||
隠密七生記 剣雲碓氷峠の乱陣 監督 | ||
森繁の新婚旅行 監督 | ||
あばれ行燈 監督・脚本 | ||
妖雲里見快挙伝 監督 | ||
鬼姫競艶録 監督 | ||
怨霊佐倉大騒動 監督・脚本 | ||
1955 | 関の弥太ッペ 監督 | |
森繁のデマカセ紳士 監督 | ||
わが名はペテン師 監督 | ||
森繁のやりくり社員 監督 | ||
のんき裁判 監督・脚本 | ||
森繁の新入社員 監督 | ||
隠密若衆 監督 | ||
花嫁立候補 監督 | ||
恋天狗 監督 | ||
やんちゃ娘行状記 監督 | ||
1954 | 決戦天の橋立 監督 | |
旗本退屈男 謎の怪人屋敷 監督 | ||
お坊主天狗 後篇 監督 | ||
お坊主天狗 前篇 監督 | ||
重盛君上京す 監督 | ||
鳴門秘帖 後篇 監督 | ||
鳴門秘帖 前篇 監督 | ||
巷説荒木又右衛門 暁の三十八人斬り 監督 | ||
ウッカリ夫人とチャッカリ夫人 やりくり算段の巻 監督 | ||
続南国太平記 薩南の嵐 監督 | ||
南国太平記 前篇 監督 | ||
犬神家の謎 悪魔は踊る 監督 | ||
1953 | べらんめえ獅子 監督 | |
日輪 監督 | ||
さすらいの湖畔 監督・脚本 | ||
亭主の祭典 監督 | ||
大菩薩峠 第三部 監督・脚本 | ||
大菩薩峠 第二部 監督・脚本 | ||
大菩薩峠 甲源一刀流の巻 監督・脚本 | ||
午前零時 監督 | ||
神変あばれ笠 後篇 監督 | ||
神変あばれ笠 前篇 監督 | ||
1952 | 飛びっちょ判官 監督・脚本 | |
芸者ワルツ 監督 | ||
続チャッカリ夫人とウッカリ夫人 監督 | ||
はだか大名 後篇 監督 | ||
はだか大名 前篇 監督 | ||
チャッカリ夫人とウッカリ夫人 監督 | ||
水戸黄門漫遊記 第二部 伏魔殿の妖賊 監督 | ||
水戸黄門漫遊記 第一部 地獄の豪賊 監督 | ||
落花の舞 監督 | ||
1951 | 殴られた石松 監督 | |
のど自慢三羽烏 監督 | ||
歌う野球小僧 監督・脚本 | ||
伊豆物語 監督 | ||
快傑鉄仮面 監督 | ||
1950 | 裸女の愁い 監督・製作・脚本 | |
女三四郎 監督・製作・脚本 | ||
いれずみ判官 落花対決の巻 監督 | ||
いれずみ判官 桜花乱舞の巻 監督 | ||
かっぽれ音頭 監督 | ||
エノケンの八百八狸大暴れ 監督・脚本 | ||
1949 | エノケン・笠置のお染久松 監督・脚本 | |
エノケン・大河内の旅姿人気男 監督・脚本 | ||
異国の丘 監督・脚本・製作 | ||
エノケンの拳闘狂一代記 監督・脚本 | ||
鍋島怪猫伝 監督 | ||
1948 | 歌ふエノケン捕物帖 監督・脚本 | |
続向う三軒両隣り スタコラ人生の巻 監督 | ||
向う三軒両隣り 白百合の巻 監督 | ||
エノケンのホームラン王 監督 | ||
あの夢この歌 監督・脚本 | ||
1947 | 誰か夢なき 後篇 監督・脚本 | |
誰か夢なき 前篇 監督・脚本 | ||
1946 | 麗人 監督 | |
1945 | ||
1944 | ||
1943 | 決戦の大空へ 演出 | |
音楽大進軍 監督 | ||
1942 | ||
1941 | ||
1940 | 熱砂の誓ひ 演出・原案・脚本 | |
新妻鏡 後篇 監督・脚本 | ||
新妻鏡 前篇 監督・脚本 | ||
1939 | 白蘭の歌 演出 | |
1938 | ||
1937 | ||
1936 | ||
1935 | あばれ行燈 監督 | |
1934 | ||
1933 | ||
1932 | ||
1931 | ||
1930 | ||
1929 | ||
1928 | ||
1927 | 建国史 尊王攘夷 助監督 | |
1926 | ||
1925 | ||
1924 | ||
1923 | ||
1922 | ||
1921 | ||
1920 | ||
1919 | ||
1918 | ||
1917 | ||
1916 | ||
1915 | ||
1914 | ||
1913 | ||
1912 | ||
1911 | ||
1910 | ||
1909 | ||
1908 | ||
1907 | ||
1906 | ||
1905 | ||
1904 | ||
1903 | ||
1902 | ||
1901 | ||
1899 | 6'3 三島市で誕生 |
南太平洋波高し | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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喧嘩富士 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ひばり民謡の旅 べらんめえ芸者佐渡へ行く | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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悪魔の手毬唄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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二人の武蔵 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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蛇姫様 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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忠臣蔵 1958 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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江戸城松の廊下で浅野内匠頭(市川雷蔵)が吉良上野介(滝沢修)の刃傷に及んだため、赤穂藩は取りつぶしとなり、内匠頭は切腹を命じられてしまう。その後始末をする家老大石内蔵助(長谷川一夫)は、密かに家臣を呼び寄せ… 言うまでもない、日本の誇る歌舞伎演目「仮名手本忠臣蔵」の映画化作。日本を代表する作品だけに、これまでにも何作もの映画が作られてきたが、その中で最も娯楽性が高いと言われる人気作。1958年邦画興行成績でも堂々の1位を記録している。 なんせ大映の看板スター長谷川一夫に市川雷蔵、鶴田浩二、勝新太郎、女優陣にも京マチ子、山本富士子、木暮実千代、淡島千景、若尾文子といった当時のトップスターを起用しており、まさに絢爛豪華な作品に仕上げられている。 本作の特徴というか、最大の売りは、「ド定番」という点だろうか。 良くも悪くも映画が娯楽の中心だった時代。社会のあれこれとは無縁で、映画館の中では日常を離れた楽しさを提供していた、そんな時代に作られていた作品なので、何の衒いもなく浪花節的な物語が作れる。それはそれで作り手としても、観客としても幸せな時間だったのかも知れない。内容で泣かせられ、それで活力を得ていく。それで充分。映画の役割というのはそこにあったのだから。それ以上を求める必要は無い。 そして大スター達が渾身の演技でそれに応える。これは本当に幸せな時間だろう。 まさにこの時代というものを良く表した作品と言える。 |
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明治天皇と日露大戦争 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日清戦争後、中国東部および半島を巡って日本とロシアが対立していた。交渉も上手くいかず、ロシアの暴虐を前に国内の対露開戦の声が大きくなり、天皇はついに戦争を決意する。困難な戦いになる事は分かっていたものの、その苦難は並大抵のことではなかった… 1946年に始まった東宝争議によって誕生した新東宝は、組合活動により映画製作が出来なくなってしまった東宝に嫌気が差した十人の旗の会と呼ばれる役者達が東宝を脱退して、自分たちの好きな映画を作ろうという旗印の下に作られた。金はなくとも情熱はあると言う事で、かなり自由な作風で映画が作られ続けた。 具体的に言えば、他の製作会社が戦後民主主義の観点に立っての作品作りを強いられたのに対し、新東宝はそこにこだわる必要が無かったと言う事である。 その自由さを最も顕著に表したのが本作と言う事になる。組合活動が強い東宝では、明治天皇を主演に、しかも日本の勝利を描いた映画は作ることが出来なかったし、何より、どんな映画会社も天皇を役者に演じさせることに二の足を踏んだから。二重の枷を見事に打ち破り、映画にしたと言うその一事で本作は最高に評価されるべきだろう(ただし批評筋からは戦後民主主義の思想とは相容れない反動的な映画とされる)。 実際、本作こそが、映画のタブーを打ち破った快挙を成し遂げたのだから。それもあってのことだろう。1957年邦画興行成績1位。配給収入5億4300万円という当時の日本映画界における過去最高記録を樹立した。 そんな事は基本知識にあったので、機会あったら観てみたいと思っていたのだが、2010年代になって、数多くの戦争物が普通にソフト化されるようになり、テレビ放映もされるようになって、ようやく観る事が出来るようになった。 さてその出来ではあるが、申し訳ないけど「普通」。もっと悪く言えば、しょぼい。特に特撮的な部分では、他の戦争物と較べてもどうしても弱い。 これはエポックメイキングな作品の常だ。道を切り拓いた作品は、当時の空気を知ることなしに理解できないし、その後にこの作品を踏み台にして作られたもっと演出力の高い作品の方を先に観てしまっている以上、演出の弱さしか観ることができないものだ。 ただ本作単体で面白い部分はある。 日露戦争という大きな事態を前にして現場や政治ではなく、天皇の決断という点に重点を置いたことだろう。勿論画面の見栄えや盛り上げのために戦争のシーンはあるし、会議のシーンとかもかなりあるにせよ、あくまで主人公として天皇がどう決断したかを中心に持っていった。そのため、他の作品とは違った部分に見所があって、それが作品の個性になってたから。現代からすれば、その個性を楽しめるかどうかが本作の評価の分かれ目と言う事になろうか。 尚、本作で明治天皇を演じた嵐寛寿郎は、この役を演じることに非常に慎重だったそうだ。戦前の人だから、こんな役は不敬罪と思ってるだろうし、そんな恐れ多いことを役者がやったということで、暗殺の可能性だってあったわけだから。しかもこの成功に味を占めた新東宝は次々と天皇役をアラカンに振り、そのため他の役が来なくなってしまったとか… |
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熱砂の誓ひ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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白蘭の歌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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