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タイトル | |||||||||||||||||||||||||||
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リボルバー 青い春 2003 | |||||||||||||||||||||||||||
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毎日退屈な高校生活を送るオサム、コージ、タツトシの三人の前に、ある日突然小学生が現れ、三人に地図を渡す。その地図に記された印の場所を掘ってみると…そこに現れたのは、一挺の拳銃だった。何のために自分たちにこんなものを探させたのか…三人の考えることは、これによって退屈な日常が変わるかも知れない。というものだったが… 松本大洋による同盟漫画の映画化作品。この作品は映像作家の創作意欲を喚起させるようで、松田龍平主演の『青い春』(2002)に続いての映像化となる。 本作はストーリー上原作にかなり忠実に作られているのが特徴で、原作ファンとしてはこれは喜ばしいのだが、ただ残念ながら登場人物の存在感が漫画版に遠く及ばない。原作の泥臭さというか、生臭さが消え、いかにも現代風の軽い人物描写ばかりが目立つため、そこがちょっと残念。 原作は、現代風でありながら、その人物描写は現代の風潮にどうしても乗り切れない高校生達が主人公だったので、そのギャップが楽しかったんだが。 原作の設定を残した別物の作品として考えるなら、楽しめる作品だと思うが、原作の強烈な印象が記憶にある人には物足りない作品として映るだろう。 |