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放送動画制作

Wikipedia 日本のテレビ映画の制作会社、とりわけアニメーション制作会社として知られる企業である。『官報』には株式会社放送動画製作と記載されている。

1972年に「株式会社大日」(だいにち)に商号変更し、テレビ・ラジオCMなどの制作会社として存続。2006年に毎日放送が保有していた株式20%を電通テックに売却した。
経緯
1966'2'2 毎日放送がおそ松くんで製作に参入し、株式会社放送動画制作を設立する
1967 自社製作のアニメとしてかみなり坊やピッカリ・ビーを制作する
1968 ファイトだ!! ピュー太の放映後、同社のアニメーション制作スタッフは解散
雑感
<A> <楽>
劇場作品
テレビアニメ
かみなり坊やピッカリ・ビー
ファイトだ!! ピュー太
テレビアニメ

ファイトだ!!ピュー太

ファイトだ!! ピュー太
<A> <楽>
放映日時 1968'4'6〜9'28
Wikipedia NET(現・テレビ朝日)系列局で放送されていたテレビアニメである。毎日放送と放送動画制作の共同製作。雪印乳業(現・雪印メグミルク)の一社提供。全26話。放送時間は土曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。モノクロ作品。
概要

ムロタニツネ象の漫画作品『ドクター・ツルリ』[1]をテレビ向けに脚色した作品である。発明が得意な主人公・今野ピュー太が毎回祖父のツルリ博士と変わったメカを開発し、ライバル発明家のワルサー7世とその助手のブレーキと対決する。反戦、水爆、米ソ問題、土地買収問題、デモ、アメコミ、サイケデリックアートなどの世相・風俗ネタが取り入れられており、洋画作品や他のアニメ作品のオマージュやパロディ、動画をコマ送りしなければ分からないような一瞬のギャグもある。

エンディングの冒頭は次回予告も兼ねた形になっているが、本放送時には流れる映像に生で予告のテロップとナレーションを入れるという手法[2]を採っていた。そのため、現存するフィルムにはそのどちらも入っていない。また、次回予告の無い最終回ではエンディングの冒頭からクレジットが入り、演出担当の近藤英輔の名が最後に枠内[要説明]へと入っていく演出がある。それ以外の回では、ドラムを演奏中のブレーキが最後に「また来週、お会いしましょう!」という締めの台詞で番組は終了する。

作品制作を請け負っていた放送動画制作のアニメーション製作部は本作を最後に解散し、1972年には「大日」に社名変更してテレビコマーシャルなどの制作会社として活動することになるが、後に社員の一部がオフィス・ユニを設立し、同じく毎日放送で放送されていたミニアニメ『キリンものしりシリーズ』の中期以降の作品制作を請け負っていた。
個人的感想
ジャンル 発明(SF)
原作
ドクター・ツルリ <A> <楽>
ムロタニツネ象 (検索) <A> <楽>
スタッフ
新井豊 脚本
伊東恒久 4,8,16~18話脚本
宇田川一彦 8話演出
北川令 19話脚本
草川隆 10話脚本
クニ・トシロウ(白石邦俊) 演出・脚本
倉橋孝治 10話演出
小華和為雄 11,19話演出
近藤英輔 4,7,14,26話演出
佐脇徹 12話脚本
鈴木良武 1,3,5,6,13,15,21,22,24,25,26話脚本
瀬山義文 17話演出
竹内大三 15,18,24話演出
永沢詢 23話脚本
23話演出
永沢まこと 3話演出
彦根のりお 2,6,13,25話演出
平田敏夫 21話演出
正延宏三 9,16話演出
光延博愛 1,12,22話演出
吉川惣司 5話演出
吉田秀子 11話脚本
吉田喜昭 2,7,9,14話脚本
協力会社

かみなり坊やピッカリ・ビー

かみなり坊やピッカリ・ビー
<A> <楽>
放映日時 1967'4'11968'3'30
Wikipedia 原作はムロタニツネ象の漫画『ビリビリ・ビート』(小学館『週刊少年サンデー』掲載)。不思議な力を持つ子供ピッカリビーが巻き起こす騒動を描く。また本作品の放送に合わせ、同じくムロタニによる漫画作品『ピッカリ・ビー』も、講談社の漫画雑誌『ぼくら』に連載されていた。

番組は2部構成となっており、1967年10月14日放送分までは前半Aパートと後半Bパートとで別のエピソードを放送。翌10月21日放送分からは、新作エピソードの放送は基本的にAパートのみで行い、Bパートには1 - 2クールまでに放送したエピソードを流すというスタイルへ移行したが、一部の話数ではBパートも使って新作を放送するケースもあった。

前番組の『おそ松くん』(アニメ第1作)は子供たちに人気を博していたが、原作のストックが底をついた上に視聴者の親からワースト番組のレッテルを貼られ、番組スポンサーにも抗議が来た。この状況を危惧した毎日放送は会議の結果、後番組は健全な路線で行くことを決定し、ムロタニの『ビリビリ・ビート』が題材に選ばれた。結果的に、本作品はターゲットを小学校低学年までの層に絞った作品となり、さらに本作品と同様にムロタニが原案として参加した次番組『ファイトだ!!ピュー太』は、本作品とは対照的な世相・流行ネタをも取り入れたスラップスティックギャグアニメになった。ムロタニの話によると『ファイトだ!!ピュー太』より本作品の方が自分の作品に近いとのことであるが、他方で主人公のビーをもう少し悪い子にすれば良かったとも述べている。
個人的感想
ジャンル こども(コメディ)
原作
ビリビリ・ビート <A> <楽>
ムロタニツネ象 (検索) <A> <楽>
スタッフ
新井豊 脚本
上野寿夫 演出
岡迫亘弘 演出
小川健一 脚本
おぎわらやすひろ 脚本
クニ・トシロウ(白石邦俊) 演出・脚本
倉橋孝治 演出
小宮敬 脚本
近藤英輔 演出
斎藤博 演出
沢西樹 演出
鈴木欽一郎 演出
鈴木良武 脚本
竹内大三 演出
出崎統 演出
西浩二 演出
彦根範夫 演出
畑中国明 脚本
林政行 演出
広山明志 脚本
松本力 脚本
光延博愛 演出
ムロタニツネ象 脚本
吉田喜昭 脚本
協力会社

タイトル

タイトル
<A> <楽>
放映日時
Wikipedia
個人的感想
ジャンル
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
スタッフ
協力会社