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超電子バイオマン

超電子バイオマン事典
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1984'2'4〜1985'1'26 

 スーパー戦隊第8作。これまで続いていたシリーズのマンネリの打破を図り、特に敵との戦いに個性を持たせた作品。従来等身大で戦った敵が巨大化するのが定番だったが、等身大の敵を固定し、決まった敵が入れ替わり立ち替わり登場させた。敵の数が限られるため、その分敵のドラマがかなり深まっている。三人の幹部が手柄を争うのはともかくとして、時として敵組織内で裏切り行為があったり、使えなくなった味方を容赦なく切り捨てたりと、かなりハードな展開となっている。後半に登場した反バイオ戦士のバイオハンターシルバの人気も高い。
 戦隊メンバーのネーミングも「色+数」というパターンで、ヒーローの名前に戦隊の名前が付かない珍しい構造をとっている(ブルースリーという名前を使いたかっただけなのでは?とも当時言われていた)。
 殉職によってメンバーが欠けるという事態を起こしたがこれは小泉ミカ役の矢島由紀が突然失踪してしまったためという。そこで急遽新たなメンバーを加えることとなったそうだ。殉職によってオリジナルメンバーが欠けるのは本作が最後となった。

主な登場人物
郷 史朗
レッドワン
(役)阪本良介。現坂元亮介。日本舞踊の師範が本業。
 レッドワンに変身するバイオマンのリーダー。直情的なところはあるが、正義感溢れる青年。戦略家でもあり、作戦立案などもほぼ一人で行っている…ピーボが役に立たないからという話もあるが。
高杉真吾
グリーンツー
(役)太田直人。代表作は本作。芸能界を引退して実業家になった。
 グリーンツーに変身する青年。カーレーサーだったこともああって機械に強く、力持ち。サブリーダーとしてレッドワンのサポートが多かった。
南原竜太
ブルースリー
(役)大須賀昭人。本作が代表作。JACで主にスタントを担当していた。後に役者は引退。
 ブルースリーに変身する青年。いつも冷静な発言をしているが、戦いとなると率先して敵に当たる熱血漢でもある。漁師の家系に生まれたためか、マリンスポーツが得意。
小泉ミカ
イエローフォー
(役)矢島由紀。初代イエローフォー。本作の撮影を進めている中、突然失踪してしまい、以降消息不明となる。
 イエローフォーに変身する女子。先祖のくノ一がバイオ粒子を浴びた。亡くなった兄の夢を叶えるため、カメラマンとしてアフリカに行くことを夢観ており、当初はバイオマンの一員になることも拒否していた。10話でメイスンのバイオキラーガンの攻撃を受けて致命傷を受けて死亡。イエローフォーの姿のまま葬儀が行われた。
矢吹ジュン
イエローフォー(二代目)
(役)田中澄子。JAC出身の女優。当時短大生。
 二代目イエローフォー。先祖はバイオ粒子を浴びていたが、新帝国ギアの侵略が始まった時にはイギリスにいたため選ばれなかった。初代イエローフォーの小泉ミカの死亡により、二代目に選ばれる。
桂木ひかる
ピンクファイブ
(役)牧野美千子。本作がほぼデビュー作。25歳で引退して結婚。家業の佃煮屋を継いだ。
 ピンクファイブに変身する女性。フルートを奏でる心優しい女性で、戦いもあまり得意ではなかったが、ミカの死から徐々に戦士としての自覚が大きくなっていく。
ピーボ (声)太田淑子。これまでクレクレタコラなどを担当。
 バイオロボのサポートロボット。バイオロボと共に地球に来て、長く機能を休止していた。バイオマンの良きサポートだが、精神的には子どもと同じで、精神的に追いつめられると駄々っ子のようになってしまう。
ドクターマン (役)幸田宗丸。テレビ番組を中心としたバイプレイヤーとして活躍。特撮では「仮面ライダースーパー1」の玄海老師役。
 新帝国ギアの首領にしてギア唯一のサイボーグ。本来は狂える天才科学者蔭山秀夫であり、全ての人類を超える存在を自認している。だが、人間であった頃の家族への執着ゆえ失敗を犯し、それを恥じて完全な機械人間に体改造する。
メイソン (役)中田博久。東映映画ではお馴染みの役者。悪役が多かったが、「キャプテンウルトラ」では主人公のキャプテンを演じた。
 新帝国ギアの幹部の一人でリーダー格。知的な作戦を得意とし、作戦によって部下を変えて臨機応変に対応するが、毎度詰めが甘い。
ファラ (役)飛鳥裕子。当時悪役中心に演じていた。本作の出演が機となり黒崎輝と結婚する。
 新帝国ギアの幹部の一人で紅一点。常にファラキャットを伴って作戦を行う。狡猾な作戦が得意だが、割とすぐに力技になる。
モンスター (役)ストロング金剛。元プロレスラー。役者として最も有名な出演作は本作となる。
 新帝国ギアの幹部の一人。パワータイプの戦士で猪突猛進を旨とする。他の幹部とは異なり、ジュウオウを偏愛し、時に命を賭けてジュウオウを守ろうとすることもある。
ファラキャット (役)大島ゆかり。JAC在籍のアクションスター。後に香港に活躍の場を移し、シンシア・ラスターと名乗る。
 常にファラに従う女性の拳法使い。おそらくはサイボーグだが、言及は無かった。
メッサージュウ (声)八代駿。「仮面ライダー」で幾多の怪人を演じた有名声優。
 ジューノイド五人衆の一体。翼竜のような姿で、翼を使った高速移動と正々堂々と戦う事を信条にしている。メタルガスのパワーアップに耐えきれずに処分にさせられてしまった。
サイゴーン (声)山下啓介。俳優兼声優。仮面ライダーでは多くの怪人の声を当てた。
 ジューノイド五獣士の一体。回転する三つの顔を持つジューノイド。瞬間移動能力を始めとした様々な超能力を用いる。
ジュウオウ (声)安西正弘。主に洋画吹き替えで活躍した声優でジョン・キャンディのフィックス。特撮では本作が代表作。
 ジューノイド五獣士の一人。直情的な力自慢で、特にモンスターに気に入られ、ほぼ専属の部下で、本人もモンスターを「オヤビン」と呼んで慕っている。
メッツラー (声)伊沢弘。俳優としてはコメディ男優として有名で、「ライオンのいただきます」ではヒロシ&チーボーのチーボー役。声優でも明るい役が多かった。特撮では俳優として「超星神グランセイザー」のラモン役を演じた。
 ジューノイド五獣士の一人。フードに包まれた頭部に一つ目が特徴で、右手にレイピアを持ち、左手がパワーアームとなっている。目から怪光線を発し、更に肉体を液体化したり、瞬間移動も出来るなど、多彩な能力を持つ。初期はファラの作戦の元、ファラキャットと行動することが多く、後にファラの直属となる。
アクアイガー (声)永井寛孝。本業は舞台俳優。
 ジューノイド五人衆の一人。ピラニアのような頭部を持ち、水中戦を得意とする。メタルガスの試練に耐えきれずに爆死した。
プリンス
蔭山秀一
(役)井浦秀智。「大戦隊ゴーグルファイブ」のコンボイのリーダー上田達也や、「仮面ライダースーパー1」のジュニアライダー隊員など、子役として東映特撮で活躍した。特救指令ソルブレインではソルブレインのサポート役増田純など。
 ドクターマンが連れてきた新幹部。リーダーとして冷徹にして非情。実はドクターマンの息子蔭山秀一をモデルに作られたロボット。
バイオハンター・シルバ (声)林一夫。声優・俳優。代表作は「伝説巨人イデオン」のギジェ・ザラル。特撮では主に怪人の声を演じていた。
 
メカクローン  新帝国ギアの戦闘員。人間に化けることもあるが、顔が取れると機械の顔が出てくる。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 謎の巨大ロボ出現

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 狂気の科学者ドクター・マン率いる新帝国ギアを率いて地球攻略に乗り出した。備えがなかった地球人類はあっけなく蹂躙されるかと思われたが、かつて超文明を誇ったバイオ星から、戦闘ロボバイオロボが送り込まれており、その目覚めと共に、新たな戦士バイオマンが召喚された。かくして地球の平和を巡り、新帝国ギアとバイオマンの戦いが開始されることとなった。
 敵はカブトカンス。最初に登場した敵。地球を蹂躙する目的で作られた巨大ロボットで、体を丸めて転がることで、被害を拡大させられる。戦闘は最初から顧慮されていなかったため、あっけなくバイオロボに倒された。
 新戦隊の誕生。これまでは地球人類の科学者が地球人外の侵略に備えたというのが多かったが(「電子戦隊デンジマン」は除くが)、今回は地球人の科学者が侵略者になり、宇宙人が地球を守るという逆転の発想となっている。その宇宙人が巨大ロボのため、先行して巨大ロボが登場してるのも特徴。色々新機軸を出そうとしているのが分かる。
 これまで戦ったこともなかった青年達が突然集められて戦わされるというのも無理があるが、スーツを装着すると直接脳にマニュアルが流れ込むというのも面白い設定。知識と行動が一致しないというのがどこまで活かせるか。
 本作において敵は等身大では限られたキャラが倒されずに何度も登場する。具体的には3人の幹部と、ジューノイドと呼ばれる5人の怪人の組み合わせとなる。今回はメイソンとメッサージュウ。
<真吾はレーサーという設定だが、シートベルトをせずに車を乗ってる。レーサーっぽくヘルメットもかぶってるけど、安全管理にずれがないだろうか?
 新帝国ギアの侵略に、本人の了解も得ずに有無を言わせずバイオマンを集めるバイオロボ。それって完全に拉致だよな?宇宙人に人権という概念はないらしい。そう言えば「大戦隊ゴーグルV」もほぼ拉致られて戦いに参加したか?
 栓という員メカクローンの頭部を散々破壊しておいて、後になって「機械だったのか?」と驚く描写があった。これまで相手が生物だと思っていながら頭を叩きつぶしてたことになる。なんと残酷なヒーローだ。>
DVD1
<A> <楽>
第2話 集合! 宿命の戦士

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 バイオマンとなり、訓練に明け暮れる面々だが、イエローフォーとなる小泉ミカだけはそれに反発し、カメラマンとしての仕事を続けていた。そんなミカが新帝国ギアのファラに襲われてしまう。
 敵はデビルカンス。巨大ロボットで、復部から出る触手で攻撃する。
 2話目で個人キャラの話に持って行く。ここまで特定のキャラを丁寧に描いたのは戦隊史上では初めてとなる。しかもナンバー・ワンとなるレッドワンではなく、ナンバー・ツーのイエローフォーというのが面白い。一人だけ毛色が違うということを強調している。
 バイオマンはあっという間に顔割れしてしまった訳だが、どんな調査を下のカノ描写が欲しかったかな?
 実はバイオマンとなった5人は御先祖様がバイオ粒子を浴びていたという。だから既にバイオマンとして覚醒することを宿命づけられていたことが分かった。前回適当に選んだように見えたが、結構深い理由があった訳ね。
 前回の新帝国ギアの幹部メイスンに続き、今回はファラとその配下ファラキャット、そしてジューノイドのサイゴーンとの直接対決。等身大の戦いはそこで行い、個別の敵は巨大戦だけで戦ってる。色々戦いにも工夫を取り入れてるのが分かる。
<礼儀正しく自己紹介をするファラ以下の戦士達。ファラキャットがなんか恥ずかしげに自己紹介してるのが良い。
 バイオマンの御先祖様がいたのは江戸時代かと思われるが、ピンクファイブの御先祖様はピンク色の装束をした女忍者だった。さすがにこんな目立つ忍者はおらんだろ。本当の忍者じゃなくて、見世物かなにかだったのかな?
 ミカを説得する史朗。「この美しい地球を守ることが、君のお兄さんが愛したアフリカの大自然を守ることになるんだ」と言っている。良い台詞だが、その後で「たとえアフリカにいかなくても」と言ってるのはとってつけたみたいでちょっと笑える。>
第3話 わが友 バイオロボ

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 メカジャイガンのゴリラカンスが現れ、出撃するバイオロボ。だがグリーンツーの調整ミスにより、バイオロボの動きが安定しなかった。エネルギー調整回路を取るためバイオベースに戻るレッドワンだが、その前に新帝国ギアの幹部モンスターが現れる。
 敵はゴリラカンス。怪力のメカジャイガンで、正面からバイオロボに挑戦する。一度はバイオロボを行動不能状態にしたが、復活したバイオロボにあっけなくやられた。
 今回も敵組織の自己紹介で、幹部のモンスターと部下のジュウオウが登場。二人とも馬鹿が付く力持ちで、ちょっと考えが足りないあたり、良いコンビっぷりを見せている。どっちかというとコメディリリーフかな?
 今回はレッドワンの郷史朗が中心となる回で、バイオマンとしての力が発動したら、動物と話せるようになった
 今回の敵はモンスターとジュウオウの組み合わせとなる。この組み合わせは結構コミカル。
 冒頭から巨大戦という、これまでのマンネリを完全に変えてしまったパターンで、色々と試みている感じが良い。巨大戦もセット撮影ではなく野外撮影で、これまでに無い描写がなんか新鮮。
 ちなみに劇中史朗を励ます犬の声は安西正弘で、先ほどまでレッドワンをいたぶっていたジュウオウの声と同じ。
<モンスター役はストロング金剛で、この人は台詞が棒読みなのだが、「僕の出番はどうなったのでしょう?」とお茶目に喋るあたり、決してないがしろにはされてないのが微笑ましい。
 郷史朗の「信じるんだ。バイオの力を」とは、今になると洗剤のCMのように思えてしまう。
 感電して気を失った真吾に薬草をすりつぶして与えるミカ。普通患部に当てるとかだと思うんだが、そのまま手から口に流し込んでる。それ治療にならない。それともこの薬草って気付け薬だったの?これでは飲み込めないと思うけど。>
第4話 自爆! メカ人間

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 新帝国ギアによるメカクローンの自爆作戦が行われた。次々に重要施設が破壊され、その痕跡もなかったが、動物と話せる史朗は動物たちからとある町に異変が生じたことを知らされ、調査に向かうのだが…
 敵はメッツラー。ジューノイドの一体。そしてビートルカンス。昆虫型のメカジャイガンで、恐らくはカブトカンスの強化型。
 新帝国ギアのメカクローンは人間そっくりに化けることが出来ることから、それを悪用して破壊工作を行うという話で、おそらく最も効率の良い破壊工作である。次々に街の住民が機械に置き換わるのは『ボディ・スナッチャー』っぽくて良い感じ。
 動物と話せる史朗が中心となった話だが、能力を覚醒させたのはグリーンツーとブルースリー。なんかこの二人の扱いが雑な気がする。
<バイオターボに乗って移動するバイオマンたち。ブルースリーが身を乗り出しているのは良いけど、常に左手を伸ばしているのはなんでだろう?
 メッツラーはスライム状に変化できるが、体の多くは金属で出来てるように見える。
 能力覚醒によってメカクローンが化けた人を見破ることができるようになったグリーンツーとブルースリーは、メカクローンに襲いかかるのだが、戦隊ヒーローが普通の人間を襲ってる図はかなりシュールだ。
 ところでメカクローンに置き換えられた人たちは最後まで助けられてないのだが、やっぱり置き換わった時点で殺されてるんだろうか?>
第5話 見えない敵を斬れ

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 ゴールデンボスという謎の人物が小判の降るのを予言する。彼の予言の通りに小判を集める市民達。実はこれは人々を金の亡者にして堕落させようとする新帝国ギアの作戦だった。ゴールデンボスを見張っていた真吾は、その真実を知るのだが…
 敵はミイラカンス。姿を隠すことが出来るメカジャイガンで、あらゆる探知機にも関知されない。モンスターが持つサングラスだけが姿を見られる。身体を覆う包帯も武器になる。
 高杉真吾=グリーンツーが中心となった話。金の亡者の振りをするためにチンピラの格好をするのだが、それが妙に様になってるのが人徳と言うべきか…
 そんな真吾に憧れを持つ少年が登場して、二人の交流も描かれるのだが、その辺話がぶれてしまった感じ。このエピソードはあんまり必要に思えなかったぞ。
<五人の一人だと良いんだけど、単独回だと滑舌の悪さが目立つ真吾。「グリーン」が「グディーン」に聞こえてしまう。丁度敵幹部の中では最も滑舌の悪いモンスターとの会話もあって、ちょっと笑ってしまう。
 全く見えないというメカジャイガンのミイラカンス。質量まで消えてるようだが、どうやってるんだろう?
 新帝国ギアをおびき寄せるためとは言え、一般人に暴力を振るう真吾。ヒーローのやることか?
 モンスターの持っていたサングラスをかけてミイラカンスの姿を見るグリーンツー。ヘルメットの上から普通にサングラスかけてるんだが、一体モンスターってどんなに大きなキャラって設定なんだろう?>
第6話 起て! バイオロボ

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 写真撮影旅行に行っていたミカは巨大な人工物が落下するのを発見する。特ダネの可能性に、一人現場に向かうミカだが、それはメカジャイガンのサイカンスだった。ミカの前に立ちふさがるファラとファラキャットだが…
 敵はサイカンス。毒ガスが噴出する土地で地下を掘り進み、毒ガスを噴出させようとする。腹部に巨大な際の顔があり、その角がミサイルになってる。
 ミカを中心にした話。まだ6話だというのに2回目の中心回となってる。竜太もひかるもまだなのに、いかに優遇されているか分かろうというもの。唯一リーダーである史朗の言う事を聞かないキャラなので、使い勝手の良さもあるのだろう。独断専行で敵の作戦を潰すなど、これまでのチームプレイ前提の戦隊とはちょっと毛色が違う。
 今回のドクターマンの作戦は、毒ガスをまき散らす作戦と思わせておいてバイオロボに対する罠を仕掛けるというもので、最初からバイオロボが標的だった。ただ、捕らえたのは良いけど、思った以上にバイオロボのパワーが強かったため、罠から逃げられてしまった。
<毒ガスを防ぐためにバイオロボが岩を投げつけて洞窟を塞ぐシーンがあるが、それは逆に洞窟を破壊してガスを拡散させるのでは?>
第7話 つかまったピーボ

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 採石場から不思議な金属板が出土した。それがバイオ星から自分に当てたメッセージだと知ったピーボは急ぎメッセージを探しに出るのだが、そこに現れたメッサージュウによってディスクが奪われてしまった。発信主のジョーイが地球にいると思い込むピーボだが…
 敵はイソギンカンス。触手付きのメカジャイガン。
 まだバイオマンの全メンバーが中心になってた訳ではないのだが、ピーボを中心とした話になってる。ピーボはたった一人で長く地球にいたが、精神的には子どもで、ちょっと精神的に追いつめられると駄々っ子のようになってしまう。サポートキャラとしてはこれまでにない性格のキャラで、なかなか新鮮。
 これでバイオ星と地球の関係が少し語られる。
 ピーボに当てられた金属板はコンパクトディスクだという。この時代にはそろそろCDが出てきてたんだな。
<オープニングのナレーションは「採石場から不思議な金属板が見つかった」。最初から採石場を出すのか。たとえどこが舞台でも採石場使うのに。
 メッサージュウが登場するのは初めてなんだが、ちゃんとその名前を呼んでいる。見えない所で戦ってたのか?
 ジョーイがさらわれたのはバイオマンのせいだとなじるピーボ。それは「言いがかり」というやつだ。
 子役をつり下げ、鞭でしばく描写がある。やばすぎる描写だ。>
第8話 戦え! 星に誓って

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 メイソンは捕らえたピーボにジョーイの拷問を見せ、バイオベースの場所を吐かせようとする。渋々バイオベースに案内をさせられたピーボだが…
 敵はイソギンカンス。触手を敵に巻き付け、電流を流して攻撃する。
 ピーボの危機を描く後編。ジョーイのことになると途端に聞く耳を失ってしまうピーボに手を焼くバイオマンの姿もある。結局ジョーイはバイオ製の爆発で死んでしまった事が分かったが、作られたジョーイに対して悲しい別れを宣言している。
 かなり哀しい話になってるが、こんな悲劇を起こさないよう、平和な世の中を作るというメッセージをちゃんと出しているのがこの時代の作品らしさだ。
 これまでにも何度か語られてはいたが、バイオ星は本当に滅んでしまったことを語っている。
<ピーボにバイオベースの場所を聞き、そこに案内しようとする訳だが、なんで案内より先に場所を聞かなかったんだ?
 メカクローンを分解するシーンがあるのだが、その際真吾は電動ドリルを目に突きつけてる。相手がロボットとしてもこれは酷い描写だ。子どもは絶対に真似してはいけない。>
第9話 人を消すなわ跳び

  脚本:藤井邦夫
  監督:山田 稔
 次々に子ども達が姿を消した。新帝国ギアの仕業と見たバイオマンは捜査を開始する。その中で南原竜太は不思議な双子の女の子に縄跳びに誘われるのだが…
 敵はツインドール。ドクターマンが作った双子の女の子の姿をしたメカ戦士。縄跳びに誘い、跳んでいる子どもを異常空間に連れて行ってしまう。そしてツインカンス。二つの頭を持ったメカジャイガン。ブルースリーがいないバイオロボをいたぶる。そしてファラとメッサージュウとファラキャット。
 初の南原竜太=ブルースリー中心の話。異常空間に放り込まれてデータを取られてしまう。中心とは言え、新帝国ギアの作戦に巻き込まれて捕まってしまうだけというちょっと情けない役回りだった。
 ブルースリー単独でメッサージュウを倒してるが、それはスーツを暴走させることの想定外の使い方をして自身にダメージを受けながらも電撃を浴びせたことから。
<ブルースリーを捕まえ、殺すのも容易な状況で、回復力を知りたいと言うだけで生かしておくドクターマン。ブルースリーを殺した上で他のキャラを捕まえたら?
 ブルースリーの戦闘力を見て「聞きしに勝るバイオマンめ」と怒るドクターマン。使い方は間違えてないけど、仇にその言葉を使うのは違和感感じる。
 名前なので仕方ないのだが、みんなが「ブルスリー」を連呼すると変な気分になる。>
第10話 さよならイエロー

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 ドクターマンは反バイオ粒子を手に入れ、それを用いてバイオマンのバイオ粒子を分解するバイオキラーガンの開発に成功した。
 敵はカメレオンカンス。口から出る長い舌を鞭のように使う。反バイオ粒子を浴びて弱体化したバイオロボをいたぶる。保護色を使い姿を消す事も出来るが、バイオロボには通用しなかった。
 初期の戦隊では何作かあるキャラクターの交代話となる。中でも最もきつい死による退場が描かれる事になった。ただしこれは、バイオイエロー役の矢島由紀が突然失踪してしまったことによるらしい。実際今回のバイオイエローは最初から最後までスーツ姿で、埋葬までスーツで行われている。ただ、声も変わってるはずなのだが、あんまり違和感がなかった。
 イエローフォーは自らの身体に反バイオ粒子を全て浴びて死んでしまった。そのため四人で弔い合戦が行われる事になる。四人でも一応はバイオロボは動かせるが、フルパワーにはならないという設定に変わったらしい。
 今回の作戦はメイソンとサイゴーンの組み合わせ。
 ちなみにイエローフォーの声は田中真弓が当てている。
<バイオの力が無くなった途端ピーボに文句を言う真吾。それは良いんだが、棒読みで怒ってるから、聞き苦しくてたまらない。
 バイオロボは口が利けないということが分かったが、これまでピーボとの対話はどうやってたんだろう?
 結果としてスーツのまま埋葬されることになったイエローフォー。採石場でそこだけ花で飾られた空間があるのがなんともシュール。>
第11話 新戦士ジュン登場

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 イエローフォー小泉ミカの死により、バイオロボは完全な力を出すことが出来なくなってしまった。新たにバイオ粒子の色濃く残る人物を新たなイエローフォーとしてスカウトすることになったのだが、その反応を感じた空港に向かったひかるはファラによって襲われてしまう。
 敵はムシャカンス。頑丈なメカジャイガンで、背中の籠に入れた剣やさすまた、のこぎりなどを武器とする。力の弱まったバイオロボを倒そうとする。今回はファラとメッツラーのコンビ。メッツラーはまだ戦い慣れないイエローフォーを襲うが、返り討ちにされてしまった。
 新たなイエローフォー矢吹ジュンが入隊する話となる。ミカとは異なり、お転婆な女の子という感じで、かなり差別化が図られている。
<空港でファラに襲われるひかるを救ったジュン。空港の中でアーチェリー使ってるけど、なんと剣呑な。
 テクノブレスをちょうだいという矢吹ジュンに対し、史朗が言った台詞は「これをつける者は、仲間のためには死をも厭わず、親子兄弟をさえも超える、固い固い契りを誓う者だけだ」これじゃほとんど任侠道だ。
 ジュン役の田中澄子はまだ慣れてないため、台詞に力が入りすぎて痛々しい感じがある。だんだん慣れていくのだろうけど、初々しい。>
DVD2
<A> <楽>
第12話 殺人者グリーン!

  脚本:藤井邦夫
  監督:服部和史
 東京上空を飛来する巨大な風船があった。触れると大爆発を起こす風船爆弾の出所を探るバイオマンだが、真相に迫った高杉真吾にコピー人間達が迫る。それがメカ人間だと分析したグリーンツーはそれを破壊するのだが…
 敵はハンマーカンス。機雷のような頭部が特徴のメカジャイガンで、そこから風船爆弾を作る。頭部は外れて独自に動かすことが可能。今回はメイスンとアクアイガーのコンビ。
 真吾を中心とした物語。人間に化けたメカ人間を破壊したところ、コピー元の人間の息子から人殺し扱いを受け、イップスになってしまうという物語。ああ見えて意外に繊細な心を持っているようだ。
 風船爆弾というのは風船に爆弾を付けるものだが、ここでは風船そのものが爆弾になるのが特徴だな。
 ドクターマンの作戦をあたかも自分の立案した作戦のように誇るメイスンの姿がある。当然残り二人の幹部から嫌な顔をされるのだが、モンスターが「ボクちゃんでも出来る」と言ってるのがなんか可愛い。
<風船爆弾は十メートルほどの大きさがあるが、見た目普通の風船。風船を巨大にすれば内圧に耐えられなくなって破裂してしまうが、その辺は?
 メカ人間が本当の人間では無かったかと真剣に悩む真吾。爆発の破片を調べればすぐに分かるんだが、それをしないのは何故?>
第13話 ジュンよ

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 宇宙工学研究所で開発された超鉄鋼を破壊すると挑戦状が届けられ、その護衛を行うバイオマン。だがそこに現れたモンスターとメッサージュウは身体が強化されており、バイオマンの力をもっても敵わなかった。その中でレッドワンに怪我をさせてしまったイエローフォーのジュンは更なる強化を目指すことにしたが…
 敵はサメカンス。機械の強度を上げるスーパーセラミック光線を放つメカジャイガン。今回はモンスターとメッサージュウが出撃。この組み合わせは結構珍しい。バイオエレクトロンに対し、眼差-獣を盾にするとか可哀想な役回りで、最後はジュウオウが助けにやってきた。
 新イエローフォーのジュンが中心となった話。新帝国ギアに対抗するためにはスポーツ気分ではいけないということで、ジュンの覚悟が描かれることとなった。前のミカに続き、イエロー中心回がやたら多いのが面白い。
 一時的にパワーアップしたメカクローンとモンスターだったが、ドクターギアが開発したスーパーセラミック光線によるもの。ただしこの光線の効果は長続きしない。
 ツッコミという訳ではないけど、これまでドクターマンが開発したもので本当に役立ったものが全くないという問題があるな。本当に天才科学者なのやら。
 今回登場したジュンの先輩早瀬健役は真田広之。特撮では「宇宙からのメッセージ 銀河大戦」からとすると5年ぶりかな?まだまだ若いなあ。至近距離での爆破にもちゃんと走ってるあたり、流石撮影慣れしてる。
<モンスターは自分の事を「ボクちゃん」と呼ぶことがあるが、両手で頬を押さえながらやると、妙に可愛らしいというか、不気味というか…
 ジュンがメカクローンの銃撃を受けるシーンがあるが、どう見ても弾食ってるよ。平気で走ってるけど。
 珍しくモンスターがメッサージュウを連れてきたと思ったら、メッサージュウの方がコミカルになってしまった。やっぱりモンスターの味に毒されてしまうらしい。
 スーパーセラミック光線は少なくとも一時的にはバイオマンを圧倒する力を持つのだから、これを何度も使っていればバイオマンに負ける事は無いと思うが、多分今回だけ。>
第14話 新頭脳ブレイン!

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 地球の周りを回る人工衛星が次々に落下していく。調査を開始したバイオマンはそれがメカジャイガンのアンカーカンスによるものと突き止めたが、全く敵わなかった。
 敵はアンカーカンス。頭脳に人工頭脳ブレインを搭載し、思考も出来る。人工衛星を落とす特殊電波を放つ。今回の作戦はファラとアクアイガーの組み合わせ。アクアイガーが出たからか、海岸で戦っている。
 ドクターマンが開発した新頭脳ブレインが登場。ドクターマンが作った、限りなく生物に近いコンピュータだそうだが、逆にそれでドクターマンに反抗してしまう。
 今回はひかるが中心の話で、バイオマンとの戦いで弱ってしまい、弱気になったブレインに対して同情を示している。いつの間にかブレインと友達になり、最後はバイオマンをかばって自爆して終わる。哀しい話になっていた。
<ブレイン破壊を命じるドクターマンに「ブレインは世界一のコンピュータではありませんか」と言ったところ、「世界一は私だ」と返す。いや、なんで自分の創造物に嫉妬してるの?ますます作るものが全部役立たないキャラに成り下がってる。
 ブレインと友達になれると言っているひかるだが、それまでに大災害を起こしてるんだが、罪を償えるのか?
 バイオマンに倒されたアクアイガーだが、その直後に基地に戻ってドクターマンに修理を依頼してる。移動時間はいかほどだ?>
第15話 女戦士炎のちかい

  脚本:鷺山京子
  監督:山田 稔
 原因不明の熱病で次々に高熱を発し倒れる子ども達。その原因を探るために病院に潜入したジュンとひかるは、そこでメカクローンの女戦士が不審な動きをしているのを発見した。
 敵はカエルカンス。ドクターマンが開発したデビル菌を吐く。今回の出撃はモンスターとジュウオウのいつものコンビ。相変わらずコミカルな漫才やってる。
 ジュンとひかるが中心となった話で、ひかるが過去のトラウマを克服して戦死として一皮むけるという話になってる。トラウマというか、看護婦に対して憧れが強すぎるあまり、看護婦姿のメカ人間に攻撃できないと言うだけだが。
 いつの間にやらイエローフォーとピンクファイブの二人コンビでの技を作っていた。
<バイオスーツを着ていればデビル菌に冒される事は無いのだが、感染源に向かうひかるは生身のまま潜入してる。なんで変身しない?
 ひかるが体当たりで演じているが、デビル菌に冒され、白目を剥きながら歩いてる姿は一種のトラウマもの。>
第16話 走れ21599秒

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 パトロール中のレッドとピンクが荒神山付近で攻撃を受けた。ここに何かがあると察した史朗はジュンに荒神山を探るように連絡する。オートバイで荒神山に向かったジュンは、そこにアイコという女医にプレゼントを届けてくれるよう子ども達にお願いをされる。
 敵はネプチューンカンス。荒神山の爆破計画を遂行するためにバイオロボに挑む。今回はファラとサイゴーンが出撃。
 ジュンが中心の話で、ほぼ全編一人で活躍している。ファラのことを立派な女医さんだと思い込んで慕う子ども達の心を踏みにじるファラとの女同士の戦いとなってるのも特徴。
<バイクに乗りながらアーチェリーを操るジュン。でもバイクの場合構造的にアクセルは手で操作するため、あんなに長時間手を放したらバイクは止まるけどね。
 ジュンが荒神山に行けなかったことを説明するバイオマンの面々。ピーボ、真吾、竜太が一言ずつ喋るのだが、勢い込んで喋ってるのに、台詞自体はとても間延びしてる。もっと前に事情が分かってるんだから、その前になんで出撃しない?
 ファラの設置した爆弾が爆発するまであと一分というところで超電子イヤー、超電子スコープ、診療所まで走り、地下通路を見つけ、階段を降り、バイオソードで扉を破壊し、ダイビングしてスイッチを捻る。これを一分でやったのだから凄い。(出来ないとは言ってない)
 診療所は平地にあったが、最後にバイオマンの面々は山の上にあるお寺で会話してる。バイオロボ放っておいてなにやってるの?
 ジュンの胸を揉もうとする真吾が間違って竜太の胸を揉んでいる。色々問題のある描写だ。>
第17話 僕は龍宮城を見た

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 浦島太郎の歌の中にユートピアの道へのメッセージが隠されていることを知ったドクターマンは浦島太郎の子孫を探すように命じる。モンスターはその子孫である少年を発見する。
 敵はカメカンス。浦島太郎の話にちなんで海亀の形をしたメカジャイガン。モンスターとジュウオウが出撃。相変わらずコミカルなコンビで楽しませてくれる。モンスターはジュウオウを亀に見立ててまたがり、浦島太郎の歌を歌ってるとか、不思議なシーンもある。
 郷史朗を中心とした話。自分勝手で大人を困らせてるばかりの少年が痛い思いをするというパターン。そんな我が儘少年と付き合い、更正に持って行くという、実に教育観溢れるお話。特撮は教育番組だとは言うが、これは子どもに一番嫌がられる話でもある。
 偶然知り合った少年が目の前でさらわれるとか、かなり強引なストーリー展開だし、
 崖からジュウオウが落とされるシーンがあるのだが、着ぐるみだけ落とすのでは無く、ちゃんと中身が入ってた。中の人大丈夫だったんだろうか?
<海岸で変身するレッドワン。背後にはヨットがのんびり航行中。なんか牧歌的だ。
 今回は次郎少年の前で普通に変身してるけど、バイオマンの正体は隠してるんじゃなかったかな?>
第18話 超能力少女の祈り

  脚本:鷺山京子
  監督:山田 稔
 怪物が来ると言って友達から嫌われてる少女リサと知り合った真吾は、それがメカジャイガンではないかと推測し、調査を始めたところ、本当にメカジャイガンがいた。だが超鋼鉄製のハニワカンスにはバイオロボの攻撃も通用しなかった。しかし突然メカジャイガンの動きがおかしくなり…
 敵はハニワカンス。ドクターマンが作った超鋼鉄製のメカジャイガンで、バイオロボのほとんどの攻撃が通用しない。顔が開いてレーザー砲の発射口があるが、そこが弱点。今回出撃はファラとメッツラーの組み合わせ。
 真吾と少女の交流を描く話で、いかにも初期の戦隊もので好まれる話になる。超能力少女という設定は面白かったが、その部分はあっさり流されてしまった。この超能力を与える隕石が後の展開に関われば面白いけど。
<リサがいるのは結構田舎っぽいが、なんでそんなところに真吾が一人でいるのか説明は無い。一言ナレーションで説明あったら良かった。
 少女の予言を信じて調査をしたら、本当にメカジャイガンがいた。それは良いんだが、あんなでっかいのが出たら調査以前に目撃情報とか出そうなもんだが。
 リサの予言のお陰で危機を脱した真吾はファラに対して「人間の熱い心は何者よりも強いんだ」と言ってる。まるで自分の力で脱出したようなことを言うなよ。>
第19話 父はドクターマン

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 ドクターマンは切り札とも言える息子のプリンスを投入する。バイオマンを倒すためには仲間を平気で死地に追いやるプリンスのやり方に、反発を覚える三幹部だが…
 敵はグロテスカンス。プリンスによって作られたメカジャイガンで、バイオロボの必殺技も通用しない強度と、エネルギー吸収を行う内臓、自己再生能力と、これまでのメカジャイガンとは桁が違う能力を持つ。今回の出撃はメイスンとメッツラー。
 新しい幹部であるプリンスの登場回。人間の息子を持つと言うことで、ドクターマンは人間である事も分かった。
 今回は南原竜太が中心になった話だが、若者に対して無条件に親近感を覚える性格のため、プリンスを回心させようと奮闘する。まともに考えて無理な話だが、バイオマン全員が協力してるのが微笑ましい。
 ジュン役の田中澄子は顔出しで崖から転落したり吊り橋からつり下げられたり。身体張ってスタントしてる。頭が下がる。
<生身の人間は相手にしないと豪語するプリンスだが、ジュンを生身のまま捕らえて拷問してたりする。言ってることとやってることに矛盾があるぞ。>
第20話 プリンスの挑戦!

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 バイオロボはメカ内臓を奪うことでなんとかグロテスカンスの動きを止めることには成功した。だが人質を取ったプリンスは人々の命と引き替えにメカ内臓を返すよう命じる。
 敵はグロテスカンス。メカ内臓を引きずり出されると動きが止まることと、胸に弱点がある事が分かった。
 プリンス編の後編。プリンスは実は人間ではなく三幹部と同じくドクターマンに作られたロボットだった。息子を偲んでプリンスを作ったと言う。結果として今回でグロテスカンス共々倒されてしまったため、新幹部かと思われたが、ここまでの登場となる。
 今回も前回に続いて南原竜太の話になってるが、プリンスのエピソードに尺を取られ、全然目立てなかった。
 ドクターマンは病に冒されていることが分かった。自分を機械化することで病を超えようとしているらしい。
第21話 守れバイオベース

  脚本:鷺山京子
  監督:山田 稔
 ドクターマンが開発した、撮られた人間を完全に操る催眠カメラによって、日本は大混乱に陥った。そんな中、不審な写真家を見かけたひかるは探りを入れるのだが、写真を撮られ、催眠状態にされてしまう。
 敵はカメラカンス。催眠カメラを使い、バイオロボを操ろうとする。フィルムのような触手を用いてバイオロボを拘束した。出撃はモンスターとアクアイガー。初めての組み合わせとなった。
 ひかるとジュンを中心とした話。ひかるが催眠術をかけられてバイオベースをばらしそうになり、ジュンがそれを阻止するという話になる。なんとジュンがひかるを矢で射るというショッキングなシーンもある。この二人の関係はジュンの方がお姉さんっぽいのだが、ジュンの方が新人なんだよな。
 バイオベースは意外に東京から遠い。毎回事件が起こる度にここから出撃してるんだろうか?
<ロケット研究所には今しも発射されようとしているロケットが置かれている。それもはや研究所じゃないぞ。
 ひかるを催眠状態にしたモンスターは「ひかるちゃん」と言って愛でている。 禿頭の偉丈夫がそれをやってると凄い光景だ。>
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第22話 大泥棒?! ブルー!

  脚本:藤井邦夫
  監督:服部和史
 南原竜太は、知り合った少女から祖父が出来心で盗んでしまった黄金像を持ち主に返してくれるように頼まれた。黄金像を持って蔵に入ったところ、黄金像を盗みに入ったメッツラーと鉢合わせしてしまう。監視カメラに顔を写され、泥棒にされてしまうのだが…
 敵はスカラベカンス。竜太を陥れる作戦失敗で出撃する。出撃はファラとメッツラー。
 南原竜太を中心に、誤解から泥棒に間違えられてしまうと言う話。偶然そのことを知った新帝国ギアは竜太そっくりのメカクローンを作り上げ、本当に泥棒に祭り上げてしまった。
 今回の作戦はメイスンとファラがドクターマンを喜ばそうと黄金を盗もうとしたことがきっかけドクターマン自身は「くだらん」と言っていた。際物語自体もするっと終わってしまったのだが、黄金を作る銃とか出てきたので、もう少し物語膨らませることも出来ただろうに。そこがちょっと残念。
第23話 ギョ! 人形の襲撃

  脚本:藤井邦夫
  監督:服部和史
 家出少女のユウが海辺で休んでいたところ、巨大なロボットを発見してしまう。実はそれは新帝国ギアのピラニアカンスの実験だった。
 敵はピラニアカンス。強力な破壊兵器であるピラニアカオスビームと人形を動かすピラニアバイオレンスビームを装着し、各国の潜水艦を破壊する事で世界各国を戦争状態に陥れようとした。今回の出撃はメイスンとアクアイガー。ピラニアカンスのビームの完成のために巨大な天然ダイヤを狙う。
 家出少女を中心に、ホラー風味たっぷりな話に仕上がった。時にこう言う話があるとメリハリがついて良い感じ。難点を言えば、家出少女が天真爛漫というか、ちょっとおつむが…というキャラになってしまったことだろうか。
<デパートの中で寝泊まりするユウだが、そのデパートでは巨大な天然ダイヤをつけた王冠王冠が置かれている。無茶苦茶不用心だ。
 別に通信機が壊れてる訳でもないのに他のメンバーを呼ばない史朗。特別理由はなさそうだ。
 史朗は生身のまま10メートルくらいジャンプしてる。これもバイオ星人の子孫の力か?
 単純に似ただけだろうけど、ピラニアカンスとアクアイガーはそっくりだ。別に巨大化させた訳でもないけど。>
第24話 爆発する愛の花!

  脚本:鷺山京子
  監督:服部和史
 新帝国ギアによる花を爆弾とする光線を発するドクガカンスの実験が行われていた。人間に化けてその試験をしていたファラキャットと戦うグリーンツー。ところがそれで姉弟が一生懸命育てていた花畑を踏み荒らしてしまい…
 敵はドクガカンス。植物をフラワー爆弾に変えるフラワー光線を使うメカジャイガン。今回の出撃はファラとメッサージュウ。
 花を愛する姉弟の育てた花が爆弾になってしまうと言う話で、幼い少年の純情を踏みにじる悪の試みに立ち向かうバイオマンの活躍となる。中心は真吾だが、このキャラが花を大切にするとか、ミスマッチすぎる。
 珍しくファラキャットが単独で戦っているが、喋るシーンもある。「ファラキャーット」と言うだけだが。
<ドクターマンが花を爆弾にする理由は「花を愛するなどという愚かな人間どもには、このドクターマンが死の花を贈ってやろう」だそうだ…なんだ単なる嫌がらせか。
 ピーボに連絡を取るグリーンツー。でもバイオベースにしか通信機がないため、ピーボはその連絡を聞き忘れていた。意外にローテクなロボットだな。
 爆発直前のフラワー爆弾をバイオベースから捨てに行くピーボだが、採石場で戦っていたグリーンツーが爆発前にバイオベースにたどり着いている。どうやって行ったんだ?>
第25話 プリンスの幽霊?

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 真夏の祭で行われていた我慢大会の映像をたまたま観ていたバイオマンと新帝国ギアは、そこにプリンスのそっくりさんが出場しているのを見た。これがドクターマンの本当の息子の可能性があると調査を開始したバイオマンとメイスン。
 敵はゴーストカンス。幽霊軍団の幻影をバイオマンに見させる。幽霊軍団。ドラキュラや一つ目小僧や雪女といったお化けの集団で、実際にはゴーストカンスが作った幻影。そしてメイスンとメッツラーが出撃する。
 真夏の放映と言う事で、夏の我慢大会とかお化けが多量に出てくるとかの演出がなされた話。19話と20話に登場したプリンスの元となったドクターマンの息子蔭山秀一が登場。自分の素性を知ることでショックを受けているが、そこで後編に続く。
 それが息子である事を知ったドクターマンは変装してわざわざ会いに行っている。
<ゴーストカンスは幽霊軍団の幻影を見せる事が出来るのだが、例えば幻影を見せている間に踏みつぶすとかそういう卑怯なことはしないのね。>
第26話 恐るべき父の秘密

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 本当の父親がドクターマンであることを知らされショックを受ける公一だが、それでも父に会おうとする。そんな時、公一の元に死んだと思われた母からの手紙が届く。
 敵はゴーストカンス。幽霊軍団の他、再生メカジャイガンの幻影を見せる。
 ドクターマンの家族を巡る話の後編。蔭山秀夫が何故ドクターマンになったのかが明らかになる。脳を活性化させ、機会と融合させるという悪魔の研究を自らに施したためと説明される。お陰で人間の数千倍の知能を持つようになったのだとか。
 結局息子が手に入らないことを知ったドクターマンは生体部品を全て機会に置き換えることを宣言した。
<バイオマン達が自分の研究ビデオを見ていることを知っていながら、そばにいるメイスンにそれを止めさせようとしないドクターマン。ビデオを全部見られてから慌ててるけど、なんで放置してたんだ?
 息子の秀一に「たった一人の天才がいれば良い」と言いながら、「私の元に来い」というドクターマン。言ってることに大分矛盾がある気がする。
 ゴーストカンスによって暗闇に包まれた際、「これじゃバイオドラゴンが見えない」というブルースリーに対し、「よし。バイオロボ出撃」と言うレッドワン。普通に出撃出来てるし見えてるよね?
 ドクターマンの中には生体部品があるために人間的な感情があると言っていたが、三幹部はメカ人間のくせに感情があるぞ。設計ミスか?>
第27話 クモ地獄の女戦士

  脚本:鷺山京子
  監督:堀 長文
 休暇で海水浴に来たジュンとひかる。だが何故過去の観光地に人がおらず、村人から追い出されそうになった。村の中に多数の蜘蛛の巣があるのを見た二人は村を調査するのだが…
 敵はクモカンス。多量のメカ蜘蛛を内蔵したメカジャイガン。蜘蛛の糸を使い、常時逆さになって攻撃している。出撃はファラとメッツラー。
 女戦士二人を中心に、蜘蛛に襲われるというホラー風味に仕上げた作品。ひかるが捕まってしまって、ジュンが一人で助けに行くという感じ。二人のコンビはぴったり。
<ジュンとひかるはそもそも何故こんな田舎の村、しかも岩場しかないところに海水浴に来てるんだろう?
 蜘蛛の糸に絡め取られたイエローフォーにとどめを刺そうとするメッツラーだが、サーベルの切れない刀身で殴るだけ。それでは死なないと思うぞ。
 ひかるが基地の中にいるというのにバイオジェットは普通に攻撃してる。レッドワンはジュンに言われたからと言っていたが、非情っちゃ非情。
 クモカンスはお尻から糸を出して空中から現れたが、その糸の先がどこにつながってるのか全く分からない。>
第28話 ドクターマン暗殺

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 メイスン、ファラ、モンスターの三人ビッグスリーはドクターマンが人間である事を知り、人間を滅ぼす使命を果たすため、ドクターマンを殺そうと考え、それを実行に移す。あっけなく破壊されてしまったドクターマン。
 敵はビッグスリージュードイド5人衆の全員。そしてタコシンカ。ドクターマンが張った罠を操るメカジャイガンだが、ダメージを受けると罠も解除されてしまう。
 敵内部の反乱というショッキングな内容から始まる話で、冒頭であっけなくドクターマンは殺されてしまうのだが、その遺志を継いだメカクローンの一体が復讐を果たそうとしてバイオマンに協力を要請するとか、かなりドラマ性が高い。これだけ個性のある戦闘員が出てくるのは戦隊ものでは唯一ではないだろうか。そんな忠誠心の高いキャラなのだが、ドクターマンの罠に巻き込まれてあっけなく破壊されてしまった。可哀想に。
 この反乱は結局全てを知っていたドクターマンによる茶番で、これを幸いバイオマンに対する必殺の罠を仕掛ける。ビッグスリーまで騙されてしまい、最後に記憶消去と服従回路を組み込まれてしまう。
第29話 東京が消える日?!

  脚本:鷺山京子
  監督:服部和史
 行方不明になった兄を探す少年アツシと知り合った南原竜太はアツシと共に兄ミチオを探すのだが、その前にメッサージュウが現れる。そこで戦いになるのだが、メッサージュウが持っていた爆弾が爆発してしまい…
 敵はクラゲカンス。頭部と体を分離させて攻撃するメカジャイガン。頭部からはブラックホール爆弾用のエネルギーを放出する。今回の出撃はメッサージュウがメインだが、ビッグスリー全員が出撃している。
 小生意気なガキに振り回されるヒーローという定番中の定番作品。たまたま出会った子がキーとなるというパターンは特に昭和作品では顕著だ。そんな訳で話自体はオーソドックスだが、ビッグスリー全員と戦うというのが少々派手な感じだな。
 前回ドクターマンに対して反乱を起こしたはずのビッグスリーだが、今回は普通に出撃してる。
 登場はあんまり長くないが、アツシのお兄さん役で登場したのは往年の東映特撮常連子役だった神谷政浩。
<ブラックホール爆弾のテストを基地の司令部で行うピーボとバイオマン。一応爆弾なんだから、不用意すぎないか?>
第30話 最強カンスの魔剣

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 知り合いの女性から、父親を説得するために婚約者の振りをしてくれるように頼み込まれた郷史朗は、その父国友兼光に会いに行く。ところが刀鍛冶の兼光の元にはなんとモンスターが弟子入りしていた。
 敵はカマキリカンス。最強のメカジャイガンとして設計されたメカジャイガンで、刀匠が打った日本刀を装着すれば最強となる。出撃はモンスターとジュウオウ。
 モンスターが人間に弟子入りするというなんか人を食ったような話で、しかもすっかり気に入られてしまって、娘婿にされそうになる。たまたまその娘から婚約者の振りをしてくれと頼まれた郷史朗…なんだこの適当な設定は。モンスターとジュウオウの漫才もあって話自体が結構面白いからそれで良いか。
 久々に郷史朗が動物と喋れるという設定が生かされ、モンスターがお茶に毒を盛ったところを見た犬が四郎に警告を発している。
<バイオマンを倒すために日本刀が必要だといっていたが、カマキリカンスによって生き埋めになったところを全員で襲えばそれで済んだのでは?ガスを流すとか。
 カマキリカンスが装着した最強の剣はカマキリ剣というそうな…どこかで聞いたことがあるような無いような…蟷螂拳ではなく関根勤の方だがw
 最強の剣を装着した割にはあっけなく倒されてしまったカマキリカンス。もっと強さを強調した方が良かったのに。>
第31話 新型?! メガス出現

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 新帝国ギアは健在だが、全てのメカジャイガンが倒されため、僅かな休息を味わっていた。だがバイオマンの超電子頭脳を混乱させる彗星Xが地球に近づいており、それを知ったドクターマンは全てのジューノイドに出撃を命じていた。
 敵はジューノイド五人衆。そしてメタルメガス。全身のっぺりとしたメタルボディの新型メカジャイガン。メイスンが操縦する。バイオロボのスーパーメーザーをへし折るほどのパワーを持つ。
 作品の節目となった話で、超電子頭脳を狂わせるアイテムの出現と、ジューノイド五獣士の全員出動。既にバイオマンは単独でジューノイド一体と互角以上に戦えるようになっているが、超電子頭脳が狂わされてる状態では話にならない。
 そして新しいメカジャイガンであるメカメガスが登場。その攻撃を受け、なんと五獣士までも巻き添えを食ってしまった。そこで生き残ることが出来た3体のジューノイドだけがこれからの戦いのためにパワーアップする。結果として、アクアイガーとメッサージュウは退場となった。
<彗星Xはバイオ星にもやってきたそうだが、同じ名前だが、地球の軌道に来たのとは全く別物と思われる。
 ジューノイドに見つからないように隠れてたはずの高杉が口笛を吹いていた。お陰でピーボに見つけてもらえたのだが、隠れてた意味が無い。>
第32話 ギアの大改造作戦

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 死闘を経て新帝国ギアに戻ってきたサイゴーンは再改造を受けてパワーアップした。一方、噂になっている幽霊自動車を調査するジュンだったが、幽霊自動車を追っている内に一人の少女に怪我を負わせてしまった。
 敵はアックスメガス。両手に諸刃の斧を持つネオメカジャイガン。両手の斧よりも目から出るビームで主に攻撃していた。
 敵組織の強化の話。今回はサイゴーンが再改造を受け、姿も変わり、更にビッグスリー専属となった。今回登場するサイゴーンはメイスンの専属。メイスン自身も改造されてもっと機械が剥き出しになった。
 サイゴーンはバイオエレクトロンさえはじき返すようになったが、今回サイゴーンを退けたのは自動車による体当たりだった。こっちの方が威力低そうな気がするけど。
 新帝国ギアに帰ってきたのはサイゴーンとメッツラーだけだった。ジュウオウは帰ってこなかったけど、モンスターが血相を変えて助けに行ってる。相変わらず良いコンビのようだ。
 かなり大きな物語のはずなのだが、やってることはいつも通りジュンと子どもの交流というのがこの時代らしさでもある。
<パワーアップしたサイゴーンに対していきなりバイオエレクトロンを使うバイオマン。強さを強調するためだが、必殺技を最初に持ってくるのもこの時代の脚本らしい。
 脚を怪我した少女を運ぶジュンの前に現れたサイゴーンとメッツラーはほとんど嫌がらせのような妨害をしてる。牧歌的だなあ。
 アックスメガスに対してスーパーメーザーの最強技を使おうとした際、レッドワンは「これしかないんだ」と言ってた。ちょっと接触しただけでよくそれが分かったな。>
第33話 出るか?! 新必殺技

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 強化されたジューノイドに対抗するため、バイオ粒子の力を高めたニューバイオスーツの開発を進めるピーボと、そのパワーに耐えるための特訓を行うバイオマン。
 敵はドクロメガス。骸骨のような姿をしたネオメカジャイガン。口から毒ガスを吐く。
 前回のメイスン&サイゴーンに続き、今度は強化されたファラ&メッツラーの攻撃が展開。そのために強化された必殺技を使おうとするが、その完成にはほど遠く、その完成までを描く話になった。この話ではまだ不完全なまま。こう言う引きは結構珍しい。
 そして当時の作品らしく、やはり一人を中心に、誰かとの交流を描くことになる。今回は高杉が高校時代のトラウマを超えるため、監督に特訓をお願いするというものだった。
 高校の監督役にはかつての名子役日吉としやすが演じている。何故か戦隊ものに客演する場合、野球人として登場することが多い。
<ファラ曰く、「ドクターマン様の改造によって危険な女になったのよ」だそうだが、「危険な女」っていろいろな意味で捉えられるよな?
 メッツラーの新しい技アームストレッチは右腕を伸ばして攻撃する技だが、何故かサムズアップの格好だった。
 怪我を怖がる心の弱さを克服するために高校野球の監督から千本ノックを受けてトラウマを克服する真吾。良い話には違いないが、過去スピードレーサーになった時点でそのトラウマ超えてないとおかしくないか?>
第34話 見よ! バイオの力

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 ついにスーパーエレクトロンに耐えるだけのバイオスーツの開発に成功した。だがその際にバイオベースの爆発事故が起こり、ピーボが行方不明になってしまった。記憶喪失となり、町を彷徨うピーボは男の子と出会う。
 敵はレスラーメガス。モンスターが操るネオメカジャイガン。モンスターに合わせたパワータイプでプロレス技を駆使する。
 久々のピーボ中心回。バイオスーツ完成に合わせた節目なので、丁度良い感じ。スーツの完成直前にピーボが記憶喪失になってしまって、スーツが着られなくなってしまった。
 一方、新帝国ギアの方も最後のモンスターとジュウオウのパワーアップ。ジュウオウはメタルメガスの攻撃でバラバラにされているのだが、その破片をモンスターが全て集めたことでドクターマンが特別に強化を了解した。
 そしてついにスーツは完成。スーパーエレクトロンも完成した。これまでのバイオエレクトロンは複数の技が使われていたが、これからは必殺技は同じ技になるようだ。
 巨大戦ではレスラーメガスがバイオロボを肩車にして背中から地面に落とす描写がある。これまでと比べ、格段と可動範囲と安全性が上がった証拠だ。
<バイオスーツが強化されたのだが、デザインそのものは変わってない。もう少し後だったら、スーツそのものも変化しただろうけど…オモチャ売るために。>
第35話 6番目の男

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 バイオ粒子を阻害するマグネ隕石があることを知った新帝国ギアはその採掘を命じる。ギアの動きが活発なため、調査を始めるバイオマンだが、その前に野生児山守正太が現れる。並外れた運動能力に、新たなバイオ戦士ではないかと睨むが…
 敵はマグネメガス。出撃はファラとサイゴーン。
 前後編となる6番目のメンバー?(本作では7番目になるのか)という話。これがもっと後の作品だったら確実に本当に追加戦士になっていただろうが、この時点での作品ではまだそのような流れにはならなかったが、とにかく良く動いて良く喋る個性的な客演となった。
 山守正太役は後に「巨獣特捜ジャスピオン」でジャスピオンを演じることになる黒崎輝。
<ここには狐の親子がいたという山守正太だが、そこは採石場の岩地だ。いるはずがない…あ、新帝国ギアによって山肌が丸裸にされたということなのか?
 崖から落とされながら「俺まだ生きてるもんね」と平気な顔で現れる正太。人間とは思えない設定ではある。
 なんと生身の人間がネオメカジャイガンを撃退するという無茶苦茶なことをやってる。バイオマンですらやったことないのに。>
第36話 変身ボーイ

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 自ら6人目のバイオマンを名乗る山守正太。だが彼の中にはバイオ粒子はなかった。そんな彼をファラは洗脳してマグネ戦士に変えてしまう。
 敵はマグネメガス。そしてマグネ戦士。
 前回に続いて山守正太が登場。体にバイオ粒子がなくてバイオマンにはなれないが、その代わりとして、マグネ隕石の力を加えられマグネ戦士となった。バイオマンの力を阻害するマグネ隕石で作ったスーツに、素手でバイオマン並みの力を持った人間を入れる。最強の天敵とも言える。
 洗脳されて意思を失った正太を正気に戻そうとするジュンの姿がある。割とあっけなく正気を取り戻したのが残念でもある。最終話まで引っ張れるキャラだった。それだけ黒崎輝というキャラは個性とアクションにおいて一級品だと言う事だ。尤も次の話で本物のライバルが登場することになるけど。
<今回はワイヤーアクションを使った殺陣があるのだが、見栄えはするものの、時折線が見えてしまってる。これも時代考えれば味わいだが。>
第37話 殺し屋シルバ!

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 突如新帝国ギアに現れ破壊の限りを尽くす銀色の戦士。その名はバイオハンター・シルバ。かつてバイオ星を破壊した張本人だった。バイオ星の生き残りを求め、地球にやってきたのだ。バイオ粒子そのものを破壊を目的としたシルバは早速バイオマンと戦いを始めるが…
 敵はカノンメガス。バイオハンター・シルバが新帝国ギアから強奪したネオメカジャイガン。本来ビッグスリーしか動かせないはずだが、シルバによって自在に操られる。出撃はメイスンとサイゴーン。そしてバイオハンター・シルバ。
 第三勢力であり、戦隊の敵役として絶大な人気を誇るバイオハンター・シルバの登場。バイオマンを圧倒的な力で屈服させようとするが、新帝国ギアとも敵対している。
<ガスの中和剤を散布するバイオロボ。でっかい缶を開けて上から振りかけてるけど、なんだそれ?
 シルバの登場でピーボが震えているが、バイオロボまで震えてる。そんな機能があったのか?
 シルバの力を説明する際、過去イエローフォーが殺されたことを引き合いに出すピーボ。でも目の前にイエローフォーがいる訳で、ちょっと不用意な一言だったような?
 パニックを起こしたピーボを正気に戻すために平手打ちするひかる。当然手の方が痛い訳だが。
 シルバに向かってバイオロボで踏みつけて攻撃するピーボ。このサイズ差で攻撃するとか、悪人としか見えない。>
第38話 謎のバルジオン

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 地球にある何かを探しているバイオハンター・シルバ。それがバルジオンではないかと推測を立てたピーボは合流前にシルバを倒そうと考え、たった一人でシルバを探し始める。そんなピーボの覚悟を知ったバイオマンだが…
 敵はバトルメガス。体に多数の砲塔を付けたネオメカジャイガン。メッツラーによって霧の中でバルジオンに化けた。出撃はファラとメッツラー。
 第三勢力となったバイオハンター・シルバを巡る攻防戦。バイオマンだけでなく新帝国ギアもシルバを捕らえようと罠を張っており、三つ巴の戦いとなった。
 地球人にバイオ粒子を与えてしまったために最悪の戦士を呼び寄せてしまったことで、責任を感じていたピーボは、一人でシルバの元へ向かうが、いくら謝ったとしてもシルバがピーボの言葉を聞くはずはなかった。ひたすら「バイオ粒子反応あり」とだけ喋るシルバの姿が機械的でとにかく不気味。
<ピーボを守りバイバスターの直撃を受けたバイオマンだが、すぐに戦闘参加している。反バイオ粒子はどうなった?
 シルバにバルジオンの幻影を見せるメッツラーだが、そもそもバルジオンの姿も名前も分からないのになんでそれが出来たのかは謎。>
第39話 メイスンのわな!新型?! メガス出現

  脚本:山本 優
  監督:山田 稔
 バルジオンを探し求めるシルバの探知機にバイオ粒子が反応した。その発生源の元に向かったシルバは、バイオマンと鉢合わせする。その戦いでひかるが怪我を負ってしまう。一方、メイスンが繰り出したソニックメガスを強奪したシルバは…
 敵はソニックメガス。最初からシルバに奪われることを前提に作られたネオメカジャイガンで胸にあるスピーカー状の武器から超音波を発する。作戦立案はメイスンだが、ファラとモンスターも作戦に参加。サイゴーン、メッツラー、ジュウオウ総員での戦いとなる。
 メイスンの作戦にバイオマンとシルバが巻き込まれる話で、同じ場所に集められた全員が超音波で苦しめられる。そこで活躍するのがひかるで、どんなに戦いが厳しくても音楽を奏でることを忘れないことが勝利の鍵となった。
 かなり豪華な話なのだが、割とあっさりしてるのは、物語があまりに軽快すぎたためだろうか>
<ひかるがみんなを集めるために崖の上でフルートを吹いているのだが、なんで全員いるのに新帝国ギアの誰もそれを止めようとしないのだろうか?
 本編ではないのだが、次回予告でナレーターがグリーンツーをグリントゥと呼んでいた。どっちでも良いのかな?まあ、本人がグディーンヅーと言ってるくらいだから…>
第40話 奪われたターボ!新型?! メガス出現

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 打倒バイオマンのためにスピードが足りないと考えたモンスターはジュウオウと共にスピードを付けるために特訓を開始するのだが、あっという間に限界を迎えてしまった。スピードを付けるためにバイオターボの強奪に出るのだが…
 敵はクラッシュメガス。モンスターに合わせた怪力のネオメカジャイガンで、隠し腕も持つ。
 高杉真吾と子どもの交流を描く話だったが、バイオターボを奪われるという失態を犯してしまい、それを取り戻すためにグリーンツーとブルースリーが奮闘する話になった。尤も、今回はモンスターとジュウオウのずっこけた活躍の方が面白い話だった。
 バイオハンター・シルバも登場するが、バイオマッハを追いかけるグリーンツーとブルースリーを邪魔しただけ。「抹殺」とか言ってる割にゆるゆるの攻撃だった。
<手術を受ける子どもを力づけるためにバイオターボを持ち出す真吾。それって「俺ってバイオマンなんだぜ」と自慢する以外には使えない。結局自分自身に自信が無いからバイオターボに頼ることだよな。
 病気の子どもに見せるためにバイオターボを持ち出す真吾だが、何故か採石場を走ってる。県境を挟むほどの遠回りになると思うんだが、病院はどこ?
 グリーンツーを圧倒して、バイオターボを強奪した時点で去って行くモンスターとジュウオウ。ここで完膚なきまでに叩き伏せば物語は終わっていた。
 バイオターボとバイオマッハを使われてしまい、移動手段がないはずのバイオマンが瞬間的にグリーンツーの戦っている場所に来ている。どうやって来たんだろう?可能性としてはバイオドラゴンに上空まで運んでもらう程度だが、バイオドラゴンはいつも通りその後で基地から出撃してるんだよな。
 バイオロボのスーパーミサイルはいつもなら一発だけゆっくり発射されるのだが、今回はまるで花火のように景気よくぽんぽん何発も発射されていた。サイズも違うみたいだけど?
 ラストシーンでバイオターボに乗るブルースリーは箱乗りしてたけど、これはかなり危険なのでこう言う乗り方は子どもに見せるためには止めた方が良い。>
第41話 悪魔の子守り唄!

  脚本:鷺山京子
  監督:服部和史
 突如空中から現れ、子ども達を眠りに誘う白い服の女性が現れた。彼女の歌声を聞いた子はみんな眠ってしまうのだが、
 敵はアマゾンメガス。珍しい女性型のネオメカジャイガンで、ドリームウェーブを発する。頭部にあるティアラ状の装甲は脱着可能。
 夢の世界での戦いが展開する話。かなりシュールな光景となる。丁度同じ年に公開されている「宇宙刑シャイダー」の不思議空間っぽさもある。夢の中に入ったひかるのサポートとしてジュンも活躍しているので、女性二人が中心となった話。
<何にも事情を知らないはずのバイオマンの目の前には事件が勝手に飛び込んでくる。随分都合が良い。
 モンスターの夢はファラと結婚することで妄想が見えるのだが、あのメイクのままウェディングドレスを着ているのはあまりに恐ろしい。
 子ども達の夢を解明するために自ら子どもの夢に入ろうとするひかる。それが可能というなら、バイオ星の科学力は相当に高い…というか、泥縄式に設定が出てくるだけの気がする。
 今回も単に一度バイオマンを攻撃するためだけに現れたシルバだが、最後にバイオロボを見上げながらガッツポーズを取っている。「キカイダー01」におけるハカイダーそっくりだが、多分これは狙ってのことだろう。>
第42話 郷! 命を賭けろ!

  脚本:鳴海 丈
  監督:服部和史
 山ごもりをして修行中のバイオマンの面々。だがそこにあったダムにモンスターとジュウオウが現れ、サンダーメガスのエネルギー充填のために電気を独り占めしようとする。
 敵はサンダーメガス。両手に巨大なダイナモを装着したネオメカジャイガンで、電力をたっぷり吸収すれば東京を火の海にも出来る。出撃はモンスターとジュウオウ。
 郷四郎を中心に、東京と野鳥のどちらも守ろうとする努力を描いた話。動物と話せるという史朗の特長を活かした話だった。
<バイオマンが山ごもりをしているのは野鳥の楽園だそうだが、史朗は火を使っていた真吾を叱っていた。だったらこんなところでキャンプしなければ良いのだが。
 ダムの職員が逃げる中でみんなを助けに来たバイオマン。敷地に勝手に入ってるけど、そこら辺は構わないんだな。
 バイオ反応を消すために現れたはずのシルバだが、ちょっと銃を撃っただけで逃げてしまった。単純に引っかき回すためだけに出てきてるみたい。
 一時間後にサンダーメガスを東京に向かわせるというモンスター。随分丁寧な予告だ。
 野鳥を守るために囮となるという史朗。他のメンバーにはサンダーメガスと戦えと言っているのだが、そもそも五人揃ってないと力が発揮出来ないから、一緒に行動するしかないのでは?>
第43話 セーラー服の戦士!

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 ネオメカジャイガンのサタンメガスの挑戦を受けたバイオロボは受けて立つ。だが何度破壊されても元に戻ってしまう。実はサタンメガスの本体はミキという女子高生の姿をしたメカ人間にあったのだ。それを突き止めたバイオマンだが、傷ついたミキはドクターマンの息子秀一に助けられる。
 敵はサタンメガス。再生が出来るネオメカジャイガン。そのエネルギー源はメカ人間のミキで、彼女が破壊されない限りは何度でも復活する。今回の出撃はメイスンとメッツラー。
 前後編で一人のメカ人間を追う話。前に出ていたドクターマンの息子秀一が再登場。そしてバイオマンの協力者として柴田博士が登場した。かなりの急展開で、そろそろ話を畳み始めたことが分かる。
 秀一が再登場し、悲恋と分かった恋の道を進む。人の感情を描く話を持ってくるのはこの当時から徐々に特撮にも入り始めていたことをうかがわせる。
 バイオマンの前に現れパフォーマンスを行って妨害する集団がいるが、学生服姿で路上パフォーマンスをす姿は当時の原宿のパフォーマーっぽい。時代を感じる。
<根本的な問題として、破壊されたサタンメガスを再生するほどのエネルギーを一人の少女型メカが持つということが説得力を持たないという問題。そんなエネルギーがあったら、既に新帝国ギアはエネルギー革命を起こしていて、地球は滅ぼされているだろう。
 モニター越しに会話しているドクターマンと蔭山秀一の姿がある。秀一は上を向き、ドクターマンは下を向いている。ところで両者を映すカメラはどこにあるんだ?>
第44話 美しき良心回路

  脚本:曽田博久
  監督:堀 長文
 ミキと共に逃げる秀一だが、その前にメカクローンを率いるメイスンが立ちふさがる。新帝国ギアに返ってこいと言うメイスンに対し、良心回路を取り付けられたミキは逃亡を選択するのだが…
 敵はサタンメガス。ミキの自爆によって再生能力を失ったところをバイオロボに斬られて破壊された。
 メカ人間ミキを描く後編。人間とメカ人間を結ぶ絆になるかと思われたのだが、悲しい結果に終わる。
 一方、意外なところで郷史朗の出自にまつわる話へと展開していく。柴田博士は史朗についても何か知っていそうなのだが、だったら何故今頃になって出てきたのやら。
<ミキのことを、人間と機械を結ぶ初めての存在という郷史朗。これまでにいたプリンスとかブレインとかは無視なの?
 レッドワンが投げつけたファイヤーソードは文字通り刀身に炎が燃えているのだが、メッツラーに当たった時は何故か刀身が下を向いている。>
第45話 人間爆弾ジュン!

  脚本:藤井邦夫
  監督:山田 稔
 メッツラー率いるメカクローン部隊と戦うバイオマン。だがそれは罠で、突如現れたファラのバロックメガスによってイエローフォーが連れ去られそうになる。そこに現れたバイオハンター・シルバの攻撃を受けたイエローフォーの姿が消えてしまう。瀕死の重傷を負ってしまい、渋谷の町を彷徨うジュンはファラによって人間爆弾にされてしまう。
 敵はバロックメガス。体中に無表情の顔を持ったメカクローン。顔それぞれに様々な武器を搭載する他、顔をアップにすることで催眠術も使う。
 死にそうになりながら街を彷徨うジュンを描いた話で、ある種とてもフェティッシュな話。バロックメガスの顔のアップも怖く、不思議な雰囲気を持つ話に仕上がった。
 その後ジュンは人間爆弾にされてしまう。人間爆弾という概念は特撮では既に「スーパーロボットレッドバロン」で登場しているが、いちばん有名なのはアニメの「ザンボット3」だろう。正確には爆弾はヘアバンドに仕込まれていたため、文字通りの人間爆弾になってた訳ではない。
<バイオの力を失い、ただ街を彷徨うだけのジュン。なんで通信で仲間に連絡を取らない?
 ジュンに爆弾を仕掛けるファラだが、気絶したイエローフォーのヘアバンドに仕込んでる。ばれたお陰ですぐにヘアバンドを外したが、体に埋め込むとかすれば作戦は成功していたはず。それより無防備なジュンを殺害していれば話は終わっていたような?
 爆弾を外すためにバイオロボの外に出ているバイオマン。なんでファラは完全無防備なバイオロボを攻撃しない?>
第46話 脱出! わなの町!

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 ドクターマンによって作られたお化け蔦。モンスターとジュウオウにより噴霧された薬液によって東京中がお化け蔦に覆われてしまう。対応に追われるバイオマンだが、そんな中、事件現場に残されたラグビーボールに目を付けた南原竜太。
 敵はラガーメガス。全身をプロテクターで装甲強化し、ラグビーボール状の爆弾を投げつける。パワーもスピードもトップクラスのネオメカジャイガンだが、乗っているのがモンスターだったため、性能が生かし切れなかった。
 南原竜太を中心にした話。薬液を持って逃げ回るのだが、その先々にバイオマンの面々が変装して待ち構えて手助けをするという妙な話になってる。七変化を行うのは定番のひとつだから、これも良し。高杉が黒いライダースーツ、郷が老婆、ひかるが警官、ジュンがポンチョ姿のガンマンっぽい格好。そして全員でフットボーラーの格好をして追いかけっこをしてる。フットボーラーの格好は「秘密戦隊ゴレンジャー」を彷彿とさせる演出で、これもなかなか微笑ましい。
 コメディ回っぽさもあるため、モンスターとジュウオウコンビが上手い具合にはまってる。
<バイオマンの面々はちゃんと変装用に格好を持ち込んでいるようだが、それっておもしろがらせる以外の用途が思いつかない。
 いつものことだが、バイオハンター・シルバは単に邪魔するためだけに登場。ジュンを狙うもプロテクター姿のバイオマンを観て逃げ帰ってしまった。>
第47話 柴田博士の正体!?

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 バイオハンター・シルバに先んじようとバルジオン探索を続ける新帝国ギアは柴田博士と遭遇。その身柄を確保しようとするのだが、そこに現れたバイオマンと戦闘となる。戦いの中、洞窟に閉じ込められてしまう柴田博士と郷史朗。
 敵はレンズメガス。身体中にレンズを搭載したネオメカジャイガンで、レンズからビームを出して攻撃する。巨大なレンズを作り出してドクターマンに見たものを送ってもいる。
 突然現れた事情通の柴田博士の正体が明かされる話。郷史朗と何らかの関わりを持っているような伏線があったが、実は父親だったというオチ。郷の父と言う事は、バイオ粒子を持つはずだが、それが探知されなかったのはなぜか、そして何故これまでバイオマンに協力しようとしなかったのかという謎が残っている。
 そしてバルジオンの探索も進み、いよいよその在処に近づいている。
第48話 出現! バルジオン

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 自分は郷史朗の父ではないと言い切り単独でバルジオン探索に向かって行く。地獄谷にバルジオンがあることが分かったバイオハンター・シルバと、新帝国ギアのモンスターがやってくるのだが…
 敵はスーパーメガス。痩身でビーム攻撃を主体とするネオメカジャイガン。バルジオンを捕獲するために作られ、両手を外してバルジオンを拘束した。そしてモンスターとジュウオウが参戦。シルバとの戦いで激しいダメージを食ったジュウオウがスーパー
 ここまで引っ張ってきたバルジオンがいよいよ登場。郷紳一郎はバイオマンとは別行動をとっているため、四つ巴の争いになってしまった。
 郷紳一郎に言わせれば、メカ人間にも人の心をよみがえらせる良心回路こそがすべてを解決するアイテムだが、反バイオ粒子はその能力を消してしまうのだとか。いろいろ変な設定が入ってきてるようだ。
 これまで好敵手として戦ってきたモンスターとジュウオウがここで退場。最後まで堅い主従関係に結ばれた二人だった。
<良心回路を取り付ければメカ人間も良い心を持つようになる。良い悪いは何が判断するのだ?そもそも心を持った時点で良いとか悪いとか相対的なものになるのでは?>
第49話 危うしバイオロボ

  脚本:曽田博久
  監督:服部和史
 郷紳一郎とバルジオンは新帝国ギアに捕獲されてしまった。ファラはバルジオンに乗ってバイオロボに挑戦する。それを受けたバイオロボだが、反バイオ粒子砲の前に、あらゆる技は通用しなかった。
 敵はバルジオン。反バイオ粒子砲を持つため、バイオロボの攻撃はすべて無効化され、更にバイオ粒子が破壊されてしまう。
 ファラの乗るバルジオンとの戦いとなるが、同時に人質に取られた郷紳一郎の救出作戦が展開する。
 絶体絶命の危機ではあるが、バイオハンター・シルバと秀一の存在が事態をややこしくすると同時に、解決の糸口を与えてもいる。ちゃんと伏線が回収されてるので、小気味よい話でもある。
 ファラとメッツラーはここで退場。メッツラーはシルバと戦っているが、崖の上での戦いでお互い崖の下に転落してる。すげえ痛そう。ファラはバルジオンに乗って戦うが、シルバの干渉によってバルジオンが動けなくなってしまい、満身創痍のまま基地に帰ったところで爆死してしまう。
<基本バイオロボはバルジオンに敵わないのが分かってるのに、なんでのこのこ出てくるんだ?一度負けたところでピーボは一度体制を立て直せって言ってるが、最初から言って然りだよな。
 とらわれたバイオハンター・シルバは左手を犠牲にして脱出してるが、腰のバイバスターはそのまま残っているので、普通に銃を撃って脱出してる。なんで銃を取り上げないんだろう?
 メカクローンの音声を使ってバイオマンにメッセージを届ける郷紳一郎。背後からドクターマンに殴られてしまうのだが、バイオマンの面々はそれを知って声を上げてる。音声だけでどうやって知ったんだ?>
第50話 突撃ネオグラード

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 新帝国ギアの本拠地ネオグラードが南極にあることが分かり、バイオマンはバイオロボと共に南極に飛ぶ。一方、バルジオンを取り戻すためにバイオハンター・シルバも南極へと向かっていた。
 敵はバルジオン。バイオロボとの決戦でピーボのエネルギーを加えたバイオロボに倒される。そしてメイスンサイゴーン。サイゴーンはメイスンをかばってスーパーエレクトロンを食らって破壊され、メイスンはレッド湾との一騎打ちで深手を負い、その後シルバとの戦いで倒された。
 舞台は新帝国ギアの本拠地南極へ。バイオマン、バイオハンター・シルバ、秀一の三者がほぼ同時にたどり着き、そこで大混乱を起こすことになる。
 ここでビッグスリー最後の生き残りメイスンとパートナーのサイゴーンが倒される。前回ファラが倒されたが、生き残ったファラキャットは普通に会話をしている。ちゃんとしゃべれたんだね。そして決戦によってバルジオンとバイオハンター・シルバも倒された。バルジオンを失ったシルバはひたすら「バイオ粒子反応あり」の台詞を繰り返しながら倒れて爆発四散。
<ようやくネオグラードの在処が分かったわけだが、この程度に一年もかかるか?
 ドクターマン曰く絶対出られない牢獄だが、郷紳一郎の捨て身の特攻で穴を開けている。壁の強度はその程度なの?
 南極での戦いのはずだが、普通に外に出て戦ってるし、氷もない。最後に雪だけ降ってきたけど。
 レッドワンは「バイオ粒子が反バイオ粒子に負けるはずがない」と言ってた。そもそもバイオ粒子を破壊するために作られたのが反バイオ粒子なので、逆だと思うけど。>
第51話 さよなら! ピーボ

  脚本:曽田博久
  監督:山田 稔
 バルジオンとバイオハンター・シルバを倒し、ドクターマンに迫るバイオマン。対するドクターマンは自ら最強のネオメカジャイガンであるキングメガスを繰り出す。一方、父であるドクターマンの姿を探す秀一だが…
 敵はキングメガス。全身武器の塊の最後のネオメカジャイガン。バルジオンの研究によって反バイオ粒子を放つことが出来るようになっている。最後まで残ったファラキャットが一人で戦っているが、バイオマン全員の攻撃を受けて破壊された。
 新帝国ギアで最後に残ったドクターマンとの直接対決となる。前半はバイオロボによる最終決戦が、後半はネオグラードでのドクターマンの死まで。
 そして最後にピーボが他の星を守るために地球を離れ、バイオマンの回想を語って終わる。
<バイオマンは前回ネオグラードに迫り、幹部全員を倒したのだから、当然そのままドクターマンと戦うのかと思いきや、全員基地に戻っていた。いったい何を考えてるんだ?
 地球を破壊する事にしたドクターマンは一度ネオグラードに戻っているのだが、起爆装置はもう作動しているのだから、それに意味があるとは思えないな。
 全身機械の体になったはずのドクターマンは咳き込んでいる。相当本物の人間に寄せた機械だな。>
第52話