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| 2004 | マシニスト 監督 | ||||||||
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| 2001 | セッション9 監督・脚本 | ||||||||
| 2000 | ハッピー・アクシデント 監督・脚本 | ||||||||
| 1999 | |||||||||
| 1998 | ワンダーランド駅で 監督・脚本 | ||||||||
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| 1964 | コネティカット州で誕生 | ||||||||
| マシニスト The Machinist |
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| 工場で機械工として働くトレバー(ベール)は、一年前から極度の不眠症に陥り、身体は痩せ衰えてしまっていた。そんなある日、工場にアイバン(シャリアン)という新入りが入ってきてから、彼の周囲では不可解な出来事が次々と起こり始めるのだった。同僚たちが事故にあったり、トレバー自身も命の危機に遭遇する。更に何者かによって冷蔵庫のドアに不気味な張り紙が貼られ、少しずつ線を増していく… クリスチャン=ベールの激痩せぶりが話題となった作品で、役者というのは本当に凄いものだと思わされる。ベールはなんと30キロものダイエットを刊行。ここに登場するのはほとんど骨と皮ばかりである(一年後のバットマン・ビギンズ(2005)ではいきなりマッチョになってたのも凄く、この二作を見比べると大変面白い)。 その特異なキャラクタ性も良いが、特筆すべきは本作の雰囲気作りであろう。強迫観念を受けて精神が壊れていく中、どんどん周囲のリアリティが崩れていく過程は見事。 ただ、この手の作り方だと、自然オチは観てる側には分かってしまうため、ラストの衝撃は「な〜んだ」で終わってしまうのがちょっと残念。これだけ見え見えの作り方をしてたら分かってしまうよ。観てる側はそれを越える衝撃を求めてる訳だから、もう一押し欲しかった。このラストで全て損してる。 ただ、それは確かなんだけど、それにしては物語が単純すぎるような気がする。このラストに持って行くにしては、演出がくどすぎるのだ。 ではもうちょっと考えてみたい。 仮にこのラストが既知のものだったとしたらどうか?と考えてみる。特に主人公トレバーが、本当はアイバンなどという人物はおらず、全て行っている事は自分であると気付いていたとしたら。 すると、彼が最後まで解けなかったハングマンゲームの答えは、実は彼自身が解きたくなかったから、敢えて間違った答えを書き込み続けたのかも知れない。と考えることが出来るだろう。 これは心理学用語で言う所の「否認」と呼ばれるもの。例えば「あなたはガンで、一月後に必ず死ぬ」と言われた時、患者の示す反応は「私にそんなことが起こるはずはない」というものになる。彼がその否認状態に陥っているとすれば、それを認めないように努力している過程が映されていたと言うことになる。更に観ている側にもそれが分かっているなら、それがもの凄くもどかしく感じさせる。彼はひき逃げの罪悪感を負っている。そんな彼が自分を突き放し、記憶障害を起こしたため、そのような特殊な心理状態になってしまったとも考えられるだろう。 仮にそれが目的だと考えるのならば、この細かい演出を楽しむためにこそ本作はある。観てる側がイライラする。それで良いのでは無かろうか? 2回観ると楽しさが分かる作品だと言えよう。 |
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