ピーター・パン2 ネバーランドの秘密
Return to Never Land |
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クリストファー・チェイス
ダン・ラウンズ(製) テンプル・マシューズ
カーター・クロッカー(脚)
ハリエット・オーウェン
ブレイン・ウィーヴァー
コーリー・バートン
ジェフ・ベネット
ケイス・スーシー
アンドリュー・マクドノウ
ロジャー・リース
スペンサー・ブレスリン |
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物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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第2次世界大戦中のロンドン。空襲警報が鳴り響く中、ひっそりと暮らすウェンディとその家族だったが、娘のジェーンが何者かにさらわれてしまった。実は宝物を奪われたネバー・ランドの海賊フック船長が雪辱を晴らすべく、世界にやってきて、ウェンディと間違えてジェーンをさらってしまったのだ。ネバー・ランドに連れて行かれたジェーンの元に、永遠の少年ピーター・パンが現れ、再びピーターとジェーンの冒険が始まる。
かつてディズニーが放った『ピーター・パン』(1953)の約50年ぶりの正統な続編で、ウェンディの娘ジェーンが主人公となるお話。
子供用のアニメーションは昔から変わりないように見えて、意外に時代の波を受けて様変わりしている。主人公の性格をねじ曲げるのもひとつの流れで、本作は夢をなくしたジェーンがピーター・パンとの交流を続ける内にどんどん子供らしい人間性を取り戻す話となっている。
それで果たしてそれが成功したのかどうか。と言われると、先ずはっきり言えることは、思い切り外したと言うこと。観ていて全然面白くない。それ以前に物語そのものが完全に破綻してた。大々的に「ネバー・ランドの秘密」と題してるのに、その秘密というのが実は全然明かされてない。秘密って、要するにティンカーがどれだけ大事か。と言うそれだけのことだったし。言ってしまえば、『ピーター・パン』を冒涜した作品。
しかし、これは原作の冒涜だよ。妖精は儚いからこそ妖精たり得る。原作のラストで、ピーター・パンはティンカーのことを完全に忘れていたシーンがあったが、それが永遠の子供たるピーターの特性だったはず。それを全く逆にしてしまうとは。はあ。
それにキャラクターに魅力が全然感じられない。特にジェーンはどう見ても感情移入出来る存在じゃないし。かつてウェンディは常識人だったから、子供のピーターとの違和感を強調出来ていたはずなんだが、主人公のジェーン自身が常識外れじゃ、違和感がなくなってしまう。
…子供向きに徹しようとしたがために、かえって子供の好むものを見失ってしまった。近年のディズニーは本当にどうしたのかな?
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製作年 |
2002 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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allcinema |
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