MOVIETOP

トーマス・カーター
Thomas Carter

<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
鑑賞本数 合計点 平均点
書籍

_(書籍)

_(書籍)
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005 コーチ・カーター
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997 ネゴシエーター
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984 マイアミ・バイス 監督
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953 7'17 テキサス州オースティンで誕生

ページトップへ

コーチ・カーター
Coach Carter
2005MTVムービー・アワードブレイクスルー女優賞(アシャンティ)
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
デヴィッド・ゲイル
ブライアン・ロビンス
マイケル・トーリン
トーマス・カーター
ケイトリン・スキャンロン
シャーラ・サンプター
ヴァン・トフラー(製)
マーク・シュワーン
ジョン・ゲイティンズ(脚)
サミュエル・L・ジャクソン
リック・ゴンザレス
ロブ・ブラウン
ロバート・リチャード
アシャンティ
アントウォン・タナー
ナナ・グベウォニョ
チャニング・テイタム
テキサス・バトル
デビ・モーガン
メル・ウィンクラー
ヴィンセント・ラレスカ
レイ・ベイカー
エイドリアン・エリザ・ベイロン
ジェニー・ガゴ
レイシー・ビーマン
ベン・ウェバー
キャロライナ・ガルシア
デニース・ダウス
オクタヴィア・スペンサー
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 カリフォルニア州リッチモンド高校。ここはかつてバスケットの名門校と言われていたが、貧しい家庭の生徒が多く、バスケット部もすっかり荒れてしまっていた。そんなバスケット部を立て直すため、卒業生であるカーター(ジャクソン)がコーチとして就任した。カーターは、部員たちに3つの約束をさせる。常に一定以上の成績をとること、授業には全て出席すること、試合の日には上着とネクタイを着用すること。反発の声も上がったが、カーターは自分の主張を曲げることなく、厳しいトレーニングが始まる。
 ハリウッド産のスポーツもの、特に集団スポーツものは大体パターンが出来ている。それは大体二系統に分かれるだろう。一つは才能はあるが性格に難があるプレイヤーが中心となり、彼が仲間や恋人との交流を通じて、自分の思い上がりを正し、プレイヤーの一員として成長を遂げる物語。もう一つは主人公がコーチで、様々なプレイヤー達の困難に巻き込まれつつも、適材適所を見つけ出して立派なチームにするというもの(スポーツに限った訳でなく、ちょっと探せばこのパターンの作品は数多く見つけ出せる)。
 …ただ、こんな文句を言っておいてなんだけど、こんな物語が嫌いか?と聞かれると全く逆。たとえ型どおりであっても、私はこの手の作品が大好き。努力・根性・友情。こんなものが渾然一体となった物語は燃える
 その意味では本作は私が期待していたとおり。実話を元にしたとはいえ、ストーリー展開そのものは実にありがちな物語で、見事なほどに定型に沿って物語が進む大変ベタなものに仕上げられている。
 だからストーリー展開に関してはほとんど言うべき事がないのだが、本作の場合はそこに“現実問題”を密接に絡めていることが興味深い。
 日本でもスポーツは目立つし金が儲かると言うと言う事でトップを目指すような事があるが、貧富の差が激しいアメリカではそれが更に顕著。学業で名をなす事が出来ないのならば、体で。と考える事が多いだろう。しかし、スポーツマンの層の厚さは日本の比ではない。どれだけ才能があろうと努力をしようと、栄光を掴めるのはほんの一握りしかいない。その栄光の影には数多くの挫折者がひしめいているのが現状とも言えよう。
 ここでカーターが生徒達に提唱した事は厳しい。しかし例え高校時代にヒーローであったとしても、プロになれる人はほとんどいないと言う事が前提となっている。20代で自分の将来に見切りを付け、過去にしがみついて生きるだけの生き方ではなく、もし夢破れたとしても、前向きに生きる事が出来るための力を与えようとしている事が本作のユニークさであり、単にスポーツに止まらない、生き方というものも示している。
 貧しい家庭の子供が大学進学することの難しさ。貧困地区での、教育の深刻さと言ったアメリカの教育問題の一面も考えさせられる。
 日本の場合、文武両道という言葉があるように、どれほどスポーツに秀でていても、同じように勉強も大切にする風土があるので、割とこの考えは当たり前。と思ってしまうのだが、それはひょっとして持てる者の余裕なのかも知れない。改めて日本とアメリカという国の違いを感じさせられ、新鮮な思いにさせられる。
製作年 2005
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
キーワード
ネゴシエーター
Metro
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
ロジャー・バーンバウム(製)
ランディ・フェルドマン(脚)
エディ・マーフィ
マイケル・ラパポート
マイケル・ウィンコット
カーメン・イジョゴ
キム・ミヨリ
アート・エヴァンス
ジェームズ・カーペンター
ポール・ベン=ヴィクター
ドナル・ローグ
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 サンフランシスコ市警のネゴシエーター(交渉人)スコット・ローパー(マーフィ)は、彼の同僚を殺した犯人コーダー(ウィンコット)が宝石店に押し入ったとの報を受け、勇躍乗り込む。狡猾なコーダーはサンフランシスコを混乱に陥らせるが、何とか逮捕に成功した。だがコーダーは脱獄し、今度はローパーの命を狙う…
 口八丁で知られるマーフィがネゴシエーターに扮した刑事物。この人はよく刑事物の主役に抜擢されることが多い。通常マッチョさを売りとする刑事物にあって、話術で犯人を追いつめるという彼のユニークな個性によるものだろう。この人が刑事を演ると、この人にしか出せない味が出る。
 そんな意味では交渉人役ははまり役のはずなのだが、何故か失敗作になってしまった。
 理由は明確。マーフィーの個性は喋りまくることだが、ネゴシエーターとは相手の要求を注意深く受け止めつつ、譲歩を引き出す役だから。マーフィの話術は我が強すぎて交渉以前に決裂しそうな印象を与えてしまうし、コメディ色を薄めて真面目に演じようとしても生来のコメディアンなんだから、どうしてもおもしろがらせようとしてしまう。はっきり言ってここでのマーフィは存在自体がちぐはぐ。
 それに物語が出来合のものっぽいし、ウィンコットくどすぎ。交渉人という設定を無視してカーチェイス作品になってしまった。派手なだけで内容がないため、TV向きの作品ということか?
 それなりに金はかかっているので、派手さだけは充分だが、それだけ。
製作年 1997
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連

ページトップへ