<amazon> <楽天> |
|
|||||||||
|
||||||||||
_(書籍) _(書籍) |
2018 | パシフィック・リム:アップライジング 監督・脚本 | ||||||||
2017 | |||||||||
2016 | |||||||||
2015 | |||||||||
2014 | |||||||||
2013 | |||||||||
2012 | |||||||||
2011 | |||||||||
2010 |
|
||||||||
2009 | |||||||||
2008 | |||||||||
2007 | |||||||||
2006 | ヤング・スーパーマン(6th)<TV> 監督 | ||||||||
2005 | |||||||||
2004 | ヤング・スーパーマン(4th)<TV> 監督 | ||||||||
2003 | |||||||||
2002 | |||||||||
2001 | |||||||||
2000 | |||||||||
1999 | |||||||||
1998 | |||||||||
1997 | |||||||||
1996 | |||||||||
1995 | |||||||||
1994 | |||||||||
1993 | |||||||||
1992 | |||||||||
1991 | |||||||||
1990 | |||||||||
1989 | |||||||||
1988 | |||||||||
1987 | |||||||||
1986 | |||||||||
1985 | |||||||||
1984 | |||||||||
1983 | |||||||||
1982 | |||||||||
1981 | |||||||||
1980 | |||||||||
1979 | |||||||||
1978 | |||||||||
1977 | |||||||||
1976 | |||||||||
1975 | |||||||||
1974 | |||||||||
1973 | |||||||||
1972 | |||||||||
1971 | |||||||||
1970 | |||||||||
1969 | |||||||||
1968 | |||||||||
1967 | |||||||||
1966 | |||||||||
1965 | |||||||||
1964 | |||||||||
1963 | |||||||||
1962 | |||||||||
1961 | |||||||||
1960 | |||||||||
1959 | |||||||||
1958 | |||||||||
1957 | |||||||||
1956 | |||||||||
1955 | |||||||||
1954 | |||||||||
1953 | |||||||||
1952 | |||||||||
1951 | |||||||||
1950 | |||||||||
1949 | |||||||||
1948 | |||||||||
1947 | |||||||||
1946 | |||||||||
1945 | |||||||||
1944 | |||||||||
1943 | |||||||||
1942 | |||||||||
1941 | |||||||||
1940 | |||||||||
1939 | |||||||||
1938 | |||||||||
1937 | |||||||||
1936 | |||||||||
1935 | |||||||||
1934 | |||||||||
1933 | |||||||||
1932 | |||||||||
1931 | |||||||||
1930 | |||||||||
1929 | |||||||||
1928 | |||||||||
1927 | |||||||||
1926 | |||||||||
1925 | |||||||||
1924 | |||||||||
1923 | |||||||||
1922 | |||||||||
1921 | |||||||||
1920 | |||||||||
1919 | |||||||||
1918 | |||||||||
1917 | |||||||||
1916 | |||||||||
1915 | |||||||||
1914 | |||||||||
1913 | |||||||||
1912 | |||||||||
1911 | |||||||||
1910 | |||||||||
1909 | |||||||||
1908 | |||||||||
1907 | |||||||||
1906 | |||||||||
1905 | |||||||||
1904 | |||||||||
1903 | |||||||||
1902 | |||||||||
1901 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
パシフィック・リム:アップライジング | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
異世界生物プリカーサーによる地球侵略を撃退してから10年。平和を取り戻した地球は急速に発展していった。再びカイジューが現れることを想定したPPDC(環太平洋防衛軍)は新世代のイェーガーの開発と、パイロットの訓練を継続していた。そんな時代の中、地球を救った英雄スタッカー・ペントコストの息子ジェイク(ボイエガ)はイェーガー乗りを辞め、自堕落な生活を送っていた。そんなある日、盗みに入った施設で一人の泥棒の少女と出会う。一人で小型イェーガーを組み上げたアマーラ・ナマーニ(スピーニー)と出会う。 ギレルモ・デル・トロによる傑作SFロボット作品『パシフィック・リム』(2013)から5年。待望の続編が登場した。 ただ、「待望の」と一応書いたが、実は全く待ってなかったというのが正直な感想でもある。 一作目の時はなんと言っても、「デル・トロがロボットかよ!上がるなあ!おい!」というノリで、しかも出来たものが予想していたよりも素晴らしくて嬉しすぎる!と言う作品だった。 だが、あれは一本で充分。あの時の正直な感想は、仮に続いたとしても、あそこまでの出来は期待できない。あれはこれまで誰も作ってこなかったもので、デル・トロだからこそ許される、特権的な作品だったのだ。他の人が作って、しかも出がらしのようなもので何が作れるんだ? で、結局の感想は観る前と同じ。 「出涸らし」。これ以上言う必要が無いほど完璧な二番煎じ。 観る時間と金を無駄にしたとは言わないけど、せいぜい「特撮ファンとして税金を払った」と言った感じだろうか? せめて続編だから許されるいくつかの裏技を使ってくれれば、それなりに評価も出来るのだが、それすらなかったので、するっと観て終わった感じだ。 それでも良い部分はいくつかはあった。 デナイト監督はかなり日本のサブカルチャーには造詣が深いということを感じさせたのが最大だろう。物語の構造や構図の取り方など、アニメや特撮から相当の影響が見える。 特に感じられるのが、永井豪作品のアニメ演出だろう。巨大な敵とイェーガー部隊が戦うシーンなんて、「ゲッターロボ」ノリだし、出撃シーンは「グレンダイザー」っぽさを強調してケレン味たっぷり。この辺は東宝特撮リスペクトのデル・トロ演出に対抗して東映リスペクトの逆襲って感じで楽しい。 それと日本を舞台にして、都市が敢えて富士山の近く、しかも富士山が活火山という、これ又特撮ファンにはにやつける部分がある。 一応そこを評価しておこう。 他に評価しようにも出来ないと言う問題もあって、この点数が私にとっては限界である。 |