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トミー・リー・ウォーレス
Tommy Lee Wallace

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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
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2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990 IT イット 監督・脚本
レッド・テキサス 脚本
1989 ネバダ・ミステリー/静けさは危険な香り 脚本
1988 フライトナイト2/バンパイヤの逆襲 監督・脚本
アロハ・サマー 監督
1987
1986
新トワイライト・ゾーン(2nd)
<A> <楽> 監督
1985 マックス・ヘッドルーム<TV> 監督
1984
1983
1982 ハロウィン III 監督・脚本
悪魔の棲む家PART2 脚本
1981
1980
1979
1978 ハロウィン 編集
1977
1976 ジョン・カーペンターの 要塞警察 美術監督
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949 9'6 ケンタッキー州で誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

IT イット 1990

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マシュー・オコナー(製)
ローレンス・D・コーエン
トミー・リー・ウォーレス(脚)
リチャード・トーマス
アネット・オトゥール
ジョン・リッター
デニス・クリストファー
ハリー・アンダーソン
ティム・カリー
オリヴィア・ハッセー
リチャード・メイサー
ティム・リード
ジョナサン・ブランディス
ブランドン・クレイン
アダム・ファライズル
セス・グリーン
ベン・ヘラー
エミリー・パーキンス
マーロン・テイラー
メリリン・ガン
キム・コンドラソフ
マイケル・コール
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
IT <A> <楽>
スティーヴン・キング (検索) <A> <楽>
 田舎町デリー。かつて炭坑の町として大いに栄えたが、現在は廃坑となり、落ち着いた雰囲気をまとわせていた。この町には不思議なことがよく起こる。何十年かに一度、子供が神隠しにあうと言うのもその一つ。その夏にもそれは起こった。それが“IT”と呼ばれる存在によって引き起こされていることに気が付いた少年達がいた…そして20年の月日が流れ、彼らは再びデリーに集結する。ITに会うために。そしてそれを滅ぼすべく…
 これはアメリカのTVMとして製作された作品で
ビデオでは前後巻で合計3時間に及ぶ作品
 原作は初期キングの代表作と言われる作品で、ジャンル作家になりかけたキングを、それ以上の存在へと押し上げる原動力になった。それまでのキング作品にあった恐怖描写は勿論、様々な面から描写される心理面、友情物語や緻密なプロット、神話的なアプローチ等々、単純なホラー作品と言うよりは著者自身の集大成と言っても良い作品だった。テキスト数ももの凄い。これを読んだときはすっかりはまりきった。このテキスト量にさすがに一気に読み込むことは出来なかったとは言え、一週間はかからなかったな。
 映画化されていたのは知っていたが、キング作品の中でもホラー映画は何故か録でもない出来ばかりなので、なかなか手が出なかったが、ようやく観ることが出来た。
 他のキング作品の映画化作品と較べると、確かに出来は良いんだけど、やっぱり
かなり不満
 3時間というのが映画にしては長いとは言っても、この作品を描写するには
あまりに短すぎた。これをやるんだったら、テレビシリーズにすべきだった。それが正直な感想。描写の端折り方が今ひとつ気にくわない。前半部の子供時代の話はそれでも結構楽しかったんだけど、後半に入って大人の部になると、ちょっと辛い。一人ひとりのキャラの掘り下げがどんどん浅くなるし、ラストのあのモンスターは何?ピエロのペニー・ワイズはそのままで充分に怖いんだから、わざわざ変身させなくても良いんじゃない?
 時間内に終わらせるためにはこれも仕方ないのは分かるし、これは無いものねだりなんだろうな。
ハロウィンIII 1982

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デブラ・ヒル
ジョン・カーペンター
ムスタファ・アッカド
ジョセフ・ウルフ
アーウィン・ヤブランス(製)
トミー・リー・ウォーレス(脚)
トム・アトキンス
ステイシー・ネルキン
ダン・オハーリヒー
マイケル・カリー
ラルフ・ストレイト
ナンシー・キーズ
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第3作
 ハロウィンマスクを握りしめた男が病院に運び込まれる。直後、病室に押し入った謎の男が病人を殺害し、マスクを奪うと車で焼身自殺を遂げるという謎の事件が起こった。殺された男の娘、エリー(ネルソン)と共に病院の医師ダン・チャリス(アトキンス)はマスクの謎を追うのだが…。
 殺人鬼マイケルが無差別殺人を繰り返して大ヒットを飛ばしたシリーズの続編だったのだが、路線変更を狙ってマイケルは登場せず
(なんでもこれはハロウィンを題材に全部物語を変えたシリーズにする予定だったとか)、出てくるのは謎の邪教集団。
 路線変更は悪くなかったと思うし、テーマも結構面白いと思う。しかし、このいい加減な脚本と設定は何とかならなかったか?
 どっちかというとオカルトっぽい内容で話は展開していくのだが、突然ロボットは出てくるわ、ストーンヘンジを仕込んだマスクをかぶっていたら、顔が溶けて蛇とか虫とかになってしまうとか、全然そのあたりの説明がない。「ストーンヘンジのパワーだ」で全部説明を付けてしまういい加減ぶり。しかもハロウィンマスクしか作ってないおもちゃ工場が高性能のロボットを持っていたり、全米のテレビ局を買収したりと…ちょっとおふざけが過ぎるんじゃないか?
 一応評価できるのは演出で、ハロウィンマスクをかぶった子供がもだえ苦しんで、ぶっ倒れたらぐにゃっとマスクがひしゃげて蛇とかが出てくるなんてのは、音響と共に、確かに怖い演出だった。
幼児虐待ものになってしまうため、まさか?と思ったことをやってしまうのは凄い。ただ、それだけの作品。ゴアなものが好きな人だったら、このシーンだけは好きになれるんじゃないかな?
 結局この作品がコケてしまったため、以降の作品は再びマイケルが登場するようになる。シリーズの徒花のような作品だった。

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