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トーマス・アルフレッドソン
Tomas Alfredson

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鑑賞本数 1 合計点 3 平均点 3.00
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2011 裏切りのサーカス 監督
2010
2009
2008 ぼくのエリ 200歳の少女 監督・編集
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
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1993
1992
1991
1990
1989
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1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965 4'1 ストックホルムで誕生

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裏切りのサーカス 2011
2011米アカデミー主演男優賞(オールドマン)、脚色賞、作曲賞
2011英アカデミー脚色賞、英国作品賞、
作品賞、主演男優賞(オールドマン)、監督賞、作曲賞、撮影賞、プロダクションデザイン賞、衣装デザイン賞、編集賞、音響賞
2011タイム予告編ベスト
2011ピーター・トラヴァース第7位

2012ヨーロッパ映画音楽賞、プロダクションデザイン賞、
男優賞(オールドマン)、撮影賞、観客賞

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ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
ロビン・スロヴォ
ジョン・ル・カレ
ピーター・モーガン
ダグラス・アーバンスキー
デブラ・ヘイワード
ライザ・チェイシン
オリヴィエ・クールソン
ロン・ハルパーン(製)
ブリジット・オコナー
ピーター・ストローハン(脚)
ゲイリー・オールドマン
コリン・ファース
トム・ハーディ
トビー・ジョーンズ
マーク・ストロング
ベネディクト・カンバーバッチ
キアラン・ハインズ
キャシー・バーク
デヴィッド・デンシック
スティーヴン・グレアム
ジョン・ハート
サイモン・マクバーニー
スヴェトラーナ・コドチェンコワ
ジョン・ル・カレ
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ(書籍)ジョン・ル・カレ
ぼくのエリ 200歳の少女 2008
2008シカゴ映画批評家協会外国語映画賞、新人監督賞
2008放送映画批評家協会外国語映画賞
2009英アカデミー外国語映画賞
2009ヨーロッパ映画作品賞、音楽賞

2009サターン外国映画賞

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ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(脚)
カーレ・ヘーデブラント
リーナ・レアンデション
ペール・ラグナー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
モールス 上(書籍) 下(書籍)ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
 ストックホルムの郊外にある小さな町。学校でいじめられている少年オスカー(ヘーデブラント)は、冬のある晩、アパートの公園で彼女はエリ(レンデション)と名乗る一人の少女と出会う。不思議な魅力を感じたオスカーは毎晩のように公園でエリと逢うようになる。その頃、町では奇妙な失踪事件が相次いでいた…
 スウェーデン製の現代版吸血鬼映画。丁度『トワイライト〜初恋〜』(2008)のブームにも後押しされてか、世界的な公開を果たした。北欧の吸血鬼映画といえば、ドライエル監督によるそのまんまのタイトル『吸血鬼』(1931)があるが、本作は現代を舞台に取ったティーンエイジャーの青春ものとして仕上げているのが特徴。
 世界的に見ても大変評価が高い作品だし、北欧出身の監督は私の好みに合う監督も多いので、観る前はかなり楽しみだった。

 それで、素直な感想を言うが、この作品、私には
合わなかった。としか言えない。
 実際に質的にはとても高い作品だとは私も思う。作りは丁寧だし、微妙な人間的なすれ違いを経ながら「好き」という感情を醸成していく作り方も巧い。舞台が北欧。しかも冬なので、とても寒い感じがするのも良し。
 だけど、私の好みだけで限定するならば、根本的な問題があった。
 よく考えたら、最初からこれは分かっていて然りだったのだが、私は
耽美的な作品って苦手だったんだ。ついその辺忘れてた。
 観始めた瞬間からそれに気づき、
「これはまずい」とは思いつつ、結局没頭出来ぬまま終わってしまった。最初から最後まで居心地の悪い思いのまま終わってしまった感じ。

 しかし、そうなると色々アラも見えてきてしまう。
 例えば吸血鬼には人間の血液が必要だってのは分かるんだけど、その血液集めの方法が杜撰すぎ。人通りのあるところで殺した人間の血を抜くとか、死んだ人間をそのまま適当に放置してしまうとか…生き抜くための知恵があまりにも低すぎないかな?よくここまで生きてこられたと思うし、ここまでやってしまったらそもそもその中心に誰がいるかは容易に推測が付いてしまう。
 吸血鬼が生き抜くために苦労してる知恵をもう少し丁寧に描いてくれていれば、そこを見所に出来たと思うんだけど。

 終わり方もやや好みとは言えず。
 あれはエリが去ったところで終わらせば良かったんだけど、その後がねえ。
愛を貫き通すことが人としての人生を捨てることとなってしまうってのは、寂しすぎる。結局殺人鬼を一人作ることでハッピーエンドにするってのは好みに合わない。
 エリが設定上200歳と言う事であれば、最初にエリと共に旅をしてきた老人は、オスカーと全く同じようにしてエリを愛した少年だったのかも知れない。つまり、オスカーの未来は殺人鬼として裏街道を生き、最後はエリに自分を与えて死ぬしか道が残ってない。
 確かにこの終わり方は印象には残る。だけど
すごく後味が悪い
 同じく少年少女が愛を貫き通し、旅に出る
『小さな愛のメロディ』の健康的な終わり方とつい較べてしまうと、明らかに病んだ終わり方で、やっぱり本作は徹頭徹尾耽美的に仕上げられてる事を印象づけられる。

 良質の作品とは思うけど、たぶん私の資質のせいで、どうにもはまれず。

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