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1997 | ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 監督・脚本 | |
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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余命わずかと宣告され、末期病棟に入院させられたマーティン・ブレスト(シュヴァイガー)とルディ=ウルリツァー(リーファース)は、死ぬ前に海が見たいと思い立ち、ベンツを盗んで一路海へ…しかしこの車は実はギャングのもので、中には大金が積まれていたのだ。そうとは知らない二人は警察とギャングから追われつつ、犯罪を繰り返して海へと向かう… 日本ではあまり紹介されることの多くないドイツの映画だが、何年かに一本くらいの割で日本でも受けの良い作品が出てくる。本作はたまたま翌年の『ラン・ローラ・ラン』(1998)と同時に日本に入り、結構日本でも受けた作品。 死を前にしたという特殊な状況で、ただ海を見たい。それだけの素材であれば感動作あるいは人情作として作られがちだが、本作の場合はそれを『トゥルー・ロマンス』(1993)のような犯罪もののロード・ムービーに仕上げられている。 これはなかなか面白い効果をあげた。主人公二人が何も恐れることがないだけに、やることなす事無茶苦茶で、しかしその派手さの下に諦観した死生観があるため、一つ一つの行いが重く見える。上滑りしがちなギャグも、その前提で観るならば、なかなか重みがあるように見える。この作りはかなり良かったと思う。発想と、ドイツを舞台にしたお陰で画面に適度な暗さを演出できたのが本作の最大の利点だった。 ただ、ちょっとアクション部分にたるみが多く、本当に重いと言うよりは「重く見える」という程度に過ぎないのが難点。ノリを犠牲にして主さを演出しようとした部分の弊害だろう。それにギャングとの和解があっけなさすぎたかな?久々に格好良いハウアーが見られたのは嬉しいけど。 ラストが印象的で、すっきりさせなかったのが良かった。不思議な余韻を残してくれる。 |
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