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キム・ヒョンジョン
Kim Hyeong-jeong

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二重スパイ
<A> <楽>
ハン・ソッキュ
ク・ボナン(製)
ペク・スンジェ
キム・ジョンヘン
チョン・ユンソプ
シム・ヘウォン
キム・ヒョンジョン(脚)
ハン・ソッキュ
コ・ソヨン
チョン・ホジン
ソン・ジェホ
リュ・スンス
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1980年、冷戦下の東ベルリンを経由し、北朝鮮から韓国へと亡命したイム・ビョンホ(ハン・ソッキュ)。彼は韓国の国家安全企画部の執拗な取り調べを見事クリア。韓国への亡命を認められ、正式に安企部要員に採用されたが、実はビョンホは北朝鮮から送り込まれた二重スパイであり、北の諜報部から放送局の女性アナウンサーで、やはり二重スパイのユン・スミ(コ・ソヨン)と接触するように命じられる。2人は恋人を装い面会を重ねるのだが…
 韓国と北朝鮮は未だ戦争中だが、冷戦下の80年代はその意識が非常に強く残っていた事を思わされる作品だった。韓国対北朝鮮の構図は既に『シュリ』(1999)で映像化しているが、こちらはよりリアルに、そしてより切実な問題として描かれていて、むしろそちらよりは好感が持てる。
 ただ一方、リアリティに固執したため、どうしても地味目な作品となってしまっていて、今ひとつ乗り切れなかったのが難点。構造上仕方ないとはいえ、かなり最初の方でビョンホがスパイであることがばらされるので、オチはこうなるしかないのが分かってしうし。
 どんどん不気味さと切なさが増していく二人をハン・ソッキュとソ・ソヨンの演技は見事だった。やはり韓国の役者の層は厚いな。上手いもんだ。
 ただ、エンターテイメント性を排除したため、観てる内に辛くなってくる。破滅に向かうしかない二人というストーリーのみならず、どんどん重苦しくなってくるから。それに耐えられるだけの演出が必要だったのだが、後半はそれも失速。退屈さになってしまった。
 難しい題材を正面から扱ったのは評価するが、出来はちょっと勿体なかった感じ。
製作年 2003
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
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