MOVIETOP

クリストバル・レオン
Cristobal Leon

評価 年代 レビュー 書籍

Wikipediaより
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
Wikipediaより引用
経歴
5+
4+
オオカミの家
3+
2+
個人的感想
2025
2024 ハイパーボリア人 監督・脚本
2023 名前のノート 監督・脚本
ボーはおそれている アニメーション
2022
2021 骨 監督・脚本
2020
2019
2018 オオカミの家 監督・製作・脚本・アニメーション
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901

ページトップへ

レビュー
オオカミの家
La casa lobo
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
ホアキン・コシーニャ(共)
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 美しい山に囲まれたチリ南部に助け合って生きているドイツ人集落があった。動物が大好きな少女マリアは、食用にされることを知ったブタを逃すのだが、大人達によって激しく怒られてしまう。罰から逃げたマリアは森の奥に一軒家を発見し、そこに逃げ込むのだが、そこには二匹の子豚がいた。その子豚の面倒を看るようになり、一人と二匹はそれなりに楽しい生活を始めた。だがやがて森の奥から不気味な声が聞こえはじめ、徐々にそれは近づいてくるように聞こえてくる。その声を聞いたブタは少しずつおかしな行動を取るようになっていく。

 チリ在住の二人の映像作家による不思議な映画。世界的に見ても映像作家としてはかなり異端的で、比するとすれば、ヤン・シュヴァンクマイエルくらいだろう。少なくともこんなのを作って成功するのは極めて少ない。このようなシュールなアニメーション作家が生き残れる映画界はまだまだ捨てたもんじゃない。

 しかしヤン・シュヴァンクマイエルと似ているとはいえ、大きく違うのは、根本的な作り方。本作で使われているのはミニチュアではなく、本当に人間と同じ大きさで作られている。そのため、自然な形で同一画面に人とオブジェクトが置かれていても違和感がないし、怖さが増す。それこそシュヴァンクマイエルの『オテサーネク 妄想の子供』からの引用っぽさがあるものの、それを越えようと頑張っているのが分かる。

 そして本作で重要なのは、チリという国で作られたという事。この作品はピノチェト軍事政権下に実在したコミューン“コロニア・ディグニダ”がモチーフであり、そのコミューンそのものの暗喩とも、あるいはそこから逃げ出した人間の向かった先とも言われているが、SFに皮肉を込めるのは作家としての矜持が感じられる。
 そう考えると、スペイン内戦を暗喩として用いたパンズ・ラビリンス(2006)永遠のこどもたち(2007)とも比して考える事が出来るし、これを機にチリのことを調べてみたくもなった。
 暗喩ばかりで分かりにくい作品ではあるものの、実に味がある作品でもある。
製作年 2018
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
キーワード

ページトップへ

書籍
著作 評伝