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ユージン・ローリー
Euge`ne Lourie'

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鑑賞本数 2 合計点 8 平均点 4.00
allcinema goo ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
1991 5'26 死去
1990
1989
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1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971 ヘレンに何が起こったのか? 美術
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959 大海獣ビヒモス 監督・脚本
怪獣ゴルゴ 監督
1958 ニューヨークの怪人 監督
暁の暴動 脚本
1957
1956
1955
1954
1953 原子怪獣現わる 監督・脚本
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
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1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
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1915
1914
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1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903 4'8 カルコフで誕生

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怪獣ゴルゴ 1959

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ジョン・ローリング
ダニエル・ハイアット(脚)
ビル・トラヴァース
ウィリアム・シルヴェスター
ヴィンセント・ウィンター
ブルース・セトン
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 内容は、自然の摂理に人間が介入しすぎるとどうなるか。と言うテーマがある。
原子怪獣現わる
The Beast from 20,000 Fathoms

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ハル・チェスター
ジャック・ディエツ(製)
ルー・モーハイム
フレッド・フリーバーガー
ユージン・ローリー
ロバート・スミス(脚)
ポール・クリスチャン
ポーラ・レイモンド
セシル・ケラウェイ
ケネス・トビー
ドナルド・ウッズ
リー・ヴァン・クリーフ
スティーヴ・ブロディ
ロス・エリオット
ジャック・ペニック
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 南極で行われた核実験。だがそれは氷河の中より恐竜リドサウルスを蘇えらせてしまったのだ。最初にリドサウルスを発見した科学者のネズビット(クリスチャン)は知り合った女性考古学者のリー、そして考古学の権威ユルソン教授と共にその恐ろしさを世間にアピールする。最初誰も信じていなかったが、放射能を帯びた恐竜の目撃例が続き、ついにリドサウルスはニューヨークへ上陸、街中を恐怖に陥れる…
 1953年というのは名作映画が目白押しの年だが、怪獣映画においても特筆されるべき年。本作の登場は怪獣映画の新しい境地を内外に知らしめ、それまで細々と作られていた特撮作品が以降一気に増えてくれた。
 特撮好きな人間であれば本作のことを聞くことは多いだろう。レイ・ハリーハウゼンの実質的なデビュー作であるのみならず、翌年に日本で公開される『ゴジラ』(1954)とよく似た作品として。この作品が『ゴジラ』の元ネタとなったのではないかとはよく言われることだが、それほどにこの2作はよく似ている。
 面白いので類似点を並べてみたい。
 ・太古の恐竜が原子爆弾(ゴジラは水爆)によって目覚めた。
 ・最初の内、怪獣は限られたものだけに目撃され、それを主張した人間は変人扱いされる。
 ・怪獣は都市を目指して海からやってくる。
 ・二足歩行する。
 ・そのものが持つ破壊力のみならず、副次的な放射能によっても人間は被害を受ける。
 ・通常の兵器では倒すことが出来ず、科学者の考案した兵器により、しかもその当の発案した科学者自身の特攻に近い攻撃によって怪獣は倒される。

 …確かによく似てる部分はたくさんある。そのどちらにも原水爆に対する危機感というのが根底にあるのも確かだろう。
 では、逆に似てない部分を考えてみよう。
 
・原子怪獣リドサウルスは恐竜然としたシルエットを崩さないのに対し、ゴジラはむしろ人間の形態に似ている…これが日米の特撮の大きな違いとなる。オブライエンによって怪獣が映画に登場した時、その怪獣は、コングや等身大の怪獣などいくつかの例外はあるものの、アニメーションによって動かされていた。そのオブライエンの弟子であるハリーハウゼンが作るのだから、当然怪獣はアニメーション合成によってなされることになる。それはまさに芸術的と言って良い出来で、このなめらかな動きと言い、質の高さと言い今でも感心するが、一方日本ではその当時アニメーション合成に割ける予算がなかったのと、技術力も不足していたため、基本的に合成は最小限度。コマ撮りもなるだけ避け、人間が着ぐるみの中にはいることになった。技術的には確かに劣っていたかも知れない。だがこれが日本の特撮の数々の傑作を生むことになるのだし、海外に誇れる日本映画はここから生まれた。
 
・そして重要なのは、ゴジラが“荒ぶる神”であったのに対し、リドサウルスはあくまで大きなトカゲに過ぎなかったこと。たとえ形が似ていても、ここが一番の問題だった。結果、本作は数多ある特撮映画の一つに数えられるに過ぎないのに対し、『ゴジラ』は特撮映画を代表する一本へとなった(蛇足だが、『GODZILLA ゴジラ』(1998)『ゴジラ』よりもむしろ本作をベースにしたような印象を受けてしまう)
 形がいくら似ていても、怪獣に魂があるかどうかと言う点が違っているため、全く違う作品になってしまう。どちらも原子をもてあそんだ人間の悪行の因果話には違いないが、それに懲罰を与えるのは自然であるか、神であるかという点に国際性の違いも感じられる(それが神の使いであるとするのならば、それを退治してはいけないというのが西洋にはある)。
 
・後は怪獣を倒す科学者の個性の問題かな?主人公は怪獣だが、脇を固める人間のドラマも大切。本作はどっちかというとかなりステロタイプなドラマで仕上げたけど、日本でのあの芹沢博士は静かな狂気を体現していた。あの強烈すぎる個性がゴジラに負けない人間ドラマを作り上げていたと言うこと。
 これは作り方の違いであり、そのどちらが正しいとか間違っているとかではない。事実、本作のヒットによりハリウッドに怪獣映画のブームを巻き起こすことが出来たのだし
(50年代に量産されたハリウッド製SF映画は本作に負うところが大きい)、一方のゴジラは今も尚続く息の長いシリーズとなっていった。映画史においてはどちらも重要な作品であることは確かだろう。

 尚、本作は特撮担当のハリーハウゼンの実質的なデビューとなるのだが、彼には子供の頃からの友人こそがレイ=ブラッドベリ
(私の最も敬愛する作家の一人)。二人とも映画に対する情熱を持っていたため、ブラッドベリは快く自分の名前を出すことを了解したそうだ(原作はブラッドベリの短編「霧笛」となっているが、あくまで下敷きであり、映画の内容そのものは随分変化してる)。
製作年 1953
製作会社 ジャック・ディーツ・プロ
ジャンル 特撮、SF(怪獣)
売り上げ $
原作 「霧笛」レイ・ブラッドベリ
歴史・地域 南極、ニューヨーク(アメリカ)
関連 特撮事典
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