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オル・パーカー
Ol Parker

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鑑賞本数 合計点 平均点
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍

_(書籍)

_(書籍)
2018 マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 監督・脚本
2017
2016
2015 マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 脚本
2014
2013
2012 17歳のエンディングノート 監督・脚本
2011 マリーゴールド・ホテルで会いましょう 脚本
2010
2009
2008
2007
2006
2005 四角い恋愛関係 監督・脚本
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969 ロンドンで誕生

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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018
<A> <楽>
ジュディ・クレイマー
ゲイリー・ゴーツマン
ベニー・アンダーソン
ビョルン・ウルヴァース
リタ・ウィルソン
トム・ハンクス
リチャード・カーティス
フィリダ・ロイド
ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ(製)
オル・パーカー(脚)
アマンダ・セイフライド
ピアース・ブロスナン
コリン・ファース
ステラン・スカルスガルド
クリスティーン・バランスキー
ジュリー・ウォルターズ
ドミニク・クーパー
リリー・ジェームズ
アレクサ・デイヴィーズ
ジョシュ・ディラン
ジェレミー・アーヴァイン
ヒュー・スキナー
ジェシカ・キーナン・ウィン
アンディ・ガルシア
シェール
メリル・ストリープ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ギリシアの孤島カロカイリ島では、ソフィ(セイフライド)が今は亡き母ドナ(ストリープ)の夢であるホテルの改装を終え、新装開店を待つばかりとなっていた。ドナの親友ターニャ(バランスキー)とロージー(ウォルターズ)、ソフィの三人の父であるサム(ブロスナン)、ハリー(ファース)、ビル(スカルスガルド)も島にやってきたのだが、ソフィの夫スカイは仕事で来られず、しかも台風がやってきて、用意が台無しになってしまう…
 スマッシュヒットを飛ばした『マンマ・ミーア!』(2008)続編。
 前作はとても楽しく、懐かしさのあまり歌を口ずさみながら鑑賞していたものだ。あの楽しさをもう一度味わいたくて劇場へと向かった。
 出来は期待通り。今回もABBAのナンバーは健在。今回は割とマイナーナンバーもあったりして、知らない曲も何曲かあったけど、要所要所はきっちりスタンダードナンバーで締め、相変わらず口ずさみながら楽しい時を過ごすことが出来た。
 一作目と異なる点は、ドナ(ジェームズ)がカロカイリ島に住むようになった理由を過去とのザッピングで見せるというところ。一作目のオープニングで日記の形で語られていたが、それを実際に映像化してみた訳だ。これも現代との兼ね合いが面白く、過去の場面が終わった、まさにその場所が今どうなってるのかなど、ちゃんと演出に気を配りながら見せているのが気に入った。
 そして前作主人公であるドナが既に亡くなっているという前提で話が進むところも重要。ドナ不在の今を娘であるソフィがどう埋めているのかというところに力が入っている。ソフィにとってこのホテルはいまでもドナが生きているのと同じ存在感を持っているのであり、だからこそこの場所はみんなにとって大切な場所になっている。
 実際にはそこにいなくても、やはりドナが主人公の物語を作り上げたのだ。そこがユニーク。
 本来ならばそういう物語なので、ドナ役のストリープは最後まで出なくても物語はできあがるのだが、サービスで最後に出てくるところも心憎い。

 概ねほんわかしたとても良い物語だし、観ている間はノリで楽しめるし余韻も良い。ほっとしたい時に繰り返し観たいと思える作品だ。

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