クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
Queen of the Damned |
2002MTVムービー・アワード悪役賞(アリーヤ) |
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ジョーグ・サラレグイ
スー・アームストロング
ブルース・バーマン
ビル・ガーバー
アンドリュー・メイソン(製) スコット・アボット
マイケル・ペトローニ(脚) スチュアート・タウンゼント
アリーヤ
マーガリート・モロー
ヴァンサン・ペレーズ
ポール・マッギャン
レナ・オリン
クリスチャン・マノン
クローディア・ブラック
ブルース・スペンス
マシュー・ニュートン |
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物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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永き眠りから覚めたヴァンパイアのレスタト(タウンゼント)は、世界中を魅了するロック・スターになるが、インタビューに答えて一族の秘密を暴露したため、他のヴァンパイアから目の敵にされてしまった。だが、レスタトの歌声に惹かれ、ヴァンパイアの母“呪われし者の女王”アカーシャ(アリーヤ)が復活。レスタトを自分の伴侶に選ぶ。全ての人間を滅亡させヴァンパイアの理想郷を作ろうとするアカーシャと、人間との共生を謳うヴァンパイアの一派の代表マハレット(オリン)との間で揺れ動くレスタトだったが…
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994)の続編。前作は豪華なキャストで目を引いた異色吸血鬼映画だったが、実は私はあまり好きにはなれなかった。耽美性を高くしたのは良いけど、全員がとにかくウジウジした性格ばかりで、過去を悔やみ続け、今を生きてるのが苦痛なのに死ぬことも嫌。という、モラトリアム人間(?)ばかりが出てくる作品だったから。
その続編だと言うことで、本作にも全然期待はしてなかった。せいぜい夭逝したアリーヤの姿くらいしか見所はないだろうとは思っていたが、実際は予想以上の駄作。主人公たちがウジウジウジウジしているのは余計酷くなり、中途半端なアクションをそれに加えただけ。ストーリーのバランスも悪い。オチも噴飯もの。
前作もそうだが、小説向きの作品を映画にしてしまうには、作り手に本当にその小説を愛する心と、バランス感覚が重要となる。そうでないと、結局は物語を淡々と追うだけの話になってしまうし、全体的にのっぺりした作品となってしまう。本作はその典型といっても良いだろう。
特にラストにあのオチを持って行くんだったら、伏線をよほどしっかり使ってないといけないのに、そこも手を抜いたため、救いようのない作品になってしまった。いや、改めて考えると伏線はあったんだけど、見事なほどに機能してなかった。
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製作年 |
2002 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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allcinema |
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