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ロバート・スティーヴンソン
Robert Stevenson

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書籍
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1975
1974 地球の頂上の島 監督
1973
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1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964 メリー・ポピンズ 監督
1963 難破船 監督
ツツぬけですピタリ一発 監督
1962 フラバァ・デラックス 監督
1961 うっかり博士の大発明/フラバァ 監督
1960 海賊船 監督・脚本
1959 四つの願い 監督・製作
1958
1957 ニューヨークの顔役 監督
黄色い老犬 監督
1956
1955
1954
1953
1952
1951 犯罪都市 監督
禁じられた過去 監督
1950 追いつめられた男 監督
1949 十三号桟橋 監督
1948
1947
1946
1945
1944 ジェーン・エア 監督
1943 提督の館 出演
1942 パリのジャンヌ・ダーク 監督
1941 裏街 監督
1940
1939
1938 ウエヤ殺人事件 監督・脚本
1937 キング・ソロモン 監督
ノンストップ紐育 監督
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
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1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905 3'31 バクストンで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

地球の頂上の島 1974
1974米アカデミー美術監督・装置賞

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ジョン・ウエドン(脚)
デヴィッド・ハートマン
ドナルド・シンデン
ジャック・マラン
デヴィッド・グリム
アグネタ・エックマイヤー
マコ
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

メリー・ポピンズ 1964
1964米アカデミー主演女優賞(アンドリュース)、作曲賞、歌曲賞、特殊視覚効果賞、編集賞、作品賞、監督賞(スティーヴンソン)、脚色賞、撮影賞、音楽賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、録音賞
1964
英アカデミー新人賞(アンドリュース)
1964ゴールデン・グローブ女優賞(アンドリュース)
1965ブルーリボン外国作品賞
1965キネマ旬報外国映画第5位

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ビル・ウォルシュ
ドン・ダグラディ(脚)
ジュリー・アンドリュース
ディック・ヴァン・ダイク
デヴィッド・トムリンソン
グリニス・ジョンズ
ハーマイアニ・バドリー
ジェーン・ダーウェル
カレン・ドートリス
エルザ・ランチェスター
マシュー・ガーバー
アーサー・トリーチャー
レジナルド・オーウェン
エド・ウィン
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
風にのってきたメアリー・ポピンズ(書籍)パメラ・L・トラヴァース
 ロンドン銀行に勤めるお堅いバンクス氏(トムリンソン)と、婦人参政権運動に奔走しているバンクス夫人(ジョーンズ)は子供に構ってやる暇が無く、マイケル(ガーバー)とカレン(ドトリス)二人の子供を乳母に任せっぱなしにしていたが、腕白盛りの二人に、乳母も次々と辞めていく。今度も又乳母に辞められてしまい、バンクス夫妻は新聞広告で乳母を公募することになった。ところが数多くの候補者がやってきたにもかかわらず、夫妻の前に姿を現したのはたった一人しかいない。結局メリー=ポピンズ(アンドリュース)と名乗る彼女に子供を任せることにしたが、彼女には不思議な力が…
 イギリスのトラヴァーズの児童小説
「風にのってきたメアリー・ポピンズ」の映画化作品。特撮やアニメーション合成というディズニーが持てる技術をふんだんに取り入れ、爆発的なヒットを記録し、1965年全米興行成績は堂々の1位を得ている。
 この
「メアリー・ポピンズ」の原作シリーズもやはり私が子供の頃に繰り返し読んだ作品の一つ(私のレビューに読んだという児童文学がやたら多いのは、私の母が岩波や福音館の童話を山ほど買い与えてくれたからで、この二つの出版社から出ている童話のかなりの数は小学校時代に読んでいる。今更ながら母親には感謝である…その代わり、おもちゃ類はほとんど買って貰った記憶がないのがなんだが(笑))「ドリトル先生」「ナルニア」シリーズと並び、大好きな作品であると共に、子供心にイギリスへのあこがれを強く持たせてくれた作品でもあった。
 特に本作の原作に当たる
「風に乗ってきたメアリー・ポピンズ」の方は、無邪気さの強さ、それに対して大人的立場のもろさと言うものを実によく示しており、いつまでも無邪気さを忘れないようにと心に戒めていたものだ(だからこんな大人になったんだろうか?と、今更思ったりもする)。童話なのに妙に深い人間性を掘り下げるこの作品は私の中では間違いなく名作だ。
 ただ一方、楽しさを追求した本作の思い出も深い。これがディズニーの力とも言えるが、原作を換骨奪胎してしまい、人間性の深さなど、
描写が難しい部分は最初から作る気が無いのが明らか。しかし、原作からどれほど離れていても、この楽しさは尋常なものではない。本作を初めて観たのはテレビの吹き替え版だったはずだけど、ほぼ完全に没入していたはず(で、ひねたガキの私は「原作とは違う」と親の前では憤慨して見せたものだが…今もあんまり変わってないか)
 いずれにせよ本作は私の子供の頃から抜くことが出来ない思い出を作ってくれた作品であると言うことは事実。
 本作と原作の大きな違い。それはメリー=ポピンズという女性の描き方にある。原作のメアリーはほとんど妖精そのもので、あれだけの事件を引き起こしながら、自己を主張することがほとんど無い。子供たちが目にした夢のようなことも、その直後ぶすっとした表情で即座に否定してしまう。それだから最後まで彼女の正体
(と言うのがあればだが)は明らかにされないままに終わる。それがメアリーを際だたせていた。
 それに対し映画版では全くベクトルは逆。いかにしてジュリー演じるメリーを魅力的に見せようか。と言う点に特化している。結果として他の人物のキャラクタ性は後退し、彼女
(と原作とは異なり、完全にパートナーとなってる煙突掃除役のヴァン・ダイク)を一人浮き彫りにさせていた。子供心に反抗して見せたのはこの点だったけど、今になってみると、これはこれで正しい作り方だったんだとよく分かる。何故ならこの映画は“童話”ではなく、ジュリー=アンドリュースという女優を際だたせるために作られたのだから。そのため、本作の対象は決して子供にとどまらず、全ての世代の人達に対して向けられている。1965年興行収益トップというのは、そう言う事情もあってのことだろう。
 そしてそれに見事に答えたのがジュリー=アンドリュースその人だった。ここでのジュリーは間違いなく輝いており、翌年製作された『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)共々、本作は彼女の代表作となっている。そして見事デビュー作の本作で彼女は
オスカーを得ることになるが(珍しいイギリス人スターでもある)、これは本来彼女が演じるはずだった『マイ・フェア・レディ』(1964)の同情票が集まったという陰口も叩かれてしまった(舞台版『マイ・フェア・レディ』は彼女が主演で、当初映画版も彼女が主役となるはずだったのだが、プロデューサーの意向でヘップバーンにキャスティングされたという曰く付き)。私としてはどちらの映画も大好きではあるので、どちらか?と言うと選べなくなってしまうけど、強いて言うならこの年にはヘップバーンを、そして翌年の1965年のオスカーを彼女にしてほしかった(ちなみに1965年オスカーは『ダーリング』(1965)のジュリー=クリスティ)

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