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アレクサンダー・ウィット
Alexander Witt

Alexander Witt
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1952 サンティアゴで誕生

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バイオハザードII アポカリプス
Resident Evil: Apocalypse
2004ロジャー・エバートワースト第8位
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★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 アンブレラ社の地下研究所“ハイブ”での死闘から36時間後、目を覚ましたアリス(ジョヴォヴィッチ)が町に出ると、ラクーン市は既に廃墟と化していた。ラクーン警察の特殊部隊員ジル(ギロリー)らと合流したアリスは脱出に向け活動を開始するが、既に街はアンブレラ社により封鎖され、夜明けと共に戦術核による抹殺が行われることを知る。更にアリスをモニターしていた何者かによって、最強のバイオ・モンスター、ネメシスと戦わされる事に…
 前作バイオハザード(2001)は、アクション映画としては水準程度だったが、パクリの多さに辟易していて、その続編だって事で、観る気はあんまり無かったのだが、いざ観てみたら、意外なことにこれが又大変面白い作品に仕上がっていた。監督が違っていることで、随分質も変わってくるもんだ。
 本作は先ず脚本が巧い。この作品には主人公がアリス、ジル、ケインという3人(L・Jを入れると4人と考えることも出来る)登場し、それぞれの視点でザッピングしながら物語が綴られていくのだが、散漫になりがちな複数視点がタイミング良く切り替わるため、全然飽きが来ない。ジョヴォヴィッチは英語があんまり上手くないので、これは結構上手く機能したんじゃないかな?(シリーズのファンならやっぱり本作の主人公はアリスよりもジルの方に思い入れを持つだろうし)。敢えて難しい方法を直球勝負でクリアしたウィット監督の力量に先ず感心。
 それと、前回の設定をしっかり踏襲して矛盾無く物語をつなげているので、続編としてはこれ以上ないほどしっかり練り込まれている設定にも好感。前作で連れ去られたアリスの仲間がネメシスと言うモンスターになって戦うって設定もなかなかぐっと来るものがある。それにアリス自身の強さというのは、実は彼女自身がネメシス同様に改造されてしまったと言うことだし、ネメシスと闘うというのは、改造人間同士のテストのように思わせる。結果的にラストは1作目同様に引きになってしまったが、敢えて謎を残し、更に巨大な何かを感じさせてくれるのも良い。
 細かいところだが、アリスにとって最初の敵が前作のラスボス(?)であったリッカー3体で、それをあっという間にやっつけてしまうってのも続編っぽくって良いぞ。STASやネメシスの描写など、ゲームに即した設定を出してくれたのも嬉しいところ。
 前作と較べ、ホラー要素を含む演出はやや落ちた感じだが、むしろ純粋なアクション映画として、飽きさせない作りは上手かった。90分という、近年では決して長くはない時間をしっかりコントロールした演出技術はむしろ前作を越えていただろう。研究所という限定空間じゃなく、舞台を街全体にしたのもメリハリがついていた。
 反面、ステロタイプな人物描写自体はちょっと引くし、ジョヴォヴィッチはキャリア積めば積むほど演技が下手になっていくような気もするんだが、アクション部分で頑張ってるから良いか。Tウィルスに冒された人間のおどろおどろしさが抜け、普通のアクション作品っぽくなってしまった。ホラー好きには不満だろうが、多くの人に観せたいんだったら、この程度が妥当だろう。
 それと、前作はあれで終わっても一応完結していたけど、今回は明らかに「続く」となってしまったのは、ちょっと引いたな。最後にゲームの宣伝持ってくるのも何だかなあ。って感じだったし。
 良いところはたくさんある作品。ただ小骨がちくちく刺さってくるような思いをさせられた
製作年 2004
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