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幾原邦彦

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1999 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
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1994
1993 美少女戦士セーラームーンR 監督
美少女戦士セーラームーンR<TV> 監督・演出
1992
美少女戦士セーラームーン
<A> <楽> 監督・演出
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きんぎょ注意報!
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1969
1968
1967
1966
1965
1964 12'21 徳島で誕生

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タイトル
<A> <楽>
  
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 1999
<A> <楽>
  
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 私立鳳学園に転入してきた男装の少女ウテナ。かつて彼女があこがれ、永遠に失ったはずの想い人桐生冬芽を求め。冬芽と出会うことが出来たウテナだったが、冬芽は彼女に一つの指輪を見せただけ。そしてウテナは同じくこの場所で出会った“薔薇の花嫁”アンシーを巡る決闘へと導かれていく…
 TVアニメの映画化作品。
 テレビ版は未だカルト的な人気がある作品。
突き抜けた設定とくどすぎるほどの演出。耽美と格好良さ。色々なものがゴチャゴチャに詰め込まれた上に、物語そのものも凄かった。決して万人にお勧めできる作品ではないけど、一旦はまりこんだら抜けられない泥沼のような作品だ。私自身、最初にこの絵を見た時から、とても見られたもんじゃない。と思っていたのが、いつの間にやらはまりこんでいた自分に気づいた。
 まるで宝塚のような演出と
(事実宝塚でこれ、やったんじゃなかったか?)何故かモロ肌を露出しまくる男性キャラの耽美的演出。更に加えてJ=C=シーザーによるとんでもない音楽…一言でこの作品を称すれば“ゴージャス”。胃の弱い人だったら食あたりを起こしそうな豪華絢爛さだ。
 だけど、その豪華さの奥にこそ、この作品の本質はある。
 テレビシリーズでは、これをひたすら「想い」(あるいは「執着」)についてつっこんでいた。ここに登場する人物は平均的な人間からすれば恵まれすぎた者達ばかり。彼らも自分自身がエリートであることを自分に課している。だが、なまじ抜きんでているものが多いが故に押さえつけられている不器用な部分やトラウマが引き出され、それによって自分自身と直視せざるを得ない状況に陥ることが非常に克明に描かれていた…その葛藤が凡人でも分かるように描けていた故にこそ楽しかった。
 劇場版である本作は時間的な制約からかテレビシリーズほど心理を掘り下げることはしなかったが、その分、強烈な個性を見せつけていたし、金かかけているだけあって格好良さへのこだわり、一途な想い、そのようなものが良く表されていたと思う
(それに映画だからこそ出来た、かなりすけべえな演出もあり)
 そして劇場版の特性として、鳳学園そのものに個性を持たせたと言う点も大きい。王子様が不在でありながら、その王子様無しに存在できない鳳学園は様々な人間の思いを封じ込め、それによっていわば時が封じられた閉鎖空間と化している。しかし同時にこれは極めて不安定な存在でもあった。想いによって無から有を作り出そうという錬金術にも似て…
 劇場題を“アドゥレッセンス”としたのは、まさにそのような不安定な存在を思春期(ラテン語)という言葉で括ろうとしたのだろう。思春期特有の一途さ、偏屈さ、そしていつかそこから出て行かねばならない希望と、今のままでいたいと思う心。様々なものに引き裂かれそうになる不安定な感情そのもの。
 幾原監督って、その辺を描くのが本当に上手いね。
 いくつか、ちょっと首を傾げる所も多いけど、アニメ作品としてはかなり良質な部類にはいると思う
(何度も言うが、万人には決してお薦めは出来ないけど)

 後、関係ないけど、この作品に私が感謝しなければならないのは、J=C=シーザーを介して、寺山修司の映画に触れることが出来たこと。私にとっては最高といえる作品の一つ、『田園に死す』(1974)を楽しく観ることが出来た。それも本作(テレビシリーズ)のお陰。劇場版においても歌の方は全開。それが聴けただけでも結構満足してる。

 

美少女戦士 セーラームーンR
<A> <楽>
泊懋(製)
富田祐弘(脚)
三石琴乃
古谷徹
緑川光
冬馬由美
久川綾
富沢美智恵
篠原恵美
深見梨加
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ

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