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キネ旬ムック ハマルアニメ 「東のエデン」 画集 フリクリ原画集 Groundwork of FLCL 天元突破グレンラガン アニメーション原画集 第1巻 第2巻 第3巻 トップをねらえ2! アニメーション原画集 上巻 下巻 これが私の御主人様 アニメーション原画集―MARUMIE MAID WORKS _(書籍) |
2020 | |||||||||||
2019 | プロメア 監督・絵コンテ・アートディレクション | ||||||||||
2018 |
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2017 |
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2016 |
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2015 | リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード ストーリー協力 | ||||||||||
SEX and VIOLENCE with MACHSPEED 監督・絵コンテ・デザイン | |||||||||||
BATTLE SAURS Opening Animation キャラクターデザイン・作画監督・原画 | |||||||||||
2014 |
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2013 | リトルウィッチアカデミア ストーリー協力 | ||||||||||
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2012 | インフェルノコップ スーパーバイザー | ||||||||||
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2011 |
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2010 | 書家 原画 | ||||||||||
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2009 | 天元突破グレンラガン 螺厳篇 監督 | ||||||||||
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 原画 | |||||||||||
2008 | 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇 監督 | ||||||||||
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2007 |
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2006 | |||||||||||
2005 |
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2004 | トップをねらえ2! 作画監督 | ||||||||||
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2003 | DEAD LEAVES デッドリーブス 監督 | ||||||||||
CUTIE HONEY キューティーハニー アニメーション演出 | |||||||||||
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2002 |
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2001 | |||||||||||
2000 | フリクリ 作画監督 | ||||||||||
1999 |
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1998 |
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1997 |
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1996 |
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1995 | にもの 似物 出演 | ||||||||||
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1971 | 10'4 東京で誕生 |
プロメア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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30年前に出現した炎を操る新人類バーニッシュによって世界は大混乱に陥り、全人口の半分が亡くなってしまった。以降バーニッシュは人類の敵として指定され、駆逐されていった。そして現在自治共和国プロメポリスでは、炎上テロを繰り返す過激派バーニッシュの集団マッドバーニッシュに対抗すべく、対バーニッシュ用装備を扱う高機動救命消防隊バーニングレスキューが消火活動を行っていた。バーニングレスキューの新米隊員ガロ・ティモスは、火災現場でマッドバーニッシュの首魁である少年リオ・フォーティアと出会う。 過去ガイナックスで燃焼方面での演出担当だった今西洋之監督と脚本家中島かずきが中心となって作られたアニメスタジオのトリガーとして、初めての劇場用作品として作られた本作。この二人のコンビはかつて「グレンラガン」なども作っており、とにかく燃える演出が特徴。本作もそれを存分に用いた燃える作品となった。 演出に関してはある種の頂点を極めた感があり。緩急の付け方も、たたみかけるような釣瓶打ちの燃える演出も名人芸クラス。大画面負けせず、見応えだらけで実に素晴らしい。 ただ、戦いの演出は凄いのだが、問題は物語の方。 …と言っても物語自体はそんなに悪いわけではない。ただ、中島かずきだったらこうなるだろうというストーリーがあんまりにもまんまだった。あまりにもパターン過ぎる。 中島かずき脚本の特徴はだいたい全部同じで、理解力ある上司に恵まれた主人公が、上司の命じるまま目の前の敵と戦っていたら、実はその敵こそが本当は正しかったというもの。理解あると思ってた上司が実は黒幕だったというのもパターン。このパターンを手を変え品を変え、何度も繰り返している。 その辺もうちょっと捻るとか、あるいは別なパターンにするとかもうちょっと考えてほしかったな。突出した演出もストーリーの弱さで台無しだ。 …いや、違うか。ありきたりな物語も突出した演出でどこまで見せられるかの挑戦の作品だったのかもしれない。 |
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天元突破グレンラガン 螺厳篇 2009 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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大グレン団の活躍によりロージェノムは倒され、人類は地上での生活を謳歌出来るようになった。グレン団の面々も地球復興の中心となり、忙しく働いていたが、7年越しでシモン(柿原徹也)はニア(福井裕佳梨)にプロポーズを果たす。しかし、まさにその時、地球最大の危機が訪れるのだった。なんとニアは遺伝子に螺旋を持つ存在を抹殺するアンチ・スパイラルから送られた存在だった…愛するものから遠ざけられ、地球崩壊目前の絶望に、シモンらがなすべき事は… TV版「天元突破グレンラガン」を再編集して送った『天元突破 グレンラガン 紅蓮篇』の続編。前編と同じくテレビ版を元に、多数の新作カットを加えて再編集したものだが、前編と比べると新作カットの量が半端無く、ほぼ半分くらいは完全新作じゃないのか?という位に力が入りまくってる。 テレビ版と劇場版とでは、かなり細かいところで違いがあるのだが、その辺のことはここでは言わない。テレビを観ていたことが前提だといろいろと違いが感じられるということだけで充分。大体物語自体が“好きな女を取り戻すために悪人を倒す”というストレートすぎる王道だから、言う必然性もない。実際本作は恐ろしいほどに単純な物語なのだ。 ところで、テレビの演出に関しては、かなり凄いものがあった。テレビだから許される、そして最近のアニメではまず見られることがなくなった、タメの演出が非常に細やかに作られていたのだ。単なるノリと勢いだけで作られたテレビ版の前半部とは異なり、一旦楽しげな未来社会を出して見せた後で、急転直下で絶望に落とすのだが、そこで低迷したストーリー展開を2話に渡って丹念に作ってくれていた。その昔、「あしたのジョー」では、この辺のタメの作り方がとてもうまく、物語自体は観ているのがきついのに、観ずにはいられない。と言った感じの作りを、数話かけて作ってくれたりしていたもの。しかし、今のスピード感重視のアニメ作品ではとんと見られなくなってしまった作り方だ。この演出をきっちり作ってくれたことがテレビでの本当の成果だったと思う。徹底的にダウン調に入ることで、じりじりとストレスをため続け、そして、それを一気に爆発させる。あの演出で、私なんかはかーっと頭に血が上った感じがした。私がこの作品を最大限評価するのは、このタメの部分に他ならない。 これはテレビでは評価されるのだが、映画にする場合、尺の問題もあって演出は変える必要があって、実はこの作品を観る際、私が一番注目していた部分がそこだった。どれだけきつい内容を長く取るのか? …と、思っていたのだが、そんなことは全く本作では顧慮されなかった。前回の取りこぼしから前述したタメ部分を経過するまで時間にして30分弱で経過。その後は、徹底した燃え展開のみ。 ファンであれば嬉しい描写だが、私が評価していた部分は他にあるわけで、その部分に関してはかなり不満を感じてしまう。つまらなくなっても良いから、徹底的にネチネチと精神を犯すような描写が続いてほしかったとは思う。それこそ本当の緩急だろうと思うのだが、その辺がすっぱりと割り切られていたのには不満。 ただ一方、流石にそれだけに特化しているだけあって、燃え描写に関しては申し分ない。というか、これ以上は到底無理と思えるくらいの怒濤の展開が待っていて、これだけでも充分お腹いっぱいにはなった。グレンラガンはどんどん巨大化し、最後は銀河をも越えてしまう。この馬鹿げたあり得ない物語を、ノリで受け入れてしまうのが本作の楽しみだろう。 細かいことを言わず、ひたすら燃える作品が観たいんだ!という人には一番のお勧め。 |
天元突破 グレンラガン 紅蓮篇 2008 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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遥か未来の地球。そこでは人間は決して地上には出てこられぬよう地下に押し込められ、地上では獣人と呼ばれる人とも獣ともつかない輩がばっこする荒れ果てた土地になっていた。そんな地下の村の一つで異変が起きた。穴蔵生活に地上に飽き飽きしてなんとしても地上に出たいカミナとその弟分のシモン。その村の地下でシモンは不思議なロボットを掘り当てるのだが、丁度そのとき地上からロボットが落下してくる…カミナとシモンの冒険が始まる。 2007年。丁度この年は世界中で一種のアニメブームの中にあり、その中で日本のアニメは最先端をいくものとして認識されていた時期。こんな時に本当に久々にガイナックスがテレビアニメに帰ってきた。こんな中で発表された本作はかなりの期待を持って見られており、実際放映開始以降ネットの方ではたいした盛り上がりを見せていた(実質的にヒットしたのかどうかは分からないけど)。確かに物語としては王道かつストレートな展開だが、「こんなものを観たかった」という叫びが聞こえてきそうなパワフルさと、“燃える”要素満載で、さらに新しさもきちんと加えられていて、大変好評をもって受け入れられたのは事実。私自身も友人から「これはお前向きだ」と聞かされ、興味を持って楽しく視聴させていただいた。 それが二部構成の劇場版となって帰ってきた! …ということで、丁度めぐり合わせも良かったので早速観に行ってきた。 確かにこれは燃える。TV版のクライマックスシーンの詰め合わせ的な部分は確かにあるものの、その分2時間たっぷり見せ場だらけに仕上がっている。 それは大変に嬉しい…嬉しいのだが、問題として、これだったら大きなテレビで元のTVアニメを観ればそれで済むんでね?という思いもちらちらと。元のアニメを知らなくても理解できるように工夫されてるし、新作のカットも数多く使われているけど、基本はファンのためのお祭り作品からまったくこれっぽっちも一歩も出ていない。これを観るのはTV版を楽しんで観ていた人ばかりなのでは?ダイジェストだけあって、盛り上がりの要素は多数あるものの、物語としてのタメの部分をばっさりと切り落としているので、これを本当に楽しめるのは、ストーリーを知っている人だけ。映画単体としては致命的にストーリーが弱い。時間的な制約があって、それに詰め込まねばならないので、自然こういう作りになるのだろうとは思うが、盛り上がる部分だけを入れてみました。と言った感じ。 新作カットもあるが、これも盛り上げる部分を更に強化するために用いられているため、結果として本当に緩急無く盛り上がりっぱなし。 そう言う作品だと割り切って観れば全く問題ないとは言え、果たして新規のファンを獲得することが出来るのか?そもそも果たして本当にこれ劇場化することが求められていたのか?大いに疑問の部分あり。 それで良いと言われれば全くその通りで、私自身も大いに楽しめた。ただ、ちょっと重箱の隅をつついてみたいだけ。 |
DEAD LEAVES デッドリーブス 2003 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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