ニンジャバットマン 2018 |
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清水一達
坂本隆輔
吉野功一
里見哲朗(製)
中島かずき(脚)
山寺宏一
高木渉
加隈亜衣
釘宮理恵
子安武人
森川智之
諏訪部順一
石田彰
梶裕貴
小野大輔
田中敦子
チョー
三宅健太
河西健吾
大塚芳忠 |
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★★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
3 |
3 |
4 |
2 |
3 |
シリーズ |
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ゴッサム・シティでゴリラ・グロットが何らかの発明をし、その実検を行おうとしていることを嗅ぎつけたバットマンは相棒のロビンと共にゴリラ・グロットの研究室を急襲する。だが二人の観ている前で装置は発動してしまい、気絶してしまった。目が覚めたバットマンの前には、見慣れぬ光景が広がるのだが、それはなんと中世の日本の姿だった。更にそこで既にジョーカーをはじめとするヴィランたちが数年前から活動しており、それぞれが大名になっていたことに気づかされる。そしてヴィランたちはバットマンを亡き者にしようと用意して待っていた。
DCコミックの二大シリーズの一つ「バットマン」は漫画の枠から飛び出て様々なメディアになっている。定期的に実写映画も作られているが、ビデオリリースであればアニメーションも作られて続けている。
そんな中、完全新作のアニメが日本で作られることになった。
内容は、なんと日本の戦国時代を舞台に、バットマンを中心としたヒーローとヴィランが入り交じって戦うと言う内容。いろんな意味で偏った内容になりそうな作品だった。
それで作られた本作は、確かに相当偏ってた。時代考証が無茶苦茶なのは別に構わないとして、ぶっ飛んだセンスとキャラのとんがり具合が実に良い具合。特にキャラはまるで歌舞伎役者のように見得を切って戦う様が妙にはまっている。演出に関しては独特のセンスが光る話になってた。
尺が短い分、活躍出来るキャラをかなり限定してストーリー性を保持していたのは正しい。ただ、せっかくこんなに濃いキャラが多数登場するのだから、出来ればテレビシリーズにしてじっくり一人一人を描いて欲しかった気はする。 |