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2005 | 2'27 死去 | |
2004 | 真説 タイガーマスク | |
デビルマン | ||
2003 | ||
2002 | ||
2001 | ||
2000 | モー娘。走る!ピンチランナー 監督 | |
1999 | 実録外伝 武闘派黒社会 監督 | |
1998 | 新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT4 監督 | |
新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT3 監督 | ||
あばれブン屋 監督 | ||
1997 | ||
1996 | リップスティック 墜ちていく女 監督 | |
地獄堂霊界通信 監督 | ||
ろくでなしBLUES 監督 | ||
1995 | ||
1994 | ||
1993 | ||
1992 | ||
1991 | 代打教師 秋葉、真剣です! 監督 | |
1990 | ||
1989 | 右曲がりのダンディー 監督 | |
1988 | ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇 監督 | |
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭 監督 | ||
1987 | ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲 監督 | |
新宿純愛物語 監督 | ||
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲 監督 | ||
1986 | 紳士同盟 監督 | |
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌 監督 | ||
1985 | ビー・バップ・ハイスクール 監督 | |
タブーX倒錯 監督 | ||
1984 | ヴァージンなんて怖くない 監督 | |
ルージュ 監督 | ||
姉日記 監督 | ||
美少女プロレス 失神10秒前 監督 | ||
1983 | セーラー服 百合族2 監督・脚本 | |
セーラー服 百合族 監督 | ||
宇能鴻一郎の姉妹理容室 助監督 | ||
1982 | ワイセツ家族 母と娘 監督 | |
(本)噂のストリッパー 助監督 | ||
女新入社員 5時から9時まで 助監督 | ||
女事務員 色情生活 助監督 | ||
1981 | ズームアップ 暴行白書 助監督 | |
1980 | 朝はダメよ! 助監督 | |
1979 | ||
1978 | ||
1977 | ||
1976 | ||
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1974 | ||
1973 | ||
1972 | ||
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1908 | ||
1907 | ||
1906 | ||
1905 | ||
1904 | ||
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1902 | ||
1901 |
真説 タイガーマスク 2004 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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デビルマン 2004 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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平凡な高校生不動明(伊崎央登)は、親友飛鳥了(伊崎右典)に誘われ、了の父の研究所で恐るべき光景を目撃する。新型エネルギーの開発を行っていた了の父は、地中深くに眠っていた未知の存在に寄生され、不気味な姿に変体していたのだ。しかも了は「俺も寄生された」と言い、明に「殺してくれ」と頼み込んできた。しかも恐れる明にも精子に似たデーモンの種子が取り付いてしまう。だが明の強靭な精神はデーモンの浸蝕を撥ね返し、デーモンの体と人間の精神を持ったデビルマンとして誕生するのだった。 劇場予告は前から結構かかっており、しかもCASSHERN(2004)と一緒に予告がかかると、そのできの悪さというものをまざまざと見せつけてくれていた。何せCGパートと実写パートの画面の乖離が無茶苦茶で、予告でありながらも、主人公伊崎の大根ぶりが分かってしまっていたから。 だから分かってたんだよ。この作品は屑だって事は。でも、あの予告は半年も前のもの。完成版ではエフェクトも変えられているだろうし、なんぼなんでもあんな予告作っておいて、どんな反響があったのか位は考えているだろう。 ところで、原作「デビルマン」という漫画は日本の漫画界においてエポックメイキングな作品であり、それだけにこの作品の影響は多大だった。現に今現役の漫画家の中でも、この作品にショックを受けた人の数はとんでもない数に上るだろうと思える。原作者の永井豪氏も大変な強い思い入れがあるらしく、これまで何度となくハリウッドのオファーを断り続けてきた(確かにハリウッドに作らせたらあのラストは無理なのは分かってるし)。 かくいう私自身も、TVアニメは知っていたものの、原作の圧倒的パワーに完全に打ちのめされた人間の一人。小学校の時、立ち読みで単行本読んで、その夜熱を出したくらい。現にオリジナル版、拡大版、単行本版の3バージョンの漫画本を持っていた。デーモンを介し、人間のエゴと精神のどす黒さ、光と闇との戦い。そして何より、ヒロインが殺され、首だけになってしまうと言う物語中盤の凄まじい描写。現に今、これを書いてる私の腕は鳥肌が立ちっぱなし。 たとえどんな作品でも構わない。「デビルマン」を劇場で観られるなんて機会を逃してたまるか。かなり悲壮な思いを持って劇場へ。 あ、あああああ、おおおおお… なんじゃあ、こりゃあ! ふっざけんなこの野郎。これがデビルマンか?これが俺が思い焦がれていたデビルマンの姿かよ! 物語駄目。キャラクター駄目。演出駄目。設定駄目。見事なくらいに全部駄目。泣きたいよ。私は。 あんまりのショックでしばし茫然自失状態だった。 ほんと、いっそ「駄目!」とだけコメントしてそれで終わらせようかと思ったくらいだ。 それでも、やっぱり時間経ってみると、それなりに書くことが出てきた。 先ずキャラクター。最早いったい何でこんな奴らに演じさせようと思ったのか分からない。主役の伊崎兄弟は滑舌が悪いのみならず、完全な棒読みで、演じようとする努力すらしてない。央登はデーモンであることがお父さん役の宇崎竜堂にばれたときに「はああ」と気の抜けた台詞しか吐けない。特に酒井彩名とのラブシーンは最早開いた口がふさがらないと言うレベル。ふざけて選んだんじゃねえのか?これ。了役の右典の髪型と髪の色が出てくるたびに変わってるのも妙。このくらい統一も出来ないのか?デビルマンとなった央登といい、シレーヌ役の冨長愛と言い、メイクがはがれてる。メーキャップさえまともに出来ないとは…客演が宇崎竜堂、KONISHIKI、ボブ・サップ、小林幸子、鳥肌実とか、面白いのを出してるのに、全部見事に外ればかり。特にボブ・サップはなんでニュースキャスター?配役そのものが全部いっそ見事なくらいに駄目。 そして舞台だけど、舞台は大きく分けて四つに分かれてる。学校とショッピングモールと明の家と海岸…って、それだけか?TV版の『ドラえもん』か!こいつは。なんつースケールの小せえ物語に仕上げてくれたもんだ。申し訳程度に世界破滅のイメージを出しても、アルマゲドン(1998)とターミネーター2(1991)の破壊のボードをそのまんま使っただけ(しかも爆風さえも起こらず、その後も夜の待ちにはネオンが瞬き、部屋には煌々と明かりが灯される)。本来の持つ世界レベルの話をご近所恋愛ものにしてしまっていた。その端的な描写はジンメンとの戦いに描かれてるだろう。ショッピングモールでデーモン化した人間がそこにいる人間を次々食ってしまう。友達が食われてしまったことを察知した明は、何を考えたか、先ず海岸に行く。ショッピングモールで事件起こったのに、それが分からないのか?しかも海岸で大声で叫んだ後、全く意味なく海の中に入り込み、顔を海の中につっこんで…だからなんで海なんだ!殺されたことを知ったお前の感覚って一体どうなってるんだ? ストーリーに関しては、よく言えば「凝縮」なんだが、要は原作から特徴的なエピソードを抜いて張り付いただけ。しかも全部超適当と来てる。先ほど挙げたジンメンのエピソードだって、単に一言二言喋って背中ぶち抜くだけ。前半の山場であるはずのシレーヌとの戦いさえ、CGと実写の合成が乖離してる上に、ちょっとどつきあって、申し訳程度に明が寝転がって終わり…ちょっと待って。このエピソードだけで映画一本作れるだけの内容持ってるんだぞ。それをこの程度。しかもシレーヌがどうなったのか、まるで描かれずにおしまい。泣けるよ。ほんと。 そんで、クライマックスが近づくと、今度はデーモン迎撃隊を登場させて人間不信と家族愛に話を持って行くのだが、この陳腐さ!大体デーモンの家だって貼り付けてる紙にはダビデの星が描かれてるんじゃないのか?もしこの作品海外輸出考えてるんだったら、これは絶対やっちゃいけなかったこと。魔女狩りじゃなくてホロコーストにしてどうするんだ!スタッフの誰一人としてこれってやばいとか思わなかったのか? それでラストなのだが、確かに二時間ではデビルマン軍団を作ることは出来ないのは分かる。しかし、それなら何で半デーモンの女の子をわざわざ出して、それで長々とストーリーを引っ張る必要があるんだ?あれは完全に余計。明が「一緒に戦おう」と手をさしのべさせれば、少なくとも、それらしい演出になっただろ。時間がないのに二つの物語を並行して進ませるもんだから、バランスが無茶苦茶。 しかも、原作で最終戦争となっていたラストエピソードが、単なる明と了のくだらないCG対決で終わり。(あんなでっかい)月が割れてる説明もなし(単に『EVA』やりたかっただけか?しかも戦いが終わった後、ラストシーンでまだ人柱がうねうね動き回ってる…って、まだ最終戦争が終わってねえじゃん。ここまでひっぱっておいてこれかよ!開いた口がふさがらない。 那須監督、デビルマンのファンを完全に敵に回したな。少なくとも、これからこの監督の名前を見ただけで絶対に映画は観ないことにしたい。監督に対し、ここまで怒りを感じた作品は、滅多にない位の怒りを感じさせてくれた。 原作者の永井豪氏自身が役者として登場してるけど、あんな役をやるより、いっそ文句を山ほど垂れ流し、いっそお蔵入りにしてしまえば良かったんだ。 この作品は、公開してはいけなかった。いっそ倉庫で眠らせておいて5、6年後に「幻のフィルム」と題してDVDあたりで売るべきだったんだ。その方が絶対儲けが出た。 まだまだ言い足りない。書いてる内にどんどん悪感情が循環してきたので、ここで終わり。もう絶対に書かない。 |
紳士同盟 1986 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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海外旅行詐欺にあってしまい、多額の借金を負ってしまった女子大生樹里野悦子(薬師丸ひろ子)は生きるためにひたすらバイトに精をだしていた。しかも出版社の就職をちらつかされて又しても騙されてしまう。悦子は騙され続けてきた知り合いを集め、復讐を含めて信用詐欺を行なうことにした。悦子に一目惚れしたとつきまとう春日民夫(時任三郎)にターゲットを当てるのだが、単なるおぼっちゃまと思っていた民夫にも色々と問題が… 詐欺師をテーマにした小林信彦原作の同名小説の映画化で、1987年邦画興行成績9位。 映画を数観るようになると、色々な事が分かってくるものだが、それは良い事ばかりとは言えない。例えば昔観て「面白い」と思った作品が、どれだけ駄目な作品化が分かってしまうこともある。 本作はその筆頭。 実は本作を最初に観た時、面白い!と思ったもの。しかし、その後いろんな小説を読んだり映画を観てたりする内に、どれだけ本作が様々な作品からパクッてきたのかが分かり、どんどん評価は落ちていった。細かい所を含めると本当にいくらでも出てくるのだが、とどめとなったのは『スティング』(1973)を劇場で観た時。そのラストを観た瞬間。私の中の本作の位置づけはマイナスに振り切ってしまった。これか!このオチをそのままパクったのか!その瞬間、本作は私にとっては、「良い作品」から「憎むべき作品」へと降格した。全てはそれを見抜けなかった私の眼力の無さと言われればそれまでとは言え、この作品に関しては思い出すと自分自身が情けなくなってくる。 まあ、今となっては、何せあの那須監督が作ったという時点で駄作は決定してる訳だが。私の目もいろんな意味で成長してる訳だ。 |
ビー・バップ・ハイスクール 1985 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ビー・バップ・ハイスクール | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1986日本アカデミー新人賞(清水宏次朗、仲村トオル) 1986毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞(仲村トオル) 1986ヨコハマ映画祭監督賞、最優秀新人俳優賞(仲村トオル)、第6位 |
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私立愛徳高校に通う加藤浩志(清水宏次朗)と中間徹(仲村トオル)のツッパリコンビは留年が決定したが、高校のマドンナの泉今日子(中山美穂)と同じクラスになれたことで有頂天になった。そんな中、喧嘩三昧に生きる二人の物語。 きうちかずひろ原作のコミック「BE-BOP-HIGHSCHOOL」の映画化作。不良学生の賛歌というか、いろんな要素をごちゃ混ぜにした作品(監督に言わせると、「日本にはジャッキー・チェンがいない。だから30人の不良を落っことして勝負する」とのことで、撮影には本物の不良もいたそうな)。 で、出来はと言うと、とてもまとまりのない物語としか言いようがない。まとまりのなさは筋金入りで、全く関わりを持たない短いエピソードをとりあえず詰め込んでみましたという程度の作品。 他校の不良とつるんでたと思ってたら、次のシーンでは学校の中で殴り合いをしてるし、その直後に恋愛ものをやってたりと、一体何がやりたかったんだ?と言った感じ。だから、評価がちょっと難しいのだが、映画として考えるならば、やっぱりこの点数にしておくことにしておく。 テレビでも充分って気がするけど、仲村トオルのデビュー作って点だけは評価すべきところだろう。 |
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