ドラえもん のび太の大魔境 |
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別紙壮一
菅野哲夫(製)
藤子不二雄(脚) |
大山のぶ代 |
小原乃梨子 |
野村道子 |
肝付兼太 |
たてかべ和也 |
加藤正之 |
千々松幸子 |
白川澄子 |
清水マリ |
村瀬正彦 |
杉山佳寿子 |
滝口順平 |
永井一郎 |
柴田秀勝 |
栗葉子 |
麻生美代子 |
田中康郎 |
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★★★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
4 |
3 |
3 |
4 |
4 |
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春休みに一匹の子犬がのび太の家に迷い込んで来た。ペコと名付けられたその子犬は、航空写真の中から不思議な巨神像の写真を探し出した。それはコンゴにあるという謎の巨神像であり、その秘密を求め、のび太たちは春休みを利用してその石像を探しに行くのだが…
1982年邦画興行成績5位。この辺りから邦画興行成績にアニメが連ねることが多くなってきたことを如実に感じさせられる成績だった。
本作は劇場版ドラえもん第3作で、私にとっては2本目。初めてテレビ以外で観たドラえもんとなった。実は私の町には映画館はなく、たまたま町の公民館で夏休みに放映したものだった。まあ、当初「子供が観るもんだ」と鼻を鳴らしつつ、それでも大画面で映画が観られる!という魅力には勝てずに親に金出してもらって観たのだが(当時中学1年生)…はっきり言って最後は泣けた。あまり本シリーズの映画は観ていないけど、現時点では本作が私にとってはベストの作品。
ドラえもんの劇場版は特に初期のシリーズはストーリーの良さもあるが、TVでは描ききれない部分を細やかに描く所に特徴があり、いつものメンバーの意外な面を見せてくれるのが良い。
特に本作の場合、ジャイアンのキャラ立ちが実に素晴らしくできている。町の中では乱暴者で、それこそメンバーの上に君臨する暴君のようなキャラなのだが、それが映画になって、町の外に出ると、咄嗟のトラブルには対処出来ない。逆に冒険に役立ってるのは他のキャラばかり。お陰でジャイアンのプライドはズタズタにされ、更に無理して良い所見せようとした挙げ句、帰り道を閉ざしてしまう。この逆境において、無口に、自分の出来ることをしようとする姿は、本当に“隠された魅力”爆発ってところ。
本作の脚本は藤子不二雄自らが手がけていると言うだけあって、物語の力の入り方も良い。全編活劇が展開し、ドラえもんの秘密道具も惜しげなく投入され、ラストの意外さもあって最後まで飽きさせない作りに仕上がっていた。
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製作年 |
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製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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