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不可聴領域 Kindle版(コミック) |
2019 | |||||||||||
2018 | |||||||||||
2017 | |||||||||||
2016 | |||||||||||
2015 | 呪怨 -ザ・ファイナル- 監督・脚本 | ||||||||||
2014 | 呪怨 -終わりの始まり- 監督・脚本 | ||||||||||
学校の怪談 呪いの言霊 監督・脚本 | |||||||||||
2013 | 怪物 監督 | ||||||||||
2012 | 死と彼女とぼく 脚本 | ||||||||||
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2011 |
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2010 | 劇場版 怪談レストラン 監督 | ||||||||||
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2009 | 都市伝説セピア 監督・脚本 | ||||||||||
2008 | シャッター 監督 | ||||||||||
2007 | |||||||||||
2006 | |||||||||||
2005 | ラスト・プレゼント 監督 | ||||||||||
2004 | 日本のこわい夜 監督・脚本 | ||||||||||
感染 監督・脚本 | |||||||||||
2003 | 天使の牙 B.T.A. 脚本 | ||||||||||
2002 | |||||||||||
2001 | |||||||||||
2000 | |||||||||||
1999 | 催眠 監督・脚本 | ||||||||||
1998 | |||||||||||
1997 | |||||||||||
1996 | パラサイト・イヴ 監督 | ||||||||||
1995 |
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1994 | 龍は眠る 監督 | ||||||||||
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1993 | |||||||||||
1992 |
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1991 | |||||||||||
1990 |
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1989 |
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1988 | |||||||||||
1987 | |||||||||||
1986 | |||||||||||
1985 | |||||||||||
1984 | |||||||||||
1983 | |||||||||||
1982 | |||||||||||
1981 | |||||||||||
1980 | |||||||||||
1979 | |||||||||||
1978 | |||||||||||
1977 | |||||||||||
1976 | |||||||||||
1975 | |||||||||||
1974 | |||||||||||
1973 | |||||||||||
1972 | |||||||||||
1971 | |||||||||||
1970 | |||||||||||
1969 | |||||||||||
1968 | |||||||||||
1967 | |||||||||||
1966 | |||||||||||
1965 | |||||||||||
1964 | |||||||||||
1963 | |||||||||||
1962 | |||||||||||
1961 | |||||||||||
1960 | |||||||||||
1959 | |||||||||||
1958 | 東京で誕生 |
呪怨 -ザ・ファイナル- 2015 | |||||||||||||||||||||||||||
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呪怨 -終わりの始まり- | |||||||||||||||||||||||||||
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感染 2004 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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経営危機に陥ったとある病院に次々と運ばれてくる患者達。人手が足りない医師達の疲労は限界に達し、不慣れな看護士達とのぶつかり合いもあり、最早全てが限界に達していた。そんな中、入院中の重傷患者の容態が急変し、医師の秋葉清一(佐藤浩市)と魚住晴哉(高嶋政伸)が大急ぎで治療に当たるが、不注意から患者を死なせてしまう。なんとか明らかな医療ミスを隠蔽しようとする医師達だったが、そんな時に今度は内臓が溶け始めた急患が運び込まれてくる。今は治療できないと泣きつく秋葉だったが、もう一人の医師赤井清(佐野史郎)だけは薄笑いを浮かべたまま、その患者を受け入れる… 新レーベルである“Jホラーシアター”製作の作品で、『予言』(2004)と同時公開された作品。二本の新作ホラーが観られるのでお得感はあるのだが、私はTVで拝見。 いわゆるJ−ホラーの牽引役の一人落合監督による医療ホラー。そもそも落合監督は科学的なホラーを描くのが得意なので、思い切り自分のフィールドに引き込んだ作品と言える(このプロトタイプが1991年に放映された「世にも奇妙な物語」内の落合監督による「急患」だった)…けど、はっきり言って本作は失敗作と断言できるのだが、その理由は明確。 この作品は「ホラー=気持ち悪いもの」という単純な図式に堕してしまっていたから。生理的嫌悪感を強調すれば怖いだろう。というのは大きな間違い。生理的嫌悪感を強調するのならば、もう一歩進んで付加価値を付けなければ映画にならないのだ(例えばPJの『ブレインデッド』(1992)は、その辺しっかり分かっていた)。それだけでは、単に気持ちが悪いだけの作品になってしまうのだ。本作は結局そこから一歩も出ることなく、終始気持ち悪いだけで終わる。 ストーリーとか色々捻ってあるのに、それを全て台無しにしてしまう演出と大げさな演技。これを「ホラー」とするのは、あんまりにも冒涜だよ。ホラーを単なる見せ物小屋っぽいもので良いって考えてるなら、大きな間違いだ。 思えば落合監督作品とは相性が無茶苦茶悪いから警戒はしてたんだよな(『パラサイト・イヴ』は私の邦画におけるワースト10に入る作品だし)。それでもTVだったらいいか。と割り切ったのだが、はっきり言って腹が立つばかりだった。 佐藤浩市、高嶋政伸共にがんばって演技してるのが分かるだけに、それが哀しい。 |
催眠 1999 | |||||||||||||||||||||||||||
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パラサイト・イヴ 1996 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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妻を交通事故で失った利明(三上博史)。だが亡き妻聖美への未練から、その細胞を分裂させる事に成功する。一方、ドナーとして用いられた彼女の腎臓は、移植された少女の中で異常成長していた。実はこれらは全て、細胞の中のミトコンドリアのなせる業であった。パラサイト・イブとして復活した妻を目の前にした利明は… この映画、褒めるところがあるとすれば、音楽だけ。それ以外何を褒めて良いのか、探しようがない。 オープニング部分で鷹がカタツムリをついばむシーンを見た瞬間から、この作品がクズであることを確信した(普通の病院に鷹が飛んでくると言う非常識は無視するとしても、急降下の後、木の幹にへばりつくカタツムリを銜える!何のためにこいつは爪を持つのだ?あんなことしたら顔を木に激突させて首の骨を折る)。これほど早く映画そのものを諦めた作品は滅多にない。最早描写は穴だらけと言って良く、一々言うのも馬鹿らしいほどで、最大の売りだったCGもチャチで(葉月里緒菜の乳首を消すだけかい!)、無駄な技術の使い回しである。 それでストーリーが良ければ救いがあるし、原作は決して悪い作品ではない。ところが、見事なくらいに原作を無視した大胆な作り方をしてくれている。監督の落合正行と角川に、心ばかりの笑みを与えよう。 確かに音楽だけは良い。その音楽をもってしても、評価を上げたくないのがこの作品である。 ちなみにこの作品は角川ホラー文庫の栄えある第1回最優秀作に選ばれたのだが、実は私も応募していた。勿論私は箸にも棒にもかからず、この作品を読んで、そのレベルの高さに驚いたものだが… |