夢なら醒めて…… |
|
|
森田一人(製) 小林政広
今岡信治(脚)
前田綾花
大森南朋
戸田昌宏
渡辺真紀子
清水ゆみ
諏訪太朗
佐々木ユメカ
田中要次
根岸聖子
水橋研二
上野亜香菜
有賀佑貴
大田祐歌 |
|
★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
2 |
1 |
2 |
2 |
1 |
|
メジャーを目指す売り出し中アイドルの浅香アイ(前田綾花)は昔、かつて親友で作曲家志望の親友広美の自殺を目の当たりにした過去を持っていた。そして彼女が今売り出そうとしていた歌はその広美の作った「夢なら醒めて」という曲だった。一方、アイに夢中のフリーターの利彦(大森南朋)はある日彼の働いているコンビニで偶然アイと出会った。アイの事なら知らないことはないと告げる利彦に、アイは気持ち悪さよりむしろ親近感を覚える。その後「夢なら醒めて」がヒットし、アイは忙しい日々を送るようになったのだが、その頃、利彦のほうでは、身体に異変が起こっていく…
今敏監督によるアニメーション作品『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー』(1997)の実写化と聞いていたので、結構楽しみにしていた作品だったのだが、実際はその元となった竹内義和の小説の映画化だったらしい(未読)。アニメ版とはまるで違っていた。
正直な話、出来は酷い。
物語はアイドルとストーカーの関係が主軸だが、アイドルの方はストーカーから逃げるよりもむしろ淡い近親感を持ってしまうと言うのがこの作品のミソだろう。しかしその結果、ストーカー男は一歩彼女の生活に踏み込んでしまい、お互いにシャレにならない状態に落ち込むことになる。更に自殺したアイドルの親友の歌の呪いがここに絡み、作りようによっては大変面白くなりそうな作品だった。
しかし、残念ながらそれをまとめる技量も、演技力も足りず。結局まとまりのないまま終わってしまった。ストーカー男にもアイドルにも感情移入はまるで出来ず。ただ淡々と物語が進行していくだけ。唯一評価できるのは曲の使い方くらいかな?勿体ない作品だった。
逆にこれをよくあそこまで質の高いアニメに仕上げたものだと、今敏監督の技量の方に感心したほど。
|
製作年 |
2002 |
製作会社 |
|
ジャンル |
|
売り上げ |
|
原作 |
|
歴史地域 |
|
関連 |
|
allcinema |
Walker |
検索 |
IMDb |
CinemaScape |
WikipediaJ |
キネ旬 |
eiga.com |
WikipediaE |
みんシネ |
|
|