| 夫婦善哉 |
| 1955ブルーリボン主演男優賞(森繁久彌)、主演女優賞(淡島千景)、監督賞(豊田四郎) |
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八住利雄(脚)
森繁久彌
淡島千景
司葉子
浪花千栄子
小堀誠
田村楽太
三好栄子
森川佳子
万代峰子
上田吉二郎
沢村宗之助
谷晃
若宮忠三郎
三條利喜江
本間文子
沢村いき雄
春江ふかみ
梶川武利
大村千吉
河崎堅男
如月武子
丘寵児 |
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| ★★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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4 |
3 |
4 |
4 |
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元芸者の蝶子(淡島千景)と世帯を持ったため、実家から勘当の身の柳吉(森繁久彌)。時折喧嘩もするが、それでも二人は楽しく暮らしていた。維吉は自慢の舌を活かして料理人となり、蝶子も食堂で働くようになった。だが、そんな二人の貧しくも楽しい生活は、維吉の娘みつ子の出現と、維吉の腎臓煩いによって変化を見せていく。そんな二人の生活を描く。
織田作之助の同名小説の映画化作品で、森重久彌、淡島千景共に出世作となった作品で、敗戦以来スランプに落ち込んでいた豊田四郎監督の実質的な復帰作となった作品。
この時代の邦画は重い作品を重く演じるのが多く残っているため、てっきりそう言う時代なんだと思っていたが、こんな明るい映画もあったことに驚かされた。監督の豊田四郎作品はこの時初めてだが、邦画の良さに改めて気付かされた気分。
確かに設定そのものは重いけど、どんなときにあっても明るさを失おうとしない森繁久彌の演技は実にはまっている。ちょっと落ち込んだ時の演技は絶品。まるで子犬を見てるような気分になる。気は強いけど、そんな夫を包み込んで受け止める役の淡島千景も良い。まさにゴールデン・コンビ。
舞台を大阪にしたのも良い。こういう明るさは関西弁ははまることに気付く…ちょっと発音が綺麗すぎる気もするのが玉に瑕だが。
ラスト、柳吉が蝶子に言う台詞「おばはん、頼りにしてまっせ」は流行語にもなる。 |
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