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浦山桐郎

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鑑賞本数 3 合計点 8.5 平均点 2.83
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
対談
映画に憑かれて 浦山桐郎(書籍)

_(書籍)
1985 10'20 死去
ふれんず・らぶ 監督
夢千代日記 監督
1984
1983 暗室 監督
1982
1981
1980 太陽の子 てだのふあ 監督・脚本
1979 龍の子太郎 演出・脚本
1978
飢餓海峡
<A> <楽> 演出
wiki
1977 青春の門 自立篇 監督・脚本
1976
1975 青春の門 監督・脚本
1974
1973
1972
1971
1970
1969 私が棄てた女 監督
1968
1967
1966
1965
1964
1963 非行少女 監督・脚本
1962 キューポラのある街 監督・脚本
1961 東京のお転婆娘 脚本
1960 お嬢さんの散歩道 脚本
1959
1958
1957 幕末太陽傳 助監督
1956 港の乾杯 勝利をわが手に 脚本
1955 あした来る人 助監督
愛のお荷物 助監督
生きとし生けるもの 助監督
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930 12'14 兵庫県で誕生

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青春の門 自立篇 1977
<A> <楽>
早坂暁
浦山桐郎(脚)
田中健
大竹しのぶ
いしだあゆみ
高橋悦史
伊東辰夫
高瀬春奈
梅宮辰夫
小林旭
梢ひとみ
宇津宮雅代
結城マミ
岡田英次
村上冬樹
小松方正
初井言栄
森下哲夫
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
青春の門 <A> <楽>
五木寛之 (検索) <A> <楽>
青春の門 1975
<A> <楽>
藤本真澄
宮古とく子
針生宏(製)
早坂暁
浦山桐郎(脚)
吉永小百合
関根恵子
田中健
大竹しのぶ
仲代達矢
小林旭
河原崎長一郎
小沢昭一
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
青春の門 <A> <楽>
五木寛之 (検索) <A> <楽>
 男気があるため、筑豊炭坑の組長として尊敬された伊吹重蔵(仲代達矢)は。敵対関係にあった組の管理する抗で起こった出水事故により、閉じこめられた朝鮮人炭坑夫を助けるため、自らを犠牲となる。残されたその妻タエ(吉永小百合)は困窮の中にあって、血のつながらない息子信介(田中健)をたくましく育てていく。やがて18歳となった信介は大学受験のため町を後にするのだが…
 
1975年邦画興行成績5位
 五木寛之の同名小説の映画化作品。二つあり、これはその前の方で、「筑豊編」を中心とする。一応主役は田中健演じる信介のはずだが、目立っていたのはむしろその父重蔵役の仲代達矢や母タエ役の吉永小百合や、無意味に出てきて解説をしていく小沢昭一だったりする(笑)。
 物語自体は事実、信介の話になった途端話が間延びしてしまい、しかも典型的邦画の特徴か、濡れ場のシーンだけを延々とやってくれるので、非常に退屈。
私は映画を観たいのであってポルノを見たいのではない
 まあ、若い頃の大竹しのぶの初々しさとか、気丈さと繊細さを併せ持つ吉永小百合とか、キャラクターそのものはそんなに悪くないし、オープニングで表される朝鮮人労働者の悲惨さや、労働者同士の荒々しい戦いの描写とか、見るべきところは意外にあるんだけど…
 
物語自体が暗い上に物語が間延びして見えてしまうのは致命的か。
 助監督に橋本幸治
私が棄てた女 1969
<A> <楽>
山内久(脚)
河原崎長一郎
浅丘ルリ子
小林トシエ
加藤武
岸輝子
夏海千佳子
加藤治子
小沢昭一
露口茂
早野寿郎
佐野浅夫
辰巳柳太郎
江守徹
大滝秀治
遠藤周作
物語 人物 演出 設定 思い入れ
わたしが棄てた女 <A> <楽>
遠藤周作 (検索) <A> <楽>
 反体制運動とは何だったのか、という事をシビアな目で見つめる。配給元の日活は内容が暗く、会社のカラーには合わないと一旦上映中止を決定するが、試写を観たジャーナリズムからの切望で上映に踏み切る
キューポラのある街
1962ブルーリボン作品賞、主演女優賞(吉永小百合)
1962
キネマ旬報日本映画第2位
1962毎日映画コンクール男優主演賞(東野英治郎)
<A> <楽>
今村昌平
浦山桐郎(脚)
東野英治郎
杉山徳子
吉永小百合
市川好郎
鈴木光子
森坂秀樹
浜村純
菅井きん
浜田光夫
北林谷栄
殿山泰司
川勝喜久雄
日吉順子
下元勉
加藤武
西田隆昭
坂本勇男
岡田可愛
青木加代子
小林昭二
溝井哲夫
青木富夫
澄川透
土田義雄
会田孝久
武田晴道
谷岸典久
杉山元
河上信夫
小沢昭一
小泉郁之助
手塚央
吉行和子
高山秀雄
木下雅弘
岩城享
峰三平
東郷秀美
松川清
高槻親作
大川隆
木村潔
北出圭子
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 銑鉄溶解炉キューポラやこしきが林立する埼玉県川口市で熟練の鋳物工として働く昔気質の石黒辰五郎(東野英次郎)は、働く会社が大工場に買い取られた際、馘にされてしまった。長屋住まいの辰五郎の家はあっという間に路頭に迷うことになる。その妻トミ(杉山徳子)、中学三年の長女ジュン(吉永小百合)、小学六年の長男タカユキ(市川好郎)、次男テツハル、それぞれにこれからの家族の行く末が重くのしかかってきた。
 浦山桐郎監督のデビュー作。邦画における名作の一本で、吉永小百合の出世作となった作品。ここで清純派少女を演じたことが、後々までイメージを固めた。
 内容的には進学問題や組合問題、更に朝鮮人との交流などの当時の社会状況が織り込まれた社会派的作品なのだが、ドラマ部分のバランスの良さのお陰でエンターテイメントとしても充分見応えのある作品に仕上がっている(当時野球が流行っていたことは、吉永小百合が野球少女を演じていることからもよく分かる)。一説には本作はアイドル映画とされているようだが、内容を観たらそんな言葉でくくれるようなものではない。浦山桐郎監督の実力ってところだろうが、これがデビュー作と言うのは結構びっくり。手慣れたタッチだな。
 父の辰五郎、娘のジュン、息子のタカユキ、三者三様に物語は紡がれ、それぞれが社会と対峙している。父は圧力的な会社に対する組合の問題として。ジュンは進学問題と、労働について、そして恋の感情について。タカユキは幼心に在日問題として。それらが一応なりとも劇中で決着は付いているが、その辺はどうかな?とちょっと首を傾げる部分もある。この時間でこれだけまとめたのだから良しとしたい。
 一つ気になったのは、父の位置づけについて。昔気質の性格で、それがジュンには我慢できないところがあり、徹底的に反発する訳だが、そこについては決着が付いてない。なんかその部分だけ出来損ないの小津作品っぽくなってしまったのが残念な所。
 本作は確かに社会派的内容を持っていて、今となってみると、それに啓蒙されたか、現代の社会においてある程度解決した問題もある。逆にそれによって新たな問題が生まれてもいるのだが…
 良い作品であることは認めるけど、その辺がちょっと鼻についてしまい、点数は少々低めに。
製作年 1962
製作会社 日活
ジャンル 家族(ファミリードラマ)
社会派
売り上げ
原作
キューポラのある街 <A> <楽>
早船ちよ (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
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