| 超かぐや姫! |
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渡辺葉
大友瑞穂
川部真也
前田青空
増田惇人
栗崎健太朗(演)
夏生さえり へちま
永江彰浩(作監)
山下清悟(脚)
夏吉ゆうこ
永瀬アンナ
早見沙織
入野自由
内田雄馬
松岡禎丞
青山吉能
小原好美
釘宮理恵
ファイルーズあい
花江夏樹
庄司更紗 |
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| ★★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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5 |
3 |
4 |
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才色兼備の女子高生酒寄彩葉は、「自分で生活費・学費を稼ぐ」ことを条件にアパートで一人暮らしをしていた。力一杯学校生活を満喫しつつ、生活はアルバイトでカツカツ状態だったが、毎晩仮想世界《ツクヨミ》に入り浸りAI配信者の月見ヤチヨを応援していた。そんな或る夜のこと。彩葉のもとに、七色に輝く電柱から生まれた謎の赤ん坊が現れる。どこにも相談できない彩葉は仕方なく自分で赤ん坊の面倒をみるしかなかった。ところがこの赤ん坊は数日で一気に成長し、彩葉と同じくらいの年齢にまでなってしまう。ネットにはまったかぐやは《ツクヨミ》から様々な情報を得て、更にアバターを作って自分自身でも積極的に《ツクヨミ》に関わっていく。やがてその活動は有名になっていき、《ツクヨミ》の中心となるAIキャラのヤチヨに二人は注目される存在になっていく。
公開前から話題になっていて、Netflixで公開後も大きな話題をさらって、ついには劇場公開までこぎ着け、更なるヒットとなった。こんなヒットの仕方をした作品はこれまでになく、これが次の映画の指標となった。おそらく映画史においても重要な作品の一本となるだろう。
ただ、作品として画期的かどうかと言われると、そこは微妙なところである。実は本作には新機軸と言われる部分が希薄で目新しいところはほとんど無い。一応ネット空間の描写に関してはこれまでのどの作品よりも良く出来ていたとは思う。電脳空間はアニメと相性が良いが、作り手が考えれば考えるほど陳腐になるという問題があって、なかなか難しいところだが、少なくとも本作は今現在のYOUTuber、若しくはVTuberのものを使用して、いかにも現代風。それに実際本作は今の時代を描いているので、背伸びせずに等身大のネット空間を作っていただけ。しかしそれがリアルとなっている。
これまで電脳空間をどう描いたら良いのかと頭を悩ましていた先達には申し訳ないが、本作が一番納得できる空間だった。ありもののリアリティが一番納得いくのも釈然としないが、そのレベルに留めたのが勝因だろう。
物語は基本的にタイトル通り「竹取物語」に準拠したものだが、これを実に正統に作った高畑勲の『かぐや姫の物語』とは全く違ったアプローチを取っている。
翁と媼にはかぐや姫と同じ年代の女の子を配し、かぐや姫が行った奇跡もネットの中での行いに限ることで、人よりもちょっとだけ要領が良い程度の能力になり、それを活かすためにはサポーターが頑張る必要があるという感じとなった。お陰でかぐや姫の育ての親が積極的に表に出ることができて、対等に |
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