| アイの歌声を聴かせて |
| 2021日本アカデミーアニメーション映画賞 |
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吉浦康裕
大河内一楼(脚)
土屋太鳳
福原遥
工藤阿須加
興津和幸
小松未可子
日野聡
大原さやか
浜田賢二
津田健次郎
咲妃みゆ
カズレーザー |
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| ★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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3 |
3 |
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3 |
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科学者の母親にやや放置されがちで、学校でもなかなか友だちが出来ないサトミ(福原遥)のクラスにシモン(土屋太鳳)という美少女が転校してきた。天真爛漫ですぐに人気者になったシオンだったが、いきなり歌い出したり、しょっちゅう“幸せ?”と聞いたりする。その反応を見て、サトミはシオンが最新型のAI搭載型のロボットである事に気づく。試験運用中のシオンをサポートすることになったのだが…
独特の視点でアニメ映画を作り続ける吉浦監督の最新作。AIの発達というテーマに沿って、人とロボットの交流を主眼にして作られた。
先に作られた『イヴの時間』がまさにAIの進歩についてだったので、その発展系が本作だとも言えるが、問題はその『イヴの時間』が全く面白く感じなかったため、警戒してしまい、劇場公開時には全く行く気になれなかった。かなりのヒットである事をSNSでも聞いていたし、実際かなり長い期間映画館でもかかっていたが、最後まで観ることなく。
それで配信となったので、ようやく観ることになった。
少なくとも、物語は破綻してないし、妙な凝り方もしてない、とてもストレートな作品となっていた。そこは分かるのだが、やはりなんか素直に観る事が出来ない。色んなところでストーリーの無茶さに引いてしまったというか。
具体的に言えば、シモンが学校に来る目的がはっきりしない。存在することが前提になったため、設定が後付けになり、説得力が薄い。あとシモンの声を演じている土屋太鳳の声がくっきりしすぎてアニメの自然さになってないので、興が削がれる。
結果として最初の印象の苦手意識が解消されるまでに行かなかった。多分劇場で観ていたら更に点数は減ったはずなので、配信で観て良かった。
色々理由を考えたが、結局「監督と合わない」という言葉に尽きてしまうのだろう。 |
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