| 25'06'29 |
アオイホノオ28
ホノオにとって初単行本となる「風の戦士ダン」の加筆作業が始まり、ますます忙しくなってくるホノオ。そのアシスタントに派遣されたのは、漫画家志望でホノオをライバル視している女性マウント武士だった。何かと突っかかってくる彼女との喧嘩のような漫画家生活が始まる。
この辺になるともはやプロとして貫禄さえ持つホノオなので、いかに痛々しさを出すのかを苦労している感じ。それにこの時期はまさにサンデー毎号買ってたので、懐かしさを覚えつつ読ませてもらった。
危うく島本和彦のアシスタントになりかけ、今にして「ならなくて良かった」と言わしめた藤島康介との絡みもあり。 |
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| 25'06'25 |
復讐の炎を吐く女下 ミレニアム5
巨大証券会社社長のレオ・マンヘイメルが別人なのではないかという荒唐無稽な話の裏付け調査を進めるミカエル・ブルムクヴィスト。一方刑務所で命を助けたファリアの直面している問題に乗り出すリスベットは、この問題がかなり奥深いことを知る。
ミカエルとリスベットの双方の操作が中心で、お互いに連絡を取って情報も共有しているものの、お互いに全く顔を合わせることもなく、事件も別々なので別々の二つの物語が展開してる感じ。バランスもあんまり良くない感じだが、あるいは次巻以降の伏線なのかな? |
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| 25'06'20 |
VTuber草村しげみ1
長い下積みを経て今や登録者数130万人を誇るVTuber草村しげみ。そんな彼女の画面越しの配信を描く話だが、彼女のファン第一号ナナシノという男性に特別な思いを寄せるしげみに、周囲の視聴者たちは混乱気味。いつの間にか二人の仲を応援する応援団のようになっていく。
SNSで偶然見て以降著者をフォローしてずっと見ていたが、やっと単行本化。そもそも単行本になるとは思ってもいなかった。基本的に画面越しのみで話が展開する漫画というのは面白い。 |
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| 25'06'17 |
転生したらスライムだった件16
リムルたちが帝国軍と戦っている間、テンペスト首都リムルの地下迷宮でも激しい戦いが繰り広げられていた。計算された攻略を行う帝国軍に対し、先にリムルによって強化され眠っていた仲間達が次々に目覚めて戦いを開始する。
前巻の勝利を受け、前半はダンジョンでの戦いを、中盤はパワーアップしたリムルの配下たちの紹介、後半はギイとルドラの二人の過去の確執を描く盛りだくさんの内容。前巻までの緊張感が失われてしまったが。 |
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| 25'06'11 |
BEASTARS8
裏町でパンダのゴーシンの元で強くなるための特訓を始めたレゴシ。一方その裏町を牛耳るシシ組の組長となったルイは偶然レゴシをみかける。二人の行く道は裏町で交差しつつ、お互いの道へと向かって行く。
物語上動きがほとんど無い話だが、この作品の場合動きのない方が心の動きを丁寧に描くので見所が多いところが面白い。レゴシは今も迷ったままである意味で弱く、ある意味で強くなっていく。 |
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| 25'06'07 |
虫プロ興亡記
1961年。手塚治虫が作った虫プロという会社がアニメを作ると聞き込んだ青年安仁明太は何のコネもないまま虫プロの戸を叩く。ここから明太のアニメーターとしての生活が始まる。手塚の陣頭指揮の下、無理難題を踏み越えて道を切り開いていく虫プロの活躍を描く。
虫プロで数多くの文芸アニメを手がけた監督による、立ち上げからの虫プロの歴史を描いた作品。かねてより読みたかった本だったので、読めて満足だった。しかし描かれるのは壮絶なもので、ここに描かれている人も多くは精神を病んだり、過労だったりで次々に亡くなっている。ほとんど戦記を読んでる気分。 |
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| 25'06'03 |
金剛寺さんは面倒臭い1
地獄と地上がつながってから時が経ち、地獄の鬼たちが地上でそれなりに馴染んで生活している世界。心優しい鬼の高校生樺山プリンは同じ高校の上級生金剛寺金剛という女子高生に一目惚れしてしまった。積極的なアプローチで交際を認めてもらえたものの、四角四面な性格の金剛寺さんは思った以上に面倒臭い女性だった。
大分前に1巻を読んでいて、面白かったのでその後を読もうと思っていて、実は全巻購入していたのだが、すっかり積ん読状態になってしまっていた。それを引っ張り出して読み始めたが、やっぱり面白い。続けて読んでいくことにする。 |
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| 25'05'30 |
薬屋のひとりごと2
壬氏によって買い直され、壬氏付きの小間使いとして雇われた猫猫は、そこでも薬屋の真似事のようなことをしていた。そんな猫猫のことを一人の文官が見つけ、譲ってくれるように壬氏に言ってくる。
猫猫の父親が登場。猫猫本人はそれを単に自分をこの世界に出しただけと見て何の感慨も持ってないが、父の方が手元に置こうとして、それをどう受け止めるかという問題。あと、壬氏の正体について思わせぶりな描写はあり。猫猫は敢えて知ろうとしないが、本当は何者なのかはだいたい分かった。 |
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| 25'05'28 |
ドカ食いダイスキ!もちづきさん2
ドカ食い大好きOLのもちづきさんは今日も多量の食事を食べ続けている。時にそれは命の危険を示すシグナルが鳴り響きつつも、それでもドカ食いを止められない。
1巻時点ではまだギャグの範疇だったが、2巻になったらもはや命の危険の方が目について笑えなくなりつつある。特にニンニクの多量消費は見てるだけで危険さが際立つ。 |
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| 25'05'24 |
撫物語 物語シリーズ21
かつて直江津神社の神体だったが、現在引きこもり状態で漫画家を目指して練習中の中学生千石撫子の元には足繁く斧乃木余弦が通っていた。そんなある日、余弦は漫画が上手くなりたいという撫子の愚痴を聞いて、自分自身の式神を作ってみることを提案した。そこで四体の式神を作ってみたところ、それぞれが自己主張をはじめて逃げ出してしまう。
かつて神となった少女の顛末。一巻丸々使っての撫子の戦いを描いている。元々著者は推理小説家なので、こう言う作品の方が合うっぽい。 |
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| 25'05'20 |
僕のヒーローアカデミア15
予知能力を持つヒーロー、ナイトアイのインターン生として先輩のルミリオンと共にパトロールに出た出久はそこで、調査している死壊八斉会の若頭治崎と鉢合わせしてしまう。彼が連れた子どもが怯えているのを見て、それを助けたいと願う出久だが、何も危険な事をしていない治崎をその少女を見送ることしか出来なった。その後、その少女こそが重要人物である事が分かる。
前巻ラストから始まったインターン生活だが、その最初から危機に見舞われてしまう。ヒーローというのは大変だが、先輩であるルミリオンこそ本来オールマイトの後継者となる人物だと知って、アイデンティティに悩んでもいる。いくつかの要素をはらみつつも物語は展開中。 |
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| 25'05'16 |
失われたものたちの本
第二次大戦の少し前のロンドン。母が亡くなった後で父が再婚して弟ができたお陰で家に居場所がなくなってしまったデヴィッドは愛する母をどうにかして取り戻したいと願うようになっていた。そしてロンドン爆撃の日。家に飛行機が突っ込んできた瞬間、デヴィッドは異世界に放り出されてしまう。
宮崎駿の映画『君はどう生きるか』の原作本。かなりの部分は忠実に映像化されているが、映画オリジナル部分がよく分からない分、原作の方がすっきりしている。これを呼んだからと言って、あの映画が理解出来るわけでもない。 |
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| 25'05'12 |
令和のダラさん2
ちょくちょく遊びに来てはくつろいでいく姉弟をなんとなく受け入れてしまったダラさんだが、徐々に異界が姉弟の私物であふれるようになっていく。そんな二人に引っ張られながらも二人の安全だけは確保しようとするダラさん。
怪異と普通の人間のぬる〜い交友を描く作品で、大きな出来事はあまり起こらないのだが、人間が踏み込んでは行けない領域というのがあって、そこをきっちり描くところが特徴的。いつものようなぬるい世界が続いていたと思ったら、実際にそこに踏み込んでしまった人間がどうなるかも描かれていた。突然そういう話が挿入される塩梅が面白い。 |
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| 25'05'08 |
とんでもスキルで異世界放浪メシ3
新たにピクシードラゴンのドラちゃんを加え最強のテイマーとなったムコーダ。フェンリルのフェルの提案でダンジョン街のドランへとやってきた。そこでの冒険者ギルドのマスターはとんでもないドラゴンマニアで、その強い押しにタジタジになってしまう。
飯を作って獣魔に食わせ、その合間に冒険するという基本姿勢は変わらない。今巻はダンジョン攻略要素が入ったためにアクション要素は高まっているが、そもそも最強のパーティなので、何の問題もなく攻略はできてしまう。 |
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| 25'05'04 |
デキる猫は今日も憂鬱11
諭吉の弟子となった仁科の歌が動画サイトでバズってしまった。突然の出来事に精神的に対処できない仁科。そんなことも知らず、ひたすら諭吉との日常生活を楽しむ幸来。
今巻は大きなイベントがなく小ネタばかりの話で、ほんわかした日常風景で終わった感がある。それが本作の魅力なので、全く問題は無い。しかしもう11巻か。 |
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| 25'04'30 |
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン10 ファイブ・オーディールズ
GGOのSJ4から一週間が経過し、今度は対人ではない純粋なチームゲームが開催されるとのことで、レンたちLPFMは、リアルでも知り合いになったSHINCと共同でバトルに挑む事になった。五つの試練を潜るという特殊ルールを着実にクリアしていくのだが…
SJの幕間的な掌編的な立ち位置の作品のはずだが、相変わらず分厚い作品。純粋なゲームと言うだけあって話も普通っぽいが、これはこれで面白かった。 |
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| 25'04'28 |
パタリロ!53
外国人宿泊のためにマリネラのホテルを調べていたところ、一軒だけペンションがあることに気づき、視察に出かけたパタリロとタマネギ部隊。ところがそれはペンションを隠れ蓑にした異星人の中継基地であることが分かった。そこで大騒ぎしたパタリロだが…
いつもの短編集だが、今巻は妙に後味の悪いものばかりになってる。狙ったのか、著者の精神状態なのか。 |
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| 25'04'24 |
裏世界ピクニック8 共犯者の終わり
鳥子から好きと言われ、一週間後に答えを出さなくてはならなくなった“私”空魚は、そもそも人に興味を全く持てない自分に悩む。そして悩みすぎて精神が不安定となった時、自分が裏世界に入り込んでいることを発見してしまう。幸い戻ることができた“私”は、このままではいけないと、すぐさま鳥子に会いに行くのだが…
これまでも百合小説と言われていた本作だが、ついに性交渉にまで発展してしまった。しかしこの性交渉というのが、相手の精神を破壊出来る二人がお互いに能力全開してぶつかり合うというもので、もはや異能力バトルみたいな描写になっていた。よくこんなもん考えついたな。非常に感心した。 |
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| 25'04'20 |
JJM 女子柔道部物語11
個人戦で全国大会に進んだカムイ南高校女子柔道部。これまで快進撃をしていたが、流石に全国の壁は厚く、藤堂の三位入賞を除けば全員ベスト8止まりだった。しかしむしろ彼女たちは東京に出られたことにはしゃいでいた。
これまで一気に勝ち上がってきたが、ここでようやく挫折の話が来た。挫折と言っても全国ベスト8なんて、できすぎも良いところだし、そこではしゃいでいるのもリアルで良い。最後の方で著者の小林まこととえもが合ってるシーン(集合写真を撮ってもらったという他愛のないエピソード)があったが、ひょっとしてこれは本当にあったこと?更に小ネタで篠原信一が女子柔道選手をナンパしてるシーンなんかもあった。 |
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| 25'04'16 |
蜘蛛ですが、なにか?11
若くして勇者の称号を受けたアナレイト王国の王子ユリウスは、以降勇者として生きていく事を運命づけられる。その運命を受け入れ、むしろ世界平和のために積極的に働くユリウスの元には多くの個性的な仲間が集まってきていた。そんな勇者が聖魔大戦になしたこととは…
これまでちらっと名前が出てきただけの先代勇者を主人公にした話で、これまでの話とはだいぶ雰囲気が異なる。話の始まりから登場していたもう一人の主人公シュンの方向に話を持ってきたのだろう。徐々に時代が重なっていく。 |
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| 25'04'12 |
犬狼伝説改
あの終戦から長い時が流れ、ドイツによって統治されている日本。支配するドイツに対して国民の反発は激しく、テロ行為が繰り返されていた。政府はテロ対策のために公安の組織を拡大し、新たに特機隊と呼ばれる組織を作り上げた。悪に対する苛烈さから警察からも疎まれる特機隊は、歴史の中で消される運命にあった。
本作のオリジナルの連載から読んでいた作品で、これまで単行本になったものも全部集めてきた。それでついに完全版が登場した。それでやっぱり買ってしまうのが性というものか。最後まで付き合ってあげるのが義務だ。 |
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| 25'04'06 |
関心領域
第二次大戦時。家族を大切にするユダヤ人強制収容所の所長ドル。次々と不倫相手を作りながら、ひたすら出世街道を邁進する将校トムガン。同胞の死体処理をしながら自らの死を待つばかりのゾンダーコマンドのシュルム。近くにいながら無関係の三人を通し、強制収容所の進む道を描く。
映画関心領域(2023)を先に観て、原作がある事を知ったので読んでみた。映画は所長の家族だけの話だったが、ここでは主人公が三人。物語も更に生々しく、皮肉に満ちた内容は読み応え充分だった。 |
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| 25'04'02 |
うちの会社の小さい先輩の話10
お互いの気持ちを確認し、付き合い始めた篠崎としおりだが、そこで正式にお付き合いすることを両親に報告する運びになった。緊張のあまり少々おかしくなってしまった先輩を気遣いつつ、それ以上に怒濤の家族のプッシュに圧倒されてしまう二人。
付き合って終わりじゃなく、そこからが重要という話で、面白いイベントが多い。意外にも恋愛に関しては結構シビアな意見も出てきたりしている。 |
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