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J.K.ローリング

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J・K・ローリング(英: J. K. Rowling)こと、ジョアン・ローリング(英: Joanne Rowling CH, OBE, HonFRSE, FRCPE, FRSL, [ˈroʊlɪŋ] ROH-ling;[1]、1965年7月31日 -)は、イギリスの作家、慈善家、映画プロデューサー、脚本家。

25歳までに小説2作品を書き上げたが全く日の目を見なかった。27歳の頃から生活保護と住宅手当を受け、この間小説のアイデアを書き続けていた。29歳で貧困と心労のため深いうつ病になり、自殺も考えていた。同年、公立学校教員免許状取得のための求職者支援制度を活用し、スコットランド教育産業局から補助金を受け取った[2]。30歳で「ハリー・ポッター」シリーズの原稿を完成させた。このシリーズは世界中で反響を呼び幾多の賞を獲得した他4億部以上出版されている[3]。これは史上最も売れたシリーズ作品であり[4]、また映画化シリーズは世界歴代12位の興行収入をあげた[5]。また、「ハリーポッター」シリーズのスピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)では脚本家としてデビューし、シリーズの脚本を務めている。また、ロバート・ガルブレイス(英: Robert Galbraith)というペンネームで犯罪小説を書いている。
ソフト関係 映画・OVA
ハリー・ポッターと賢者の石(2001) 原作
ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002) 原作
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004) 原作
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005) 原作
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007) 原作
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010) 原作
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011) 原作
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016) 脚本
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018) 脚本
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022) 脚本
TV
カジュアル・ベイカンシー 突然の空席
<A> <楽> 原作・製作総指揮
私立探偵ストライク
<A> <楽> 製作総指揮
シリーズ
ハリー・ポッター

ハリー・ポッター

02'11'12 ハリー・ポッターと炎のゴブレット ハリー・ポッター4
 4年に一度開かれる魔法使い達の祭典。クィディッチのワールドカップがイギリスで開催された。ハリー達を含め、熱狂して試合を観る観客の前に突如、闇の紋章が空に浮かんだ…闇の司祭ヴォルデモートの復活がいよいよ近づいていることを予見させ、人々は恐怖の念に打たれる。一方、ホグワーツ魔法学校では、他の二つの魔法学校を交えて、三学校対抗試合が行われることになった。何故かその選手に選ばれてしまったハリーだが…

 言うまでもなく、大好評の「ハリー・ポッター」シリーズの邦訳最新刊。何でもこの一冊で(正確には上下巻で2冊だが)今年の日本の出版の総売上の1/10を見込むそうだ。出版元の静山社は社員10名にも満たないはずだが…冷え込んだ出版業界の中にあって、唯一熱すぎる会社だ。それにしても本当にとてつもないベスト・セラーに育ってるな。
 それで、この本は読むのに偉く時間がかかった。長さで言っても、一巻『賢者の石』の約三倍の量があるそうだ。上下巻でとてつもなく分量があるため、さすがに読み切るには苦労したよ。
 一読して思う。確かにこの作品、質は高いと思う。だけど、元々が童話として始まったはずのシリーズにしては、この巻は内容がハード過ぎはしないか?とてもこれ、子供向きには見えないぞ。
 兎角著者は他人の悪意を描くのに長けているが、ここまで来ると、著者の精神状態そのものを疑いたくなるし(過去に余程腹に据えかねる事があったのかな?)、終わり方も救いが無い。最早後戻りできないところまで来てしまったような…
 こう書くと熱烈なファンから石投げられそうだが、著者、完全に方向性を見誤ってるぞ。本巻以降のシリーズは子供に読ませるべきじゃない。もし著者が最初からこの方向性で書くつもりでいたとしたら、とてつもない悪意的確信犯だと言おう。
<A> <楽>
04'10'07 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッター5
 ヴォルデモートの復活を目撃したハリーだったが、魔法省はそのことを認めようとはせず、むしろハリーを追いつめようとしていた。何とかホグワーツ魔法学校に戻ることは出来たものの、魔法省は今度はダンブルドア校長を排除しようとするのだった。

 最早子供向きとはとうてい言えないような内容と化した本作。とにかく悪意にあふれた作りで、読んでいて全然面白いとは思えないことが最大の問題。痛快感がこれほど無くなってしまうとはね。1巻読んだときは3時間とかけずに読み切ったものだが、これは8時間以上もかかってしまったよ。読んでるだけで放り出したくなるような作品だしなあ。著者は元々こういう風にする予定だったのだろうか?だとしたら、これは短めに流してしまうべきでは?
<A> <楽>
06'05'30 ハリー・ポッターと謎のプリンス上 ハリー・ポッター6
 ホグワーツ魔法学校の6年生となったハリー。しかし彼の周囲は混乱していた。ヴォルデモートの復活が明らかとなり、更に予言の書によってハリーが「運命の人」と目されていたからだ。ハリーを利用しようと集まってくる人々と、ハリーと学園を守ろうとするダンブルドア校長の間でハリーは学生生活を続けている。そんな彼がふとしたことから手に入れた一冊の本…古いその本の書き込みには「半純血のプリンス」と署名されていた…

 全7巻とすれば、本巻はいよいよラス前となる。4~5巻ははっきり言って今ひとつと言った感じだったが、これは結構面白く仕上げられてる。前のように一気に読ませるような作品ではないが、じっくり読ませてくれるし、苛つかせることもない。ただ問題は、実は5巻の事をほとんど覚えていなかった私自身。見事なほどに覚えてない。よほど面白くないと感じたんだろうか?
<A> <楽>
06'06'02 ハリー・ポッターと謎のプリンス下 ハリー・ポッター6
 ダンブルドアにより、ヴォルデモートには7つの命があると聞かされるハリー。その恐ろしい事実を前に、実はこれまでのダンブルドアの行動はその分けられた魂を見つけるためだったと明かされる。ヴォルデモートの魂を封じたアイテムは残り三つ。しかもその背後、ホグワーツではドラコによる計画が着々と進行中だったのだ…

 6巻の終了。物語の最重要人物の退場など、見所も多い。そしてこれは実は7巻の始まりでもある。ここまで完全に“続き”という体裁を取ったのはこれが初めてのことだが、いよいよ残す所あと一巻。否が応でも展開は盛り上がっている。
<A> <楽>
10'08'28 ハリー・ポッターと死の秘宝 上 ハリー・ポッター7
 死ぬ間際のダンブルドアからヴォルデモートの残された分霊箱を破壊するように命じられたハリー・ポッター。だがそれが一体どんなものでどこにあるのか。更にその破壊方法さえも伝えられなかったハリーは、学校に戻ることなくロン、ハーマイオニーと共に分霊箱を探し始める。だがその頃ヴォルデモートは魔法省全てを手中にし、逆らうもの全てを捕らえにかかっていた。

 最終巻の上巻に当たる作品で、ここではただひたすら分霊箱の手がかりを探して放浪する三人の描写だけで終わってしまった。このタメが下巻の盛り上がりのために大切だと分かってるけど、やっぱりストレス溜まる。
<A> <楽>
10'10'22 ハリー・ポッターと死の秘宝 下 ハリー・ポッター7
 ヴォルデモートが作った6つの分霊箱。その内破壊されたのはたったの二つで一つはヴォルデモートの復活に使われた。残り3つの分霊箱を探し求めるハリー。途中何者かによる助けもあり、一つ一つ分霊箱を破壊していった。だがその過程でハリーの杖は折れてしまい、更に分霊箱の破壊を知ったヴォルデモートはハリーの母校ホグワーツにその魔手を伸ばす。
 いよいよ最終巻。これまでの鬱憤を晴らすかのようにアクション中心となった本作。最後のオチとして分霊箱が6つではなかったというのは、一巻から始まる壮大な伏線にもなってた。ただ、後半詰めすぎた感もあり、もうすこしバランス良く描いてくれてれば。とは思う。
<A> <楽>
17'07'04 ハリー・ポッターと呪いの子
 ハリー・ポッターが宿敵ヴォルデモートを倒してから19年の歳月が経過した。魔法省で要職に就き、忙しい日々を送るハリーはジーンとの間にも3人の子どもが出来、充実した日々を送っていた。だが最近になり、ヴォルデモートの悪夢を見る日が増えてきていた。一方ハリーの息子アルバス・セブルス・ポッターはホグワーツに入学して以来、父と較べられるばかりですっかりクサっていた。唯一の友達は同じスリザリン生でドラコの息子スコーピオスだけで、同じく父に関する噂に悩まされた二人はなんとか現状を打破したいと計画を練るが…

 新しく描かれたハリー・ポッターの世界。19年後の世界となり、ハリーたちがどんな成長をしているのかを楽しめる。
 物語はそんなに深くならないし、終わりもハッピーエンドが分かっている以上、「こんなものだ」と割り切って読む必要はある。
<A> <楽>
 

 

  

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