MOVIETOP

マイク・ニューウェル
Mike Newell

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鑑賞本数 2 合計点 7 平均点 3.50
書籍
2008
2007 コレラの時代の愛 監督
2006 Huff 〜ドクターは中年症候群(2nd) 製作総指揮
2005 ハリー・ポッターと炎のゴブレット 監督
2004 Huff 〜ドクターは中年症候群(1st) 製作総指揮
2003 モナリザ・スマイル 監督
2002
2001
2000 トラフィック 製作総指揮
ハイ・フィデリティ 製作総指揮
1999 狂っちゃいないぜ 監督
1998
1997 フェイク 監督
大人のための残酷童話/妖精写真 製作総指揮
1996
1995
1994 恋する予感 監督
フォー・ウェディング 監督
1993 白馬の伝説 監督
1992 アドベンチャー・オブ ヤング・インディ・ジョーンズ チャプター17 監督
魅せられて四月 監督
1991
1990
1989
1988 サワースィート 監督
1987 サイレント・ボイス/愛を虹にのせて 監督
1986
1985
1984 ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー 監督
1983
1982
1981 バッド・ブラッド/狂った血痕 監督
1980 ピラミッド 監督
1979
1978
1977 鉄仮面 監督
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942 3'28 ハートフォードシェアで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 2005
2005米アカデミー美術賞
2005英アカデミープロダクションデザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞、特殊視覚効果賞
2005放送映画批評家協会若手男優賞(ラドクリフ)、若手女優賞(ワトソン)、ファミリー映画賞
2005
全米BoxOfficeトップ3位
2005ゴールデン・トマト・アウォーズSF/ファンタジー
2006MTVムービー・アワードチーム賞、悪役賞(ファインズ)、ヒーロー賞(ラドクリフ)

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クリス・コロンバス
デヴィッド・バロン
マーク・ラドクリフ
ターニャ・セガッチアン(製)
スティーヴ・クローヴス(脚)
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
トム・フェルトン
スターニスラフ・イワネフスキー
ケイティ・ルング
マシュー・ルイス
ロバート・パティンソン
クレマンス・ポエジー
ロビー・コルトレーン
レイフ・ファインズ
マイケル・ガンボン
ブレンダン・グリーソン
ジェイソン・アイザックス
ゲイリー・オールドマン
アラン・リックマン
マギー・スミス
ティモシー・スポール
プレドラグ・ビエラク
フランシス・デ・ラ・トゥーア
ロジャー・ロイド=パック
ミランダ・リチャードソン
デヴィッド・テナント
マーク・ウィリアムズ
ワーウィック・デイヴィス
ロバート・ハーディ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ハリー・ポッターと炎のゴブレット <A> <楽>
J・K・ローリング (検索) <A> <楽>
シリーズ第4作
 ホグワーツ校の4年生になったハリーはロンの家族に誘われ、クィデッチの世界大会を観戦していた。だがその夜、人喰の群れに襲われ、空にはヴォルデモートの影が現れる。波乱含みの新学期が始まったが、この年は100年の封印を破って三大魔法学校による競技大会が開かれることに。しかも本来出場資格のないはずのハリーが選手に選ばれてしまった。親友のロンやハーマイオニーとの仲違いなどもあり、なかなか競技に集中できないハリーだったが、上級生や他の魔法学校の代表と共に連戦していく…
 大好評のシリーズも本作で4作目。原作の方は巻が進むに連れ、どんどん厚みが増していく。それによって映画の作り方も変わってきたようだ。1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)なんかは季節感の出し方とか、原作のイベントとかほとんど全てを入れてしまうことが出来たのだが(それだって凄いことだけど)、前作の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)では流石に同じ作りが出来ず、重要イベントを重視したトピック的な作り方へとシフトしていった。
 本作の原作はシリーズの中では最も長い話のため、最初から全部の物語を入れることは無理で、その分三大魔法学校対抗戦に重点を置くことになった。映画としての作りはそれで正しいと思う(それでもいくら主題を絞っても、原作未読の人にとっては相当に振り回されるだろう)。あれだけ精神的に重い内容だったのをちゃんとエンターテインメントに仕上げることに成功しているし、一つ一つの対抗戦の演出も充分。
 ただ、そのために、原作の主題とも言えた精神的な重さは完全に脇に押しやられているのは事実。特にハリーとロンとの仲違いはもっと重いものだったし、ハリーと仲直りしたあと、今度はハーマイオニーとの仲がおかしくなってしまうロンの心の描写は全然足りず。更にヴォルデモートとの対決が割合あっさり目に終わってしまう…
これらは読んでいてもきつい内容だから、それを無くしてしまったのは正解だったし、特に視聴者の中に子供が多いことを考えるのならば、この作り方が一番正しかったと思われるが、ある意味でこの改変は主題そのものを変えてしまったとも言える。
 だから本作は原作をトレースするのではなく、原作は原作の良さを、映画は映画の良さを押し出すと割り切った作品だと言っても良いだろう。少なくとも3時間近くの長丁場をほとんど飽きさせることなく観させることができたと言うだけでも充分な出来だ。こうやってピンポイントに絞った作り方した方が映画っぽくて良し。原作にはさほど思い入れがない分、映画単体として楽しませていただいた。
 内容的にちょっとだけ言わせてもらえれば、最初のクィデッチ世界大会をクラムの紹介だけに終わらせず、クラムがどれだけ凄いか、プレーしてる姿を見せて欲しかったのと、やっぱり最後の余韻をもう少し減らしてでも、ヴォルデモートとの対決は大いに盛り上げて欲しかった所ではある。二番目の試練で「大切なもの」を見つけた時の驚きも足りなかったかな?個人的にはハリーのお風呂のシーンは楽しめた。
そっか、ハリー君、見られちゃったのか
 シリーズを通して考えるならば、シリーズが進むに連れ、どんどん豪華になっていく俳優陣も楽しめる。今回マッド・アイを演じたグリーソンは私が大好きな役者だったし、ほとんど一瞬だけ、しかも素顔を見せることなく終わったシリウス役のオールドマンなど、贅沢な使い方をしてる。ヴォルデモートがレイフ=ファインズとは。無茶苦茶はまってた。そうそう。主演のラドクリフやワトソンなんかは一作目から較べ、本当に成長してるから、なんか本当にリアルタイムに成長してるのを見てる気分にさせてくれるのも良い。
 ところで、これを言ってしまうとどうしようもないのだが、ハリーを転送装置に触れさせることがマッド・アイ(の偽物)の目的で、そのために相当の苦労を払った訳だが、だったらわざわざ対抗戦に出して触らせる必要は全くないと言う事実。彼のやったことは骨折り損のくたびれもうけに近いな(結果オーライでヴォルデモートは復活したから良いようなものの)。
ハリー・ポッター魔法グッズ大図鑑(書籍)
ハリー・ポッター 公式ガイドブック 映像の魔術 完全版(書籍)
フェイク 1997
1997米アカデミー脚色賞
1997ヨーロッパ映画インターナショナル賞
1997放送映画批評家協会作品賞
1997キネマ旬報外国映画7位

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ポール・アタナシオ(脚)
アル・パチーノ
ジョニー・デップ
マイケル・マドセン
ブルーノ・カービイ
ジェームズ・ルッソ
アン・ヘッシュ
ジェリコ・イヴァネク
ロバート・ミアノ
ジェリー・ベッカー
ブライアン・タランティナ
ロッコ・シスト
ザック・グルニエ
トニー・リップ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
フェイク―マフィアをはめた男(書籍)ジョセフ・D・ピストーネ

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