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ゴジラ

ゴジラ(1984)

<A> <楽>
田中友幸(製)
永原秀一(脚)
田中健
沢口靖子
宅麻伸
夏木陽介
小林桂樹
内藤武敏
鈴木瑞穂
村井国夫
小沢栄太郎
織本順吉
御木本伸介
森幹太
金子信雄
山本清
加藤武
田島義文
武田鉄矢
橋本功
潮哲也
石坂浩二
江本孟紀
かまやつひろし
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 火山噴火により30年もの間眠り続けていたゴジラが復活を遂げた。核をエネルギー源とするゴジラはソ連原潜を沈没させ、さらに原子力発電所を急襲する。日本政府は首都防衛移動要塞として極秘裏に開発した超兵器・スーパーXの出撃を決定するが、生物学教授・林田(夏木陽介)は怪獣の生物的本能を利用した誘導作戦でゴジラを葬ることを提案する。その一方で、米ソ両国はゴジラに対する核兵器の使用を日本政府に迫っていた。そんな中ついにゴジラは東京に上陸するが、誤ってソ連の軍事衛星から核ミサイルが発射されてしまう。
 昭和シリーズ最終作『メカゴジラの逆襲』(1975)から既に9年。特に待ちに待ったファンが“ゴジラ復活委員会”なるものを作り、そこで4万人を超える署名を集めたと言われるくらいに待った。そして満を持して再登場したゴジラ。原点回帰を計り、これまでのゴジラの歴史を一旦リセット。悪役としてのゴジラを描いた。正月映画として公開されて1985年邦画興行成績2位というヒットを記録した。どれだけ映画ファンがゴジラを待ち望んでいたのかが分かろうというもの。
 …のは良いのだが、ほぼ完全に空回り。理由はいくつも考えられるが、ゴジラがすっかり小さくなってしまったと言うのが大きな理由だろう。新宿新都心をのし歩くゴジラの小さいこと小さいこと。後、「スーパーX」なる兵器が人間側で作られ、それが結構良い戦いをするため、今ひとつ恐怖とつながらない。更にこの作品の主眼が、「怪獣が現れた際、国際社会はどう動くのか」に主眼が置かれていたため、ゴジラは局地的な天災としか映らなかった。文明が進歩しすぎたのかな?たった30年でゴジラと人間の相対関係がここまで変わってしまっているのだな。こういう題材を使っておきながら、ゴジラの強さを表す。など所詮無理な話だ。
 最初のフナムシも「馬っ鹿じゃねえの」と言う感じ。文明は進歩しても造形技術は全然上がらないもんなんだな、とかも思った。現在の造形技術は極めて高い水準にあるのは、あるいはこの作品を観たモデラー達が奮起した結果なのかも知れない(これは半分以上嘘なのは知っている)。
 ストーリーに関しては、核爆弾の恐怖について伝えようとしていたのかもしれないが、本当にそうなのか、ストーリーを見る限りはその意識は薄いな。しかも核爆弾の波及効果を全く顧慮に入れていないため、ゴジラの目覚まし時計にしかならなかった。恐怖もパニックも起こらない怪獣映画は、悲しいな。着眼点は悪くないのに、全てが軽いのが問題。80年代に迎合したか?
 期待が大きかっただけに、失望も大きい作品だった。

 しかし、実際は本作は決して失敗したわけではないという。実は本作はアメリカのマーチャタイジングには一役買い、出来の悪いインペリアル製のゴジラはなんと1年で300万個を売ったのだとか(儲けは全て世界供給のヘンリー・G・サパスタインが受け取ったらしいが)。それと、何故かドクター・ペッパーとタイアップし、それから約一年間。アメリカのドクター・ペッパーのCMにはゴジラが出まくっていたとか…なんだかなあ。

 

秋山
【あきやま】
 航空自衛隊幕僚監部。スーパーXのメインパイロットだが、その強引な先方によって新宿副都心を破壊してしまう原因を作る。役は橋本功。 甘崎
伊豆大島
【いず-おおしま】
 ゴジラを埋没させる三原山のある島。 甘崎
磯村
【いそむら】
 自治大臣でゴジラ非常緊急対策本部メンバー。自衛隊によるゴジラ撃滅に反対の立場を取る。役は金子信雄。 甘崎
井浜原子力発電所
【いはま-げんしりょく-はつでんしょ】
 静岡県沿岸部にある原子力発電所。長い眠りから覚めたゴジラが原子力エネルギーを補給するために襲来した。架空の発電所だが、モデルは浜岡原子力発電所と思われる。 甘崎
宇野
【うの】
 自衛隊の技術士官。自衛隊ヘリで西新宿の人命救助を行う。役は風中臣。 甘崎
F−1CCV
【えふ-わん-しー-しー-う゛い】
 航空自衛隊の支援戦闘機。架空機だが、実在のF−1の発展型。 甘崎
江森誠一
【えもり-せいいち】
 外務大臣。ゴジラ非常緊急対策本部メンバー。役は鈴木瑞穂。 甘崎
大黒島
【おおぐろ-じま】
 伊豆諸島南端にある架空の島。ゴジラが眠っていたが、火山活動で目覚める。 甘崎
大河内
【おおこうち】
 国土庁長官。 甘崎
奥村宏
【おくむら-ひろし】
 明法大の学生。自分と妹の学費を稼ぐために第五八幡丸乗組員に乗り込んでいたが、ゴジラと遭遇してしまう。唯一の生存者。妹に尚子がいる。役は宅間伸。 甘崎
奥村尚子
【おくむら-なおこ】
 第五八幡丸の唯一の生存者奥村宏の妹で、明法大学で林田ゼミに属し、超音波発生装置開発のアシスタントをしている。東京に上陸したゴジラから逃げる内、牧吾郎と心を通わせることになる。役は沢口靖子。 甘崎
加倉井
【かくらい】
 統幕議長。ゴジラ緊急対策本部のメンバーとして自衛隊をゴジラに向かわせる決断をした。役亜御木本伸介。 甘崎
笠岡
【かさおか】
 通産大臣。ゴジラに対する核兵器使用に反対していた。 甘崎
梶田
【かじた】
 科学技術省長官。 甘崎
カシリン
【かしりん】
 ソ連の政治工作員。地上攻撃用核ミサイルの発射システムを手にしていたところ、ゴジラに襲われて事故に巻き込まれ、発射ボタンを押してしまう。役はルーク・ジョンストン。 甘崎
嘉手納基地
【かでな-きち】
 沖縄にあるアメリカ空軍基地。ソ連から発射された核爆弾を撃墜するため迎撃ミサイルが発射される。 甘崎
カドミウム弾
【かどみうむ-だん】
 放射能の鎮静化に効力を発する重金属カドミウムをゴジラの体内放射能を鎮静化させるために、ミサイル弾に詰め込んでゴジラに撃ち込んだ。一時作戦は成功する。 甘崎
上条
【かみじょう】
 東都日報のカメラマンで、牧の相棒。 甘崎
神崎
【かんざき】
 大蔵大臣。早期の決着を図り、ゴジラに対する核兵器使用も容認する発言をしている。 甘崎
喜多川
【きたがわ】
 東都日報東京本社社会部デスク。牧が書いた第五八幡丸遭難事件の記事をボツにする。役は江本孟紀。 甘崎
ゴジラ
ゴジラ 画像 <A> <楽>
【ごじら】
 三代目ゴジラ。伊豆諸島に出現した後、ソ連原潜を襲い、静岡県井浜原発を襲った後東京に現れる。最後は超音波におびき寄せられ、三原山の火口に沈む。この個体は『ゴジラVSキングギドラ』で消滅するため、旧三代目とも呼ばれる。尚、本世界では『ゴジラの逆襲』以降の出来事はなかったことになっているため二代目は存在しない世界。 甘崎
ゴジラ(初代)
【ごじら-しょだい】
 1954年に日本に上陸して撃退されたと言及された最初のゴジラ。 甘崎
ゴジラ非常緊急対策本部
【ごじら-ひじょう-きんきゅう-たいさく-ほんぶ】
 ゴジラに対処すべく、首相官邸の地下に設置された対策本部。 甘崎
伍堂
【ごどう】
 東都日報編集賞。本来は平田昭彦が演じる予定だったが、撮影直前に急逝してしまい、佐藤慶が演じる。 甘崎
コンプトン効果
【こんぷとん-こうか】
 宇宙空間や成層圏で核爆発が起こった際に生じる放電現象。これによって電子機器の使用が不可能となる。ソ連の攻撃衛星から発射された核弾頭に米軍ミサイルが命中した際に起こった。これによってスーパーXは飛行障害に陥り、動きを止めていたゴジラが目を覚ます。 甘崎
ショッキラス
ショッキラス 画像 <A> <楽>
【しょっきらす】
 巨大フナムシの名称。劇中では用いられず、後付で命名された。 甘崎
スーパーX
スーパーX 画像 <A> <楽>
【すーぱー-えっくす】
 正式名称は「首都防衛移動要塞T−1」。本来は政府が対核戦争用として秘密裏に開発していたものだが、対ゴジラ用として実戦に投入される。核兵器の熱にも耐えうるよう、表面をチタニウム合金、内部配線はプラチナで建造されており、実際にゴジラの放射能火炎も幾度と無く耐えている。装備はレーザー光線砲や通常のミサイル等だが、対ゴジラ用としてカドミウム弾を搭載。一度はその歩みを止めるほどの活躍を見せるが、復活したゴジラによって撃墜されてしまう。 荒馬大介
第五八幡丸
【だい-ご-やわた-まる】
 漁船。ゴジラと遭遇し、奥村宏を除き全滅する。 甘崎
武上弘隆
【たけがみ-ひろたか】
 内閣官房長官。三田村総理大臣の側近のような人物。 甘崎
チェフスキー
【ちぇふすきー】
 ソ連特使。日本政府に核兵器使用を進言する。 甘崎
ハイパワーレーザービーム車
ハイパワーレーザービーム車 画像 <A> <楽>
【はい-ぱわー-れーーざー-びーむ-しゃ】
 陸上自衛隊が保有する対空兵器。ゴジラの誘導のために二台が使用された。 甘崎
林田信
【はやしだ-まこと】
 30年前のゴジラ上陸の際、二次災害で両親を失い、憎しみからゴジラの研究を始めるが、今ではゴジラに親しみさえ感じるという。ゴジラ撃退の陣頭指揮を執る。役は夏木陽介。 甘崎
日高
【ひだか】
 環境庁長官。 甘崎
フナムシ
【ふなむし】
 船底にくっつく節足動物。何故かこんなものまで放射能の影響で巨大化してしまう。 甘崎
辺見昇
【へんみ-のぼる】
 内閣情報調査室室長。林田からゴジラ出現の可能性を聞く。 甘崎
牧吾郎
【まき-ごろう】
 東都日報の大島通信記者。ゴジラを目撃した漁船第五八幡丸乗組員の奥村を助ける。ゴジラの東京上陸で逃げ回っている内に奥村の娘尚子と心を通わせることになる。役は田中健。 甘崎
三田村清輝
【みたむら-きよてる】
 内閣総理大臣。国民のパニックを抑えようとゴジラの存在を隠そうとする。 甘崎
【みなみ】
 地質学者。林田と共に三原山の調査を行った。 甘崎
三原山
【みはら-やま】
 最後にゴジラが沈められる活火山。 甘崎
毛利
【もうり】
 防衛庁長官。スーパーXの開発を密かに進めていた。 甘崎
森本毅郎
【もりもと-たけお】
 テレビ番組のニュースキャスター。本人役で登場している。 甘崎
ローゼンバーグ
【ろーぜんばーぐ】
 アメリカ特使。ゴジラ撃退のために核兵器使用を進言する。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

ゴジラVSビオランテ

<A> <楽>
大森一樹(脚)
三田村邦彦
田中好子
高嶋政伸
峰岸徹
高橋幸治
小高恵美
金田龍之介
中田博久
上田耕一
佐々木勝彦
鈴木京香
豊原功補
相楽晴子
デーモン小暮
ハント敬士
沢口靖子
久我美子
永島敏行
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ゴジラが三原山に没してから5年後、復活の兆しと思える現象が続いた。時を同じくして、核を無力化する「抗核バクテリア」の開発を勧める日本政府は、秘密裏に採取したゴジラ細胞を遺伝子工学の権威・白神(高橋幸治)に託す。一度は断る彼だったが愛娘・英理加(沢口靖子)の遺伝子が入ったバラを、細胞の生命力を利用して再生させようとこれを受諾した。まもなくゴジラが復活するが、芦ノ湖には巨大植物怪獣ビオランテが誕生していた!
 平成ゴジラシリーズの2作目。これまでゴジラシリーズは自社で養成した監督のみで撮らせていた東宝が、初めて松竹出身の大森一樹に監督を任せた作品。以降平成シリーズは大森監督が続いて撮影することになる。
 見事なほど最低作品目白押しの平成ゴジラにおいて、比較的まともな作品はこれだけだろう。本作は怪獣プロレスよりはむしろ人間ドラマの方に主体が置かれたので、あまりゴジラが目立たず、それがまともになった理由なのかも知れない。
 勿論平成シリーズではどの作品にも共通する設定上のアラは本作品にも健在。「抗核バクテリア」なる細菌の存在は凄い。これこそ究極の平和用兵器が出来るではないか!ただ、放射能物質を食うだけであれば、バクテリアの体内に放射性物質が移動するだけなので、放射線の量は全く変わらないと言う事実はどうなるのか…。それとも放射能の半減期を促進できるような生物なのか?そのような生物がこの地上にいたら、放射能年代特定は全く無意味になるなあ。
 この作品の売りだが、ここにはビオランテなる怪獣が登場する。これは薔薇×ゴジラ×沢口靖子の合成怪獣だが、沢口靖子もまさかこんな変身を遂げることになろうとは思っても見なかったことだろう。あの怪獣の中でもし人間の意識が最も強かったら、可哀想すぎる。
 一応この作品ではビオランテが善玉の役割を果たしているが、あんなぶっさいくな怪獣を一見してヒーローと見破れる奴はいないだろう。特に第2形態になってからは終始ゴジラを圧倒していたから(無数の触手で相手を串刺しにするなんて、普通悪役のやることだ)、あの戦いだけを見るなら、どう考えてもゴジラの方がヒーローにみえてしまう。そんなビオランテを応援している人たちの姿がたまらなく哀れ。
 尚、公開ぎりぎりまでビオランテのデザインは公表されず、報道管制とまで揶揄されたが、事実は本当にぎりぎりになるまでデザインが決まらなかったからだとか。なんと撮影が始まってようやく決まったとのこと。
 尚、本作の原案は公募された中から採用されたのだが、その原案を作ったのが小林晋一郎氏。かつて高校生の時分に「帰ってきたウルトラマン」で植物と動物の合成怪獣レオゴンの登場する34話「許されざる命」のシナリオを書いた人物である…同じネタかよ!又、ビオランテのデザインをしたのは西川伸司。現在は漫画家だが、当時は素人。素人つながりの映画だった訳だ。それを断行するんだから、東宝と大森監督はかなり冒険したもんだ。

 

秋山
【あきやま】
 自衛隊巨大植物監視部長、ビオランテの監視を行う。役は辰馬伸。 甘崎
芦ノ湖
【あしのこ】
 箱根にある湖。湖畔に白神新植物研究所があり、そこで誕生したビオランテの生息地となった。 甘崎
アブドール
【あぶどーる】
 アブドール・ザルマン。サラジア共和国のG細胞研究の所長。 甘崎
ありがとう
【ありがとう】
 ゴジラを撃退したビオランテが最後に人間達に残したメッセージ。 甘崎
伊豆大島
【いず-おおしま】
 三原山の中で休息していたゴジラが再び現れた地。 甘崎
大河内明日香
【おおこうち-あすか】
 大河内誠剛の娘で桐島一人の恋人。精神科学開発センターで子ども達のESP能力開発を担当している。役は田中好子。 甘崎
大河内誠剛
【おおこうち-せいごう】
 大河内財団当主。G細胞による兵器開発を命じる。役は金田龍之介。 甘崎
大河内財団
【おおこうち-ざいだん】
 G細胞を保管研究していた機関。ここに残されていたG細胞により抗核バクテリアが作られることになる。 甘崎
大河内誠剛
【おおこうち-せいごう】
 大河内財団総帥。G細胞を保管し、それを対ゴジラに用いようとする。役は金田龍之介。 甘崎
大和田圭子
【おおわだ-けいこ】
 首相に代わってゴジラ対策に当たる官房長官。役は友情出演の平田昭彦の未亡人である久賀美子。 甘崎
92式メーサービーム戦車
92式メーサービーム戦車 画像 <A> <楽>
【きゅうに-しき-めーさー-びーむ-せんしゃ】
 陸上自衛隊所属の8輪の大型タイヤで走行する装甲車。パラボラ型メーサー砲を一門搭載する。本来は大陸間弾道ミサイルを迎撃するための兵器だったが、対ゴジラ兵器として頻繁に利用される。 甘崎
90式戦車
90式戦車 画像 <A> <楽>
【きゅうまる-しき-せんしゃ】
 74式戦車の後継として1990年に自衛隊で採用された実在の戦車。本作では制式採用前に自衛隊戦車として出動している。 甘崎
桐島一人
【きりしま-かずと】
 生命科学研究所所員。白神博士と共に抗核バクテリアを完成させる。役は三田村邦彦。 甘崎
黒木翔
【くろき-しょう】
 防衛庁特殊戦略作戦室室長を務める特佐。ゴジラに対し、常に攻勢をかけることを主張して実践する人物。役は高嶋政伸。尚、『ゴジラVSデストロイア』では同じ黒木という人物を高嶋政宏が演じている。同一人物の可能性もあり。 甘崎
抗核エネルギーバクテリア
【こう-かく-えねるぎー-ばくてりあ】
 ANEB(Anti Nuclear Energy Bacteria)、あるいは単純に抗核バクテリアとも呼ばれる。ゴジラ細胞から精製された放射能に冒された細胞を喰ってしまうと言う特殊バクテリアで、これに喰われることにより、放射能は除去されるのだとか… 甘崎
ゴジラ
ゴジラ 画像 <A> <楽>
【ごじら】
 三代目。三原山の火口の中で眠っていたが、三原山の人口爆発によって目を覚まして復活。抗核バクテリアを撃ち込まれた状態でビオランテと戦い、日本海で動きを止めて沈んだ。 甘崎
ゴジラ細胞
【ごじら-さいぼう】
 ゴジラの肉片から取り出されたゴジラ特有の細胞。自己再生能力があることが分かり、これからの科学の貢献が考えられており、世界各国が手に入れようとしている。これから抗核バクテリアが作られたほか、白神博士によってビオランテ誕生の核となる。 甘崎
ゴジラ・メモリアル・ラウンジ
【ごじら-めもりある-らうんじ】
 新宿副都心に建てられたゴジラ記念館。 甘崎
小山実
【こやま-みのる】
 防衛庁長官。 甘崎
権藤吾郎
【ごんどう-ごろう】
 陸上自衛隊一佐。大阪ビジネスパークで無反動砲を用いてゴジラに抗核エネルギーバクテリアを撃ち込むが、直後にビルを破壊されて殉職する。役は峰岸徹。 甘崎
三枝未希
【さえぐさ-みき】
 超能力少女。ゴジラと感応することが出来、以降のシリーズでは毎回登場することになる。役は小高恵美。 甘崎
サーハン
【さーはん】
 サラジアオイルコーポレーション日本支社長。抗核バクテリアを本国に持ち帰ろうとする。役はメヒディザデ・ソレイマン。 甘崎
斉藤由貴
【さいとう-ゆき】
 アイドル歌手。大阪にゴジラが現れた際、そこでコンサートを行っていた。声のみだが本人が演じている。 甘崎
三枝未希
【さえぐさ-みき】
 ゴジラに感応する超能力者。防衛庁からゴジラ探知を依頼され、テレパシーによってゴジラを足止めすることに成功する。役は小高恵美。 甘崎
サラジアオイルコーポレーション
【さらじあ-おいる-こーぽれーしょん】
 サラジア資本の会社。抗核バクテリアを本国に運ぶために使われた。 甘崎
サラジア共和国
【さらじあ-きょうわこく】
 G細胞を保管していた中近東の大国。G細胞研究によって無限に増え続ける夢の穀物を作り出そうとする。そのため日本で作られた抗核バクテリアを本国に密輸入しようとする。 甘崎
サラジア航空
【さらじあ-こうくう】
 サラジア共和国の航空会社。オフィスはサラジアオイルコーポレーションの中にある。 甘崎
サラジア・シークレット・サービス
【さらじあ-しーくれっと-さーびす】
 サラジア共和国にある諜報組織。 甘崎
サンダービーム作戦
【さんだー-びーむ-さくせん】
 ゴジラに撃ち込まれた抗核バクテリアを活性化させるため、ゴジラの体温を上げようとした作戦。マイクロウェーブを空気中に発生させ、ゴジラの周囲を取り巻かせることで、電子レンジと同じ効果を与える。 甘崎
G警戒体制
【じー-けいかい-たいせい】
 Gルームが定めたゴジラに対する警戒体制。
 第一種警戒体制。Gの活動があらゆる捜査範囲の中で1つ確認された場合。
 第二種警戒体制。Gの活動が声、動きなど物理的に確認された場合。
 第三種警戒体制。Gが出現した場合。
 第四種警戒体制。Gが日本に上陸することが確実になった場合。 甘崎
G細胞
【じー-さいぼう】
 大河内財団とサラジア国に保管されていたゴジラの細胞のこと。サラジアに保管されていた分はテロリストによって破壊されるが、大河内財団に残されていた分は抗核バクテリアおよびビオランテの素材とされる。役は沢口靖子。 甘崎
Gサミット
【じー-さみっと】
 正式名称はゴジラ専門者研究会議。ゴジラの追跡。予知・対策のために各分野の専門家を集めて作った専門委員会。日本だけでなくアメリカにも存在する。 甘崎
Gルーム
【じー-るーむ】
 正式名称は「国土庁・特殊災害研究会議ゴジラ分室」。ゴジラ対策のために国土庁内に設置されたゴジラ対策室。 甘崎
白神英理加
【しらがみ-えりか】
 白神源壱郎の娘で生化学者。父と共にG細胞の研究を進めていたのだが、テロリストの攻撃により命を失う。父により保管された細胞はビオランテの素材となる。役は沢口靖子。 甘崎
白神源壱郎
【しらがみ-げんいちろう】
 サラジア国でG細胞を研究していた博士。テロリストの攻撃によりG細胞と娘の英理加を失い、すっかり生きる気力を失っていたのだが、桐島一人の強い勧めで大河内財団に残されていたG細胞を使い、抗核バクテリアを完成させるが、その副産物としてビオランテをも開発してしまう。見事なマッドサイエンティストぶりを見せてくれた。役は高橋幸司。 甘崎
スーパーXU
スーパーXU 画像 <A> <楽>
【すーぱー-えっくす-つー】
 スーパーXの後を次いで建造された、海空両用の超兵器。製造は三友重工で、初代と違って完全に対ゴジラ用として開発されている。機体前部には人工ダイヤモンドによって構成される「ファイヤーミラー」が装備され、ゴジラの熱線を受け止めると同時に同威力の光線を照射することが可能で、いうなれば『地球防衛軍』のマーカライトファープの発展型ともいえる。他にも多数のミサイル、バルカン砲、水中航行時に使用する魚雷を装備。ゴジラと激戦を繰り広げた名機だが、激しい熱線攻撃によってファイヤーミラーが溶けるという事態に見舞われ、ついに爆発炎上を遂げた。 荒馬大介
スーパープラント
【すーぱー-ぷらんと】
 白神博士が研究を進めていた夢の穀物。常に成長を続け、穀物を作り続けるというもので、小麦にG細胞の遺伝子を組み込もうとした。 甘崎
SSS9
【すりーえす-ないん】
 G細胞の奪取のために派遣されたサラジア共和国エージェント。 甘崎
ソニックブーム車
【そにっく-ぶーむ-しゃ】
 マイクロウェーブを乗せる専用車。 甘崎
ビオランテ
ビオランテ 画像 <A> <楽>
【びおらんて】
 抗核バクテリアを作り上げた白神博士が、G細胞と薔薇、そして娘の英理加の細胞を融合させて造り上げた怪獣。顔に当たる部分に薔薇の花弁を付けた第一形態と、巨大な口を持つ第二形態を有する。ゴジラとの死闘を演じた後で、「ありがとう」というメッセージを残し胞子状となり宇宙へと舞い上がっていく。 甘崎
マイクロウェーブ6000サンダーコントロールシステム
【まいくろ-うぇーぶ-ろくせん-さんだー-こんとろーる-しすてむ】
 人工的に雷を作り出すことで発するエネルギーを用いて限られた空間にマイクロ波を生じさせる装置。超巨大電子レンジとも言われる。抗核バクテリアを活性化させるためにゴジラに用いられ、一定の成果を上げた。 甘崎
山地
【やまち】
 自衛隊統幕議長。国民を守ることを第一に考えるタイプの長官。自ら陣頭指揮を執ることもある。 甘崎
山本
【やまもと】
 スーパーX2開発スタッフの自衛隊技術部長。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

ゴジラVSキングギドラ


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1991年
(監)大森一樹
 東京上空に突如出現したUFOは23世紀の未来人のものであった。彼等はゴジラによって壊滅した未来の日本を救うべく、ゴジラを歴史から抹消する計画を立てていた。水爆実験によってゴジラが誕生したそれ以前にタイムワープし、ゴジラの元となった新種の恐竜を辺地へと転送させる。これによってゴジラは消滅したが、それと同時に巨大怪獣キングギドラが突如として出現し日本を蹂躙し始める。未来人の本当の目的に人類が気付き始めた矢先、辺地に飛ばされたはずの恐竜がゴジラとなって出現する。
 平成ゴジラシリーズは
本作品を以て怪獣プロレスになった。それが分かっていながらも、それでもゴジラ好きな私は酷評をものともせずに劇場に行き、げんなりした。
 丁度当時は
『ターミネーター』(1984)流行りで不死身のロボットをアニメとかではよく登場させていたが、ここでもチャック=ウィルソンがロボット役で登場する。それにしても、あの描写はもの凄い。全然ロボットっぽくないし、特にあの街を疾走するシーンは最早呆れを通り越し、笑いも出なかった。
 ストーリーに関しては
「平成ゴジラシリーズもの」だけで分かってしまうほどの酷さ。タイムパラドクスものは整合性が無茶苦茶難しいが、ストーリー性を重視し、それを敢えて無視した作りにはそれなりの敬意を払おう(細かく描写すると、それだけで話が終わってしまうし、本作はこども向きだ)。ゴジラザウルスを廃棄するのに何でよりによってベーリング海なのか?ソ連近くの水域を選んだこと自体でゴジラ復活は分かりそうなもんだろうに。いや、それ以前にキングギドラの登場はあまりにもご都合主義っぽくはないか?いや、意外性はあるか?
 一応この作品で誉めるべき所はある。ギドラが格好良い。元々三本首で吊り操作が必要なのだが、それが結構バラバラに動いていて、リアリティはなくとも良く動くもんだ。と感心は出来る。
 後、復活ゴジラを巨大化させたのは、製作上のやむを得ない変更点だろう。今までのサイズだと、街に較べて小さすぎるし。

 唯一それでも本作を評するべきは、ちょうどバブル時期にある日本は、過去の戦争を経て今の日本がある。と言うことを伝えようとしたということだろうか?戦争を経てのし上がり、遂には東京の街を睥睨する立場になった社長新藤が、真正面からゴジラと顔を合わせるシーンがある。この部分に、思いがこめられてる気はする。そして未来人に、日本のバブル景気はますます進み、世界中の嫌われ者になっている。と言うところに、この時代をちくっと刺す皮肉も込められてはいる。

 この作品はある意味平成ゴジラシリーズにとって最も大きい影響を与えた一本と言うことになるだろう。
ゴジラザウルスがたった一匹しかいなかったと言うことから、旧作ゴジラシリーズとの完全に決別を意味するし、更にキングギドラのオーバーテクノロジーは現代人に様々なロボットを作らせる要因となる(それにしては後の作品で設定上のアラが出まくるけど)。
ゴジラVSキングギドラ
ゴジラVSキングギドラ (東宝SF特撮映画シリーズ (Vol.6))
ゴジラVSキングギドラ超全集
小説 ゴジラvsキングギドラ田中文雄著小説
ゴジラVSキングギドラ―怪獣大全集
ゴジラVSキングギドラ大百科
コミック
ゴジラVSキングギドラ監督の大森一樹によるもの

 

池畑益吉
【いけはた-ますきち】
 福岡在住の屋台店主。太平洋戦争時にラゴス島でゴジラサウルスによって部隊を救われて以来、恐竜信望者となる。役は上田耕一。 甘崎
引力光線
【いんりょく-こうせん】
 キングギドラが三つの口から吐く光線。名称は旧作と同じだが、その効果はやや異なり、単純な破壊光線のようである。 甘崎
ウィルソン
【うぃるそん】
 23世紀の地球均等環境会議の過激派メンバーで、キングギドラを作り出して日本の都市を破壊する計画を立てた。役はチャック・ウィルソン。 甘崎
M101
【えむ-いち-まる-いち】
 未来人が作った双子のアンドロイドの一体。MOTHERメインパイロット。M11によってM102と共に破壊された。 甘崎
M102
【えむ-いち-まる-に】
 未来人が作った双子のアンドロイドの一体。MOTHERメインパイロット。M11によってM101と共に破壊された。 甘崎
M11
【えむ-じゅういち】
 MOTHERに乗って未来からやってきた最高峰のアンドロイド。外見は人間と同じだが、その性能は遥かに人間を凌駕する。頭部にプログラムディスクが収納されており、これを差し替えることで命令者を変更することが可能。そのコンピュータはメカキングギドラのコクピットに組み込まれることになる。役はロバート・スコットフィールド。 甘崎
エミー
【えみー】
 エミー・カノウ。23世紀からやってきた地球均等環境会議穏健派メンバー。1944年のラゴス島に三匹のドラッドを置き去りにし、キングギドラを誕生させる。キングギドラを操り、日本を脅迫しようとしている急進派の企みを知り、MOTHERを破壊し、自らメカキングギドラに搭乗してゴジラと戦う。役は中川杏奈。 甘崎
危機管理連絡会議
【きき-かんり-れんらく-かいぎ】
 UFO出現に当たり、防衛庁内に設置された対策本部。 甘崎
KIDS
【きっず】
 未来人の母船MOTHERに搭載されている小型飛行艇。単独でタイムワープが可能で、1992年から1944年のラゴス島に赴く。 甘崎
92式メーサービーム戦車
【きゅうに-しき-めーさー-びーむ-せんしゃ】
 陸上自衛隊所属の8輪の大型タイヤで走行する装甲車。パラボラ型メーサー砲を一門搭載する。 甘崎
キングギドラ
【きんぐ-ぎどら】
 1944年に未来人によりラゴス島に置き去りにされた三匹のドラッドという小怪獣が水爆実験によって合体巨大化した姿。形こそ同じながら、かつてのキングギドラとは完全な別種で泣き声も異なる。 甘崎
東宝怪獣コレクション 第28弾 ゴジラ vs キングギドラ キングギドラ1991 Ver.2
グレンチコ
【ぐれんちこ】
 23世紀の地球均等環境会議過激派メンバー。ウィルソンと共にキングギドラを操って日本を脅迫する。役はリチャード・バーガー。 甘崎
国立超科学研究センター
【こくりつ-ちょう-かがく-けんきゅう-せんたー】
 ESPや超常現象などを科学的に研究する機関。ゴジラと精神感応できる三枝未希はここに所属する。 甘崎
ゴジラ
【ごじら】
 @通称旧三代目。ビオランテと戦い、日本海に沈んだ個体。未来人の歴史操作によって消滅する。
 A通称新三代目。ビキニ環礁での核実験に巻き込まれなかったが、ベーリング海でのソ連原潜事故による放射能廃棄物を摂取して誕生した新たな個体(元となるゴジラサウルスは同一個体)。原潜ムサシ2号を襲い核エネルギーを吸収したため、更に巨大化する。 甘崎
ゴジラザウルス
【ごじら-ざうるす】
 1944年時マーシャル諸島ラゴス島に生存していた恐竜。上陸したアメリカ軍に襲いかかり、部隊を壊滅状態に追い込んだ。1954年の核実験の影響でゴジラに進化する(旧三代目。未来人の手によってベーリング海に移されたが、そこで核エネルギーを吸収して再度誕生(新三代目)。 甘崎
ゴジラ誕生
【ごじら-たんじょう】
 23世紀の未来人が持ってきた古書。著者は「ムー」編集部の森村千晶。これによるとゴジラの誕生は1954年のビキニ環礁の水爆実験であると述べられている。 甘崎
三枝未希
【さえぐさ-みき】
 ゴジラと感応する超能力者。G対策センターの一員として登場。役は小高恵美。 甘崎
新堂靖明
【しんどう-やすあき】
 帝洋コンツェルン会長で、戦後の日本経済を建て直した男と呼ばれている。太平洋戦争中、ラゴス島で玉砕寸前だった部隊をゴジラザウルスに助けられ、以降ゴジラにシンパシーを抱いている。復活したゴジラの東京上陸でも敢えて避難はせず、ゴジラの放射熱線でビルごと焼かれてしまう。役は土屋嘉男。 甘崎
スピルバーグ
【すぴるばーぐ】
 太平洋戦争中にラゴス島を攻撃したアメリカ軍少佐。ゴジラサウルスを目撃した。 甘崎
名称
【】
  甘崎

ゴジラVSモスラ


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1992年
(監)大河原孝夫
 巨大隕石の落下により長年海底で眠っていたゴジラは再び活動を開始。一方南海の孤島インファントでは巨大な卵が発見され、調査の結果かつて地球に存在していた古代文明の守護神・モスラのものだと判明する。だがそれだけでは終わらず、その古代文明を滅ぼした怪獣バトラも呼応するかのように復活を遂げた。卵は日本へと輸送されるがその途上でモスラは孵化、やがて海上より出現したゴジラ、名古屋を蹂躙したバトラと戦いを繰り広げる。決戦地横浜へと向かう三大怪獣。
 本作は比較で言えば駄作そろいの平成シリーズの中では健闘した方だと思う。理由は簡単で、モスラという存在感が良いだけ(スピンオフして平成版
『モスラ』という単独の映画にもなったし)。自分の意志で悪の怪獣と戦うその健気な姿はモスラという存在そのものを表しているので、好きな人は好きなはず…ただ、もしその後で『モスラ対ゴジラ』(1964)を観たならば、絶対に本作の評価は下がること請け合い(笑)
 本作に登場するバトラ(「バトル・モスラ」の略だそうだ。ネーミングセンス悪し)はその存在自体が謎なのだが、これは妙な効果をもたらしていたんじゃないかな?最後まで得体の知れない存在だからこそ、観ている側に色々考えさせる事ができる。最終的にどの側に味方に付くのか、それだけでも楽しめるから。
 ただ、評価できるのはその程度。この作品を徹底的におとしめているのは人間側にある。随所に冒険家の藤戸拓也(別所哲也)のライトな人間ドラマが入り込むが、本筋とはさほど関係を持たない。
『インディー・ジョーンズ』シリーズを極端にスケールダウンして下らなくしただけのもの。まあ、場つなぎ的なものと思って良かろう。一人気を吐いていた大竹まことの存在感は結構あったけど、これだって要するに『モスラ』(1961)のジェリー伊藤の焼き直しだったし…
 
本来怪獣と人間をつなぐ存在として存在するはずの小美人を全く活かせなかったのは、作品的には致命的。
ジ・アート・オブ『ゴジラVSモスラ』
ゴジラVSモスラ古怒田 健志著
ゴジラVSモスラ岩畠寿明
ゴジラVSモスラ大百科
えいがゴジラたいモスラ
ゴジラVSモスラ超全集
ゴジラVSモスラ大森一樹
ゴジラVSモスラ安井 尚志
ゴジラ大百科―新モスラ編
コミック
ゴジラVSモスラ安井尚志
ゴジラVSモスラ決戦史園田 光慶
東宝30cmシリーズ 酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ (1992)

 

アユタヤ王朝
【あゆたや-おうちょう】
 タイの古王朝。藤戸はそこで盗掘を働き、タイの警察に逮捕された。 甘崎
ありあけ丸
【ありあけ-まる】
 モスラの卵を載せたドックを曳航しようとした船。太平洋上でゴジラと遭遇したため、ドックを切り離して逃亡した。 甘崎
安東健二
【あんどう-けんじ】
 丸友観光社長室秘書で、インファント島開発計画担当。インファント島に出現した巨大卵を調査し、日本に輸送しようとした。役は村田雄浩。 甘崎
インファント島
【いんふぁんと-とう】
 モスラのいる島。ここではインドネシア諸島の一島となっており、他のシリーズとは地理的に異なる。 甘崎
大前実
【おおまえ-みのる】
 丸友観光の開発プロジェクト主任。富士の樹海にリゾートクラブを建設しようとする。役は上田耕一。 甘崎
93式自走高射メーサー砲
【きゅうさん-しき-じそう-こうしゃ-めーさー-ほう】
 通称ツインメーサー。防空用兵器として開発された履帯付きの装甲車に二門のメーサー砲を搭載した砲車。ゴジラ出現のために急遽作られたものとされる。 甘崎
92式メーサービーム戦車
【きゅうに-しき-めーさー-びーむ-せんしゃ】
 陸上自衛隊所属の8輪の大型タイヤで走行する装甲車。パラボラ型メーサー砲を一門搭載する。 甘崎
ゴジラ
【ごじら】
 新三代目。キングギドラとの戦いの後、フィリピン沖に沈んでいたが、海底火山を伝わって日本に現れる。 甘崎
コスモス
【こすもす】
 1万2000年前に滅びたとされる地球先住民族。その子孫がインファント島に暮らしている。人類と姿形はそっくりだが、その大きさは人間の1/10程度。モスラとテレパシーで会話することが出来る。 甘崎
国家環境計画局
【こっか-かんきょう-けいかく-きょく】
 地球の環境を守るために組織された政府機関。ゴジラも地球環境の一つと見なしているため、ゴジラ撃退のオブザーバーとなる。 甘崎
超科学研究所
【ちょう-かがく-けんきゅう-じょ】
 国立超科学研究センターが名称を変えたもの。ゴジラチームが常駐している。 甘崎
名称
【】
  甘崎

ゴジラVSメカゴジラ


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<楽天>
1993年
(監)大河原孝夫
 人類は未来人が建造したメカキングギドラの科学力を解析し、対ゴジラ兵器「メカゴジラ」を完成させる。その一方北の孤島アドノアでは巨大翼竜ラドンと卵の存在が確認されるが、やがて卵から孵化したのはゴジラと共通の要素を持つ恐竜ベビーゴジラであった。その存在を察知したかのようにベビーのいるところへと向かうゴジラの前に、メカゴジラが出撃する。ついに人類とゴジラとの決戦が始まった!
 
観たはずなのになんか印象が薄い作品。平成ゴジラシリーズの中でおそらく一番ゴジラの存在感が低かった作品だからだろうか?
 一応物語は前作『ゴジラVSモスラ』の続きとなり、オーバーテクノロジーを手に入れた人類がゴジラに対して反撃を企てると言う形を取る。しかし、ゴジラに対し、メカゴジラとは何とも芸がない。鮎の友釣り作戦とでも言うべきか?それにしても旧作
『ゴジラ対メカゴジラ』(1974)に登場した時より遙かに不細工になったもんだ。
 
人間の作り出す兵器はゴジラには敵わない事は暗黙の了解事項。それをやってしまった所にこの作品の最大の問題点がある。それを分かっていて劇場で観た私にも問題がある(笑)
 それと今回初登場となるリトルゴジラだが、ミニラ?と期待半分、恐れ半分で見守っていたところ、まるで違うのが出てきてしまった。メカゴジラとリトルの不細工のダブルパンチを食った感じ。
 言う必要もない気がするが、敢えて設定上の問題で言うと、突然変異種のゴジラがもう一匹出るとなると、一体どれ程の確立で誕生したのだろう?極めて0に近いと思うが。しかも恐竜の子供にしてはなんとも不細工なことだ。
ゴジラVSメカゴジラ (東宝SF特撮映画シリーズ)

コミック
ゴジラVSメカゴジラ決戦史

 

青木一馬
【あおき-かずま】
 国連G対策センターのロボット技師でガルーダ開発チームの一員。研究成果が上がらなかったことで左遷状態だったが、ゴジラ出現により、Gフォースへと出向させられる。お蔵入りとなっていたガルーダを完成させて自ら操縦してファイヤーラドンと戦った後、メカゴジラとの合体を果たす。役は高嶋政宏。 甘崎
青森ベイブリッジ
【あおもり-べい-ぶりっじ】
 青森駅と青森港を結ぶ全長約二キロの橋。ファイヤーラドンのソニックブームで爆破した。 甘崎
麻生孝昭
【あそう-たかあき】
 Gフォース司令官。元自衛官で穏健派に属していたが、ゴジラから日本を守るため、過激な言動を繰り返す。ベビーゴジラを囮にしたゴジラおびき寄せ作戦を発案。役は中尾彬。 甘崎
アドノア島
【あどのあ-とう】
 ベーリング海の無人島。ベビーゴジラの卵とプテラノドンの化石が発見される。 甘崎
今井博司
【いまい-ひろし】
 国連G対策センターロボット部門技師で、青木の先輩。青木と共にゴジラとの最終決戦に臨む。役は武野功雄。 甘崎
イワノビッチ
【いわのびっち】
 ロシアの石油調査員。アドノア島でゴジラとラドンの戦いを目撃する。役はヴィタリ・イサエフ。 甘崎
ウラニウム熱線
【うらにうむ-ねっせん】
 ファイヤーラドンが口から吐く熱線。放出時は頭部の角が発行する。 甘崎
エスパーコーラス
【えすぱー-こーらす】
 太古の植物シプニオキスの発する信号を音楽化したもの。精神開発センターの子ども達がベビーゴジラのために歌った。ちなみに原詩はアイヌ語。 甘崎
大前
【おおまえ】
 生物学博士。日本に持ち帰られたベビーゴジラの卵の孵化に成功する。役は川津祐介。 甘崎
オールウェポン発射
【おーる-うぇぽん-はっしゃ】
 スーパーメカゴジラによる全砲門を開いての攻撃。 甘崎
合体フォーメーション
【がったい-ふぉーめーしょん】
 メカゴジラとガルーダが合体する事で、これによってスーパーメカゴジラが誕生する。 甘崎
ガルーダ
【がるーだ】
 国連G対策センターが対ゴジラ用マシン第1号として開発していた高性能戦闘機でメーサービームキャノンを二門搭載する。完成はしたものの、その運用に疑義が投ぜられ、実践投入は見送られていた。メカゴジラのサポートとして運用が決まり、開発チームの青木一馬がメカゴジラとの合体を可能にした。 甘崎
93式自走高射メーサー砲
【きゅうさん-しき-じそう-こうしゃ-めーさー-ほう】
 防空用兵器として開発された履帯付きの装甲車に二門のメーサー砲を搭載した砲車。ゴジラ出現のために急遽作られたものだったが、制式採用されたと思われる。 甘崎
92式メーサービーム戦車
【きゅうに-しき-めーさー-びーむ-せんしゃ】
 Gフォース所属の8輪の大型タイヤで走行する装甲車。パラボラ型メーサー砲を一門搭載する。 甘崎
90式戦車
【きゅうまる-しき-せんしゃ】
 74式戦車の後継として1990年に自衛隊で採用された実在の戦車。映画の中では最も多く登場している戦車でもある。 甘崎
キングギドラ
【きんぐ-ぎどら】
 Gフォース戦闘シミュレーションに現れた怪獣。 甘崎
高出力メーサービームキャノン
【こう-しゅつりょく-めーさー-びーむ-きゃのん】
 ガルーダの主砲。メカゴジラと合体し、スーパーメカゴジラとなったことで、メカゴジラの武装となる。 甘崎
国立生命科学研究所
【こくりつ-せいめい-かがく-けんきゅう-じょ】
 京都にある生物学研究所。アドノア島で発見されたベビーゴジラの卵を孵化させる。 甘崎
国連G対策センター
【こくれん-じー-たいさく-せんたー】
 1992年に全世界をゴジラの脅威から解放するために設立された機関。茨城県つくば市に本部があり、ゴジラが現れた場合、防衛庁に代わって指揮を執る。ゴジラと戦う為のメカニックを日々研究しており、メカゴジラを作り出した。 甘崎
五条梓
【ごじょう-あずさ】
 国立生命科学研究所大前研究室の助手、大前博士と共にアドノア島の調査に赴き、ベビーゴジラの卵を持ち帰った。ベビーの保護者。役は佐野量子。 甘崎
ゴジラ
【ごじら】
 新三代目。ベビーゴジラの卵の発見とその孵化によりテレパシーで呼び合うように再び日本に現れる。 甘崎
ゴジラザウルス
【ごじら-ざうるす】
 ベーリング海のアドノア島で棲息していたと推測される巨大恐竜。その卵がベビーゴジラとして孵化する。 甘崎
三枝未希
【さえぐさ-みき】
 ゴジラと感応する超能力者。Gクラッシャー作戦の要員としてメカゴジラに搭乗する。ゴジラとの戦いを通じ、自分自身に疑問を感じるようになる。役は小高恵美。 甘崎
佐々木拓也
【ささき-たくや】
 Gフォース体長で、メカゴジラのメインパイロット。役は原田大二郎。 甘崎
Gクラッシャー
【じー-くらっしゃー】
 スーパーメカゴジラの両手から発射されるファイバー付きミサイル。ゴジラの第二脳を攻撃するために考案された。作戦は上手く行ったかのように思えたが、ファイヤーラドンと合体したゴジラの体内放射によってファイバーが焼き切れてしまう。 甘崎
Gフォース
【じー-ふぉーす】
 国連G対策センターが世界中から優秀な戦士を集めて組織した精鋭部隊。メカゴジラやメーサー車などに乗り込み、直接ゴジラと戦うための訓練を日々行っている。 甘崎
ショック・アンカー
【しょっく-あんかー】
 メカゴジラの前腕部に装着された特殊ファイバー弾で、これをゴジラに撃ち込んで高圧電流を流す。 甘崎
ジョニー
【じょにー】
 ジョニー・オーウェン。メカゴジラのメンテナンス要員のイギリス人。不在だった青木に代わってメカゴジラに乗り込み、鈴鹿山中でゴジラと戦う。役はジョニー・アーチャー。 甘崎
スーパーメカゴジラ
【すーぱー-めか-ごじら】
 背中にガルーダを合体させた改良版メカゴジラ。 甘崎
レオ
【れお】
 レオ・アシモフ。ロボット工学の世界最高権威。破壊されたメカキングギドラを徹底的に分析研究し、対ゴジラ用兵器メカゴジラを完成させる。役はレオ・メンゲッティ。 甘崎
名称
【】
  甘崎

ゴジラVSスペースゴジラ

(監)

 

アクロス福岡
【あくろす-ふくおか】
 福岡市に建てられた多目的施設。福岡に襲来したゴジラによって破壊された。 甘崎
麻生孝昭
【あそう-たかあき】
 Gフォース司令官。前作から続投。役は中尾彬。 甘崎
上原誠
【うえはら-まこと】
 Gフォース隊員でMOGERA搭乗員。役は草薙仁。 甘崎
宇宙エネルギー
【うちゅう-えねるぎー】
 スペースゴジラの活動源のエネルギー。これを地球へと下ろすために福岡タワーを改造する。 甘崎
エリック
【えりっく】
 エリック・グルード。G対策協議会国連代表。役はエド・サーディー。 甘崎
大久保晋
【おおくぼ-すすむ】
 G対策協議会所属の進化生物学博士。人類の手でゴジラを操ることを画策し、テレパシストの三枝未希を誘拐させ、彼女のテレパシー波を手に入れようとする。役は斉藤洋介。 甘崎
大野秀樹
【おおの-ひでき】
 Gフォース隊員。MOGERAに搭乗し、宇宙でスペースゴジラと戦った。役は木下ほうか。 甘崎
オールウェポン発射
【おーる-うぇぽん-はっしゃ】
 MOGERAによる全砲門を開いての攻撃。 甘崎
クラッシャードリル
【くらっしゃー-どりる】
 MOGERA顔面に付けられた巨大ドリル。 甘崎
グラビ・トルネード
【ぐらび-とるねーど】
 スペースゴジラの重力攻撃。両肩にある結晶によって重力を操る。 甘崎
KBC
【けい-びー-しー】
 九州朝日放送。スペースゴジラによって基地化されたシーサイドももちを取材する。 甘崎
結晶生物
【けっしょう-せいぶつ】
 宇宙生物。ブラックホールに飲み込まれ、急速進化したG細胞と結合し、スペースゴジラとなった。 甘崎
ゴジラ
【ごじら】
 新三代目。リトルゴジラと共にバース島に住んでいるが、新たな敵スペースゴジラの襲来を受け、戦いつつ又しても日本へと向かう。 甘崎
コスモス
【こすもす】
 インファント島でモスラと共に暮らす地球先住民族。テレパシーで三枝未希に地球の危機を知らせる。 甘崎
コロナビーム
【ころな-びーむ】
 スペースゴジラが口から吐く光線。重力制御によって自由にカーブさせることが出来、あらゆる角度から敵を攻撃できる。 甘崎
権藤千夏
【ごんどう-ちなつ】
 『ゴジラVSビオランテ』で殉職した権藤吾郎の妹。国連G対策センターのG研究所員の女性科学者。役は吉川十和子。 甘崎
サイキックセンター
【さいきっく-せんたー】
 国連G対策センター内に設置された部署。超能力の素質を持った者を集めてその育成と研究を進めている。主任は三枝未希。 甘崎
サイコトロニック・ジェネレーター
【さいことろにっく-じぇねれーたー】
 大久保博士が開発した、ゴジラを操る機械。 甘崎
三枝未希
【さえぐさ-みき】
 ゴジラと感応する超能力者。サイキックセンター主任となっている。初めてテレキネシス能力を発現させた。役は小高恵美。 甘崎
佐藤清志
【さとう-きよし】
 新城功二のバディとなるGフォース隊員。遊び好きだが、功二に振り回されることが多い。役は米山善吉。 甘崎
G研究所
【じー-けんきゅうじょ】
 国連G対策センター内に設けられた研究所。これまでのゴジラ研究成果を全て引き継ぐ。 甘崎
G細胞
【じー-さいぼう】
 これまでゴジラ細胞と呼ばれていたもの。ビオランテとの戦い若しくはモスラとの戦いで宇宙空間に運ばれ、スペースゴジラ誕生の素となる。 甘崎
Gフォース
【じー-ふぉーす】
 前作から続いて登場。MOGERAに乗り込んでゴジラと直接戦う。 甘崎
自動追尾レーザー砲
【じどう-ついび-れーざー-ほう】
 MOGERAの両腕から発射される誘導式レーザー兵器。改良型では縮小された。 甘崎
新城功二
【しんじょう-こうじ】
 ゴジラと戦う為にGフォースに入隊した青年。やや思い込みが激しいところが災いし、希望していたMOGERAプロジェクトから外され、Tプロジェクトに回されててしまうが、後にMOGERAに乗り込み、スペースゴジラを撃退するチームの一員となる。役は橋爪淳。 甘崎
スターファルコン
【すたー-ふぁるこん】
 MOGERA下半身ユニットに変形する高速爆撃機。コックピットはMOGERAの緊急脱出ユニットにもなる。 甘崎
スパイラルグレネード・ミサイル
【すぱいらる-ぐれねーど-みさいる】
 MOGERAに搭載された特殊ミサイル。先端部がドリル状となっており、目標の奥深くまで潜り込んで爆発する。 甘崎
スペース・クロー
【すぺーす-くろー】
 スペースゴジラの手足の爪。エネルギーが充満しているため、これを触れるだけで周囲を吹き飛ばすことが出来る。 甘崎
スペースゴジラ
【すぺーす-ごじら】
 宇宙に飛び散ったG細胞がブラックホールに飲み込まれて結晶生物と恒星の爆発エネルギーを吸収、ホワイトホールから放出された結果、異常進化して誕生した」とされる、ゴジラに酷似した怪獣。ゴジラを倒すべく地上に舞い降りる。 甘崎
東宝30cmシリーズ スペースゴジラ
名称
【】
  甘崎

ゴジラVSデストロイア

(監)

 

麻生孝昭
【あそう-たかあき】
 Gフォース司令官。前作から続投。役は中尾彬。 甘崎
ESP研究所
【いー-えす-ぴー-けんきゅうじょ】
 アメリカにある超能力の研究施設。小沢芽留はここで能力開発の訓練を受けた。 甘崎
伊集院研作
【いじゅういん-けんさく】
 物理学者。ミクロオキシゲンの開発に成功し、国際物理学賞を受賞している。デストロイアの生態や弱点を改名していく。役は辰巳琢郎。 甘崎
1000万ボルト95式超低温レーザー砲
【いっせんまん-ぼると-きゅうじゅうご-しき-ちょう-ていおん-れーざー-ほう】
 スーパーXIIIの武器。豊後水道でゴジラの凍結に成功した。 甘崎
ヴァリアヴル・スライサー
【う゛ぁりあう゛る-すらいさー】
 デストロイアがミクロオキシゲンを放出しながら頭部の角で敵を切り裂く技。 甘崎
上田
【うえだ】
 Gサミットのメンバーの科学審議員。ミクロオキシゲンを研究する。役は平泉成。 甘崎
ATV
【えい-てぃー-う゛い】
 東京湾海底トンネル調査を取材したテレビ局。 甘崎
尾形秀人
【おがた-ひでと】
 最初に現れたゴジラを葬った芹沢博士に同行していた南海サルベージ社の青年社長。恵美子の夢の中に登場。 甘崎
オキシジェンデストロイヤー・レイ
【おきしじぇん-ですとろいやー-れい】
 デストロイアの武器。デストロイアが群体となり、巨大化した時に短時間だけ放出できる。 甘崎
オキシジェンデストロイヤー
【おきしじぇん-ですとろいやー】
 初代ゴジラを葬り去った超兵器。回想シーンが流れている。 甘崎
小沢芽留
【おざわ-める】
 アメリカのESP研究所で能力開発していたエスパーで、三枝未希の後輩。未希と共にゴジラ対策に当たる。役は大沢さやか。 甘崎
カドミウム弾
【かどみうむ-だん】
 放射能の鎮静化に効力を発する重金属カドミウムをゴジラの体内放射能を鎮静化させるために、ミサイル弾に詰め込んでゴジラに撃ち込んだ。ゴジラの体内で異常亢進していた核分裂を制御することに成功する。甘崎
95式冷凍レーザータンク
【きゅうご-しき-れいとう-れーざー-たんく】
 スーパーXIIIの超低温レーザーを汎用トレーラーに搭載した応用兵器。デストロイア幼体を無力化させるため、そしてメルトダウンを起こしかけたゴジラを冷却するために使用された。 甘崎
93式自走高射メーサー砲
【きゅうさん-しき-じそう-こうしゃ-めーさー-ほう】
 防空用兵器として開発された履帯付きの装甲車に二門のメーサー砲を搭載した砲車。メルトダウンを起こしかけたゴジラの暴走を防ぐため、メーサー砲を冷凍レーザー仕様に改造され、ゴジラを砲撃した。 甘崎
92式メーサービーム戦車
【きゅうに-しき-めーさー-びーむ-せんしゃ】
 陸上自衛隊所属の8輪の大型タイヤで走行する装甲車。パラボラ型メーサー砲を一門搭載する。 甘崎
90式戦車
【きゅうまる-しき-せんしゃ】
 74式戦車の後継として1990年に自衛隊で採用された実在の戦車。映画の中では最も多く登場している戦車でもある。 甘崎
国友満
【くにとも-みつる】
 国連G対策センター長官。山根謙吉をGサミットに参加させるためにわざわざアパートまで出かけている。役は篠田三郎。 甘崎
黒木
【くろき】
 防衛庁特殊戦略作戦室特佐でスーパーXIII機長。役は高嶋政宏。尚、『ゴジラVSビオランテ』では同じ黒木という人物を高嶋将伸が演じている。同一人物の可能性もあり。 甘崎
ゴジラ
【ごじら】
 @新三代目。バース島の地層にあった高純度の天然ウランが熱核反応を起こした事により、体内の放射性物質が活性化してしまう。自衛隊による冷却作戦により、小康状態を保つが、デストロイアとの戦いを経て、再度活発化。最終的にメルトダウンを起こす。
 A四代目。新三代目のメルトダウンのエネルギーを吸収したゴジラジュニアが大きく成長した姿。ラストでシルエットのみ浮かび上がるが、シリーズを通しての登場はこの一瞬のみ。 甘崎
ギガンティックシリーズ ゴジラ (1995版)
ゴジラジュニア
【ごじら-じゅにあ】
 ベビーゴジラがバース島の核分裂反応によって核エネルギーを吸収して巨大化した姿。ゴジラと較べると小型で背びれも小さい。デストロイアとの戦いで死んだと思われたが、ゴジラ爆発によって更なる核エネルギーを吸収し、四代目ゴジラとして新生する。 甘崎
三枝未希
【さえぐさ-みき】
 ゴジラと感応する超能力者。国連G対策センター三枝ルーム主任。ここで超能力は徐々に低下していることが語られた。役は小高恵美。 甘崎
SUMP
【さんぷ】
 Special Unit of Metropolitan Policeの略。警察特殊部隊。デストロイア幼生体を阻止するために派遣される。 甘崎
JBS
【じぇい-びー-えす】
 山根ゆかりが勤務するテレビ局。 甘崎
スーパーXIII
【すーぱー-えっくす-すりー】
 陸上自衛隊により開発された多目的防衛機で、完全コンピュータ制御機で、。対ゴジラ用に武装を全て冷凍兵器に換装している。メルトダウンを起こしかけているゴジラを凍結化させ、デストロイアにとどめを刺している。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

デストロイア完全体