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仮面ライダーウィザード

仮面ライダーウィザード事典
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2012'9'2〜2013'9'29 

主な登場人物
操馬晴人
仮面ライダーウィザード
(役)白石隼也。
 謎の儀式に巻き込まれ、生き残ることで魔法使いの資格を得た青年。仮面ライダーの変身リングを手に入れ、仮面ライダーウィザードとしてファントムと戦う。
仁藤攻介
仮面ライダービースト
(役)永瀬匡。
 仮面ライダービーストに変身する青年。考古学を学ぶ大学生だが、実践主義で自分で世界各国に出かけ、そこで発掘作業を行っていた。その際キマイラと出会い、強制的に契約させられる。マヨラーで、食べ物に何でもマヨネーズをかける癖がある。ファントムを食らい続けなければ逆にキマイラに食われてしまうと言う運命を持つ。
コヨミ (役)奥仲麻琴。
 晴人と共に謎の儀式で生き残った女性。人間とファントムを見分ける特殊な力を得ている。その正体は白い魔法使い=笛木の娘。既に死んでいるが、まずは人形として生き返らされた。もう一度サバトを行うことで人間に戻れる。
大門凛子 (役)高山侑子。
 女性刑事。ファントム事件に巻き込まれて晴人と遭遇。独自に晴人をサポートするようになる。
奈良舜平 (役)戸塚純貴。
 魔法使いになりたいと真剣に願っている青年。ウィザードの戦いを見て、晴人に勝手に弟子入り志願し、以降サイドキックとして働く。
白い魔法使い (声)高階俊嗣
 物語冒頭から現れる白い魔法着を着た魔法使い。何かと晴人にアドバイスを与え、仮面ライダーウィザードの新しい力のヒントも与えている。その正体はコヨミの父笛木だった。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 指輪の魔法使い

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 鳥居坂署の管内で突如起こる人外モンスターによる暴行事件。刑事大門凛子は果敢に彼らに立ち向かっていたが、人間の武器では全く通用しない。そんな時、バイクに乗って颯爽と現れた青年がいた。彼は指にはめた指輪の力を使い新たな仮面ライダー、ウィザードに変身してモンスターを屠っていった。変身を解除した青年操馬晴人に質問を投げかけるが…
 敵は
ミノタウロス。大門凛子の上司だった網野のゲートから生み出されたファントムで凛子のゲートを狙う。パワー型のファントムだが、ウィザードのパワーの方が遥かに勝っていた。
 新シリーズ開始の話。主人公はむしろ仮面ライダーの方ではなく、刑事の凛子の方で、超常現象に遭遇した彼女がウィザードに助力を求める事で話が展開していく。一般人目線で物語を構築するのはこれまでのシリーズでもいくつかあったが(「クウガ」、「アギト」、「響鬼」あたり)、これを上手く使いこなせれば面白い話になるだろう。今回の凛子は物語としては終わっているものの、これからも関わってくるのだろうか?
 とりあえずこの話はウィザードの強さを出すだけで終わった感じもするが、これからの展開に期待ってところか。
 話の構成は「仮面ライダー」と言うより戦隊もののノリに近い感じ。監督が戦隊を中心にやってるからかな?死者も出ているが、基本路線は明るい雰囲気を持っている。最後は巨大戦に持ち込んでいくのも戦隊っぽいか(「電王」と言うべきなのかも知れないが)
<ツッコミではないのだが、東映作品の場合、「ウィザード」ではなく「ウイザード」の方がしっくり来るんだよな。>

VOL.1

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第2話 魔法使いになりたい

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 凛子は国家安全局ゼロ課の木崎警視の訪問を受け、魔法使いについて聞かれ、更にファントム事件の捜査は国安の管轄、と今後の捜査を禁じられてしまう。そんな中定期パトロールに出かけた晴人はファントムのヘルハウンドと遭遇し、戦闘になるのだが、ウィザードを見かけた奈良舜平から、突然「弟子にしてください」と頼まれてしまう…
 敵は
ヘルハウンド。奈良俊平を絶望に陥れ、ゲートを手に入れようとする。痩身で刀とバイクを使うなど、ヒーローっぽい装備でウィザードと戦う。
 もう一人の仲間となる舜平登場の話。こどもの頃から魔法を信じ、自分も魔法使いになりたいと思っているというキャラで、本物の魔法使いである晴人に押しかけ弟子入りする。
 そして前回登場した凛子もやはり登場。むしろこちらの方が主人公っぽい感じで、こういう作りは結構面白いと思う。そして凛子はコヨミから、二人が魔法使いになった経緯を軽く聞き込んでいる。それによれば、半年前に多くの魔力を持つ者が集められ、ファントムを作る儀式が行われた。それでファントムを押さえ込むことが出来た晴人にはライダーベルトが与えられたのだとか。
 今回久々にバイクでのカーチェイスが見られた。そう言えば「ライダー」って名前なのに、バイクに乗って戦うのって随分久々のような気がしてきた。
 そう言えば基本的に2話で一本の話を作ってきた細菌のライダー作品だが、一話目が一話完結で、どうなるか?と思ったら、ここから2話完結に移ったようだ。舜平が本当に魔法が使えるようになったのか?というところ。
<魔法使いとはライダーベルトがないとなれないようだ。なんでそんなオモチャみたいなものが…実際オモチャだけど。
 それにしてもベルトから出る音声は変なノリだな。話をハードにすればするほど浮いてしまうぞ。ついでに言えばOPソングも。>
第3話 変身!生中継

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 突然魔法が使えるようになった舜平ははしゃいでその力をこども達の前で披露するのだが、そんな舜平の力に目を付けたテレビ局の司会者という田島から声をかけられる。だがそれを知った晴人は、舜平の魔法は倒したはずのファントムヘルハウンドではないかと疑いを抱く。
 敵は
ヘルハウンド。倒されたかと思ったが生き残っており、舜平のゲートを狙う。テレビ局の司会という田島がその正体だった。闇を作り出し、そこに入り込むことによって自在に空間を行き来する。
 魔法使いに憧れる舜平を巡る話の後編。舜平が絶望に陥り、更にその舜平を助け出すまで。ファントムのやり口は、人を有頂天にさせておいて、そこから絶望にたたき落とす。確かにこれはきついな。そしてそんな舜平に希望を与えてしまったのが自分であると、落ち込む晴人の姿もある。結構繊細なんだな。
 凛子はいつの間にか面影堂の住人っぽくなっており、晴人を送り出していた。そして舜平も又本当の押しかけ弟子になっていた。
 晴人と面影堂の繁との出会いの思い出も語られている。ウィザードの指輪を作れるのは繁だけ。それでコヨミと共に押しかけていたという。
 ヘルハウンドは全国ネットの生放送中に姿を現している。正体を現すのを何とも思ってないってことか。
<前回術者がかかるというスリープの指輪が早速役に立った。でも人に装着させてウィザードライバーにタッチさせるという複雑な過程が必要。使い勝手が悪いな。>
第4話 人形とピアニスト

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 ピアニストの高木のゲートを狙い新たなファントムケットシーが現れた。あまりやる気の見せないケットシーは、ウィザードとの戦いにも積極的ではなく、すぐに逃げ出してしまう。高木に危機が迫っていることを説明する晴人と凛子だが…
 敵は
ケットシー。アフリカ系の青年が変身する猫型ファントム。動きがとても素早い。面倒くさがりで戦いそのものもあまり好きではない。
 今回のファントムのターゲットはスランプ中のピアニスト。自分の才能に既に絶望に陥りかけている。
 物語上設定説明はまだ続いている。コヨミは晴人の魔力供給を定期的に補給しないといけないこと、ウィザードの魔力には限界があることなど。特にコヨミと接触したメデューサの言葉によれば、「人間でもファントムでもない魔力で動く人形」だとか。
 押しかけ従業員のような存在になってしまった凛子と舜平が良いコメディリリーフになってる。現時点ではヒロインが暗すぎるので、こういう存在がないと物語が続かない。うまくバランスを取った脚本だ。
 ウィザードのウォータースタイルは体を流体化できるというもの。「RX」のバイオライダーっぽいな。
第5話 決戦のコンクール

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 ケットシーを倒す寸前まで行きながら魔力切れによって止めを刺すことが出来なかったウィザード。何故かわざとケットシーと接触しようとしようとしている高木の行動に疑問を覚えるのだが…
 敵は
ケットシー
 現状に絶望した人間に希望を与えるという、一種の王道で物語が展開する。まあ落ち着くところに落ち着いたと言うべきか。
 ただ、絶望したいという高木がわざと晴人にかける嫌味な台詞が今ひとつ心に響いてこない。このところのライダーシリーズはそう言う意味では軽くなってしまった感じがする。
 前回で舜平と凛子を徹底的に嫌っていたコヨミが二人を受け入れる課程も描写されている。ところで凛子っていつ仕事してるんだ?
 前回メデューサから「人間でもファントムでもない」と言われたコヨミは、実は既にゲートを生み出した後の抜け殻だと言われた。晴人の魔力を注ぎ続けてないと本当に死んでしまうらしい。過去それで絶望のあまり死にそうになったコヨミを助ける遥人の回想もあり。コヨミの生み出したファントムはこれからの物語の伏線になってると思われる。
 ウィザードの戦いも、今回はサイクロンモード全開。風を用いて飛ぶことが出来る。
<ケットシーに与えられたグールの卵は3つ位だったけど、出てきたファントムは10体以上もいる。>
第6話 キレイな花には

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 町では恋の季節がやってきた。誰も彼も恋を感じている。そんな中、晴人はファントムに襲われている美女と大金持ちのカップル川崎愛美と山形を助ける。そのどちらがゲートか判断が付きかねた晴人は凛子に応援を頼むが、何故か愛美は凛子が刑事だと知ると姿を消してしまう。
 敵は
ノーム。地中に潜り、自在に移動することが出来るファントム。
 物語としては、詐欺師の女性がファントムに狙われるという話で、「W」以降割と定番と化した物語となる。チャームの呪文が使えるような女性で、晴人もちょっとときめいてしまった。
 しかしこの愛美って女も、命が狙われてるのに金のことばかり考えてるとか良い性格してる。前回の高木と言い、どうにも浮世離れしたキャラクタがこの世界ではデフォらしい。
 今回のウィザードはランドスタイルを本格始動。ドリルのように回転することで地中に潜れる。現時点での能力はただ土に潜るだけだったけど。
<この世界では魔法使いは割と簡単に受け入れられるようだ。戦隊ものでは当たり前だが、ライダーでは結構珍しいかも。
 ウィザードランドスタイルは土に潜れるが、その方法は高速回転することによってドリルのように潜る。これって「レインボーマン」の土の化身じゃ?>

VOL.2

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第7話 思い出を買うために

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 詐欺師と分かった愛美の正体にショックを隠せない面々。しかしそんな愛美は突然行方をくらましてしまった。ゲートを狙い、暗躍するファントムに焦りを覚える晴人は、愛美とつきあっていた山形に事情を聞くのだが…
 敵は
ノーム。ゲートはソムリエというだけあって、鼻が利き、ゲートである愛美の居所も嗅覚で探り当てていた。
 詐欺を繰り返す女性の事情を掘り下げる話。やっぱり詐欺には事情があり、過去の思い出に生きる女性が、新しい生き方を見いだすまでとなってる。
 やっぱり「W」以降のライダーシリーズの特徴的な話に仕上がってた。最近のシリーズは精神に突き刺さるようなものが無くなってしまったな。話もあっさりとしてた。
 今回登場したのはスメルリング。強烈な臭気を撒き散らすリングで、鼻の利くノームに対して用いられた。
<燃えている家をウォータースタイルで消火したウィザード。外に出たら家は全く焦げてもいなかった。>
第8話 新たな魔法石

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 面影堂に見知らぬプラモンスターの白いガルーダがやってくる。そのガルーダが保ってきたのは赤い魔法石だった。輪島は早速指輪作りに取りかかるが、コヨミは「なんだか嫌な感じがする」と不安を口にする。そんな時、ゲートと思われる少年がグール達に襲われているのを救った晴人だが…
 敵は
フェニックス。ファントムを統轄するリーダーの一人で、これまでユウゴという人間態として出ていたが、初めてのウィザードとの衝突となる。その強さは桁違いで、ウィザードの攻撃は全く通用しなかった。
 ゲートのこどもを守るウィザードの活躍を描いた前編。非常にこまっしゃくれたガキで、特撮ではこういうパターンは実に多かったりする。その性格の悪さもちゃんと理由があって…というパターン。
 晴人の過去が少し描かれる。幼いころに交通事故で両親を亡くしたとのこと。少年に自分のことを重ね合わせて
<洋樹が性格悪くなったのは、ほんの些細な理由だったが、実際はこういう小さいことの積み重ねになるんだろうな。特撮的にはちょっと不満もありだけど。
 地獄の業火を操るフェニックス。でもどれだけ火を出しても森はほとんど燃えないまま。
 ツッコミという訳ではないが、久しぶりにライダーが川に叩き込まれたところで話が終わった。平成ライダーの初期はこのパターンが多用されたものだ。一般にこれを「井上引き」という。他に「生存フラグ」とも。>
第9話 ドラゴンの叫び

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 フェニックスの一撃を受けて川に叩き込まれた晴人は、川の底で晴人の中に眠るドラゴンファントムの力が覚醒し、生還する。フェニックスが洋樹の絶望を呼び起こすために洋樹の父和洋を狙うと見た晴人は和洋を守ろうとする。
 敵はファントム。
 随分早い段階で命の危機に見舞われるヒーロー。そのために新しい力フレイムドラゴンを覚醒させる。この作品はこういう風に矢継ぎ早に覚醒の話になるんだろうか?
 ウィザードが覚醒を進めていくと、それだけ闇に近づくというパターンは「仮面ライダークウガ」っぽくもあるが、お手軽感に溢れてる感じもある。
 あと、そのドラゴンを送り込んできたのもう一人の仮面ライダーの姿がある。晴人を仮面ライダーにした魔法使いと思われるが、これが追加の仮面ライダーになるのだろうか?
 それなりに話はまとまっているが、ほとんど語るべき部分のない話だった。
第10話 国家安全局0課

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 仮面ライダーウィザードをファントムと特定した国家安全局0課は晴人を探るために面影屋へとやって来て、そこで輪島を拉致してしまう。その事を知らない晴人は定期パトロールで直己という高校生を襲うファントムのガーゴイルと遭遇する。
 敵は
ガーゴイル。岩のように体を固く重くすることが出来るファントム。その割に身軽。
 これまでちょっとだけ出てきた国家安全局0課が表舞台に登場。そしてその長官である木崎に関わりのある話が展開する。
 何故木崎が国家安全局0課の長官になったのか、過去に片山直己の父とどんな関わりがあったのか。そこが話の焦点だが、現時点では国家安全局0課とはどんな組織なのかはまだ分からないまま。

VOL.3

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第11話 守り抜く約束

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 父が死んだ場所を見に行ってガーゴイルに襲われる直己。何とか助けたものの、直己は木崎によって連れ去られてしまう。そして直己を連れた木崎が向かう先は…
 敵は
ガーゴイル。そして復活したフェニックス
 国家安全局0課を主軸にした後編。嫌味なキャラとしか見えなかった木崎が実はかなり熱いキャラだと分かった。
 なんかこの話に限っては脚本が井上敏樹じゃないか?と思えるほど初期の平成ライダーっぽい話になってるのが面白い。
<前もそうだが、フェニックスはライダーを海に落としてそれで満足してしまうらしい。これから敏樹ファントムと呼ぶことにしよう。>
第12話 希望の和菓子

  脚本:香村純子
  監督:田崎竜太
  アクション監督:石垣広文
 国家安全局0課の木崎からもらった魔法石を使い輪島は新しい指輪を完成させた。そんな晴人の助手としてレベルアップを図る舜平は晴人と共にパトロールに出かけるが、空回りしっぱなし。そんな舜平は偶然高校時代の先輩である徹也と再会する。和菓子屋に弟子入りした徹也と意気投合した舜平だが…
 敵は
ヴァルキリー。妙に腰が低いが、切れるととんでもないことをやらかすファントム。
 新しいウィザードの力ハリケーンドラゴンが登場する。これまでに既にフレイムスタイルでフレイムドラゴンが登場しているので、四つの形態全てにパワーアップ形態が存在すると言うことか。
 物語としては、「W」以降のライダーシリーズの定番で、最初に思ったキャラが誤解で、実は真実は他の人。というパターン。使い回しではあるが、新しいフォーマットとして定着した感がある。
 今回は舜平の空回りが見所。今のところ単なるお邪魔キャラではあるが、井上脚本とは違って単なる痛々しいキャラではないのあたりにキャラへの愛情が感じられる。
 今回の松木昭造役は平成ライダーシリーズでお馴染みの諏訪太朗。
第13話 夢を継ぐ者

  脚本:香村純子
  監督:田崎竜太
  アクション監督:石垣広文
 ゲートは松木庵の店主松木昭造であることが分かった。だがヴァルキリーの罠により、松木庵はもう立ち行かなくなり、閉店するしかなかった。だが松木は未だ絶望していないようだが…
 敵は
ヴァルキリー。そして初めてメデューサとも戦ってる。今回は全く敵わなかったが、それはドラゴンの力を使わなかったから。
 物語としては菓子職人の意地というものを主題にしたもので、職人にとっては自分の店を守ることよりもその味を後世に残せることの方が重要という事を描いた話になってる。見習いがそこまで味を再現できるはずはないという問題は別にして。
 前回テンションが上がりすぎた舜平が、晴人から信用されてないと思い込んで今度は思いっきり落ち込んでる姿がある。上がり下がりの極端なキャラではあるな。それで夢を受け継いだのは舜平ではなく晴人の方だったということを確認した。
 フレイムドラゴンスタイルは背中から羽根を出して空を飛ぶことが出来るようになった。
<凛子はいつも晴人からもらったリングを付けてるようだが、日常生活に支障がないか?特に警察の仕事なんだから。
 徹夜に対し「まるっと解決」とか言ってる舜平。まあ元ネタありだが。
 先輩の稲垣に対して結局晴人のことしか言ってない舜平。聞かされる側としてはあんまり気分いいもんじゃないよな。
 晴人がいる時に徹夜を襲うヴァルキリー。なんで敢えて困難な道を進むか?>
第14話 帰ってきた映画監督

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 コヨミとショッピングに出かけた晴人の元に又しても見慣れぬプラモンスターがやってきた。誘われるままにそのプラモンスターの後に付いていく二人の前に現れたのはメデューサに襲われている青年だった。実は彼は大学の映画監督であり、映画の撮影の最中にファントムに襲われて以来、ずっと逃げ続けているのだという。
 敵は
リザードマン。頑強な肉体を持ち、剣を武器とする。石井悟史という大学生の映画監督の正体。
 ゲートと思われた人間が実は…という話で、このところのシリーズではこういったどんでん返しはいつものこと。定番ストーリーとも言えるか。笑わせようとしている演出はいくつもあるが、今ひとつ外してる感じ。
 ここに登場する映画監督の石井悟史はかつて魔法使いになったばかりの遥人を襲ったファントム。あの時は加勢した魔法使いによってはじき飛ばされていた。
 そしてオープニングで謎のファントムらしい人物が登場。手に青色の魔法石を持っていた。これまでウィザードに力を与えていた仮面ライダーと同一人物らしい。

VOL.4

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第15話 ラストシーンの後は

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 これまでゲートと思い保護していた悟史がファントムで、実は彼を慕う千鶴こそがゲートであることを知った晴人。メデューサの命令で千鶴を絶望させようと出かける悟史を防ごうとする晴人だが…
 敵は
リザードマン
 男女の関係に焦点を当てたドラマ性を高めた話。千鶴を絶望させないためには彼女に知られないようにリザードマンを倒し、更に悟史が去ったと言う事を告げねばならない。なかなか難しい方法だった。ただ、これは描きようによっては、心が冷めてしまった男に必死にすがりつく女。それを防ごうと精一杯頑張る第三者。と、そのままラブコメの定番になってしまう。最後の優しい嘘を含め、主人公の晴人が三枚目役をちゃんとやっていた。ちと背中が痒くなるような話だった。
 新たなるウィザードの力ウォータードラゴンが発動。これで三つの強化系が登場した。
<悟史は映画をフィルムで作ってるようだが、今時そんなのいるか?普通今はデジタルで値段も相当安く作るのが普通なのに。
 ぴょんぴょん跳び回って逃げるリザードマンだが、腰の辺りで吊り下げられてるのが丸わかり。足場を蹴ってないし。>
第16話 クリスマスの奇跡

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 クリスマスを前に浮かれる町でグールがゲートを襲っているのを見た晴人はゲートの男達郎を助けるが、東野達郎は自分がゲートと言われても「今日は俺の希望の日だ」と言い放ち、晴人の助力を拒絶する。遠くから達郎を見守る晴人だが…
 敵は
フェニックス。フレイムドラゴンの力に対しても耐性が付いてしまったらしい。今回はウォータードラゴンの力で撃退をしたが、又しても復活。これも多分次には耐性が付いてることだろう。
 今回はクリスマススペシャルで、普通二話使う話が今回は一話で完結している。話もクリスマスらしい話で、粗暴な青年の本当の姿は、人々に希望を与えようとしているというところでまとめていた。
<署長からサボっていることを指摘された凛子。いつも面影堂にいる訳だから、今更って気がするけど。
 ファントムに襲われてながら、全く危機感のない達郎。これだけ危機感ないと、明らかな天然野郎だな。
 孤児院のこどもが「プレゼントは新しいゲームソフトが良い」と言っている。ソフト名を言わないあたりが配慮。>
第17話 もう一人の魔法使い

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 メデューサとフェニックスは一人の男に目を付けた。ゲートの可能性も高いが、もっと何か違う存在のようで、ワイズマンもその男に興味を持ち、呼び出したファントムのマンティコアをその男仁藤攻介に差し向ける。
 敵は
マンティコア。尻尾に毒を持ち、ウィザードにも毒を注入する。ビーストにも毒を注入したが、全く通用しなかった。
 新しい仮面ライダーである仮面ライダービーストの登場の話。今のところウィザードをライバルと思っているらしいが、妙にお調子者な発言に、晴人の方が圧倒されていた。
 晴人を仮面ライダーにしたワイズマンがメデューサとフェニックスの前に現れたが、やっぱりこの三人敵同士ではなかった。そうするとウィザードとの関係はどうなる?
 ちなみに新しいライダーとなる仁藤はマヨラー。何でもかんでもマヨネーズにかけるが、朝っぱらから胃もたれのするような描写を連発してくれる。いつも腹が減っているが、それは彼が魔力を捕食する存在だからだった。人間の食べ物は本当の栄養にはならない。これによって絶望せずに生きていけるらしい。
 マンティコアの人間態は赤星昇一郎。「グランセイザー」の堀口博士だな。何かと特撮には良く出てくる。
<ようやくウィザードの変身のうわっついた音声に慣れてきたら、もっと調子づいた音声が出てきた。
 ビーストのドライバーは戦ってる最中にバックルが開いたままだが、これじゃ戦いづらいだろうに。
 ツッコミではないが、敵のエネルギーを捕食するということで、「仮面ライダー龍騎」に似た設定となったな。>
第18話 魔力が食事

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 この町での塒を探す攻介は及川という男を襲うファントムを発見する。早速ファントムの魔力を奪おうとするのだが、そこでファントムを追ってきた晴人と戦闘になってしまう。
 敵は
ヒドラ。水中戦を得意とするファントムで、体中から触手を伸ばして攻撃する。
 新しい仮面ライダーの活躍を描く第2話目。攻介の過去が少しだけ明らかになる。大学で考古学を専攻していたが、遺跡調査をしているときに偶然ビーストの指輪とドライバーを手に入れてしまい、キマイラというファントムと一体化してしまったという。ファントムの魔力をキマイラに食わせ続けないと自分がキマイラに食われてしまうので、それこそ命を賭けてファントムと戦い続けているらしい。ゲートを守るために戦っている晴人のことを理解することが出来ず、結果として喧嘩になってしまう。まあ本人が人の言うことを聞かないってのが一番の理由だろうけど。
 つまり、ビーストの場合、自分の体の中から出てきたファントムではないと言う事。こういうパターンもあるのか。
 それとコヨミがワイズマンらしい青年と接触している。妙におちゃらけた雰囲気だが、最後の黄色い魔法石をコヨミに手渡している。
 攻介のお陰でこの前後編のゲートが全然目立ってないのがなんだが。
<メデューサの人間態を見た攻介は一言「かわいこちゃん」…お前いつの生まれだ?>

VOL.5

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第19話 今日の命、明日の命

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 メデューサに唆されたビーストはウィザードに襲いかかり、ゲートの及川を連れ去ってしまった。魔力を得るために及川からファントムを出そうとする攻介だが、その方法を知らなかった。及川にくっついていき、その方法を探る攻介だが…
 敵は
ヒドラ。ウィザードを罠にはめ、及川に絶望を与えた。そして及川のアンダーワールドにいたバンダースナッチ。巨大な蛇のようなファントムだった。
 ビースト登場の三話目。攻介と晴人は険悪になりかけていたが、誤解が解けて共闘するようになる。随分展開が早い感じだ。攻介に因れば、まだ晴人はライバルだということだが。「ランチタイム」「召し上がれ」と、二人の息もぴったり合っている。
 そしてウィザードは新たなる力となるランドドラゴンの力を手に入れた。
 物語は軽快だが、その分書くことが少ないのが特徴だな。
<コヨミが同時に投げた二つのリングを時差で受け取るウィザード。どんな投げ方をしたんだろう?>
第20話 近づく真相

  脚本:香村純子
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 打倒ウィザードを誓うものの、ワイズマンから戦いを止められたユウゴは荒れ狂っていた。そんな中、グールを引き連れたファントム“ベルゼバブ”が志保という主婦を襲っていた。まるで指揮者のように優雅にグールを操るベルゼバブに翻弄されるウィザード。
 敵は
ベルゼバブ。ゲートを優雅に捕食することを信条としているファントムで、人恋しい主婦を孤立させることで絶望に陥れようとする。空間をねじ曲げる力を持つ。
 メインの物語は、人のつながりを断とうとするファントムの話。現代的な物語とも言えるか。それをねちっこく描くことで、恐怖心を与えているが、問題としてそのターゲットがあまりにうざったいため、「ざまあみろ」としか思えない。
 フェニックスのユウゴを発見した凛子の姿もあり。ファントムになる前のユウゴは藤田雄吾と言い、とても花好きの好青年だったらしい。珍しく刑事のような仕事をしてるな。
<新しいリング、エキサイトを使うとウィザードがマッチョになるが、肉体のパースが完全に狂ってる。CGだから出来ることだが。>
第21話 ドラゴンたちの乱舞

  脚本:香村純子
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 空間を操るベルゼバブに必殺技を防がれてしまったウィザード。だがそんなウィザードを突然現れた白い魔法使いが救う。そして連れ去られてしまったウィザードの代わりにゲートを守ると宣言した攻介だが…
 敵は
ベルゼバブ
 メインの物語は人のつながりを保って絶望を回避する話で、たいした話ではないが、同時進行して物語の設定がどんどん進んでいく。
 一つにはフェニックスの正体。凛子が追いかけていた藤田雄吾がやはりユウゴであったこと。そしてユウゴは凛子を気に入ったらしく、ベルゼバブの弱点まで親切に教えてくれている。面白いキャラになってきた。ただ、凛子の「自分のやりたいことをやれ」と言うアドバイスに、「好き放題暴れてやる」と返すなど、ますます手が付けられなくなっただけという話もある。
 そして白い魔法使いが登場し、晴人を異空間に連れて行った。そして晴人にドラゴンの力を限界まで引き出すことを提案する。これがパワーアップの布石となる。やっぱりこのパワーアップは四形態全ての力を引き出す方向に行ったか。「クウガ」に似た感じになってきた…いやむしろ「レインボーマン」か?
 しかし、このタイミングで最強とは思えないので、まだもう一段階位のパワーアップがありそうだ。
<ベルゼバブの僕を捜すためとは言え、舜平の服を剥く凛子の姿あり。逆だったら絶対放映出来ないな。>
第22話 不死鳥の暴走

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 凛子の言葉にふっきれ、ワイズマンとも訣別して暴れまくるフェニックス。その結果凛子は大やけどを負ってしまう。そんな時、凛子の不在に気付いた晴人達の前にもう一人の魔法使い、ソラが現れる。
 敵はフェニックス。ワイズマンの下にいたが、「自分のやりたいことをやれ」という凛子の言葉に触発され、ただウィザードと戦う事だけを求めて暴れ回る。パワーを増しており、これまでのウィザードの必殺技を受けても全てあっという間に再生するようになった。
 フェニックの覚醒を核に、少しだけのんびりと、嵐の前の静けさを演出するかのような話になっている。
 19話に出てきた魔法使いはワイズマンではなかったことが分かった。確かに性格的には随分違ってるな。ソラというその青年は、フェニックスに協力してワイズマンには反発している格好を見せている。
 なんか攻介と一緒にいると晴人が崩れるようになってきて、マヨネーズを見るだけでどっと態度が崩れてしまうようになった。

VOL.6

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第23話 決戦

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 ビーストの介入によりなんとかフェニックスの追撃から逃れ、凛子を連れ帰ることが出来た晴人。だが守るべき存在を守りきれなかった晴人は精神的に落ち込んでしまい、魔力が低下してしまった。そんなウィザードに挑戦状を叩き付けるフェニックス。
 敵は
フェニックス。ウィザードの究極進化体オールドラゴンによって宇宙へと運び込まれた。
 宿敵フェニックスの最後が描かれる話。何度倒しても不死身で復活してしまうフェニックスを倒すのは宇宙に放り出すという手だった。なんかオチは「ジョジョの奇妙な冒険」の第2部っぽくもあり(死と再生を繰り返されるというのは第5部か?)。結局死にはしなかったが、流石にもう復帰は出来ないだろう。
 珍しく落ち込む晴人の姿があるが、ドラマを盛り上げるためには必要な回。メインの脚本家&監督にしたのは、そう言う理由があるんだな。
 そしてウィザードは究極体であるオールドラゴンへと進化する。時期的には多少早いな。もう一ランクパワーアップあるか?
<不死身のフェニックスを倒すには俺が全部の魔力を吸い取るしかない。と言う攻介。でもそんな事やったら魔力で破裂しないか?それともその可能性も含めての発言だったのか?
 相変わらずではあるが、フェニックスが火を出しても周りは全く無傷。
 オールドラゴンはやっぱり「レインボーマン」だよな…なんか妙にレインボーマンネタが多い作品だ。>
第24話 魔法使いの祖母

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 凛子に呼び出され、デートのお誘いかと浮き浮きしてやって来た攻介。だが凛子が紹介したのは、なんと攻介の祖母・敏江だった。強引に家に連れ戻そうとする敏江に、逃げ出した攻介だが…
 敵は
ワータイガー。肉体、スピード共にファントムの中では高水準にまとまった存在。ゲートである攻介の祖母を絶望させようとする。
 前回で宿敵フェニックスを倒し、新展開の開始。まずは攻介を中心に、家族との交流を描く。攻介に対してとても厳しい態度で臨んでいるものの、ファントムを食べないと生きていけない攻介に、自分がファントムとなって孫に自分を食べさせようとする優しい祖母。そんな祖母に対して攻介の取る態度とは…というもの。このほのぼの展開はかつてのレスキューポリスシリーズを彷彿とさせたりして。脚本が香村純子ってこともあるのかな?
 あと今回は舜平もそれなりに活躍してる。この役回りは平成ライダーシリーズでは結構いるが、ちゃんと活躍の場を設けるのが最近のパターンだな(井上脚本の頃は扱いが酷いのばかりだったから)。
 祖母に見つからないようにこっそり変身する攻介の姿は「仮面ライダー龍騎」の北岡が一度やってたよな。
<自分の正体を知らせまいと、魔法少女の振りをするビースト。この直後に「プリキュア」やるんだけど…。ソフトフォーカスの使い方が間違ってないだろうか?
 高校時代の攻介の姿もあるが、全然若作りする気がないらしく、髪の毛を黒くしただけ。えらく老けた高校生だな。>
第25話 命の選択

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 敏江がファントムになろうとしたのは、孫の攻介に食べられるためだった。その事を知った攻介は苦悩する。一方グレムリンに捕まってしまった舜平をなんとか奪回しようと行動を開始する晴人。
 敵は
ワータイガー
 攻介の家族にまつわる話の後編。祖母と自分のつながりを再確認する話となっている。厳しい祖母の愛情に気付く察しの悪い攻介。落ちつくべき所に落ちたって事だな。
 結果として化かし合いになっており、幾重にも罠を互いに張り、結果として晴人の方が勝利するという話。
 一方、メデューサとグレムリンはどうにも相容れないようで、メデューサを利用しようとする軽いグレムリンと、思うように動かされることに腹を立てるメデューサ。精神的にはグレムリンの方が上にいってるが、往々にしてこういう場合は手ひどい目に遭うのは騙した方。
 パワーアップしたウィザードはオールドラゴンの爪はどのスタイルでも使えることが分かった。
<ミサのいたボウリング場で誰かがボウリングピン倒してたけど、これミサの趣味?その割にレーンの真ん中に突っ立ってたけど。>
第26話 学園潜入

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 女子高生姿となり、通学中の学生を襲おうとするメデューサを発見した攻介は、メデューサの魔力を食おうとするが、結果として女子高生を襲ったと勘違いされて捕まってしまう。そんな攻介達を見た晴人は、高校に何かあると思って潜入捜査を始めるのだが…
 敵はメデューサ。
 前にフェニックスの過去が描かれていたが、今回はメデューサの方。攻介が見かけたのは女子高生姿だったが、それはメデューサのゲートだったミサの双子の妹。
<攻介は女子高生に向かって「お前を食う」とか、もの凄い発言してるな。
 女子高生に変装する舜平…え?足ほっそ。それにしてもなんでだか晴人と恋人同士みたいな会話するのはやめて。
 グール相手に分身を出すウィザード。魔力の無駄遣いの気がする。>

VOL.7

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第27話 姉と妹

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 ミサのゲートとなった美沙の双子の妹真由の存在を知った晴人は過去の美沙の事を訊ねる。しかし真由はミサに姉美沙の姿をどうしても重ねてしまう。一方ゲートの多香子を守る攻介と舜平…
 敵は
メデューサ。自分の妹である真由を絶望に落とそうとした。そしてグレムリン。ビーストと戦うが、逃げることに関しては天才的で、ビーストの攻撃をことごとくかわして見せた。
 今回は二人のゲートにまつわる話となった。ゲートは確かに存在するが、メデューサの狙っていたのはゲート時代の自分の双子の妹。
 そしてついに初めてファントム誕生の瞬間が観られる…と思いきや。結構展開的には意外だが、こうなるとこれからミサの存在がどうなるかが気になるところ。これが新しいライダーの誕生となるのか、それとも他に何か重要な役割が?
 メデューサも又ウィザードと同じく新月の夜に誕生したファントムであり、美沙と真由の両親を殺したと言うことが分かった。
 一方攻介と舜平の凸凹コンビも随分馴染んできた感じ。元々がツッコミ体質の舜平は、晴人よりも攻介の方がパートナーとしては良い感じ。
第28話 盗まれたベルト

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 考古学者の中本が海外の遺跡からキマイラに似たレリーフを発見する。その事を知った攻介は帰国した中本にその事を問いただす。だが成功をかすめ取られると勘違いした中本は攻介を無視する。そんな中本を狙ってファントムのスプリガンが現れる…
 敵は
スプリガン。攻守に優れたパワータイプのファントム。考古学者の中本を狙う。
 おそらくはビーストのパワーアップが描かれる話。だから今回は攻介が中心となる。それで今回は攻介がベルトを奪われてしまう。隙の多いキャラだから、そんな物語も納得。
 ワイズマンの言葉に素直に頷けなくなってきたミサの姿もあり。白い魔法使いとワイズマンとの関連も気になるところだ。
<前回全く出番がなかったゲートの多香子だが、海外に行ってしまったとあっさり片付けられてしまった。伏線のような気もするんだけどなあ。
 ライオンのレリーフを見てビーストとの関連性を考える中本だが、世界中には獅子のレリーフはたくさんあると思うけどね。
 出来るだけボケキャラになろうとしている晴人。攻介の登場でボケキャラになり損ねているので、焦っているのかも知れない。>
第29話 進化する野獣

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 スプリガンとグレムリンの挟撃にあったウィザードはなんとか二体を退けゲートの中本を守ったが、攻介のビーストドライバーは奪われたままだった。このままでは体の中のキマイラに餌をやることが出来ずに死ぬしかないという攻介だが…
 敵は
スプリガン
 ビーストのパワーアップしたビーストハイパーの登場の話。中本の発見した発掘品はやっぱりビーストのパワーアップアイテムだった。まあ最初から分かっていたことだが。盛り上がるはずの話が全然盛り上がらないな。語るべき事もあまり多くない。
 腹芸の出来ない攻介は何事もストレート。それが結局突破口になるのは、これが味って奴だろう。
<ビーストの新しい武器は銃。なんで至近距離でしか使わないんだろう?
 アイテムがどんどんプラスチックっぽく、つまり安っぽくなっていくのが何というか、今のライダーシリーズに共通する問題点。>
第30話 魔法の消える日

  脚本:きだつよし
  監督:柴崎貴行
  アクション監督:石垣広文
 ソラはワイズマンによって捕らわれていた強力なファントムであるレギオンを解き放った。欲望のままに人を襲うレギオンに、ワイズマンはメデューサにその阻止を命令する。一方妹思いの少年と出会い、意気投合した晴人だったが…
 敵は
レギオン。心の綺麗な人間の心に侵入し、アンダーワールドを破壊するファントムで、晴人のアンダーワールドまで破壊してしまった。
 二人のライダーのパワーアップに伴いファントムもパワーアップ。人のアンダーワールドに侵入するというえらく強いファントムが登場した。パワーアップしたウィザードとビーストの両面攻撃まで防ぎきり、晴人の魔力まで食らってしまった。
 ソラの目的はサバトの真実を探ること。そのためにワイズマンをわざと怒らせ、情報を得ようとしている。それに対して何故か動揺するワイズマンの姿もあり。
 そしてコヨミの魔力も徐々に弱まってきていることも言及。
<一般人に対して魔法の大盤振る舞いする晴人。これって魔力の無駄遣いって奴じゃ?
 ツッコミどころじゃないけど、レギオンのデザインはどこかで観たと思ったら、「キカイダー01」のシャドウナイトか。>

VOL.8

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第31話

  脚本:きだつよし
  監督:柴崎貴行
  アクション監督:石垣広文
 レギオンにアンダーワールドに侵入され、魔力を失ってしまった晴人。このままではファントムと戦う事はできないが、それでも戦いに挑もうとする晴人だが、晴人の魔力がないと生きる事が出来ないコヨミは、晴人の心をおもんばかって面影屋を出てしまった…
 敵は
レギオン。晴人から魔力を奪い取ったが、その晴人の心を壊す事を諦めてはおらず、執拗に晴人を狙う。
 危機と、そこからの生還によるパワーアップという定番の物語。オールドラゴンが最終形態ではないというのはここではっきりして、ウィザードはウィザードインフィニティに変身する。
 そんなウィザードの姿を観て、「面倒なことになった」と呟く白の魔法使い。オールドラゴンまでは積極的に力を与えようとしていたようだが、自分の力で魔力を作り出してしまったことに関係するのだろう。
 一方、ハルを消し去ろうとするワイズマンに対し、何事か取引を申し出るハル。すぐに消えるキャラのように思えたが、どうやらそうではなさそうだ。割を食ったのがメデューサで、ワイズマンによってグレムリンを上司にさせられてしまった。
<折角パワーアップしたのに、全然良いところのないビーストがちょっと可哀想だな。
 インフィニティスタイルの変身は、何度も「イーンフィニティー」を連呼する。ますますやかましくなった。>
第32話 危険なアルバイト

  脚本:石橋大助
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 高校時代の友人土屋と偶然出会った攻介。呼ばれて土屋の家に行った攻介は、そこに高価なギターが並んでいるのを目にする。ギターを買うために高額なアルバイトがあると言う土屋に、懸念を覚える攻介だが…
 敵は
ボギー。笠原のファントム態。高額なアルバイトを餌にゲート候補者を集めていた。幽霊のような特殊な肉体を持ち、攻撃を当てにくい体を持っている。
 友人がゲートの候補に選ばれ、それを何とか阻止しようとする攻介の活躍が描かれる話だが、むしろこの話はワイズマンに命じられ、ソラの配下に入ることになったメデューサの苛立ちの方が話の中心。
 今回は一話でファントムをやっつけてめでたしめでたしだったけど、まだ話は続いているらしい。
<天ぷら油を爆発させる攻介。どう考えてもそんな燃え方をしないんだけど。爆発後はお約束の真っ黒顔とアフロヘア。
 土屋はギターを買い占めることを目的としているが、その家は自作のもの。温度管理が全然出来て無くて本当にギターを愛してると言えるのか?
 何だか性格が妙に悪くなってしまったコヨミ。というか、舜平に対してだけは強気なのかな?
 面影堂ではみんなで食事を取っているようだが、その金はどこから出てるのかな?>
第33話 金で買えないモノ

  脚本:石橋大助
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 ボギーを倒し、ゲートの候補者も解放された。だがボギーを倒した際にソラが浮かべた笑みの意味を考える晴人。そんな中、一度は東京を離れていたゲートの候補者達が次々と帰京している事を知り…
 敵は
ボギー。前回で確かに死んだはずだが、ゲートの体に分散して入り込み、欲をますます上げている。合計六体に分裂してウィザードとビーストに襲いかかる。人間の“運”を操る事が出来る。
 前回で死んだはずのファントムが人の欲望に火を付けるという話。ちゃんと前後編になっている。
 一方ウィザードの方はボギーの力によって不運ばかりが襲いかかる。コミカルな話になっている。
 それで今回も攻介が話の中心となり、親友の土屋を助けるという話に。
<百万円のバイトのちらしを見ている輪島を責める面々。居候のくせに。
 ビルから鉄骨が振ってくるのだが、落下したのはどうでもいいようなコンパネばかり。
 ボギーに対して「一番手強い相手」と呟くウィザード。フェニックスの立つ瀬がないな。>
第34話 人気モデルの裏側

  脚本:きだつよし
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 清純派アイドルの千明に夢中になる面影堂の面々。そんな中、国家安全局0課に呼び出された晴人は、木崎からかつて魔法石を持ってきてくれた人物の写真を見せられる。そしてその顔はソラだった…
 敵は
アルゴス。清水千秋を狙うファントム。怪力と全身の目から発する強烈な光が武器。
 アイドルの護衛という、ある意味戦隊ものでは定番…あるいは井上脚本でありがちな話。ただし、そのメインの物語にはウィザードは関わらず、攻介と舜平の二人がつきあうことになる。
 前にも書いたけど、ボケツッコミの間柄で考えるならば、舜平に合うのは晴人ではなく攻介の方。こっちの方がなんかしっくりくる。
 一方の晴人は凛子と組んでハルの正体探しに出ている。これまでのファントムとは異なり、ソラはゲートの空と性格が全く同じだという。本人に言わせれば、人の心を持ったままファントムになった唯一の存在。そして人の心を持ち、ファントムにもならなかった晴人のことを「仲間かも?」と語っている。

VOL.9

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第35話 空の向こう側

  脚本:きだつよし
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 ソラに人間の心が残っていることを知った晴人は、川に落ちてしまったソラを思わず助けてしまう。そんなソラは晴人にワイズマンの狙いが再びサバトを開く事にあることを告げる。
 敵は
アルゴス
 メインの話は攻介と舜平が引っ張っていく。千明が何故どんな危険も顧みずにモデルの仕事を続けるのかを探っていく話になってる。無理矢理中達ではあるが、そこにソラを絡めて展開。前回千明を助けたのは、自分自身で絶望を与えるため…一種の趣味だな。
 前回、グレムリンが滝川空という人間の心を残したままファントムになったことを知った晴人は、ソラに対して複雑な思いを持つようになった。
 ソラの話に寄れば、ワイズマンの狙いはもう一度サバトを開く事だそうだが、ファントムを生み出した後に人間の心を残した人形になってしまったコヨミの存在はあり得ないのだとか。
 しかし、ソラは人間であった時代から実は人を襲っていた殺人鬼であったことが最後に発覚。晴人はそんなソラを仲間とは思わず、完全に敵としてターゲットに取る。対するソラは“賢者の石”なるものを手に入れようとしていることが暗示される。
<描き方ではあるが、ソラは長い黒髪のフェティと言う事になる。朝に放映するにはマニアックな趣味だな。>
第36話 九官鳥は語る

  脚本:石橋大助
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 ソラから賢者の石のことを聞いた晴人は輪島にその事を相談するが、輪島はそれは魔法石の一つではないかと推測した。そんな言葉を受け、かつて魔法石を得た森へ行けばそのヒントが得られるのではないかと思った晴人はその場所に向かう。一方、メデューサとグレムリンはコヨミを使ってゲートをファントムにしようと企む。
 敵は
ラーム。放火魔容疑者根本の持つ九官鳥に化けて放火していた。素早い身のこなしで攻撃をかわす。
 いつも通りゲートを巡る物語と設定に関わる物語が同時並行して展開する。
 ゲートを巡る物語は、九官鳥を連れた放火犯を追いかける凛子の物語。犯人を捕まえられなければ馘という凛子と、自分のせいで犯人を逃がした責任を感じる舜平の犯人捜し。ゲートの放火魔は気が弱く、逮捕されたらあっという間に絶望してしまうと言われ、どうすれば良いか分からなくなってしまう。今回は舜平と凛子の凸凹コンビだが、初期を思わせる物語だな。
 そして設定に関わる物語は、コヨミの存在についてだが、同時に晴人が初めてワイズマンと出会う物語でもある。インフィニティスタイルによって結界を破壊し、ワイズマンと出会うが、ワイズマンは晴人の魔力を全て吸収してしまう力を持っていることが分かった。
<これまで散々ファントム事件で警察を無視した行動を取っていた凛子だが、今頃になって、馘を示唆されるとか。>
第37話 絶望、指名手配

  脚本:石橋大助
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 放火をしてないという根本の言葉を信じ、凛子を巻き込んで根本と共に逃亡した舜平。舜平と凛子までもが指名手配となってしまったが、晴人は魔力不足で動くことも出来なかった。
 敵は
ラーム。加賀という男が変身することが分かった。動きが素早いだけでなく、空を飛んで羽根で攻撃する。
 今回は舜平と凛子のコンビが中心となった話。気が弱すぎるゲートの根本に対するに、表裏のない舜平に対し、策士の凛子によって物語は展開していく。なんだかんだで舜平も結構成長してるかも。
 物語の設定についてはほとんど動いてないようではあるが、ここまで来て初めて絶望に陥った人物が現れた。
 攻介がカラスに襲われるシーンはマンガ形式。新しい描写方法だが、これって要するに動物虐待と取られるシーンを回避して、特撮では面倒な部分を省いたと言うこと
<凄く下らないことだが、凛子の形態の留守電は凄くやる気のなさそうな声をしている。
 警察の中にはピーポくんが飾られてるけど、警視庁の了解取ってるの?いずれにせよ、この作品が東京を舞台としていることが分かった。
 あれだけ魔力不足だったのに一日経ったらもう魔力が満タンになってるという晴人。どうやって補給してるのか、描写ないよね?>
第38話 奪った希望

  脚本:きだつよし
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 かつて晴人と共にサッカーに夢を託した和也のところにファントムのバハムートが現れる。その事を知った晴人はウィザードに変身して和也の元へと急行するが、ウィザードの力が全く通用しない。
 敵は
バハムート。ウィザードのほとんどのスタイルの攻撃が通用しない強力なファントム。ウィザードの分身攻撃も全く通用しなかった。晴人の親友である和也を絶望させようとする。
 晴人の過去が描かれる話で、晴人は和也と共にプロを目指してサッカーをしていたと言う事が分かる。だがその過程で晴人は和也に怪我を負わしてしまい、それで夢を諦めたという。和也自身はそれを恨んでいないそうだが、和也をサポートする直美という女性は深く晴人を恨んでいる。晴人としても希望を与える魔法使いであるはずの自分が、人の希望を失わせてしまったことは大きなトラウマになってるらしい。
 一方ではファントムを多量に生み出せというワイズマンの言動に疑問を覚えるソラ。ミサとしてはファントムを生み出すことはワイズマンの命令だからやってることで、実際はそんなに積極的ではないらしい。そして面影堂を訪れる謎の男。輪島が何故魔法石を使った魔法具を作れるのかも、そう言えば語られてなかった。
<ところで前回絶望に落ちた根本はファントムになったのかならなかったのか、そこのところが不明。最初にワイズマンが「なかなかファントムが増えない」って言ってたから、助け出したのかな?>

VOL.10

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第39話 ピッチの忘れ物

  脚本:きだつよし
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 強力なバハムートの攻撃から逃れるしかなかった晴人だが、ゲートの和也を守ろうとする意志を固くする。一方、謎の男から紫色の魔法石で指輪を作って欲しいと依頼された輪島だが…
 敵は
バハムート
 メインの話は、晴人の親友が再び夢を取り戻すまで。オーソドックスなストーリーだ。どんなに責められても和也を守ろうとする晴人はいつものような余裕が無く、ボケ役を放棄してるけど(ついでに今回は攻介もボケ役を放棄)。
 一方、物語の設定部分だが、白の魔法使いがその正体を現した。笛木と言うその男にかつて指輪を作ってしまったことが、晴人を戦いに巻き込んだという。やっぱり白い魔法使いが日蝕に何かの関わりを持っていたと言うことか?
 そして白い魔法使いは晴人に対し「来るべき時を待て」と言い残している。ワイズマンの言ってた「もう一度」と関わりがあるか。
<和也の夢を叶えるため、一度だけユニフォームを着る晴人。どこにそんなおそろいのユニフォームあったんだ?>
第40話 自転車に乗りたい

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 輪島に指輪を作らせた白い魔法使い笛木の行方を追う晴人。一方ゲートを襲っているファントムを見かけた攻介は果敢にファントムシルフィに挑みかかっていた。そんな攻介のバイクテクに魅せられたゲートの少年譲は攻介に自転車を教えてくれと頼み込む。
 敵は
シルフィ。風使いのファントム。西川という男が変身する。肉体強度、素早さ共に最高クラス。
 今回は攻介が中心となり、その華麗なバイクテクニックを魅せる話となる。バイクと言ってもこの場合マウンテンバイクだが、実際にかなりの腕前を魅せている。
 そして物語の設定部分では、白い魔法使いを捜す晴人と、その前に現れた新しい仮面ライダー、仮面ライダーメイジが登場。ミサの妹の真由が白い魔法使いの元で修行して仮面ライダーとなったらしい。久々の女性ライダー誕生。
<最初からマウンテンバイクを乗りこなそうとしている譲。もっと簡単なものから練習すればいいのに。
 何故か照れたようなそぶりを見せつつ晴人に協力する木崎。こいつもツンデレキャラか?…というか、腐にサービスか?>
第41話 魔法使いは運命

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 朱美に怪我を負わせてしまい絶望した譲はファントムを生みだそうとしていた。だが、気絶した朱里が譲を励ます言葉を紡ぎ、それによって譲はファントムを押さえ込むことに成功した。そんな譲は魔法使いになる素質があると由美は譲をワイズマンの元へと連れて行こうとする。
 敵は
シルフィ
 新しい仮面ライダー候補が出来たと言う話で、メインの物語と設定の物語双方に関わる物語となった。今回は攻介が非常に真面目で、その分コミカル要素が抜けているが、それはこの話が物語の根幹にある話だからだろう。
 仮面ライダーメイジとなった由美によれば、あと二人の魔法使いがいればファントムを滅ぼすことが出来るという。そして魔力を失ったコヨミに魔力供給が出来る存在が増えたと言うことでもある。
 木崎によって国家安全局へとスカウトされた凛子の姿もある。そして笛木のことを調べる木崎は何事かを悟ったようだ。
 そして強引に新しい魔法使いを増やそうとする白い魔法使いを見守るソラ。ウィザードのインフィニティモードと、ビーストの存在は邪魔とする白い魔法使いの目的が少しずつ見えてくる。
第42話 指輪の小説家

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 笛木のことを調べていた木崎が何者かによって連れ去られてしまった。これを行ったのは白い魔法使いではと考える凛子は、本当に彼は味方なのかと疑問を呈する。そんな中、ゲートの小説家西園寺がファントムのスフィンクスに襲われた。
 敵は
スフィンクス。小説家の西園寺を襲うファントム。炎を操る力を持つ。
 メインの話はいつも通りで、偏屈なゲートに振り回される面々が描かれる。そう言う話ばかりだったので、晴人も慣れたもので、ちゃんとゲートに見張りを付けていた。
 だが今回は白い魔法使いの正体を探るという物語の根幹にまつわる話が深く展開していく。白い魔法使いが味方ではないと感じる凛子、そして譲を連れて行ってしまったことで敵愾心を覚える攻介。そしてゲートである西園寺がコヨミと知り合いかも?という話になってる。

VOL.11

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第43話 白い魔法使いの秘密

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 小説家西園寺は10年前のコヨミのことを知っているという。何も思い出せないコヨミだが、西園寺はコヨミの記憶を取り戻す手伝いをしたいと言い出す。一方、譲を助けるため、ソラの誘いに乗り、白い魔法使い捜しに出かける攻介達…
 敵は
スフィンクス
 メインの話はコヨミの記憶に関する話となり、ゲートの西園寺が過去のコヨミのことを知っているかも?と言う話になってる。西園寺の心の中で見た幼いコヨミに駆け寄る父親の姿は、なんと笛木だった。そして笛木はコヨミのためにこれらのことを行っているらしいことも発覚。
 一方、攻介の方は白い魔法使いを捜し当てるが、彼は完全に攻介を邪魔者扱いしている。その白い魔法使いがいる場所はソラが案内したのだが、どうもここ、ワイズマンがいるところのような感じ。そう言えば前にもこの林に囲まれた場所は度々出ている。
<西園寺の思い出の場所を知らないはずの晴人と攻介がその場所にいるのに何の説明もないな。>
第44話 息子の形見は

  脚本:香村純子
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 西園寺のアンダーワールドでコヨミが「父」と呼ぶ男は白い魔法使い笛木だった。謎を心に抱えたまま、ファントム探しに出かける晴人。そんな時面影堂に晴人の小学校時代の恩師である熊谷がやってきた。
 敵は
セイレーン。静香という女性が変身するファントムで、その声を聞いた者を魅了して、望む通りに行動させる能力を持つ。
 メインの話は晴人の小学校時代の恩師との邂逅となる。鬱陶しい位に熱い熱血先生が登場している。
 ストーリーの方は、コヨミについてだが、魔力の供給が追いつかなくなりつつあることと、白い魔法使いが焦っていることとの関連が少しずつ深まっている。
 熊谷役は「3年B組金八先生」で遠藤先生を演じていた山崎銀之丞。熱血先生にはうってつけか。
<今回ビーストがグールの魔力を吸収するシーンがなかったが、別段必要無いということか。>
第45話 笑顔を胸に

  脚本:香村純子
  監督:石田秀範
  アクション監督:石垣広文
 熊谷が探していた飛行機のオモチャを持っていたのはオモチャマニアの酒井だった。どうしても手放したがらない酒井に、仕方なくここでセイレーンを待ち受けることにした晴人と攻介。だがそんな時にコヨミの様子がおかしいと輪島から連絡を受けた晴人…
 敵は
セイレーン
 メインの話は暑苦しいゲート…ではなく迷惑な性格をしたオモチャマニアに振り回される話。マニアっていやだねえ。特にそんな父を持った息子の歪みに焦点が当てられている。
 コヨミを救うために熊谷を魔法使いにしようとする晴人の姿もある。そんな晴人の姿に、逆に「俺はお前の希望になった」と喜ぶ先生がいる。熱血先生なんだよな。
 そして全体的な物語では、コヨミの体がどんどん崩壊していくことと、メデューサとメイジの姉妹対決。更にソラがワイズマンのやろうとしていることに気付くという話。
 ソラは、ファントムになった人は賢者の石があれば人間に戻れると語っている。これが何の意味を持つのか?
<翔に金的蹴りを受けて悶絶していた攻介だが、次の瞬間元気に変身していた。痛みに強いキャラなのかね?
 バインドでセイレーンの動きを止める晴人だが、上半身を縛って、踏みつぶそうとした下半身は放っておいた。この角度だと普通に踏みつけられたはずだよ。
 なんだろう?BGMが金八先生っぽい感じがするんだけど。>
第46話 ひび割れた思い

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 フリーマーケットにファントムが現れた。すぐに変身して戦う晴人と攻介。だが人混みに紛れてゲートが誰か皆目分からなかった。そんな中、コヨミの前に現れたソラは「人間に戻りたかったら僕のものになれ」と言い、コヨミを連れ去ってしまう。
 敵は
アラクネ。地面と同化する能力を持ったファントム。そのまま地中を移動出来る。
 メインの話はほとんど付け加えみたいなもので、物語全体に関わる設定が順調に進んでいる。
 いつもどおりみんなに接するコヨミ。だが、その肉体は徐々に崩壊していっていた。そんな彼女の前に現れるソラ。一方、メデューサを倒す力が欲しいと願う真由に、白い魔法使いは新しい力を与えようとする。
 ワイズマンの狙いが賢者の石にあり、それはコヨミに関係する…となれば、出てくる答えは大体分かるか。
 そして最後に現れた白い魔法使いは、晴人にコヨミを預けた訳を「お前の魔力が必要だから」と説明していた。

VOL.12

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第47話 ワイズマンの真実

  脚本:香村純子
  監督:舞原賢三
  アクション監督:石垣広文
 グレムリンの攻撃からコヨミを守ったのは白い魔法使い=笛木だった。コヨミを救うためにはそれもやむなしと、コヨミが連れ去られるのを見送る晴人。だがゲートの山本を絶望させるべく、アラクネは彼の身重の妻を襲うことに…
 敵は
アラクネ。ゲートの山本を絶望させるために妻を襲う。そしてメデューサ。メイジと直接対決して敗北。その後ワイズマンによって殺された。
 前回はコヨミにあまりに時間取りすぎたため、肝心の物語が全然展開してなかったので、今回はゲートを守るという本来の物語に力が入っている。
 ただ、一方では全体的な物語が進展中。やっぱり白い魔法使いとワイズマンは同一人物だった。そしてメデューサが倒れた。最後までワイズマンを信じていたのに、当のワイズマンによって…哀しい存在だが、この演出はやりすぎかも?
 笛木は魂の抜け殻となって待ったコヨミを人間にするためだけにこれまで活動していたと言うことになるのだろうが、そのために必要な賢者の石を作るために魔法使いが必要だという…さて、その魔法使いをどう使うのか?それがこれからの問題となるだろう。わざわざ晴人のインフィニティの指輪を奪った理由も、そこに含まれるのだろう。
 そしていよいよ話はラストストーリーへと向かっている。
第48話 賢者の石

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 ワイズマンの正体は白い魔法使いだった。そして魔法使いは全て揃ったと言い、山本を連れ去ってしまう。白い魔法使い=ワイズマンの目的が何であるのかを探るため、晴人と攻介は笛木を探す。
 敵は
グレムリン
 物語は終局に向けて疾走中。笛木の目的がここではっきりした。笛木は一人娘が死んでしまった事に絶望し、その後ただ娘を生き返らせるためだけにサバトを行う。そして今度はコヨミを完全に人間に戻すために再びサバトを行おうとしているそうだ。納得いく設定ではあるが、コンパクトにまとまり過ぎって感じはあるな。物語の終局が見えてきたため、語るべきものが少なくなってしまった。
 譲や山本も仮面ライダーに変身してるが、晴人以外の魔法使いは全員仮面ライダーメイジになってしまうらしい。晴人は特別なのか?
 笛木自身はファントムではない。研究の結果、ファントムとしての殻を作り出し、それを装着することでファントムのように見えたらしい。
第49話 サバトの幕開け

  脚本:きだつよし
  監督:諸田敏
  アクション監督:石垣広文
 仮面ライダーメイジとして晴人と攻介の前に現れた譲と山本。二人によって連れ去られてしまう晴人と真由。笛木は四人の魔法使いを人柱にサバトを開くと宣言する。一方、キマイラによって食い殺される夢を見た攻介は…
 敵は
ワイズマン
 サバトの準備が出来た。やはり魔法使いを作ろうとする笛木の狙いはサバトを開くために魔法使いが必要だったから。しかもそれは人柱にするためだったと言う事が分かる。
 かつてのサバトは普通の人間を人柱にしたが、それではコヨミは不完全にしか復活出来なかった。だから今度は魔法使いを使って完全復活をもくろんでいる。そして今度のサバトは東京全体に渡るものとなる。これが発動したら、東京中のゲートは全てファントムとなり、魔力を持たない人間は滅んでしまう。
 そしてそのサバトを強制的に止めたのは攻介だった。サバトが始まる中、自らの中にいるキマイラを解き放つことで、地上の魔力を全て吸収してしまう。お陰で攻介はビーストの魔力から解放され、普通の人間に戻った。
第50話 大切なものは

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 サバトに失敗しながら、コヨミを人間に戻すために再びサバトを行おうとする笛木。その前に現れた晴人は笛木に挑むが、笛木に敵うはずもなく、笛木はコヨミと共に姿を消してしまう。一方コヨミの体にある賢者の石を狙うソラは、コヨミを連れ去ろうとしていた…
 敵は
ワイズマン。ウィザードインフィニティスタイルと死闘中にグレムリンによって殺された。
 笛木と晴人の戦いのイレギュラーとして存在する仮面ライダービーストとグレムリン。前回ビーストの活躍でサバトは阻止出来たが、今度はグレムリンが賢者の石を奪うという展開に。
 もうかりそめの命が持たないコヨミによって奪われたインフィニティリングによって晴人はインフィニティスタイルに変身。これでやっと白い魔法使いと戦えるようになった。
 結果としてグレムリンによって白い魔法使いは倒され、更にコヨミの中にある賢者の石も奪われてしまった。

VOL.13

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第51話 最後の希望

  脚本:きだつよし
  監督:中澤祥次郎
  アクション監督:石垣広文
 グレムリンに賢者の石を奪われ、コヨミは消えてしまった。意気消沈する晴人だが、賢者の石によってパワーアップしたグレムリンは自分が人間に戻るためにサバトを開こうとしていた。
 敵は
グレムリン。賢者の石を体に取り入れて急激なパワーアップを果たした。ウィザードインフィニティスタイルをも圧倒する。
 一応これで物語は一通り終了。コヨミを失った晴人がグレムリンと戦う話となる。これまでに登場した他の三人の魔法使いも再び参戦する。
 コヨミが残した「最後の希望」という言葉。それはコヨミを蘇らせるのではなく、安らかに眠らせるためだった。
 そして次回が最終回で、お祭りになるらしい。
第52話 仮面ライダーの指輪

  脚本:會川昇
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 旅の途中「助けて」という子どもの声が聞こえた晴人は、そこに黄色い魔法石を発見する。それを手にした晴人は見知らぬ世界に連れて行かれてしまう。そこには仮面ライダーの指輪を手にした子どもがおり、その子はその指輪を使って次々と仮面ライダーを呼び出すのだった。
 敵は
アマダム。晴人が迷い込んでしまった世界の王。それとグロンギ、アンノウン、ミラーモンスター、オルフェノク、アンデッド、魔化魍、ワーム、イマジン、ファンガイア、ドーパント、ヤミー、ゾディアーツの怪人達が次々に登場。
 今回から番外編。平成仮面ライダーのお祭り話になる。おかしな世界に迷い込んでしまった晴人が他のライダー達と共に戦う話になる。
 この世界は大人になると全員怪人に変身してしまう。知り合いも多数存在するが、みんな年齢が違っており、時空がぐちゃぐちゃになってる感じ。
 攻介もこの世界に迷い込んでしまったようだが、普通に変身出来ている。まだキマイラが肉体から去る前の時間からやって来たらしい。
 正直何が何だか分からない話で、スペシャル版というか、映画版でやるものを無理矢理テレビサイズに落とし込んでしまった感じがする。最後に次作の仮面ライダーガイムまで登場してるのがやっぱり劇場版っぽい。
<無理もないけど、仮面ライダーの声がほぼ全員オリジナルとは違っているので、ちょっと違和感がある。電王だけはいつも通りだが。>
第53話 終わらない物語

  脚本:會川昇
  監督:石田秀範
  アクション監督:宮崎剛
 怪人達は倒したものの、現れたアマダムによって少年と少女の二人がさらわれそうになった。慌てて二人を別の場所に連れて行った晴人だが、二人も又怪人に変身しようとしていた…
 敵はアマダム。仮面ライダーの力の源を全て吸収して外の世界へと行こうとした
 番外編の後編。不思議な世界での晴人の戦いが描かれていくが、そこで「仮面ライダーディケイド」の門矢士と出会う。様々な世界でライダーと戦っていたディケイドは、この世界が倒された怪人達のやってくる世界だと知り、この世界を安定させようと、敢えてアマダムの誘いに乗ってこの世界に来たらしい。ちゃんと決め台詞「通りすがりの仮面ライダーだ」も言っている。この世界は怪人達を生み出しもするが、同時に仮面ライダーも生み出す力を持つとのこと。よく分からない世界だ。
 なんだかんだ言ってたくさんのライダーが出てくるのは、それなりに燃える。まあ番外編なら良いか。同時に新しいライダー、仮面ライダー鎧武の番宣でもあり。
<番外編とは言え、今回はウィザードじゃなくてディケイドが主役になってたな。やっぱり劇場版の出来損ないなんじゃないのか?
 剣はジャックフォームに変身してた。本編でもほとんど出てこないフォームだったんだけどな。あと、クウガの最強フォームはアルティメットフォームではなく、ライジングアルティメットフォーム。
 最後に士は「又どこかで出会ったら」とか晴人に言ってる。まだ劇場でお祭りやるのか?>