特撮館Top

天装戦隊ゴセイジャー

天装戦隊ゴセイジャー事典

2010'2'14〜2011'2'6 

 スーパー戦隊第34作。地球を守る新米天使を主人公とし、彼らの成長物語を絡めて描いた作品。戦隊シリーズとしては初めて敵組織が次々に入れ替わるという珍しい話で、結果として四つの敵と戦う事になった。短い物語が連続して来ると言った感じでスピーディな話の展開となる。その四つの組織の中で共通して存在する怪人が本物の敵という展開。

主な登場人物
ゴセイレッド
アラタ
(役)千葉雄大。モデル出身で、本作が実質的な俳優デビュー作。
 ドラゴンをシンボルに持つスカイック族の青年。天真爛漫という言葉がぴったりの青年で、特に子供とはすぐに仲良くなれる。
ゴセイブルー
ハイド
(役)小野健斗。
 鮫をシンボルに持つシーイック族の青年。地球や人間のことを最も心配しているが、その考えは時として行きすぎ、更に堅物な部分があるため、時として仲間と衝突を起こすこともある。
ゴセイブラック
アグリ
(役)浜尾京介。2014年に引退。
 ゴセイブラックに変身する青年。蛇をシンボルに持つランディック族で、モネの兄。ランディック族らしく直情で真っ直ぐ敵に突っかかっていく。
ゴセイイエロー
モネ
(役)
 ゴセイイエローに変身する女の子。虎をシンボルに持つランディック族でアグリの妹。
ゴセイピンク
エリ
(役)
 ゴセイピンクに変身する女性。フェニックスをシンボルに持つスカイック族。
ゴセイナイト (声)
 幽魔獣復活と共に地上へとやって来た護星天使の先輩。実はかつて先輩ゴセイジャーと共に幽魔獣と戦ったヘッダーが意志を持った存在。地球を汚すものは許さないという頑なな考えの持ち主。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 護星天使、降臨

  脚本:横手美智子
  監督:長石多可男
 数々の星を侵略してきたという伝説の宇宙虐滅軍団"ウォースター"が地球に狙いを付けた。これまで地球を守っていた護星戦士達は、地上にいた天使見習達に地球の守りを託すのだった。本来地球人には見えないはずの彼らだが、望という少年が彼らの姿を見てしまう。
 敵はベラスカ星人塊のミゾーグ。デレプタの部下で世界を更地にする巨大な塊を転がして攻撃する。
 オープニングから凄い飛ばし方。その描写はあっけにとられるほど凄く、30年前の作品かと思ったぞ。多分これは前作「シンケンジャー」があまりにも大人向きになってしまったため、子供のものに戻そうというのだろうけど、しかしこれは妙な懐かしさがあるぞ。
 戦士達も最初から五人揃って何のためらいもなく戦い、更に敵には多数の戦闘員…これ又大変懐かしい。
 メンバーをサポートする少年がいるのも懐かしい。
 戦いの舞台が廃工場ってのも懐かしい。
 ヘルメットに口があるデザインも懐かしい。

 …何というか、全てが「懐かしい」で終わってしまった感じだが、次回からは個性が出てくることを期待しよう。
 何となく映画のリスペクトが多いみたいな感じがするのだが、考えすぎだろうか?細かいことばかりだし(当たっているかどうかが分からないのだが、少年の名字が「天知」は「天知茂」から、敵のミゾーグは「溝口健二」、乳母車が階段から落ちるところは『戦艦ポチョムキン』から…まだ分からないけど)。

VOL.1
第2話 ファンタスティック・ゴセイジャー

  脚本:横手美智子
  監督:長石多可男
 ゴセイジャーの前に現れたウォースターの幹部“流星のデレプター”が現れた。これからの厳しい戦いを心に刻むゴセイジャー達。そのためには更なる力が必要で、エリは"五色の力、光より現れ、闇を打ち砕く"というゴセイマシンの伝説を思い出す。
 敵はグバイデレ星人UFOのザルワック。宇宙の動物商で、宇宙中の珍獣を探しては売っている。いくつかのUFOに分離変身できる能力がある。巨大化するが、ゴセイグレートによって一刀両断される。
 今回も紹介編と言った感じ。全開突然戦いが始まったので、これからゆっくり一人一人を紹介していくのだろう。一応全般的に一人一人紹介はしているようだが、今回はブルーのハイドがその中心となっているようだ。折角護星界に戻れるチャンスがあっても、苦しんでる人が目の前にいたら、そちらを優先するという、冷静の中にも優しさを持った人物として描かれている。その関連で一応レッドもきちんと描かれてはいる。
 今回巨大マシンが登場。合体してゴセイグレートになる。いつものことと言えばいつものことだが。
 それにしてもやっぱり懐かしい感じだよね。
<冒頭思わせぶりに登場したデレプターだが、ちょっと会話しただけで去ってしまう。このままゴセイジャー全滅させれば全く問題なかったんだが。
 ところでUFOに変身できるというザルワックだが、UFOは“未確認飛行物体”を意味する。自分でも何に変身するか分からないの?
 ゴセイマシンはそもそもは顔だけの存在で、それが既存の乗り物をスキャンして今の姿になるが、なんで乗り物スキャンして動物の姿になるのかは不明。しかし日本近海で潜水艦とかよく簡単に察知できたね。>
第3話 ランディックパワー、分裂

  脚本:横手美智子
  監督:諸田 敏
 地上に残ることを決めたゴセイジャー。アラタとエリは天知博士の家に住むこととなったが、山奥でキャンプ中のランディック族のアグリとモネの兄妹は、その絆に軋みが生じていた…
 敵はガリュース星人氷雪のユウゼイクス。あらゆるものを凍らせる能力を持つ。背中の羽根で温度調節をするため、羽根を攻撃されると弱体化してしまう。
 スカイック、シーイックときたので、当然今回はランディック族の二人が中心となる。仲の良い兄妹なのだが、妹のモネを思う兄のアグリの気持ちが暴走してしまい、それが二人の仲をぎこちなくさせていく。その中でランディック族だけで何とかなると思っていた二人が、チームワークの大切さを見つけていく話にもなっている。
 物語そのものが非常に単純だが、その単純さが元々戦隊ものの持っていた味でもある。ただ、ランディック族の二人はまだ役者としては下手なので、観ていて苛つく部分もあり。
 やっぱり五人が一緒の方が良いというアラタ達。スカイック族は脳天気に一緒の方が良い。シーイック族は冷静に効率重視で受け止め、ランディック族は自分たちだけいればいいと頑な。この辺きっちり種族毎キャラが立ってるってところかな?色々工夫はしてるみたい。
<山奥で修行していたアグリとモネは、次の瞬間町に。どんだけ足が速いんだ?
 凍ってしまった人を助け起こすアラタ。良いんだけど、こういう場合腱を痛めるので、あんまり動かさない方が良いんだが。
 ゴセイマシンは出撃の度に飛行機とかをスキャンしないといけないらしい。潜水艦なんていつもそこらにあるもんだろうか?>
第4話 響け、天使の歌

  脚本:横手美智子
  監督:諸田 敏
 結局全員で天知天文研究所に住むこととなったゴセイジャーの面々。その中でも天真爛漫なエリの気まぐれに振り回され気味だった。そんな時、不協和音を発するトッケリク星人ミューズィックのマズアータが現れる。その騒音に戦う事が出来ないレッドとピンク。
 敵はトッケリク星人ミューズィックのマズアータ。ギターの形をした胸の羽根をこすり合わせることで、騒音を立てる。本人は大変音楽が大好きらしい。
 今度はエリが中心の話。スカイック族は基本的に天真爛漫だが、エリはその度合いが激しすぎる、いわゆる“空気読まない”キャラとして示されてる。ただ、その歌声だけで花を咲かすなど、大変な能力を持っている。
 スカイック族は特に耳が良く、そのため騒音を立てる敵には無力になってしまう事がここで分かった。
 ウォースターの幹部の一人だが、あんまり存在感の無かった彗星のブレドランが参戦。やっぱり幹部だけに相当に強いが、スカイック族を除く3人に撃退されるなど、戦闘力そのものは幹部の中では低いのか?
 そして今回からサポートキャラとしてデータスが登場。ロボットのサポートキャラは久々かも。しゃべり方が「魔法戦隊マジレンジャー」のマンドラ坊やっぽく、その姿は現在稼働中のカードゲーム機器ダイスオーにそっくり。えらい商業じみた宣伝だな。
<アズマータの言葉遣いはなんか凄まじい古さで、まるで70年代。「可愛子ちゃん」は無かろう。>
第5話 マジカル・ハイド

  脚本:荒川稔久
  監督:竹本 昇
 “天才風邪”なる不思議な病気で学級閉鎖が相次いでいた。これはバグンテス星人流感のウチュセルゾーによるもので、それを察知したアグリとハイドが現場に急行するが、そこで蓮子という女性と出会う。
 敵はバグンテス星人流感のウチュセルゾー。ウィルスをばらまき、こども達を天才風邪にかからせる。口が弱点だが、牙のようなシールドで口を覆うことで敵の攻撃を防ぐ。語尾に「ザンス」を付けるのが特徴。シーイックゴセイグレートによって倒された。
 ブルーとブラックの二人が中心になった話。普通最初の内は一人ずつが中心になるのだが、この作品は特徴的にわざと二人を中心にしてるようだ。特徴がないと思ってたけど、こんなところで個性を見せてる。ここでは直情的なアグリと、あくまで冷静に物事を考えるハイドのぶつかり合いが話の中心になるが、今回はハイドの冷静さが勝利の鍵となるが、アグリの根性を受け取り、最後は力業で決める。明らかにハイドの方が中心になってる。
 子供の頭が良くなるなら、風邪くらい。という親のエゴと、子供が変身したビービを攻撃できないヒーロー達。色々と詰まってる。特撮の定番を抑えたなかなか良く出来た物語じゃないか。
 そしてゴセイグレートもパワーアップ。シーイックブラザーと合体し、シーイックゴセイグレートへと変形する。こんな早くパワーアップするのも、やっぱり新しい戦隊なんだな。
<妙にこの世界の食物に詳しい護星戦士達。特にハイドは主婦顔負けの細かさ。
 蓮子が勤めているのは西澤大学だそうだ。定番の城南大学じゃないのか?>

VOL.2
第6話 ブレイクアウト・ゴセイジャー

  脚本:荒川稔久
  監督:竹本 昇
 逆上がりが出来ない事を学校で馬鹿にされたという望。アラタは自分も逆上がりに挑戦すると、望にはっぱをかけるのだった。そんな時、デレプターに率いられたイラブンゴラ星人韋駄天のヒドウが現れる。高速のヒドウに何とか対処できるのはレッドだけだったが、そんなアラタの前に宿敵デレプターが現れる。
 敵はイラブンゴラ星人韋駄天のヒドウ。超スピードで走ることが出来、その姿は肉眼で捉えることが出来ない。風の動きを予知する特訓を経たアラタを除く4人によって倒される。巨大化戦ではランディックゴセイグレートに倒された。
 今回はアラタが単独で中心となった。子供と共に努力する。ってのは、やっぱり昔のヒーローものっぽさがある。逆に言えば物語的には特徴のない作品に仕上がってしまった。ただ、ヒドウの台詞までもが懐かしいもので、敵キャラが立ってるのは結構嬉しい。デレプターのお陰で登場が少なかったのが残念。
 幹部の登場で危機に陥る戦隊を何もせずに去っていく敵ってのも定番だが。
 前回シーイックブラザーが登場したが、今度はランディックブラザーが登場。もう一話くらいシーイックゴセイグレートの活躍が描かれると思ったけど、結構サイクルが早い。
<巨大化戦ではヒドウとゴセイグレートの追いかけっこがあるが、どれだけ走っても町が途切れないし、広い通りも続いてる。どんな町だ?
 初めて召喚した割りには必殺技とかよどみなく叫んでるイエローとブラック。どんだけ知識があるんだか。>
第7話 大地を護れ!

  脚本:大和屋暁
  監督:渡辺勝也
 大荷物を持つ老人と出会ったアグリとエリ。いつの間にかエリをかけた勝負になってしまい、相撲で完敗を喫するアグリ。そしてその老人丈太郎にエリが連れ去られてしまう。それでエリを取り戻すため、丈太郎の仕事を手伝うことになってしまったアグリだが…
 敵はズテラメドロプ星人研究のアバウタ。非常に研究熱心で、ゴセイジャーの戦力を分析するために派遣された。植物を全部滅ぼすことで地球を死の星にしようとする。ビービ虫を用いず自分の力だけで巨大化した。
 一人の老人との交流が描かれる話。大きな物語とは関わりを持たないけど、むしろこういう作品の方が本作はうまくはまる。仲間の内二人を出して一人を中心にする方向性は今回も健在。かなり天然の入ったエリがとぼけた味を出してるし、アグリも結構良い奴っぽさを上手く表現してる。ゲストの渡辺哲も、全然枯れて見えない老人を好演。
 それで劇中強いられた肉体労働が敵の攻略に活かすなど、お約束もちゃんと抑えてる。
 結果として、古き良き戦隊ものとしてはそつなく仕上がってる。今の目からするとどうだか分からないけど。
<いつの間にか賞品にされてしまい、ひょいひょい丈太郎の家に来てしまうエリ。天然キャラの面目躍如だが、こいつ絶対あっという間に騙される人だ。
 ちょっと行くと畑が広がっているが、この舞台って結構田舎なのかな?>
第8話 ゴセイパワー、暴走

  脚本:大和屋暁
  監督:渡辺勝也
 街中をデタラメにしてしまうトツネホ星人・出鱈目のファンダホーが出現。戦いを開始したゴセイジャーだが、仲間をかばったレッドはファンダホーの攻撃を受けてしまう。その攻撃は全く痛くないのだが、今度はアラタの変身が解けなくなってしまう。
 敵はトツネホ星人出鱈目のファンダホー。子供っぽい言動が特徴のウォースターで、落ちこぼれから脱出しようと勝手に地球にやってきた。攻撃力は皆無だが、人間や機械の知能を狂わせてしまう。
 今回はアラタ一人が中心となった話。主人公だけに、こいつだけは常に一人で主役を張る。今回は変身が解けなくなってしまい、仲間達に多大な迷惑をかけてるのだが、仲間達がアラタを信じ抜いてる姿があり。
 アラタは絵が下手くそだというのがここで発覚。最初にそれで引いておいて、その伏線をラストの戦いで回収。実に特撮らしい作りになっている。と言うか、はっきり言って“古い”作り。この作品に関してはそれで良し。
<変身の解けなくなったアラタを見た望は、このままじゃ日常生活が出来ないと悩むが、結局日常でコスプレをしっぱなしって言う程度。それだけかよ。まあ、食事が出来ないってのはきついか。>
第9話 ガッチャ☆ゴセイガールズ

  脚本:横手美智子
  監督:中澤祥次郎
 整理整頓好きで仕切屋のモネと天衣無縫で大雑把なエリとは水と油。特にいい加減にしか見えないエリにモネは怒りの頂点を迎えていた。そんな時、ブスワ星人女王蜂のイリアンが現れる。全ての男を支配しようというイリアンに対し、対抗できるのはピンクとイエローだけだった。
 敵はブスワ星人女王蜂のイリアン。男を痺れさせてしまう毒液を出す。そのため男性は全く敵わない。
 アラタ以外は基本的に二人コンビで話が展開しているが、今回はエリとモネの女性コンビ。ただし、この二人は性格的に全く合わず、二人の喧嘩に巻き込まれたくない男性陣は遠巻きに観ているしかない。こういう時は逃げるに限るってか。で、生け贄にされたアラタをアグリとハイドの二人は「アラタだからな」で済ましてる。
 水と油の二人が最後に息のあった戦いぶりを見せる。パターンだけど、まあこれで良しだろう。
 今回ついにスカイックブラザーが登場。ヘッダーの内二体は肩に装着されるので、これで両手両脚両肩が揃ったことになる。これだけで11体合体になるな。
 ウォースターの方も妙な感じで、イリアンによればデレプタは「熱血馬鹿」。ブレドランは「むっつりスケベ」だそうだ。
<データスは情報量が足りないとふらふらしてるが、家の中でふらふらしてるから、転びそうになってる。
 イリアンは男達を“家具”にしてしまうのだが、洞窟の中で男達が固まってる光景はシュール。それを「美しい」とか言うイリアンの美意識は狂ってる。>

VOL.3
第10話 ハイドの相棒

  脚本:横手美智子
  監督:中澤祥次郎
 一人海岸に行き、花を手向けるハイド。そこに現れたルビーウ星人5000℃のクラスニーゴに激しい憎悪を燃やし戦いを挑むのだったいつもと全く違うハイドの姿に、アラタはその理由を尋ねるが、それはハイドと相棒との悲しい物語だった…
 敵はルビーウ星人5000℃のクラスニーゴ。大分前から地球には来ており、地球沸騰作戦を敢行中。先にシーイック族のマジスによって相打ちとなったはずだが、復帰した。全身から高熱を発し海を暖めて災害を起こす。
 いつも冷静沈着なハイドがキレることもあると言う事実が表れた話で、いつも冷静に見えていながら、シーイック族の中では結構熱血漢だったらしい。ハイドにはそもそも相棒がいたのだが、それを5000℃のクラスニーゴによって倒されていたから。いない相棒が中心になったためか(あるいはさかなクンが相棒のためか)、今回はハイド一人が中心となった。戦いの中で地球を守る使命を見つけていった。ばらばらだった5人が徐々に本当の仲間になっていく。
 今回はさかなクンがゲスト出演。他にマジス役として「特捜戦隊デカレンジャー」のデカグリーン役伊藤陽佑が登場。こちらでもグリーンのスーツを着ていた。名前は呼ばれてないけど、ゴセイグリーンになるのだろう。ハイド単独の話に見えて実はちゃんと今回も二人が中心になってる。
<良い話なんだけど、さかなクンの声が甲高い上に意味不明のギャグを延々喋りまくるため、やや引き気味。>
第11話 スパーク・ランディックパワー  早朝おめかししていそいそと出かけるモネ。まさかモネに恋人が出来た?と気になったゴセイジャーの面々はモネを追跡する。実はモネは病院に入院中の少女みくを励ますためのチアダンスをしていたのだ。そんな中、周囲の電気を吸収するダイケシ星人電激のヨークババンガーが出現する。
 敵はダイケシ星人電撃のヨークババンガー。周囲の電気を吸収する能力を持つ。モンス・ドレイクが直接指揮するウォースターで、何度倒されてもドレイクの力で復活させられてしまう。特徴としては全部二字熟語だけで会話してる。時々「うぉー」とか雄叫びは上げてるけど。
 ここに来てモネ単独の話?と思ったら、意外なところでデータスと組んでいる。成る程確かにこいつもゴセイジャーの一員には違いないか。変則的ではあるが、今回もやっぱりコンビの話だった訳だな。やや鬱陶し目のデータスがようやく活躍できた。
 話そのものは子供の手術を守るために戦うという、やっぱり古い感じで、これはこれで味になってきた。
 今回はチアダンスの話だったので、戦いもダンスが用いられてる。「大戦隊ゴーグルV」か?最後に組み体操でフィニッシュを決めるのもそれっぽい。
 そして今回ゴセイパワーを吸い取られて動けないゴセイグレートに代わり、データスが変形。データスハイパーへと
<モネは踊ることで大地に電気を起こす。しかし戦いの時はもうちょっと効率の良い電気の起こし方もありそうだ。戦いで踊ってると馬鹿に見える。
 それにしてもモンス・ドレイク肝煎りで呼び出したという割には今回の敵は弱かったな。>
第12話 ミラクル・ゴセイヘッダー大集合  ヨークババンガーが倒され怒り心頭に発したモンス・ドレイクはついにデレプタとの共同作戦を開始した。一気に地球を滅ぼそうとする二人に立ち向かうゴセイジャーだが…
 敵はズティンマ星人流星のデレプタ
 前回顔を見せたモンス・ドレイクが一気に地球攻略に出る話。普通だったらこれは最終回の話なのだが、第1クールでこんな事をやってしまうと言う事は、そろそろ本気で新機軸を打ち出し始める布石か?
 今回の中心はゴセイジャーの方ではなくデレプタの方。デレプタがモンス・ドレイクに従うようになった経緯や、その忠誠心についても描かれていく。
 一方ゴセイジャーの方も地球と共に戦うという意味を見いだしていくことになる。スカイック、ランディック、シーイックがそれぞれ大気、大地、海のパワーを素直に受け入れる事で、たとえ自分たちが弱くても地球のパワーが悪を討つ。と言う事に気づいていくことになる。
 そしてゴセイグレートが9つのヘッダーとデータスハイパーが合体。ハイパーゴセイグレートに。なんと合計16体合体。これまでの12体合体の記録を一気に抜いて見せた。実際はヘッダーの方はくっついてるだけと言う話もあるな。
 とは言え、話自体は普通のパワーアップ話で、とにかく展開が早すぎる。これでは盛り上がりはしても、これと言った個性が見えないのが残念なところ。これからの展開に期待か?ゴセイジャーにしても悟りを得るのが早すぎるしね。
<月を引き寄せると言う大技を使うモンス・ドレイク。儀式の失敗によって月は元に戻ったらしいが、戻るものなのか?
 ハイパーゴセイグレートを見た時のデレプタの言葉は「何だこの化け物は」。ヒーローメカを「化け物」とはよく言ったもんだ。>
第13話 走れ!ミスティックランナー

  脚本:大和屋暁
 デレプタの弔い合戦のためブレドランが呼び出したホグンロ星人変わり種のパワードダークが現れた、応戦するゴセイジャーだが、パワードダークはゴセイジャーの技を次々コピーしてみせる。
 敵はホグンロ星人変わり種のパワードダーク。パワーシードを使うことで護星天使の技をコピーする。
 今回はエリとアラタが中心となった話。二人ともスカイック族で、エリが使えない技をアラタが教えると言う特訓話になってる。その特訓というのが、好きなものをたくさん作るという、妙な特訓風景となっている。いつも天真爛漫なエリが今回に限って妙に真面目になってるのが不思議と言えば不思議。
 突然怪人が現れストーリーそっちのけにして戦いばかりが展開。これは近年の戦隊ものに特徴的な作り。いつの間にやら古くささが無くなってきた。
 又しても新しいヘッダー、ダチョウのようなミスティックブラザーが登場。とにかくやたらと新しいのが増えてるのも最近の戦隊ものっぽい。
<今回戦闘員のビービが出てこないので、一体の敵に五人で戦うと言う形になってる。集団暴行ここにあり。
 ミスティックブラザーの存在は“奇跡”だそうだが、そうすると毎回のように奇跡が起こっているようなもの。奇跡の大安売りだな。>

VOL.4
第14話 最強タッグ誕生!

  脚本:大和屋暁
 ウォースターでは新しい幹部衛星のターゲイトが赴任した。その頃、天知家ではモネが作った料理を前に、モネとハイドが喧嘩の真っ最中。そんな中で出撃するゴセイジャーだが…
 敵は衛星のターゲイト。デレプタの代わりにウォースターにやってきた新しい幹部。の、はずだが、あっけなく倒されてしまった。空間を切り裂き瞬間移動が出来る。
 今回はモネとハイドが中心。相変わらず二人一組で中心とする手法は健在。冷静なハイドと直情のモネは水と油だが、そんな二人が協力すると、大変な力を発揮することが分かった。
 ただ、正直今回の話は全く何も語るべき所が無い。強いて言うなら幹部クラスをあっけなく倒せるようになったって事は、強さのインフレが起き始めているって事くらいか?
<ゴセイカードが使えない異空間で普通にカードを使ってるハイド。説明不足。>
第15話 カウントダウン!地球の命

  脚本:横手美智子
  監督:中澤祥次郎
 信頼する部下デレプタとターゲイトを撃破されたモンス・ドレイクは、ついに自らの力を解放して地球を破壊しようとする。圧倒的な力の前に全く手が出ないゴセイジャーだが、モンス・ドレイクは、地球の滅びる様を見せつけるため、敢えてゴセイジャー達を生かしておくことに。
 敵は惑星のモンス・ドレイク。ウォースターの首領
 なんだかまだ1/4で最終回が来てしまったような?本当に敵の首領を倒してしまった。これからどうするの?ついでに最後に残った幹部の彗星のブレドランもあっけなく母艦毎破壊されてしまう。
 それより語る事が本当にないんだけど、こんなあっさり目の話で良いのだろうか。
 強いて言うなら、天真爛漫という言葉がぴったりだったゴセイレッドが妙に熱血して言葉も熱くなってることだろうか?少しは成長してるのか?天使としては堕落って気もするけど。
<モンス・ドレイクの攻撃が始まった途端、地球は滅びると落ち込む望。随分あっさり絶望する子だな。まだまだ先は長いのに。>
第16話 ダイナミックアラタ

  脚本:横手美智子
  監督:中澤祥次郎
 モンス・ドレイクを倒し、ついに地球に平和が訪れたと喜び合うゴセイジャー。天界の通路が開くまで5人は修行を続ける事にしたのだが、そんなゴセイジャーを一人一人襲う影が…
 敵は流星のデレプタ。前のハイパーゴセイグレートの攻撃を凌ぎきり、今度はゴセイレッドを狙う。これまで纏っていた装甲は無くなり、胸に大きな傷が付いている。
 前回で殆ど最終回のような話が展開していたが、今回は「それからの話」。平和に過ごしました。めでたしめでたし…とはいかない。未だ1/3も過ぎてないのだから当然だろう。そうでなくても個性の低い作品なんだから、仕切り直してもやっぱり同じような気はする。一応これもテコ入れになるの?
 今回はゴセイジャー全員にスポットは当てられ江いるとは言え、実際にはアラタ単独の話で、何となくこの作品もアラタだけを特別扱いしてる感じはある。
 メンバーが一人ずつ倒されている関係もあり、今回巨大戦は無し。最後にゴセイレッドとデレプタの一騎打ちが展開する。その演出も又えらく古い。
<天知秀一郎が属しているサークルの名前は「素晴らしき星空の会」だそうだ。星を青に変えれば「仮面ライダーキバ」だな。実は秘密結社だったりして。
 アラタをおびき出すため敢えてメンバーを殺さずにおくデレプタ。別段その必要はないと思うけど。
 デレプタの死によって大爆発が起こるが、何故か地面の四つくらいのところから順番に火柱が上がる。演出の悪さが最後まで出てしまったな。>
第17話 新たな敵!幽魔獣

  脚本:荒川稔久
 丸二日眠り続け、目覚めたアラタは風の知らせに何かを感じ、ある場所にやってきた。そこには巨大な足跡と邪悪な気配が漂っていた。その頃東京では邪悪な何者かが現れ、次々に人間を溶かしてしまう。
 敵はツチノコのト稀ヅ。モグラのように土を潜り進み、その体液で人間を溶かしてしまう。ゴセイナイトによって倒されたが、巨大化すると、戦車のような姿になる。
 ウォースター編が終わったと思ったら、今度は新たな敵が出現。そうなるだろうとは思っていたけど、丸一年保たない敵ってのは少々情けなかった。パターンとしては「百獣戦隊ガオレンジャー」パターンか?ブレドランが生き残っていたのは予想の範囲内。
 今度の敵は数万年前から地球にいて、かつて護星天使とも戦ったという幽魔獣だそうだ。ウォースターと較べると、ややスケールは落ちるので、逆にした方が良かったんじゃないか?
 新たな敵の出現に合わせ、新たな戦士も登場。ゴセイナイトなるこの戦士は、やっぱり6人目の戦士になるのだろう。戦い方は戦隊と言うより宇宙刑事っぽいが。明らかにツンデレ系。勝手に先を考えるなら、これはゴセイジャーの教育係って役どころで、「魔法戦隊マジレンジャー」のマジシャインってところかな?
 とりあえずは再び第1話。と言った感じなので、これからどうなるかは何とも。少なくとも前にあった懐かしさはもう感じない。
<何というか、明らかに元ネタが分かるキャラが次々登場し、溶かされてしまう。スタッフはこの世界に恨みでもあるのか?
 自分が死なない限り毒は消えない。と宣言するト稀ヅ。随分親切に教えてくれるキャラだ。>

VOL.5
第18話 地球を浄める宿命の騎士

  脚本:荒川稔久
 マスターヘッダーから幽魔獣は1万年前に護星天使によって封印された存在であることを告げられる。そんな時、ある工場に入り込み、破壊を繰り返しているゴセイナイトの姿がテレビに映っていた…
 敵はミイラのゼイ腐。体の包帯で対象物を包み取って破壊する。テレビスタジオを乗っ取り、電波を通じて包帯を送り込む。
 ゴセイナイトとゴセイジャーの関係について描かれる。ゴセイナイトは天使ではなく、古代のヘッダーが地球によって力を与えられた存在。ゴセイジャーと同じく地球を守る使命を帯びているが、自然を破壊する人間を含めて許せないのだと言う。まるで「ウルトラマンガイア」のアグルみたいな立ち位置にあるらしい。そんな事で、今回もゴセイナイトの見せ場で終始した感じ。
 そしてブレドランが再登場。本当の名前はチュパカブラの腐レドランと言うらしい。ウォースターは利用していただけと言っているが、規模で言えば幽魔獣よりウォースターの方が大きいはず。それよりウォースターにいた時点で幽魔獣を復活させようとか全く考えてなかったのはおかしくないだろうか?それ以前に地球を破壊しようとしてたし…この辺は「大人の事情」と考えるべきなのだろうか?
 今回ゴセイグレートはシーイックブラザー、ランディックブラザーを召喚するが、頭部分ではなく胸に合体することで、アナザーバージョンに変形している。
 ゼイ腐の声は若本規夫だった。この人が敵やるとはまりすぎ。
<ゴセイナイトの必殺技では敵に照準を定めるのだが、何故か股間に当たってる。
 ゴセイナイトが破壊しようとしていた工場については何にもオチが無かったが、そっちの解決はなし?>
第19話 ゴセイナイトは許さない

  脚本:八出三郎
 ゴセイジャーとゴセイナイトの仲違いにつけ込み、ゴセイナイトのパワーを吸い取ろうとする腐レドランは罠をかけゴセイナイトを捕らえることに成功する。
 敵は河童のギエム郎。封印を免れて生き続けていた幽魔獣で、怪力を買われて腐レドランにスカウトされた。ダニを使い、人間を次々と異空間に取り込んでしまう。
 今回もゴセイナイトが中心となった話が展開。その割食ってゴセイジャーがとにかく弱いのだが、ゴセイナイトがの救出のために力を合わせる。それ以外にあんまり語る事はない。
 一応二人組の話はまだ続いているらしく、今回はアグリとモネの兄妹が中心となり、人に信じられることによって力が増すことを示している。
 今回はゴセイナイトの活躍はなし。ゴセイグランドの初登場で、全部一人で終わらせた。
 今回の脚本が八出三郎となっていることから、このエピソードは脚本段階で相当もめたことが推測できる。こう言ってしまうとなんだが、視聴率低迷はともかく玩具の売り上げが落ち込んでいたそうだから。
<幽魔獣の作戦というのは、ゴセイナイトを捕まえ、そのエネルギーを使って人間を河童にして地球を腐らせるというもの。なんかもの凄く効率が悪い気がするんだが?ゴセイナイトをそのまま破壊した方が遥かに効率良いぞ。
 ゴセイナイトを絶対に信じないとか言っていたアグリが次の瞬間には「俺たちはお前を信じる」とか言ってる。こいつの言葉はコロコロ変わるな。今回一回ならともかく、こういうのばっかだし。>
第20話 フォーリンラブ・ゴセイジャー

  脚本:下山健人
 アラタと望は、近所に住む高校生・木村拓也が告白の練習をしているところを目撃する。同じ高校の高崎みずきに片想い中であることを知った助言を求められる。人間の恋という感情が分からない護星天使だが、全員で協議してアドバイスすることに。
 敵はケサランパサランのペサラン挫。人の恋心を腐らせ、その心を食べてしまう幽魔獣。体中を無数の毛玉に分離して敵の攻撃をすり抜ける。
 前回までで、最近の戦隊ものっぽい感じになってたと思ったけど、今回については随分古くさい話に仕上がった。青年の恋を応援する話って、昔からの定番。伏線の消化も良く、バランは良い。
 二人組の話も今回は無くなってしまい、今回はアラタ単独。アラタも随分凛々しくなったな。
 割とあっという間にゴセイナイトが小物になりつつあり。強いのは強いのだが、単に強力な武器と同じ程度の位置づけになりつつある。
<ケサランパサランってここ20年くらいで見つかったものじゃなかったか?一万年前にもいたの?
 天知博士の高校時代が回想シーンであり。天知博士が老けてるのはともかく、初恋の相手ってのも…とは言わないでおくか。
 地球を腐らせるのが幽魔獣の目的だが、人間の心を腐らせることはその一環なのか?ものすご〜〜〜く効率悪そうだけど。>
第21話 エレガント・エリ

  脚本:横手美智子
 突然早起きをしてボリュームたっぷりの食事まで作るエリ。妙にハイテンションで人の役に立とうとする。そんな時街では機械や計器がおかしくなってしまうパニックが発生していた。幽魔獣の仕業と見たゴセイジャーは出撃するが…
 敵はグレムリンのワライコ僧。イタズラ小僧のような性格の幽魔中で機械や計器を狂わせる。エリの編み出したケーキ作りのレシピによって倒された。
 エリが中心となり、ハイドがサポートとなった話で、急に奉仕の心に目覚めたエリが孤軍奮闘するが、そんなエリをこっそりと応援してるハイドの姿が健気。
 特訓によって強い敵を倒すのはパターンとは言え、ケーキ作りの方法で敵を倒すってのはこれまでには無かったな。新しいと言えば新しいが、はっきり言えばふざけてるとしか思えない。
 一方ゴセイナイトは、息ぴったりの連携をしているゴセイジャーをちょっと羨ましく見ている。いつの間にか連携してるようでもあるが。完全に雑魚化してる。
<ツッコミという訳ではないが、エリ丼を前にしたアラタは「久しぶり」と言っている。これってやっぱり護星界のことなんだろうか?護星界って随分和風な食事なんだな。
 地球を腐らすと言う割に、ワライコ僧がやってることはちょっとした嫌がらせだけ。こんなので本当に地球征服できるんだろうか?ますますグレードダウンしてる気がするんだけど。>

VOL.6
第22話 オーバー・ザ・レインボー

  脚本:横手美智子
 影を吸い取り、人間を動けなくさせる幽魔獣ネッシーのウオボ渦が現れた。その姿を求めるゴセイジャーに対し、ウオボ渦との因縁を語るゴセイナイト。
 敵はネッシーのウオボ渦。1万年前にかつてのゴセイジャーと戦った幽魔獣。沈黙を好み、影を吸い取ることによってあらゆるものの動きを止めてしまう。長い尻尾も強力な武器。
 ゴセイナイトの因縁について描かれる話。ゴセイナイトは1万年前に当時のゴセイジャーと共に戦っていたが、ウオボ渦によって倒されたらしい。
 ゴセイナイトの言うところによれば、今のゴセイジャーは「甘い」。敵を倒すよりも仲間を大切にするのは戦士としては失格だそうだ。しかし、戦隊ものの主題はまさしく仲間だから、これからゴセイナイトの方が変わっていくことになる。
 いつの間にかアラタがゴセイジャーのリーダーとして凛々しい顔を見せるようになった。これこそが本作の一つの目的だろうと思われるが、どの程度までパワーアップするかはこれからの展開次第。
 そしてゴセイグレートとゴセイグランドの合体によりグランドゴセイグレートが登場。ただし、ゴセイナイトはヘッダーなので、6人揃って操縦席に座る訳ではない。後ろのライオンの顔をしたレリーフが飾っており、時折それが口を利く。
<ウオボ渦の通り名は“ネッシー”。おそらく膜インが向かった場所はネス湖だろうと推測できるが、個体名ではなくネス湖に住んでるUMAの名前を付けるのはちょっとおかしい気もするが?
 ツッコミ所ではないのかも知れないけど、グランドゴセイグレートの顔って随分オッサン臭い顔してるな。>
第23話 燃えろ!ゴセイジャー

  脚本:荒川稔久
  監督:中澤祥次郎
 サマーセールで海の花火大会のチケットが当たり、天知親子とエリ、モネの4人は海へと向かう。だが突然上がった花火のお陰で集まった人々はみんな暑がっている。
 敵はスカイフィッシュのザイ粉。指先から火花を出し、人間の体に熱を溜めることが出来る。又高速移動が可能。
 スーツは無茶苦茶暑い。これは見て見ぬ振りしているものだが、今回はそれを中心に持ってきた話。“暑すぎて変身できない”という事を主題にした。面白い話なんだが、“エコ涼”だけで対策が立ってしまう程度のものだった。
 一応今回は水に弱いというザイ粉に対抗するためにハイドが中心となる。アラタとアグリがサポートしているので、珍しい3人中心の話になってる。それで男三人で暑苦しくなりそうだという配慮か、女性二人の健康的な(?)お色気シーンなども使い、バランス取ろうとしてる感じ。
 何故か都合良くゴセイナイトも現れるが、最早こいつ便利キャラに成り下がってしまった。
 ツッコミどころはとても多いのだが、問題はそれがたいして面白くないと言う事。色物で作るんだったら、もうちょっとぶっ飛ばさないと。
<今回の作戦は、人間に「暑い」と感じさせ、クーラーを使わせまくって地球を温暖化させると言う作戦。相変わらず無茶苦茶効率悪い作戦だ。
 海にはデータスまでいた。どうやって連れてきたんだろう?
 エリとモネを捕まえたのは良いが、何もせずに捕まえたままってのは問題無いか?
 一応水の天装術が使えるキャラなんだから、移動に地上を使わず海から行けば問題無かった気はするな。
 お互いに名前を呼び合いながら戦う男三人。なんと暑苦しい…と思ったら、劇中でちゃっかりツッコミ入っていた。これは狙ったのか。
 花火で打ち上げられたと言うイベントがあり、更に東映なんだから、やっぱり「おか〜〜さ〜〜ん」はやるべきだっただろう。>
第24話 ミラクルアタック・ゴセイジャー

  脚本:荒川稔久
  監督:中澤祥次郎
 幽魔獣反応が出たため、現場に急行するゴセイジャー。その幽魔獣ブロッケン妖怪のセマッタ霊は既に巨大化しており、更にゴセイグレートの攻撃は全く通用しなかった。更にこれまで倒した幽魔中が巨大化して現れ…
 敵はブロッケン妖怪のセマッタ霊。霧を作り出してそこに像を投影する。アバレヘッダーの力を借り、幻に攻撃力を持たせることも出来る。
 オープニング部分はあたかも最終回と勘違いするくらいの徹底した盛り上がりから始まる。
 又しても新しいヘッダーが登場。更にその力を得てゴセイジャー全員がパワーアップ。それらもあって、今回の盛り上がり方は尋常なものではない。普通は前後編でやる奴を一話に凝縮した感じ。
 これまでパワー型でないため、引いていることが多かった武レドランがいきなりパワーファイターに。随分変化したな。
 そしてアラタもアバレヘッダーの声を聞くために武器を捨てて突っ込むなど、リーダーとして随分成長している。
 しかし、こう盛り上がると、逆に書くことが無くなってしまうのはどういう事か。強いて言うなら、新しい武器であるゴセイテンソードのデザインが無茶苦茶ダサイと言う事くらいか?
<又しても奇跡で、本当に連発されてるとしか思えない。>
第25話 ノスタルジック・モネ

  脚本:下山健人
 このところ母親の夢を良く見るようになったモネ。そんなモネの前に本当に母親が現れ、一緒に護星界に帰ろうと誘う。
 敵は妖精のサラワレテ居。金色の粉を振りまくことで幻影を見せる事が出来る。そして膜インとも戦っている。
 ずっと中心二人で来ていたが、ここに来てモネの単独の話が展開。母親との邂逅が描かれていくが、そもそも天使に母親がいるんだろうか?(それとも義理?)。それにしてもあっけなく話が終わってしまった感じはあり。一応兄と言うことでアグリがモネを心配するだけの役で出てくるので、一応これも二人中心なのかな?
 とりあえずパワーアップしたゴセイジャーだが、膜インには全く敵わない。
 武レドランはやっぱり幽魔獣とは違うと推測するアラタ。これはやはりもう一つくらい新しい敵集団が現れる伏線だろうか?
 アラタが妙に勘が良くなっただけでなく、エリがお姉さんキャラになってきてる。これが成長なのか単なる話の都合なのかは今のところ定かではない。そんでゴセイナイトはもう完全にお役立ちキャラに落ちた。
<ミラクルゴセイジャーになると胸に大きなヘッダーがくっつくのだが、もの凄く動きにくそう。本当にパワーアップなんだろうか?>

VOL.7
第26話 護星天使、爆笑!

  脚本:下山健人
 漫才を見に来て、一人だけ笑えないハイド。しかしその時現れた天狗のヒッ狗により笑いすぎた観客と共にモネが瓢箪に吸い込まれてしまう。次々に瓢箪に吸い込まれていくゴセイジャーに、ハイドとゴセイナイトが戦う事となるが、二人は全く連携が取れなかった。
 敵は天狗のヒッ狗。笑う人間を瓢箪に閉じ込め、自分の養分にしてしまう。ただし、笑ってしまうと自分まで瓢箪に吸い込まれてしまう。
 ハイドとゴセイナイトという不思議な連携が描かれる。そのため、今回の中心の二人はゴセイブルーとゴセイナイトとなる。水と油の二人がお互いを認め合って連携を取れるようになる。いつもの話。それで二人揃って寒いギャグを使って攻撃するとか訳の分からない話になってる。
 ハイドが笑いの特訓するシーンあるが、アラタがやってるネタは一年前のものばかりだったりして。
<今更だけど、地球を腐らせるために、笑ってる人吸い込んで自分の養分にするヒッ狗の攻撃は意味がないんじゃないか?
 ゴセイジャー一人を吸い込んだ時点で攻撃力は激減するのだから、ヒッ狗はモネが完全に溶けてしまうまで身を潜めていれば良かったのに。あるいは瓢箪を誰かに渡していれば、放っておけば勝利出来た。
 化け物が傍らにいるのに笑いあってる女子高生達。どういう感覚してるんだろう?>
第27話 目覚めろ、アグリ!

  脚本:横手美智子
 人に悪口の幻聴を聞かせる人魚のジョ言が現れ、迎え撃つゴセイジャーだが、ジョ言は水をブラックにかけて逃げてしまう。その夜からアグリは仲間達が自分の悪口を言っているものと思い込んで…
 敵は人魚のジョ言。自分の鱗を人に付けると、その人は周囲の人間が自分の悪口を言っているものと思い込んでしまう。力押しは嫌いと言いつつ、かなりの強さを誇る。
 今回はアグリとゴセイナイトが中心となる。その結果アグリは個人的に成長することになるのだが、このパターンでゴセイナイトと仲間達のコンビの話が続くのだろうか?今回はゴセイナイトの兄貴ぶりが際だってる。
 人に悪口を言われてるってのは、社会生活を送ってる人間には恐怖。その事を拡大したのは面白い。80年代の特撮によくあったパターン。
 ただ、直情的なアグリ空すると、文句を言われてると思ったらそのままつっかかるはずなのに、心の内に全部押し込めてしまうのはらしくない感じはする。
 幽魔獣の方では完全に味噌っかす状態になった武レドランがどんどんストレス上がってる感じ。やっぱり反乱になって幽魔獣編は終わるのかな?
<喧嘩しっぱなしの人間を見て笑ってるジョ言。その直後にゴセイジャーの攻撃を受けるのだが、次の瞬間には人間は誰もいなくなってる。>
第28話 おとうさんの宝物

  脚本:横手美智子
 膜インの腹心である遮光器土偶のピカリ眼が現れた。ピカリ眼が眼を光らすと、その場の人間は無気力になり、ピカリ眼の言うがままに従ってしまうのだ。望まで無気力状態に陥ってしまい、天知博士は望が悪い子になってしまったと嘆く。
 敵は遮光器土偶のピカリ眼。眼を光らせることで、人を無気力に陥らせ、自分の望むままの行動を取らせる。戦う事はあまり好まないが、戦闘力は高い。
 初めて天知博士が中心となった話。博士にとって大切なものは望と天体望遠鏡、そして想い出のワイングラスだという。,ワイングラスってのは、なんだかよく分かる…というか、決め撃ちだろ。強いて言うなら、パートナーとしてはアラタになり、ここでも一応は中心が二人になってる。
 最終的に親の愛の強さを見せつけた話だが、このストレートぶりは80年代の戦隊ものを彷彿とさせる。
 これまで連続してゴセイジャーのパートナーとなっていたゴセイナイトは今回は全然いいところなし。
 一方、幽魔獣の方は、前回武レドランの策略にはまってゴセイジャーに負けてしまった筋グゴンと膜インが仲違い中。これもやっぱり武レドランの策略らしい。敵の内輪もめが表面化するにしては、随分早い展開だ。
<ピカリ眼によって無気力に陥った望に対し、もう一度話し合ってみるという天知博士を放っておくアラタ。余計落ち込むのが分かってるのに。>
第29話 ゴセイジャーを封印せよ!

  脚本:横手美智子
  監督:中澤祥次郎
 必殺のゴセイジャー封じを胸に現れた武レドランは戦いに出たゴセイジャーからミラクルゴセイヘッダーを封印してしまう。武レドランの真の狙いとは。そして封印されたミラクルゴセイヘッダーの行方は…
 敵はチュカカブラの武レドラン。素の状態のゴセイジャーでは全く敵わず。エルレイの匣を用いてミラクルゴセイヘッダーを封印してしまう。幽魔獣を裏切ったが、その考えは既に知られており、ゴセイジャーによって倒されてしまう。
 ウォースターの破滅にも生き残ったブレドランの最後が描かれる。裏切りを繰り返した末、中途半端な存在のまま終わってしまった。
 一応ゴセイジャーの危機なんだが、全然そうは見えない演出の弱さも問題。ちょっとした言葉一つですぐに復活してしまうものだから。それで実際簡単にミラクルゴセイヘッダーも戻ってくるし。
<武レドランが強敵なのが分かっているのに、素で戦い始めるゴセイグレート。後でグランドゴセイグレートに合体する伏線とは言え、たまには他の武器も使ってやろうよ。>

VOL.8
第30話 ロマンティック・エリ

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
 武レドランを倒して一週間。戦いの激化に決意を新たにするゴセイジャーだが、その前に護星界のお祭り護星祭の準備にいそしむエリ。そんな時に夢を食べるというバクのエルムガイ夢が現れる。
 敵はバクのエルムガイ夢。人の夢を食べて、人間に絶望の根を生やしてしまう。エルレイの匣を用いてパワーアップを果たした最初の幽魔獣。
 しばらく間を置いていたが、ゴセイナイトとゴセイジャーのコンビが見られる話で、今回はエリで、常に前向きに生きるエリは、どんなに夢を失っても新しい夢を作り出すことが出来る。その心がゴセイナイトに力を与えるという内容。
 天真爛漫というのが武器になると言う事で、話はこども向きになっていて、それがこの作品らしさでもある。面白いかどうかは置いておいて。
 しばらくどうでも良い作戦ばかりやってた幽魔獣が、ようやく又地球を腐らせる作戦を展開してきた。それくらいか?
 巨大戦ではスカイックゴセイグレートに一旦変形した後、グランドゴセイグレートに変形してフィニッシュ。
<エルムガイ夢のネーミングがなんとも…本名はフレッド・クルーガーか?
 いつも率先して敵にぶつかっていくゴセイナイトが何故か個々の人間のことを気にかけてる。性格変わったか?>
第31話 ネバーギブアップ!ゴセイジャー

  脚本:荒川稔久
 明日は望みの誕生日だと盛り上がるゴセイジャー。そんな時、街に現れたのは、エルレイの匣によってパワーアップを果たした膜インだった。膜インは粘菌を使い、僅かに三日で地球を腐らせると宣言。ゴセイジャーに襲いかかる。ゴセイジャーをかばって動けなくなってしまったゴセイナイトだが…
 敵は膜イン。幽魔獣幹部がいよいよおでまし。筋グゴンと協力して幽魔ダイナミックなる必殺技を身につけた。
 どうやら幽魔獣編も終わりに近づいたらしい。幹部の一人膜インがここで退場。残りは筋グゴンだけだが、そろそろ次の敵が見えてくる頃だろうか?
 膜インは、地球を汚しているのは人間だとか言っていたが、それを突然言うのではなく、もう少し伏線があればもっと話も盛り上がったものを。
 今回の巨大戦はこれまで出てきた合体が次々と登場。なかなか使ってくれないので、これくらいやって良い。
<粘菌の悪臭に鼻を押さえるゴセイジャー。そもそもマスクの上から効くものなのか?>
第32話 究極の奇跡を起こせ!

  脚本:荒川稔久
 膜インを倒すことが出来たゴセイジャー。残ったのは筋グゴンのみ。だがその筋グゴンは都庁にエルレイの匣をかぶせ、地中深くから地球を腐らせようとしていた。しかもその根っこには膜インの姿が…
 敵は筋グゴン膜イン。膜インは前回死んだかと思われたが、実はエルレイの匣によって逆にパワーアップして、今度は地球そのものと同化しようとしている。
 幽魔獣編の最終回。いきなり絶体絶命の危機がやってきて、全員が瀕死の重傷を負い、新しいパワーを得て復活する。これまでと全く同じ話が展開している。それで当然全部“奇跡”の一言で済ましてしまうのもこの作品の特徴。危機が簡単な分、奇跡も簡単。
 そして最後に現れるのがゴセイアルティメット。これで三つ目の最強形態のロボが出てきた事になる。
 奇跡のバーゲンセールを楽しめる人なら。
<膜インがビルと同化したのを見たゴセイジャーは「突っ込むしかない」と結論づけてる。でも、だったらゴセイグレートかなんかでまずは外から攻撃した方が効率良いんじゃないだろうか?
 筋グゴンはビービ虫に「行け」と言ってるが、実際には自分に噛ませている。その場合「来い」じゃないのか?
 幽魔獣は倒れて、その後どうなるか分かってないのに妙に落ち込んでいるゴセイジャー。どうせ次の闘いがすぐに来るからこれで良いのか?>
第33話 恐怖のマトリンティス帝国

  脚本:八手三郎
  監督:渡辺勝也
 幽魔獣を倒すことには成功したものの、マスターヘッドと天の塔が消え去り、ゴセイジャー達は護星界へ帰ることが出来なくなってしまった。そんな中、街を破壊する者が出現。新たな敵・機械禦鏖帝国マトリンティスだった。マトリンティス皇帝10サイのロボゴーグ放つマトロイドに完敗を喫してしまうゴセイジャー。更に地球を汚すのではないマトリンティスにゴセイナイトも攻撃が出来ずにいた。
 敵はシュートのザンKT。マトリンティスの第一のロボット。飛び道具による攻撃に特化したマトロイド。最初の登場だけに、最初は圧倒的な力を見せつけておいて、あっけなく倒されてしまった。
 当然のごとく更に新しい敵の登場。これまで、宇宙人、生物と来て、今度は機械。色々詰めようとしているのは分かる。
 元々幽魔獣と戦ってきたゴセイナイトは、地球を汚す敵のみと戦ってきた。そんな事で地球を汚す訳では無いマトリンティスには攻撃できず、それが元でゴセイジャーの中でも不協和音が鳴り響いているが、結局は「大切な人を守りたい」という心が結集して、あっけなく敵を粉砕してしまった。
 これまでもそうだが、これも見事な直球。ただ、これまでよりも多少洗練されてきた感はある。これまでよりは期待できるかな?
<今回の敵マトリンティスは古代文明だとか。それだったら人間同士の戦いになるので、護星天使の出る幕じゃないんじゃないか?「ウルトラセブン」でノンマルトと人間が戦ってるようなもんだし。
 望の存在がゴセイジャーに力を与える。それは良いんだけど、戦いの場所にホイホイ現れるこどもって、どこか精神的に問題あるんじゃないか?
 ビービ虫はロボットまで巨大化出来るらしい。ビービ虫ってどんな生物なんだ?>

VOL.9
第34話 ゴセイナイト・ジャスティス

  脚本:横手美智子
  監督:渡辺勝也
 マトリンティス帝国がかつての地球文明であり、地底深く生き残っていたロボットの軍団であることを確認するゴセイジャー。そんな中でゴセイナイトは、果たして人類は守るべき存在なのか、自分は戦うべきなのか悩んでいた。
 敵はシュートのザンKT2。前回倒されたザンKTの同型機で、防御力を40%増している。
 マトリンティス帝国編の第2話。ゴセイナイトが中心となった話で、敢えて言うなら望が今回のパートナーになるのか。やっぱりコンビ話は続いている訳か。
 ゴセイナイトは地球を汚す訳ではないマトリンティス帝国に対し、どう対処すべきかを悩むが、結果的に人間と地球を護る護星天使の使命の中にこそ、自分の使命があると気付く。でも、そもそも護星天使だって別段人類だけを守らねばならない義理は無いはずなのだが、その点はスルーされている。
<マトリンティス帝国の事を一々説明口調で喋るゴセイジャー達。誰に向かって喋ってるんだか。
 人間体になることが出来ないゴセイナイトはそのままの姿で町をうろついているが、誰もそれを見とがめることがない。
 メタルAの武装は女性型ならではの2つのミサイル。何というか、懐かしいミサイルだな。>
第35話 パーフェクトリーダーを探せ!

  脚本:香村純子
  監督:中澤祥次郎
 相変わらずまとまりのないゴセイジャーは、夕食の相談から始まり、やがて誰がリーダーかを決める口論へと発展していった。そんな中、町に現れたマッハのズテルSに完敗してしまったゴセイジャーだが…
 敵はマッハのズテルS。スピードを武器とするマトロイドで、あっという間にマッハの速さまで加速が出来る。
 今回は中心となるメンバーはいない。
 これまでほぼ何にも言ってなかったのに、今頃になってリーダーが誰かと話し合うゴセイジャー。既に大分遅くなってる気もするんだが、みんな素直なため、リーダーに決められた人は素直に受け取ってるし、みんなも素直に言うことを聞いてる。
 結果としてリーダーは必要ないという結論に達したが、でもこれって昔「ガンバの冒険」でやったことの焼き直しだった(と言っても大部分の人は知らんだろうけど)。物語としても最早古くさい。
 でもそう言えば全くリーダーがいないと言う戦隊ものはこれまで無かった気はする。今回もてっきりレッドのアラタがリーダーっぽく振る舞ってるので、それが結論になると思ってたので、意外と言えば意外。
 そう言えばアラタが普通に自分の事を「俺」と呼ぶようになった。これが良いことなのか悪い事なのかは分からないけど、一応成長してるって事になるんだろうか?
<アルティメットゴセイグレートが誕生。単純に飛行形態のゴセイアルティメットにゴセイグレートが乗っかっただけだけど、これを「新しい合体」と言ってるのはいかがなものか?>
第36話 走れ、アグリ!

  脚本:石橋大助
  監督:中澤祥次郎
 スポーツの秋で、いつものようにジョギングに精を出すアグリは、自分より足の速い中村直人という青年と出会う。彼の夢を聞いたアグリは一緒にトレーニングする事を約束する。そんな時、マトリンティス帝国のバザルソLJが現れ、スポーツマンを次々にさらっていく。
 敵はバザルソLJ。アスリートをさらい、メカ人類軍団を作ろうとする。
 アグリ単独が中心になった話。
 秋と言う事で、ゴセイジャーそれぞれの秋が語られる。アラタは芸術。エリは食欲。モネはスポーツ。ハイドは読書だそうだ。丁度数が合っていて、それに外れてるのがアグリなので中心となったらしい。
 何となくコミカルな話になっていて、アグリの駆けっこの特訓に、ゴセイジャーそれぞれが協力。ゴセイナイトまで参加してるが、どう見てもこれ殺すつもりでやってるとしか思えない。やっぱ戦隊ものはコミカル描写が似合う。もう後半だけど、やっと吹っ切れたかな?
<次々にアスリートがさらわれているのに、チーム・ミティヤは予定通り短距離走の記録審査やってる。危機感無いな。
 タンクトップと短パン姿のアグリがテンソウダーで変身してるシーンあるけど、どこに入れてたんだろう?
 ゴセイグレートとゴセイアルティメットを同時召喚するのは良いのだが、どっちも動いてるのはどういう事か?全員ゴセイグレートに乗ってるみたいだけど。>
第37話 エキサイト・モネ

  脚本:横手美智子
 町で無料配布されていた“付けるだけで綺麗になれる”という謳い文句のダイエットメーターを付けてみるモネ。だが一旦付けるとそれは外れなくなってしまい、しかもそれを付けた人が突然石化してしまう場面に遭遇してしまう。
 敵はバイタルのアドボルテG。人間の感情をコントロールするため、怒りを感じると石灰化ガスを出すバイタルメーターを配布する。
 モネが中心となった話。感情の起伏が一番激しいキャラが、その感情を抑えねばならないと言うお話。
 今回は天知博士も大活躍。と言うか、寒いギャグをかますことによってすべてがどうでも良くなってしまうと言う。今回も一応コンビ回と言えるかな?
 結果としてこれも割とギャグ回で、いくつもの伏線を上手く消化していて結構面白く仕上がった。本当にようやくまともになってきたって感じだな。
<ゴセイナイトにバイタルメーターを付けて勝ち誇るアドボルテG。そもそも人類じゃないのに付けてどうする?と思ったら、ゴセイナイトは「平常心」で平気だとされた。そんなもんか?>

VOL.10
第38話 アリスVSゴセイナイト

  脚本:横手美智子
 単身赴任中の望の母裕子が帰ってくることとなり、大喜びの天知家。そんな時多くの路線で同時に列車が緊急停止するという事態が発生。裕子が乗っているはずの特急も停止してしまう。
 敵はエージェントのメタルA。マトリンティスの元帥でロボゴーグの片腕。早くも(?)幹部との戦いとなる。
 望のお母さんの話。ここまで引っ張ったけど、そう言えば別段天知家は母親と死別したとか言ってなかったことに今更ながら気がついた。具体的には、人間の感情を知らないゴセイナイトが望の心を大切にしたいという心を持つに至ったという話になる。だから今回はゴセイナイトと望が話の中心となる。
 話は一応そつなくまとまってるけど、それだけ。ようやく普通の戦隊ものになったということくらいか?
 劇場版に出てきたゴセイワンダーヘッダーが登場してるが、それを「奇跡」とは今回言ってなかったな。その代わり「愛の力」になってる。まだこっちの方がいいか。
 ちなみにメタルAはロボゴーグによって復活させられた。
第39話 エピック・ゼロ

  脚本:横手美智子
  監督:渡辺勝也
 望の宿題の“未来の履歴書”を見たゴセイジャーはこどもの頃に夢見た職業の事を思い出す。そんな時にビービが現れ、アラタとモネがビービを倒すのだが、なんとそのビービ達は何度も蘇ってくる…
 敵はタイマーのバクトフージER。時間を戻す能力を持つ。暴走したことにより、まだ戦いが始まる前の時にアラタと自分を送り込んでしまう。
 ブレドランがサイボーグのブレドRUNとして復活。時間を操る敵にアラタが過去に放り込まれる。テンポは良いけど色々詰まっているため、珍しい前後編。
 こういう話になると当然中心はアラタ。今回は単独の話となってる。過去に戻ってみると、妙にシリアスになってて、最初の頃の天真爛漫さと良い比較になってた。
 バクトフージERの能力は基本的に10秒だけ時を戻すというのだが、かなり効果的。スーパーゴセイジャーになるものまで封じられてしまう。
 そしてブレドRUNとなって三度目に姿を変えたブレドランは、果たしてこれからの物語にどう関わってくるのか。なんだかんだ言ってこいつが最終的な敵になる可能性もある。
<バクトフージERは10秒だけしか戻せないので、長距離攻撃、若しくは騙し討ちが最も効果的。敢えてそれをやらないのがヒーローというものか。
 巨大戦でバクトフージERが言った台詞は「あ、成敗」、これ
「忍風戦隊ハリケンジャー」と同じだな。>
第40話 ストロング・アラタ

  脚本:横手美智子
  監督:渡辺勝也
 アラタが行方不明となり、落ち込むゴセイジャー。だがマトリンティス帝国の攻撃は続いていた。一方ウォースター来襲前の過去に飛ばされたアラタはそこで天の塔をブレドランに壊されるのを防げるのではないか?と、未だ仲間となっていなかった他の護星天使に招集をかけるのだが…
 敵はタイマーのバクトフージER。アラタと共に過去に飛ばされてしまったが、過去のゴセイジャーの力を結集することで再び現代に帰ってくる。そしてロボゴーグが参戦。流石に強く、現時点では全く敵わなかった。
 前回に続いて過去で活躍するアラタを描く。タイムパラドックスになる予感はあったが、過去を改竄することは出来ず、再び元野時代に戻ってくることになる。なんかこのパターンは前のVSシリーズの中であったような?
 過去の仲間と会うことで、チームワークが全然なってないことを痛感するアラタだが、一応この物語でもちゃんと成長しているんだな。
 物語の方はいつの間にかするっと終わってしまった感じだが、マトリンティス帝国の中でブレドRUNが妙に存在感を増している。そしてメタルAも随分ヒステリックに。
<アラタのことを知らない過去の仲間達だが、なんだか妙にコンビネーションが良すぎるような?演出だろうけど。>
第41話 爆発!仲間の絆

  脚本:下山健人
 新しいマトロイドニュートラルのアインIが出現。だがアインIはメタルAの命令を無視して全く動こうとしなかった。エリはそんなアインIの姿に他のマトロイドとは違う臭いを感じ、連れて帰って面倒を看ることにする。
 敵はニュートラルのアインI。メタルAによってゴセイジャーの中に侵入させるために作られたマトロイドで、エリによってコロと名付けられ、仲間として連れてこられる。。メタルAによってバトルモードに記憶を書き換えられてゴセイジャーに牙をむく。体内に爆弾を埋め込まれている。
 敵が仲間?になるという話で、これは「ゴレンジャー」に出てきた剣道仮面の話と同じ。一旦仲間になるものの、脳改造によって敵対。最後の最後に記憶を取り戻すところまで同じ。
 …他に何も語る事がないな。とりあえず随分簡単に仲間にしてしまうエリが変と言う位。
 ブレドRUNには記憶があるらしい。現在のところロボゴーグが持っているが、これも伏線か?
<元々が爆弾持っていたんだから、仲間でいる内にアインIを爆発させてればゴセイジャー全員爆死してただろうに。>

VOL.11
第42話 情熱的ハイド

  脚本:香村純子
 データスを使ってマトリンティス帝国の研究を続けるハイド。そんな時に現れたメタルAは、世界各国の首脳が集まる国際会議の会場にミサイルを撃ち込まない代わり、データスを渡すように話を持ちかけるのだった。それを聞いたデータスは自らマトリンティスに行くと言い出す…
 敵はイミテイションのサロゲDT。データスを元に作られたマトロイド。データス同様語尾に「です」を付けるが「DEATH」になってる。
 今回も中心は二人で、ハイドとデータスのコンビ。誰よりもデータスとつきあう時間が長い二人の、言葉にならない友情が描かれる話になってる。
 物語そのものは悪くないんだが、折角いるのに存在感が低いデータス。ここで突然話の中心になっても今ひとつ盛り上がりに欠ける。これまでの描写で重要な役を割り振っていても良かったんじゃないかな?
 久々にデータースハイパーが登場。そう言えば全然出てなかったな。
<前回のアインIにデータスのデータを取ってこさせなかったことを怒るロボゴーグ。なんでも部下に責任転嫁するとは、嫌な上司の典型例だな。
 妙に熱血漢のゴセイナイト。走る時に小指を立ててるのはなんで?と思ったら、中身はエリだったのね。ツッコミ箇所かと思ったら、実は細かい描写だったのね。>
第43話 帝国総攻撃

  脚本:下山健人
 ゴセイジャーの解析が終わったロボゴーグは地球総攻撃を開始する。現れたシュートのザンKT3を撃破したものの、現れたブレドRUNによって、テンソウダーとレオンセルラーを封印されてしまうのだった。
 敵はシュートのザンKT3。3度目の登場となったマトロイドだが、あっけなく倒されてしまう。そしてブレドRUN。最後にロボゴーグ自身。
 マトリンティス編の終わりの話の前編。とりあえず相変わらずの最大の危機と、そこからの一発逆転が描かれることになる。巨大戦はないが、いきなり三種類の敵と戦うことになった。
 これで又してもブレドRUNは倒されてしまうが、どうせまた復活するだろう。
 これだけ盛り上がっていながら、全然気持ちが高揚しないのが本作の特徴だろう。
<倒れたブレドRUNに対し「ロースペックめ」とか言いつつ足蹴にしてるロボゴーグ。そんな事やってる内にゴセイジャーが復活してるぞ。>
第44話 究極の最終決戦

  脚本:下山健人
 テンソウダーの復活によりロボゴーグに立ち向かう力を得たゴセイジャー。だがそこにメタルAが割り込み、自爆にゴセイジャーを巻き込んでしまう。
 敵は10サイのロボゴーグ
 マトリンティス編の最終回。一人語りでロボゴーグの過去が語られ、そのまま倒されてしまった。随分簡単な終わり方と言った感じ。
 とりあえず盛り上がってるのは確かなんだが、やっぱり話がお手軽すぎるんだよな。なんせマトリンティス編の最終回なのに、書くことがほとんどないくらいだから。
 死んだように見えたゴセイナイトも復活。これまでとは異なり、“奇跡”ではなく、これはブレドRUNの裏切りによるもの。
 最後になるが、予想通りブレドRUNが正気を取り戻し、最後の敵となってゴセイジャーに立ちふさがることになるらしい。
第45話 救星主、誕生

  脚本:横手美智子
 新しい年を迎えるにあたり、準備に怠りないゴセイジャー。そんな中、一体ブレドRUNの正体は何であったのかを考察するのだが…
 敵は救星主のブラジラ。ブレドランの正体で、実は元護星戦士にして、幽魔獣を封印した当人だった。
 予想通りブレドランが最後の敵になることが分かった。元彗星のブレドランであり、チュパブラカの武レドラン、そしてサイボーグのブレドRUNとなり、今回で四回目の名前改変となった。
 基本的にはバンクによる振り返り。振り返ってみると、確かに護星天使の力を利用したり封印したりする時はブレドランが現れたってた。一応伏線は張ってあったのね。だからといってこれまでの評価が変わる訳ではない。
 天知博士にマスターヘッダーが降臨したが、その理由は「純粋だから」だからだそうだ。確かに天真爛漫だが、それってアラタとキャラがかぶってるよな。
<マスターヘッダーが降臨した天知博士は妙な付け髭を付けている。区別を付けるためだろうけど、思い切り浮いてる。これで真面目な声出してると、違和感ありすぎる。
 ブラジラはシーイック族の技で姿を変えられる。これまでブレドランの姿は幻想だったことが推測されるが、サイボーグはどうなんだろう?>
第46話 狙われたゴセイナイト

  脚本:横手美智子
  監督:渡辺勝也
 その正体を現した救星主のブラジラは、これまでの行いは全て一度この地球を滅ぼし、その後再生させるための布石であったことを語る。そして最後の目的のため、ゴセイナイトを連れ去ってしまった。
 敵はオルトウロスヘッダーのナモノ・ガタリ。ブラジラに仕える双頭のヘッダーで、ナモノとガタリという二つの人格を持つ。角を同時に破壊しないと倒せない。
 前回でやっぱり最後の敵だと分かったブレドラン。その目的は地球を滅ぼすことらしい。だからどの組織にいても中途半端な協力しかしなかったらしい。それにしては弱すぎた気がするが。
 今回の中心はアグリとモネ。二人で完璧なシンクロ攻撃を行うまで。努力とか関係なく使えたりする。
 ゴセイヘッダーはこれまでの度重なる戦いで、既にパワーは失っていたが、最後のパワーで地球を滅ぼすためブラジラに連れ去られた。
 ナモノ・ガタリの攻略は、完璧に同時に両方の角を破壊することだった。それにこだわるのは良いんだけど、その話自体が単純というか、いかにもというところで、脚本があまり面白くない。
<ゴセイナイトを探すゴセイジャーだったが、エリは遊園地ばかり探してる。なんでそんなところだけなの?>

VOL.12
第47話 地球救星計画の罠

  脚本:横手美智子
  監督:渡辺勝也
 地球救星計画を進めるブラジラは新たなヘッダーを呼び出し、ゴセイジャーに向かわせる。その中にはブラジラによって洗脳を受けたゴセイナイトの姿があった。仲間に攻撃することが出来ないゴセイジャーだが…
 敵はユニベロスヘッダーのバリ・ボル・ダラ。ブラジラによって調整された3つ首の犬ケルベロスと、一角獣ユニコーンを合成して作られた。
 ゴセイナイトがダークゴセイナイトとなって立ちふさがり、更にブラジラの救星計画が着々進行中。その計画というのは邪悪なヘッダーをゴセイジャーに封印させ、楔として地球に撃ち込むというもの。ゴセイジャーが戦えば戦うほど地球を破壊していくことになる。
 古代と現代の護星天使は使う呪文が異なっているらしい。現在は体系付けられ、魔法が細分化された現在と、そう言うのがなく、なんでもありの呪文が使えるのが古代だという。
 一応今回はゴセイブルーとゴセイナイトが中心と言うことになるだろうか?珍しく熱くなって単独でダークゴセイナイトとブラジラに戦っている。それと、前回のランディックゴセイグレートに続き、シーイックゴセイグレートが登場。
<防御を司るヘッダーを召喚しているのに、ゴセイブルーとの戦いでは全くブラジラを守ろうとしてないヘッダー。流石人徳がない。
 残り一本の楔を打ち込むことで地球を滅ぼすことが出来るらしい。それは良いのだが、ちゃっかりゴセイジャーに全部教えてしまうブラジラ。なんとも親切なことだ。>
第48話 闘うゴセイパワー

  脚本:横手美智子
  監督:渡辺勝也
 ブラジラが行おうとしているネガー・エンドとは、地球全ての命を蘇らせる力がある"エンド"の儀式を逆転させたものであるらしい。既に二本の楔は完成した。最後の一本を完成させないためにどうすべきかを考えるゴセイジャー。三本目の楔はゴセイナイトであると推測したアラタはゴセイナイトに説得を試みるが…
 敵はヒドラパーンヘッダーのロー・オ・ザー・リ。ヒドラとパーンの合成ヘッダー。四つの顔を持ち、それぞれがロー、オ、ザー、リーという名前。
 ブラジラのネガー・エンドが完成しようとする話。いよいよ物語も大詰めと言う事。いよいよ最後のクライマックスだけに盛り上がってはいる。
 特に今回はアラタとゴセイナイトとの戦いが話の肝で、ダークゴセイパワーに満たされたゴセイナイトにゴセイパワーを満たそうとぼろぼろになって戦っている。
 天知博士はゴセイジャーのことをうすうす気づいていた節がある。これまでのことで気づいて然りか。
<前回バリ・ボル・ダラが楔になってるのに、もう一体のロー・オ・ザー・リーが楔になると考えない方がおかしいと思うのだが。>
第49話 未来への戦い

  脚本:横手美智子
  監督:渡辺勝也
 三本の楔が揃い、いよいよブラジラのネガー・エンドの儀式が始まろうとしていた。ゴセイナイトとデータスを加え、最後の戦いが今始まる。
 敵は救星主のブラジラ。
 いよいよ最後の戦い…なのだが、これまで小出しにクライマックスを繰り返してきたため、正直「又か」という感じもちらほら。多分来るだろうと思ってたこれまでのボス敵もやっぱり出てきた。一応亡霊としてだけだが、てっきり小者の敵として出てくるのかと思ったよ。
 肝心なところに来ると、やっぱりアラタが中心となる。だけど、最後は五人の力を合わせることこそ本当に地球を守ることと、全員で確認。
<楔を打ち込ませないようにするためには力業で楔を引き抜く…そんなので良いのか?
 ダークゴセイパワーの力はゴセイパワーを問題にしない。前の武レドランの時はなんでそのパワー使わなかったの?>
第50話 地球を護るは天使の使命

  脚本:横手美智子
 五人でブラジラに対抗することを確認し終えたゴセイジャー。強力な力を持つブラジラを、日蝕の間押さえておかねばならないが、時間は容赦なく過ぎ去っていった。
 敵は救星主のブラジラ。
 いよいよ最終回。奇跡のバーゲンセールもこれで店じまい。
 それにしてもなんと盛り上がらない展開だ。決着点は見えているのに、そこに至る過程が薄味なので、盛り上がりそうで盛り上がらないまま。結局これは最初からずっと続いてた出来事なだけだが。
 最終回だけ特別なゴセイグレートが登場。スカイランドシーイックゴセイグレートと言うそうだが、データスが合体しないため、ハイパーゴセイグレートとは違うようだ。これが強い理由が分からない。
 ゴセイパワーとは未熟だからこそ発揮されると悟るアラタ。なんか地球に感謝することだけで地球を救ってしまった。なんだこのオチ?
、ゴセイジャーの最後の技は全員で腕を繋いで行うものだが、技名が「ハートブレイクゴセイパワー」だった…なんで地球を守るのに失恋しないといけないんだ?
 最後、マスターヘッダーはゴセイジャーに天界へ帰ることを許可する。何にもしてなかった割にはえらく上から目線だな。>