MOVIETOP

リチャード・ブルックス
Richard Brooks

<amazon>
<楽天>
鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
1992 3'11 死去
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975 弾丸を噛め 監督・製作・脚本
1974
1973
1972
1971 バンクジャック 監督・脚本
バングラデシュのコンサート 撮影
1970
1969 ハッピーエンド/幸せの彼方に 監督・製作・脚本
1968
1967 冷血 監督
1966 プロフェッショナル 監督・製作・脚本
1965 ロード・ジム 監督・製作・脚本
1964
1963
1962 渇いた太陽 監督・脚本
1961
1960 エルマー・ガントリー 魅せられた男 監督・脚本
1959
1958 熱いトタン屋根の猫 監督
1957 黒い牙 監督・脚本
カラマゾフの兄弟 監督・脚本
1956 最後の銃撃 監督・脚本
1955 暴力教室 監督
1954 雨の朝巴里に死す 監督・脚本
1953 あの高地を取れ 監督
1952 デッドライン〜USA 監督
1951 目撃者 脚本
1950 危機の男 監督・脚本
1948 キー・ラーゴ 脚本
1947 真昼の暴動 脚本
十字砲火 原作
1912 5'18 ペンシルヴェニア州フィラデルフィアで誕生

ページトップへ

タイトル

<amazon>まだ
<楽天>
  
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

弾丸を噛め 1975
1975米アカデミー作曲賞、音響賞

<amazon>
<楽天>
リチャード・ブルックス(脚)
ジーン・ハックマン
キャンディス・バーゲン
ジェームズ・コバーン
ベン・ジョンソン
ジャン=マイケル・ヴィンセント
サリー・カークランド
イアン・バネン
ロバート・ドナー
ジーン・ウィルス
マリオ・アルティーガ
ダブニー・コールマン
ロバート・F・ホイ
バディ・ヴァン・ホーン
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
冷血 1967
1967米アカデミー監督賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞

<amazon>
<楽天>
リチャード・ブルックス(製)
リチャード・ブルックス(脚)
ロバート・ブレイク
スコット・ウィルソン
ジョン・フォーサイス
ポール・スチュワート
ジェフ・コーリイ
ジェームズ・フラヴィン
ジェラルド・S・オローリン
ジョン・ギャローデット
チャールズ・マックグロー
ウィル・ギア
ジョン・マクライアム
レイモンド・ハットン
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
冷血(書籍)トゥルーマン・カポーティ 書評
 1959年11月14日。カンザス州にある田舎町ホルカムで一家四人の殺害事件が起こった。警察は事件を捜査するが、なかなか手がかりを得ない。そんな捜査線上に、かつてこの家の使用人として働いていた、服役を終えて出所したばかりの男が浮かび上がる。
 1965年にトゥルーマン・カポーティが描いた同名小説を元にした作品。
 この作品は当時にセンセーショナルな話題を呼んだことで有名である。それは実は、この作品、小説という形を取っているものの、内容は実在の事件であり、そして著者のカポーティは死刑囚やその逮捕に関わった警察との間に丁寧な取材を行っていて、しかも全部実名で発表したからである。ドキュメンタリーでありながら小説という、新しいノンフィクション・ノベルとなり、新しい小説のジャンルが誕生したことになる。

 これは小説界にとっても衝撃だが、映画界にも新しい一ジャンルを築くきっかけにもなった。
 事実を映画にするのは昔からよく使われていたものだが、問題として、事実は無味乾燥な判例の重なりに過ぎないことが多い。それを脚本家が一々取り上げて映画用の脚本に直すのは結構な苦労だし、ドラマ性を入れすぎたりすると、訴訟問題にまで発展する可能性がある。
 その点、ノンフィクション・ノベルの場合、訴訟問題は書籍出版時に終わっているため、それを丁寧に映画化する分には危険性がないし、なにより事実そのものよりも小説となっているので、映画にしやすい。結果として、ノンフィクション・ノベルをベースにした映画は数多く作られることになった。
 その走りとなった小説が「冷血」なのだが、この原作を一通り読んでみると、そんなにドラマ性が高いわけではない。判例を徹底的に調べ、それを出来る限り冷静に述べているためだ。だが、その冷静さが不思議に迫ってくるものがある。念頭に「これは事実だから」という考えがあるからだろうか?
 そしてその映画化となった本作は、原作通り、あまり深くドラマ性を掘り下げることなく、冷静に冷静に作られているのが好感度高く、描写が乾いている分、逆にリアリティを感じさせる作りとなっているのが面白い。

 ちなみに本作の原作の作り方は『カポーティ』(2005)に詳しい。
プロフェッショナル 
1966米アカデミー監督賞(ブルックス)、脚色賞、撮影賞

<amazon>
<楽天>
リチャード・ブルックス(脚)
バート・ランカスター
リー・マーヴィン
ロバート・ライアン
ウディ・ストロード
ジャック・パランス
ラルフ・ベラミー
クラウディア・カルディナーレ
ジョー・デ・サントス
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
渇いた太陽 1962
1962米アカデミー助演男優賞(ベグリー)、主演女優賞(ペイジ)、助演女優賞(ナイト)
1962英アカデミー女優賞(ペイジ)
1962ゴールデン・グローブ女優賞(ペイジ)

<amazon>
<楽天>
リチャード・ブルックス(脚)
ポール・ニューマン
ジェラルディン・ペイジ
シャーリー・ナイト
エド・ベグリー
リップ・トーン
マデレーン・シャーウッド
物語 人物 演出 設定 思い入れ
青春の甘い鳥:テネシー・ウィリアムズ
エルマー・ガントリー 魅せられた男 1960
1960米アカデミー主演男優賞(ランカスター)、助演女優賞(ジョーンズ)、脚色章、作品賞、劇・喜劇映画音楽賞
1960英アカデミー作品賞、国外男優賞(ランカスター)、国外女優賞(シモンズ)
1960
NY批評家協会男優賞(ランカスター)
1960ゴールデン・グローブ男優賞(ランカスター)

<amazon>
<楽天>
リチャード・ブルックス(脚)
バート・ランカスター
ジーン・シモンズ
ディーン・ジャガー
アーサー・ケネディ
パティ・ペイジ
シャーリー・ジョーンズ
ジョー・マロス
エドワード・アンドリュース
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
エルマー・ガントリー 上(書籍) 下(書籍)ハリー・シンクレア・ルイス
 宗教を嘘と承知で売り込む姿はサーカスとなんら変わりない。南部地域にはこれが有効であったことを見せようとしていたとも考えられる。
 ラストシーンは回心の物語となっている
熱いトタン屋根の猫 1958
1958米アカデミー作品賞、主演男優賞(ニューマン)、主演女優賞(テイラー)、監督賞(ブルックス)、脚色賞、撮影賞
1958英アカデミー作品賞、国外男優賞(ニューマン)、国外女優賞(テイラー)

<amazon>
<楽天>
エリザベス・テイラー
ポール・ニューマン
バール・アイヴス
ジャック・カーソン
ジュディス・アンダーソン
マデレーン・シャーウッド
ラリー・ゲイツ
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
熱いトタン屋根の猫:テネシー・ウィリアムズ
 大農園主ポリット家の当主“ビッグ・ダディ”(アイヴス)の誕生日を迎え、長男のグーパー(カーソン)と妻メエ(シャーウッド)、次男のブリック(ニューマン)と妻マギー(テイラー)が迎えた。ガンで余命幾ばくもない“ビッグ・ダディ”の遺産を狙い、表向き孝行息子を装うグーパー夫妻と、父との確執からこれまで家に寄りつかなかったブリック。ディックは有名フットボール選手ではあるものの、親友スキッパーの自殺から自暴自棄になり、フットボールを止め、マギーにスキッパーの自殺の責任があると思いこんでおり、マギーとも全然上手くいってなかった。異様な雰囲気の中、誕生日会は進むのだが…
 テネシー・ウィリアムズのヒット舞台劇の映画化で
1958年全米興行成績3位『欲望という名の電車』(1951)などで知られるようにこの人の戯曲は本当に人間性を剥き出しにした脚本が有名だで、本作でもエキセントリックのキャラクタ。心をえぐるかのような台詞の応酬など、特に中盤の展開は観てるだけできつくなるような話となっている。原題の『Cat on a Hot Tin Roof』というのは、焼けたトタンを渡る猫を指し、いたたまれない気分を表すらしいので、題もぴったりだ。
 特にこういうのは私は苦手なので、かなり引いていたのだが、逆にそのきつさがラストの感動へと変えられているのは事実。ためにためて不快感を増していき、最後は和解へと持っていくのは映画としては正しい作り方。
 まあ、本作の場合そう言う物語よりもキャラを見る作品であることは確か。ちょっと老けたけど、相変わらず綺麗なリズの精神崩壊ギリギリの演技と言い
(本作は夫マイケル・トッドの死後まもなくの撮影で、そのショックにより本作撮影中も拒食症発症中)、タフガイを気取りつつ、実は心が弱いという役柄のニューマンの演技も流石だ。人を苛立たせる役を敢えて演じた長男夫婦の偽善者ぶりとエキセントリックぶりもなかなかキてて良い。それぞれが難しい役どころを上手く演じている(テイラーの美貌を際だたせたシンプルなドレスは2度のオスカーに輝くヘレン・ローズによるもの。全米から問い合わせが殺到し、ローズはアパレル・ビジネスを始めるきっかけとなったとか)

 ちなみにニューマンが演じるブリックは原作ではホモセクシャル。この時代では直接的には描くことが出来ず、台詞の言い回しなどもかなり苦労していることが見て取れる。ニューマンとリズの会話にそれは見て取れるが、あの会話はなかなか歯がゆい所があるよ。最初私も「おや?」と思ったが、実際に裏設定を知ることで納得いった。しかし、そうなると最後にマギーが妊娠してるって話はどうなるんだ?それが当時のハリウッドコードって奴だったのかな?

 尚、ここで名演を見せたテイラーだが、撮影中に三番目の夫マイク・トッドが飛行機事故で亡くなっている。それを越えて演技をしているために鬼気迫る姿に見えたのかもしれない(撮影後、歌手のエディ・フィッシャーと再婚し、それで一気に非難に変わったそうだが)。

ページトップへ