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メリアン・C・クーパー
Merian C. Cooper

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鑑賞本数 1 合計点 5 平均点 5.00
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
_(書籍)
1973 4'21 死去
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956 捜索者 製作総指揮
1955
1954
1953 太陽は光り輝く 製作
1952 静かなる男 製作
1951
1950 リオ・グランデの砦 製作
1949 猿人ジョー・ヤング 製作
1948 三人の名付親 製作
アパッチ砦 製作
1947 逃亡者 製作
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935 洞窟の女王 製作
ポンペイ最後の日 製作
1934 異世界から来た男 監督
1933 キング・コング  アーネスト・ボーモント・シュードサックと共同監督・製作
空軍の覇者 製作総指揮
間諜K十四号 製作総指揮
コングの復讐 製作総指揮
空中レヴュー時代 製作
1932
1931
1930
1929 四枚の羽根 監督・撮影
1928
1927 チャング 監督
1926 地上 監督
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901
1893 10'24 フロリダ州ジャクソンビルで誕生

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キング・コング
King Kong
1991アメリカ国立フィルム登録簿登録

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メリアン・C・クーパー
アーネスト・B・シュードサック
デヴィッド・O・セルズニック(製)
ジェームズ・アシュモア・クリールマン
ルース・ローズ(脚)
フェイ・レイ
ロバート・アームストロング
ブルース・キャボット
フランク・ライチャー
サム・ハーディ
ノーブル・ジョンソン
ジェームズ・フラヴィン
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
It was beauty that killed the beast(美女が野獣を殺した)
 独自の画風で知られ、極地での撮影を得意とする映画監督のデナムは、危険を顧みずに伝説の生物を撮影するため、地図にも載っていない南海の孤島髑髏島に向かう。だが、彼の見つけだした映画のヒロイン役のアン(レイ)は島の先住民に誘拐されてしまう。彼女を救出するため、船員達と彼女の恋人ドリスコルは島の奥地へと向かうが、そこは恐竜と怪物コングが生息する前史の世界だった。その中でドリスコルはなんとかアンを取り戻し、更に追ってきたコングはデナムのガス弾で仕留められる。やがてニューヨークに連れてこられ、見世物にされるコング。彼の怒りが爆発するとき…
 特撮、殊に怪獣映画が好きだというなら避けて通ることの出来ない、怪獣映画最初にして最高傑作
(円谷英二がこの作品にリスペクトした形で『ゴジラ』(1954)を創り上げたのは有名な話)。コマ撮りアニメーションの合成で見事にコングの巨大さ、緊張感、そしてコングと人間の哀しみを描ききった所にこの映画の凄さがある。通常B級とされる題材を名作にまで引き上げた重要な映画の転換点でもある。
 監督及びプロデューサーであるクーパーの元々の構想は本物のトカゲを使っての恐竜映画を考えていたそうだが、『ロスト・ワールド』(1925)のストップモーション技術を見て、
急遽予定を変更したそうな。お陰で物語中盤にいたり、多量の恐竜を出すことが可能となった。いわば二つの映画が合体して作られた映画と言える。お陰で中だるみなしに見事なアクションを展開させることが可能となった。
 怪獣ものの映画を観るに際し、私は
怪獣は単なる暴れ者ではなく、何かしらそれ以外に引きずっているものが欲しいと思っている。むしろ私が怪獣映画を観る際は、その引きずっているものを中心に見ようとしている
 しかるに、この作品は当初単なる暴れ者にしか見えなかったコングが髑髏島では人間の女性のために戦うし、ニューヨークでのあの暴れっぷりは、あれ程の破壊をしつつももの哀しささえ覚える、と言った付加価値を非常に強く引きずっている。ラスト、飛行機の機銃掃射で瀕死となったコングが、アンを離し、愛おしむよう手をかざすところは本物の名場面だ。
 結局彼は人間のエゴによる被害者でもあった。その中で唯一縋れるものとして、髑髏島での花嫁、アンを求め、彼女の身を気遣いつつエンパイア・ステートビルから落下していく。このコングの姿の描写は、実に素晴らしい。彼は彼の常識でしか生きることが出来ず、それを矯正しようとした人間のエゴによって死んでいったのだ。凶暴さと哀しさとの両立。だからこそ、コングは輝きを失わないのだろう
(実生活でもこんな人間って結構いるよね?)。どう考えてもサイズの合わない女性を守ろうとするなんて、泣かせる演出じゃないか。
 この映画のもう一人の主人公であるアン役のレイは、映画史初のSQ(スクリーミング・クイーン)として有名であるが、ラストに呟かれる「美女が野獣を殺した」という台詞によって、実は彼女はヒロインではなく、本当に物語の中心であったのだ。と思わせる演出は見事と言うしかない。それと演出の重要な点として本作の音楽の素晴らしさも挙げておくべきだろう。本作のスコアはマックス=スタイナーによるもので、100分の上映時価の内、なんと75分のオリジナル曲を用意したとか。映画館の臨場感のなかで観たら、どれほど感動できたか…痛切にそれ、やってみたいと思う。

 
以降は蛇足
 この作品であまりにも有名になってしまったためキング・コング(King-Kong)のコングとは「猿」若しくは「ゴリラ」を表す英語だと思っていたのだが
(私だけ?)、実は造語。意外なことに語源は“金剛(Kinkong)”なのだそうだ。
 この映画に関しては、公開当時は“残酷だ”との理由でいくつかのシーンがカットされていた。コングが花嫁となったアンの服をあのぶっとい指で剥ぎ取るシーンと、コングが人間を襲うシーンの一部(現地人を踏みつぶし、噛みつぶすシーン)は1971年になって残っていたフィルムを補完して復元された。ただし、唯一、丸太から振り落とされた男たちがクモガニ(クモとカニを足した姿の生物)に襲われるシーンだけはフィルムが残っておらず、カットされたままらしい。半ば伝説となったそのシーン、観てみたいものだ(このシーン、後にジョークとしてピーター・ジャクソン監督が作ってわざと流出させたなんてのもあったが)。
 本作はオリジナルの劇場上映作品としてはフィルムが少なかったためにさほどの儲けは記録していないのだが、その後1952年に再公開したところ大ヒットし、その後さらにテレビ用にマスターを貸し出したら、全米で大ヒット。劇場でよりもテレビの方で大きく設けた作品だった。
 オブライエンは生涯にわたり、この作品を愛し続け、生涯最後の企画として
『キング・コング対フランケンシュタイン』を企画するのだが、その実現を見ることなく、彼は他界する…その企画は紆余曲折を経、東宝の手に入り、本作の大ファンである円谷英二を経て(資料用としてフィルムも保有していたそうだ)、本多猪四郎監督による『キングコング対ゴジラ』(1962)が出来上がったという事実もあり。
製作年 1933
製作会社 RKO
ジャンル 特撮、猿
売り上げ $670,000
原作 エドガー・ウォレス
歴史・地域
関連 特撮事典
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キング・コング入門(書籍)神武団四郎

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