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ハリー・O・ホイト
Harry O. Hoyt

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アメリカの監督・脚本家。
Wikipediaより引用
経歴
1885'8'6 ミネソタ州ミネアポリスで誕生
1910 イェール大学を卒業
1912 映画界入り
1912'11 スタークと結婚
1961'7'29 死去
5+
4+
ロスト・ワールド
3+
2+
個人的感想
私が観たのはロスト・ワールドのみ。恐竜がストップモーションアニメで動くのを観るだけで嬉しくなった。
1961 7'29 死去
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1935
1934 テキサスの乱闘 脚本
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925 ロスト・ワールド 監督
1924
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1913
1912

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レビュー
ロスト・ワールド
The Lost World
1998アメリカ国立フィルム登録簿登録
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マリオン・フェファックス(脚)
ウォーレス・ビアリー
ベッシー・ラヴ
ルイス・ストーン
アーサー・ホイト
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ロンドンの講演で恐竜生存説を唱え、学会から追放されそうになったチャレンジャー教授は自説の正しさを証明するため、隊を組んでアマゾンの奥地を探検する。そこで彼らはついに“失われた世界”を発見。そこでアパルトザウルスの捕獲に成功するのだが…
 「シャーロック=ホームズ」を生み出し、現在に至る小説に革命を起こしたコナン=ドイルの原作「失われた世界」を映画化した作品。原作が上手い具合にヒットすれば、ドイルはジュール=ヴェルヌと並ぶSFの祖と呼ばれるようになっただろうけど、残念ながら原作そのものは、「『ホームズ』の作者が書いたSF」。と言う程度の認識しかされてない。荒唐無稽な上、かなり乱雑だったのは確かだけど、それなりに面白い作品だったと思うんだけどね…あんまり褒めてないか(笑)
 一方、映画の方は凄い出来となった。恐竜同士の戦いや、町を蹴散らして闊歩する恐竜の巨大さは、ストーリーの甘さやオーバーアクション気味の演技の稚拙さを充分超えるだけの見応えをもたらしてくれた。
 本作は初めてのストップモーション・アニメーションを用いて作られた長編映画で、特撮の祖ウィリス=H=オブライエンの名を広く知らしめた作品である。オブライエンが手がけた作品での最高作は何と言っても『キング・コング』(1933)だが、それをさかのぼること8年前の本作もそれに決して劣った作品ではない。ストップモーション・アニメーションの出来は実に素晴らしく、恐竜たちの動きもなめらかだし、人間との合成も上手くいっていた(尚、ここで動かしている恐竜たちはゴム製のパペットで、内部に空気袋を入れていたため、呼吸まで再現できているのが凄いところ)。50年後の『スター・ウォーズ』(1977)の時代に用いられた同じストップモーション・アニメーションより、こっちの方が優れているような…
 町で怪獣が暴れると言うシチュエーションは当然ながら本作が嚆矢。後の『GODZILLA ゴジラ』(1998)やスピルバーグによる『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』(1997)の元ネタとして観ることもできる。『ゴジラ』に先立つこと四半世紀。この作品こそが怪獣映画の原点である
 事実、原作者のドイルはこの映画を特に気に入り、フィルムの一部を持ち運んで上映会を度々開いていたのだが、ある会合で「この作品はドキュメントだ」と言ったところ、客の大半は信じたと言う逸話が残っている。
 なにせ特撮の原点とも言える映画。前々から観たい観たいと思っていたが、ようやく見ることが出来て、私としては大満足。
製作年 1925
製作会社 ファースト・ナショナル・ピクチャー
ジャンル 恐竜(SF)
売り上げ
原作
失われた世界 <A> <楽>
コナン・ドイル (検索) <A> <楽>
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