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1991 | ||
1990 | ||
1989 | ライディング・エッジ 監督・出演 | |
1988 | ボーン・トゥ・レース 青春の賭け 監督 | |
1987 | ||
1986 | カンフー・ボーイ 最後の旗士 監督 | |
1985 | ||
1984 | ロック・エイリアンの冒険 監督 | |
1983 | ||
1982 | ブラッド・ソング 監督 | |
チャック・ノリスの 地獄の復讐 監督 | ||
1981 | ||
1980 | ||
1979 | ブラック・バトル 監督 | |
1978 | ダーティファイター 監督 | |
キャラバン 監督 | ||
1977 | ||
1976 | ダーティハリー3 監督 | |
1975 | ||
1974 | ||
1973 | ||
1972 | ||
1971 | 大統領のスキャンダル 助監督 | |
激突 助監督 | ||
1970 | ||
1969 | ||
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1939 | ||
1938 | 8'14 ワシントン州リパブリックで誕生 |
ダーティファイター 1978 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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長距離トラック運転手のファイロ(イーストウッド)は相棒のオランウータンのクライドと共にアメリカ全土を駆け回っていたが、腕っ節を活かして友人のオービル(ルイス)のプローモートでストリートファイトもしていた。そんなファイロが自宅近くの酒場で出会った歌手のリン(ブロック)に惚れてしまう。だがリンはカントリーミュージックのプロとなるために旅立つことになり… 1979年全米興行成績3位。イーストウッドの製作会社マルパソはこれまで長くユニヴァーサルの配給を受けていたが、本作からWBに移籍することとなった。 役者としてのイーストウッドは大変面白い存在だ。本人の指向はどうあれ、西部時代から連綿と続く理想的なアメリカ人を演じさせられてきた。 それはつまりジョン・ウェイン的な役割を期待されてきたと言う事。とても簡単に言えば、マッチョでホモソーシャル的にはリーダータイプ。一方女性に対しては弱くフェミニスト。洗練されない野暮な田舎者という姿が求められた。そしてイーストウッド自身もそれを受け、そんなキャラを演じていた。 だけど、イーストウッドはそんな役者としての人生には満足してなかったようだ。おそらくは自身の監督作品で作りたいものを作るために敢えてそんな役割を演じてきたのだと思われる(カサヴェテスと同じタイプ)。 そんなイーストウッドも良い年齢になり、そろそろ監督業に本腰を入れようという気分で本作は作られたのではないかと思われる。 まさにここでのファイロ役は、典型的な理想的アメリカ人で、恐らくはイーストウッド自身も自信のキャラの集大成のような気持ちで臨んだだろう。 そして事実見事なはまりっぷりを見せる。最初から最後まで、しっかりと昔の西部劇っぽさを残した好作に仕上がっていた。 ストリートファイターが主人公と言う事でアクションもふんだんにあるが、それより不器用すぎる男の純情が伝わってきて、なんともほっこりした気分にさせられるものだ。 あと、オランウータンのクライドの存在感が上手い。コメディ部分にもシリアス部分にもしっかりはまり、違和感なく画面に溶け込んでいるし、かなり芸達者ぶりを見せているので、見ていてとても楽しい。 撮影はスムーズに進むが、唯一のトラブルはオランウータンがビールに目がなかったために、そこだけ苦労したとか。 |
ダーティハリー3 1976 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サンフランシスコ市警の名物刑事ハリー=キャラハン(イーストウッド)。だがその強引な捜査方法が市民の反感を買ってしまい、ついに人事課に配属されてしまった。そんな時、ボビー=マックスウェル(ブックウォルター)をリーダーとする若い過激派グループが陸軍の兵器庫から大量の武器を盗み出したという事件が起こり、その事件を捜査していたハリーの元相棒フランク(ミッチャム)も殉職してしまう。急遽殺人課に戻されたハリーの新しい相棒には刑事に昇進したばかりの女性刑事ムーア(デイリー)が付けられる… 大好評シリーズの第3弾。今回は相棒を女性としてみたり、舞台をアルカトラズ島に取ってみたりと(まさかそこからの脱獄劇『アルカトラズからの脱出』(1979)を後年自分がやるとは思ってもみなかっただろう)、今までやや地味目な感じだったのを徹底的に話題作り&派手にしたのが特徴。その分、これまでの特徴だった社会的側面が無くなり、むしろハリーの人間味の方に重点が移っている。シリーズが続くと、主人公の魅力で引っ張っていくしかないんだろうな。と思わされる所だが、ある意味では正しい続編のあり方なんだろう。 これまでと異なり、割と相棒達の魅力が出ているのも特徴と言えば特徴。二人の相棒と怒鳴り散らす所長の人間味が上手く出ている。ここでイーストウッドも引く事をここで覚えたのかな?ひょっとして後々の監督としての巧さはこれが原点なのかも知れない。 話としては破綻なく軽快に仕上げられているし、刑事物としては水準に達しているけど、ただ表題である“ダーティ”さが全然無くなってしまったのは痛し痒しか。 |