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ジョージ・ルーカス▲
George Lucas

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
評論
ジョージ・ルーカス(書籍)
ジョージ・ルーカス 究極コレクション(書籍)

_(書籍)
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005 スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 監督・製作総指揮・脚本
2004 マイ・シネマトグラファー 出演
スター・ウォーズ クローン大戦VOL.2 原作
The OC(2nd)
<A> <楽> 出演
wiki
2003 スター・ウォーズ クローン大戦 原作
2002 スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 監督・製作総指揮・脚本
2001
2000 ザッツ・ハリウッド 時を駆け抜けた名作たち 出演
1999 アメリカン・ショート・ショート1999 監督
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 監督・製作総指揮・脚本
1998
1997
1996
1995 インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 〜孔雀の眼の秘宝〜 製作総指揮
1994 笑撃生放送!ラジオ殺人事件 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 〜ハリウッドの愚者たち〜 製作総指揮
1993
1992 インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 8 ヴェルダン編/北京編 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 7 ペトログラード編/ロンドン編 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 6 オーストリア編/英領東アフリカ編 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 5 パリ編/メーキング・オブ・ヤング・インディ 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 4 ドイツ領東アフリカ編/コンゴ編 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 3 ドイツ編/ウィーン編 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 2 バルセロナ編/ソンム編 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 1 エジプト編/メキシコ編 製作総指揮・原案
1991 ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録 出演
1990
1989 インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 製作総指揮
1988 ポワカッツィ 製作総指揮
リトルフットの大冒険/謎の恐竜大陸 製作総指揮
タッカー 製作総指揮
ウィロー 製作総指揮・原作
1987
1986 メイキング・オブ・ラビリンス 製作総指揮
ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 製作総指揮
ラビリンス 魔王の迷宮 製作総指揮
1985 MISHIMA 製作総指揮
エンドア 魔空の妖精 製作総指揮
スター・ウォーズ イウォーク物語
<A> <楽> 製作総指揮
wiki
スター・ウォーズ ドロイドの大冒険
<A> <楽> 製作総指揮
wiki
1984 イウォーク・アドベンチャー 製作総指揮・原案
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 製作総指揮・原案
1983 スター・ウォーズ ジェダイの復讐 製作総指揮・原作・脚本
1982
1981 レイダース 失われた聖櫃 製作総指揮
1980 スター・ウォーズ 帝国の逆襲 製作総指揮
影武者 製作総指揮
1979 アメリカン・グラフィティ2 製作総指揮
1978
1977 スター・ウォーズ 監督・脚本
1976
1975
1974
1973 アメリカン・グラフィティ 監督・脚本
1972
1971 THX-1138 監督・脚本
1970
1969
1968
1967 電子的迷宮/THX-1138:4EB 監督・脚本
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944 5'14 カリフォルニア州デモストで誕生

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タイトル
<A> <楽>
  
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 2005
2005米アカデミーメイクアップ賞
2005日本アカデミー外国作品賞
2005
ゴールデン・ラズベリー最低助演男優賞(クリステンセン)
2005全米BoxOfficeトップ1位
<A> <楽>
リック・マッカラム
ジョージ・ルーカス(製)
ジョージ・ルーカス(脚)
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ヘイデン・クリステンセン
イアン・マクディアミッド
サミュエル・L・ジャクソン
ジミー・スミッツ
クリストファー・リー
アンソニー・ダニエルズ
ケニー・ベイカー
テムエラ・モリソン
アーメッド・ベスト
ピーター・メイヒュー
ブルース・スペンス
サイラス・カーソン
デヴィッド・バワーズ
マット・ローワン
グレーム・ブランデル
トリシャ・ノーブル
クローディア・カーヴァン
キー・チャン
ジョエル・エドガートン
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
オリヴァー・フォード・デイヴィス
レナ・オーウェン
ジェイ・ラガイア
ローハン・ニコル
ェームズ・アール・ジョーンズ
フランク・オズ
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第6作
 クローン大戦勃発から3年が経過した。ジェダイの騎士とクローン部隊を擁する共和国軍は徐々に分離主義者たちの勢力を押して行きつつあった。そんな中、元老院で任期延長となったパルパティーン最高議長(マクディアミッド)がドゥークー伯爵(リー)によって誘拐される事件が発生。パルパティーンはオビ・ワン(マクレガー)とアナキン(クリステンセン)の活躍によって無事救出され、アナキンはドゥークを倒すが、それによってパルパティーンの寵愛を受けることになったアナキンは、徐々にジェダイに対する不信の念に駆られるようになっていった。毎晩見る最愛のパドメの死のビジョンに怯えつつ、ジェダイの法則を曲げてもパドメを救いたいと願うアナキン。一方オビ・ワンはドゥーク亡き後、分離主義者の指導者となったグリーバス将軍を、アナキンに心残しつつ一人で倒しに行くが…シリーズ第6作にして、スター・ウォーズ・サーガの最終作。
 待ちに待ったスター・ウォーズ・サーガの最終作。

 この作品を観てしまったら、
何が何でも続きとなる『EP4』を観ないではおかない!と言う気分にさせられるのだ。実際の話でつなぎ方が本当に上手かったし、たとえ既に何度も観ていたとしても、やっぱりこんな終わり方されたんじゃ、絶対観たくなる…今書いてる本人が横で流してるくらいだから(笑)。これ観て、本当にルーカスは金儲けが上手い!と一人頷いていた(ルーカスは自社スタジオの最高級のディジタル装備を備えたルーカス・スタジオを持っているが、ここは自分たちで製作するよりも設備を貸し出してそのレンタル料を得る事の方が主体で、日本の作品でも音響やディジタル処理などで、このスタジオを使うことが多いらしい)。過去の資産を最も効果的に金にするために、このタイミングを計っていたのか?ルーカスはやっぱりやり手だ。
 この作品は『EP2』『EP4』をつなぐ作品と言うことで、観客はこの終わり方をあらかじめ知っている分、どうしてもストーリーのクライマックスに意外性を持たせられないという不利点はあり、更にこの作品では人間ドラマを描かねばならないのに、
観客が求めているのが人間ドラマではないという根本的な問題があるものの(笑)、物語の方もかなりよくがんばっていたと思う。決して演技的に上手いとは言えないポートマン&クリステンセンの絡みも、シスやジェダイの思惑に飲み込まれてしまったお陰であんまり気にならない(個人的に言わせてもらえば、クリステンセンは本作で最高の演技を見せたと思うが、他の作品で使いにくいぞ)。むしろカバーに回った芸達者なマクレガーがその辺を上手くフォローしていた感じ。マクレガーも『EP2』での骨張った演技でなく、随分丸くなった演技が出来るようになっていたし。敢えて悲劇と分かって観るならば、覚悟は出来るしね。
 物語の結末が分かっていても、物語だけでもとりあえずは飽きさせはしない。
 しかしそれより本作の素晴らしさは何より演出面にあったのは確か。CGの使い方は良くこなれていて『EP1』あたりで感じていた不自然さはほとんど感じられなくなっていたし、最後の火山惑星での戦いなんてのは、あれだけ赤いエフェクトかけていながら、モノトーンの服装のキャラを全く不自然さなく際だたせていた。ほぼ職人芸。一番感心できたのは、光沢のあるアイテムをさりげなく光らせていたこと。C3−POとかアナキンの右腕とか、暗いところでもさりげなく光を反射させている
(これはものすごいCG班の苦労の割に、分かられると困るという矛盾したエフェクトだ)。ライトセイバーの煌めきも今まで以上に良く演出されていた。オビ・ワンとアナキンの最終決戦で青いライトセイバー同士がぶつかり合うシーンなんかは、シリーズに思い入れがあると、感無量って感じ(基本的にこれまでジェダイのライトセイバーは青系で、シスのライトセイバーは赤系で演出されていたから)
 勿論演出と言えばそれだけでなく、ファンなら喜びそうな小技が山ほど出てくるのが嬉しい。
 明らかにオリジナルを踏襲したジョン=ウィリアムズの抑えの効いた音楽は見事なはまり具合。特にシディアスがアナキンを「ダース…ベイダーと呼ぶことにしよう」といった瞬間流れるダース・ベイダーのテーマ曲(ここでは勿論スコアは新しく起こされ、「Anakin vs. Obi-Wan」になってるが)は狙いが見事すぎ。
これだけで鳥肌が立った。メカも『EP4』を彷彿とさせるものばかりが出てくるし(ジェダイが乗るスターファイターは後にベイダーが乗ることになるタイ・インターセプターのプロトタイプっぽいし、後にX−WINGとなるスターファイターも出てくる)、特にシリーズのファンには懐かしく、そして嬉しい小技が溢れていた。そうそう。アナキンがダース・ベイダーマスク姿になった瞬間、声が懐かしのジェームズ=アール=ジョーンズになったのは嬉しいファンサービスだ…今まで流暢な米語喋っていたのが突然英語訛りになるのが個人的には大受け(笑)
 …良いことばかりではなく、悪いところも散見できるが
(ストーリー部分の弱さは仕方ないのだが)、やっぱりあの字幕はなあ…でもダース・ベイダーの声を聴くためには吹き替えでは駄目だし…もうちょっと英語力をつけて字幕無しで観られるようになりたい!と切実に思う。
 この作品は『EP4』『EP6』無しには成り立たないが、逆に本作を観ることで、旧作の観方も変わってくるはず。特に何を考えているのか今ひとつわかりにくかったダース・ベイダーの内面がこの作品で分かってくるのが本作の一番の成果だろう。
 いずれにせよ、本作の最大の功績は、ちゃんと閉じた物語を終わらせてくれた。と言う点にこそあるだろう。
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 2002
2002米アカデミー特殊効果賞
2002ゴールデン・ラズベリー最低助演男優賞(クリステンセン)、最低脚本賞、最低作品賞、最低監督賞(ルーカス)、最低助演女優賞(ポートマン)、最低スクリーン・カップル賞(クリステンセン&ポートマン)、最低リメイク・続編賞
2002オンライン・ムービー・アワード第2位
2003MTVムービー・アワード格闘シーン賞(ヨーダ対リー)、アクション・シーン賞(闘技場での戦闘)、ヴァーチャル演技賞(ヨーダ)
<A> <楽>
リック・マッカラム
ジョージ・ルーカス(製)
ジョナサン・ヘイルズ
ジョージ・ルーカス(脚)
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ヘイデン・クリステンセン
イアン・マクディアミッド
ペルニラ・アウグスト
アンソニー・ダニエルズ
サミュエル・L・ジャクソン
クリストファー・リー
ジミー・スミッツ
ケニー・ベイカー
テムエラ・モリソン
ダニエル・ローガン
ジャック・トンプソン
オリヴァー・フォード・デイヴィス
ローズ・バーン
アンドリュー・セコーム
ジェイ・ラガイア
ーメッド・ベス
フランク・オズ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第5作
 元老員議員となった元ナブー王女アミダラ(ポートマン)の生命を狙う者がいる。大切な議員の生命を守るため、ジェダイは王女の警護にオビ・ワン=ケノービー(マクレガー)と、彼の元、10年間の訓練ですっかりたくましくなったアナキン=スカイウォーカー(クリスティン)を任命する。これまで片時も彼女を忘れることがなかったアナキンは相変わらず美しいアミダラに心惹かれていく。しかし、世はまさに混乱の時代へと移ろうとしていた。共和政府からの離脱国は増えており、それを抑えるために共和政府は秘密裏にクローン軍団の結成を急いでいたのだ。時代の転換期にあって、ジェダイの指導者、マスター・ヨーダの決断は…
 正直待ちに待って。と言う期待の末に作られた作品。SW好きとしてはもう、どんなものでも受け入れてやると言う気分で観に行った。
 今回はオリジナルで言えばEP5の物語の位置づけにあり、EP5同様時代の流れの変遷期に当たる話となっているので、舞台はめまぐるしく変わり、新しいキャラも次々と登場。
ややまとまりを欠いた作品となったことは否めない。
 出来自体には満足いったが、いくつものアラが見えてしまう。先ず都市部の描写がどうしても安っぽく見えてしまう。スター・ウォーズはSFではない。あれは神話だ。無理にSFっぽく作ろうとしない方が良かったんじゃないか?後、
ジェダイの騎士が強く見えない。EP1の時の圧倒的な力が感じられないようではねえ。具体的に言えば、ドロイド如きと戦って死んでは駄目だよ。個人的に好きなオビ・ワンが弱体化したように思えるのも今ひとつ。アナキンがダーク・フォースに惹かれる部分も、やや強引に挿入した雰囲気が強いし、アナキンがあんなに成長しているのにアミダラが全然姿変わらないのも…何でナタリー=ポートマンに続投させるんだ?少なくとも少しは老けたメイクをさせるべきだぞ。
 逆に楽しいのは、なんと言ってもサーガ全体に通じる設定が見えてくる所。クローン戦争で用いられたクローン兵がボバ・フェット(
『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』でハン・ソロを捕らえたバウンティ・ハンター)の兄弟だというのも面白いし、父親のジャンゴ・フェットが又結構良い味だしていた。それに惑星タトゥーインでアナキンがたどり着いた場所は後にルークが成長する所だったり…後はジェダイの騎士が大勢戦っているシーンは初めて。貴重な戦いとも言える。中でも紫のライト・セイバーを振りかざすサミュエル=L=ジャクソンは格好良かった(紫はジャクソンのパーソナル・カラーで、無理言って紫にしてもらったのだとか)
 キャラクターを見ると、アナキン役のヘイデン=クリスティンは結構はまってたじゃないかな?特に陰を持ったときの表情は良いよ。前回に引き続きオビ・ワン役のユアン=マクレガーも、歳だけ食って全然精神的に成長してないところも面白い
(ただあまりにもピリピリしすぎているので、観てると疲れるが)。EP1でジャージャー・ビンクスに譲った感じだったが、今回はお笑い面はC3POの担当(勿論R2D2との絡みで)になっているが、やっぱりこっちの方が落ち着く(でもR2D2が飛ぶシーンはちょっと止めて欲しかった気も…)
 それでもこの映画では、なんと言っても他を圧倒する存在感。ドゥーク伯爵役のクリストファー=リーが凄い。今年で80歳になるはずなんだけど、動きが凄い。最後でヨーダと戦うシーンは凄すぎ。こんなに緊張感のある戦いを見られるのは滅多にない。
(緊張感と言うのは、アクションが凄いっていうより、この年齢にここまでやらせるか。と言うのと、CGで動くヨーダの動きと相まって、妙に微笑ましいというか…と言う複雑な思いによるものなんだけど)

 

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 1999
1999米アカデミー視角効果賞、音響効果賞、音響賞
1999英アカデミー音響賞、視角効果賞
1999
ゴールデン・ラズベリー最低助演男優賞(ジャー・ジャー・ビンクス(声:アメード=ベスト)、最低作品賞、最低監督賞(ルーカス)、最低助演女優賞(コッポラ)、最低脚本賞、最低スクリーン・カップル賞(ロイド&ポートマン)
2000MTVムービー・アワード アクション・シーン賞(ポッド・レース・シーン)、格闘シーン賞(ニーソン&マクレガー&パーク)、悪役賞(パーク)
<A> <楽>
リック・マッカラム
ジョージ・ルーカス(製)
ジョージ・ルーカス(脚)
リーアム・ニーソン
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ジェイク・ロイド
イアン・マクディアミッド
ペルニラ・アウグスト
ヒュー・クァーシー
アーメッド・ベスト
アンソニー・ダニエルズ
ケニー・ベイカー
テレンス・スタンプ
レイ・パーク
サミュエル・L・ジャクソン
オリヴァー・フォード・デイヴィス
ワーウィック・デイヴィス
フランク・オズ ヨーダ
ソフィア・コッポラ
キーラ・ナイトレイ
ブライアン・ブレッスド
アンドリュー・セコーム
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第4作
 アナキンの少年役としてハーレイ・ジョエル・オスメントがオーディションを受けるが落とされ、その直後に『シックス・センス』に抜擢される。
スター・ウォーズ 1977
1977米アカデミー作曲賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、特殊効果賞、音響賞、編集賞、特別業績賞、作品賞、助演男優賞(ギネス)、監督賞(ルーカス)、脚本賞
1977
LA批評家協会作品賞、音楽賞
1977ゴールデン・グローブ音楽賞
1978英アカデミー作曲賞、音響賞、作品賞
1978キネマ旬報外国映画第9位
1989米国立フィルム登録簿新規登録
1997MTVムービー・アワード功労賞(メイヒュー:チューバッカ)
<A> <楽>
ゲイリー・カーツ(製)
ジョージ・ルーカス(脚)
マーク・ハミル
ハリソン・フォード
キャリー・フィッシャー
アレック・ギネス
ピーター・カッシング
アンソニー・ダニエルズ
ケニー・ベイカー
ピーター・メイヒュー
デヴィッド・プラウズ
フィル・ブラウン
ジェームズ・アール・ジョーンズ
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第1作
 平和な世を謳歌していた共和国が崩壊し、広大な銀河系は今や帝国軍によってほぼ制圧されていた。この帝国独裁に抵抗する少数の人々はアルデラーン惑星のレーア=オーガナ姫(フィッシャー)を中心に惑星ヤービンに秘密基地を築いて、帝国打倒を秘かに計画していた。一方、帝国側も最新兵器“デス・スター”を建造し反逆者たちを抹殺しようとしていた。レーア姫はデス・スターの構造機密を盗むことに成功したが、帝国の親衛隊長ダース・ベイダー(プラウズ)によって捕らえられてしまう。姫は捕まる直前C-3PO(ダニエルス)とR2-D2(ベイカー)を脱出させ、タトゥーインにいる、最後のジェダイ騎士オビ・ワン=ケノービ(ギネス)に送り込むが、脱出邸は不時着。捕まった二体は競り市に出されてしまった。それを買った若い農夫ルーク(ハミル)は偶然R2ーD2の映像伝達回路に収められたレーア姫の救いを求めるメッセージを発見する…
 壮大なスター・ウォーズ・サーガの幕開けの作品にして、SF映画ブームの先駆けとなったとなった作品(現在は「新たなる希望」という副題が付く)。登場は一番早いが、物語としては第四話に当たる。空前の大ヒット作であり、勿論
1977年全米興行成績は1位。日本でも大ヒットを飛ばし、以降全てのSF映画に影響を与えた、映画史上燦然と輝く作品。
 残念ながら僻地住まいの私が本作を初めて観たのはTVだったが、それだけで思い切りはまってしまった。私にとっても何かと思い出深い作品である。
 これに関して何かを書くと言うことは、はっきり言って私にはちょっと無理というか、書きたいことがあまりにも多すぎて何を書くか迷ってしまう作品であり、まとまりが無くなってしまいそうだ。
 だからここではいつか書き直すことを前提に、この作品が映画史に与えた影響を中心に書いていこう。
 本作が投入された1977年はハリウッドにとっては丁度低迷期に当たる。これまで約10年にわたって続いてきたニューシネマも一段落。転換期にあたり何を出せば当たるのか全く分からず、模索状態が始まっていた。この年にそれまで全く作られたことの無かったタイプの作品『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)であれ『アニー・ホール』(1977)が出ているのは偶然ではない。
この年がハリウッドの大きな転換期にあったのである。
 そしてその転換を最も如実に示したのこそが本作であったのである。

 本作を最も端的に言えば、
「ありがちなSF作品」である。事実、この物語の一つ一つに関して言えば、かつてどこかに観たような物語ばかりである。物語そのものは単純で1930年代の連続活劇を元に、中世の騎士物語を絡めたもの。ここにルーカス監督が大好きだった日本の時代劇(特に『七人の侍』(1954)『隠し砦の三悪人』(1958)の影響が強い)をミックスさせたもの。最後のデス・スター攻撃場面は『暁の出撃』のダム襲撃シーンをモデルとする。
 ただし、だからといって本作が単純に過ぎるか?と言われれば、全然違う。実は本作は一貫したある思想に裏打ちされている。
 物語を単純とならしめている、ありがちなものとならしめているのは、実はそれが
人間にとっては根源的な「神話」から取っているからである。実際この作品のお陰で私はジョセフ=キャンベルという神話学の作者と出会うことが出来、その著書を読んで、この作品の単純さは実は英雄の条件の思想が強く意味を持っていることを知るに至ったのだ。
 この単純さこそが実は最も人間の心を打つのである。本作が大ヒットした理由は本当に
「奥深い単純さ」にこそあったのである。

 思えば、ニューシネマ全盛時代は単純さは嫌われる傾向にあった。ニューシネマは人間の信条に入り込む作品が多く、それ故観念的な複雑さに満ちているものが多い。70年代前半は玄人受けする作品が一般でも受け入れられたという、実に面白い時代でもあった。
 しかし、観客が最も求めていたのは、そういう複雑さではなかったのである。いや、そう言うのも受け入れるが、同時にやはりスカッとする映画も観たい。と思うのが人情だろう。
 それにあつらえたように投入されたのが本作だったのだ。時代を見事に捉えた投入だったといえるだろう。
 だが勿論それは後年だからこそ言えることであり、その渦中にあっては大冒険に他ならなかった。
 当初ルーカスはこの脚本をユニヴァーサルに持って行った。かつて『アメリカン・グラフィティ』でのヒットがあり、それなりに自信を持っていたようだが、題材がSFと言うことで、ユニヴァーサル上層部によってこの企画を蹴られてしまう。これを拾ったのが20世紀FOXのアラン=ラッド社長だった。だがそれは実はコッポラとの顔つなぎのためであり、とりあえず好きに作らせて様子を見ようというものだった。
 事実この作品でルーカスは
脚本料5万ドル、監督料10万ドルしかもらっていない。破格も破格の安さだった。しかも製作費そのものは1250万ドルに過ぎない(当初の予算は850万ドルだったが、内訳は脚本5万。製作者、監督、出演者に75万。カメラ、編集、録音のスタッフに210万、ミニチュアモデル制作に210万。その中で音楽にかけられた費用は10万ドルに過ぎない)。劣悪な環境の中、それでも新開発のカメラ技術をふんだんに用い、そちらの予算をなんとか取れたのが強みではあった。尚、製作費はなんと公開初日で軽くクリアしてしまう
 前述の通りルーカスはほとんど破格の低収入で監督をすることになったのだが、ただ一つ大きな強みがあった。実はどうせ当たるはずはないと高をくくっていた20世紀FOXから
映画収益の40%および音楽とマーチャルダイジングからの配当を受け取るという契約を交わしていたのである。つまり、映画収益の半分近くはルーカスのポケットマネーとなり、更に玩具の独占販売が可能だったと言うこと…これがどれだけの意味を持ったかは言うまでもない
 お陰でルーカスは無事に次のエピソード『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980)の製作にこぎ着け、更にルーカス・フィルムという独自のスタジオを作るまでに至るのである。更に最低限に抑えられた出演者のギャラもルーカスは利益のパーセンテージを出演者に還元したという。結果的にルーカスの一人勝ちとなってしまった。

 ただし、本作の撮影には相当の苦労があった。何せ予算が少ない上、SFXの方にかなりの金額が取られてしまい、そのしわ寄せはスタッフとキャストがかぶることになる。
フィルムと時間が勿体ないという理由でほとんどリハーサルもなし。惑星タトゥーインの舞台となったチュニジアの砂漠でロケでスタッフは次々と倒れ、監督のルーカスまでもがが胃痛と不眠症から発病してしまう。その後イギリスでの撮影では強力なライトを使用する都合上、熱で倒れる人が続発。チューバッカ役のピーター=メイヒューは重度の脱水症状になる。等々、苦労話には枚挙にいとまがない。
 しかしこんな低予算の中だからこそ、若い才能が集まった。ロゴ・デザインを担当したダン=ペリは以降名タイトルメーカーとしてハリウッドの重鎮となり、柔道着をベースとした衣装という奇抜なデザインで驚かせたデザイナー、ジョン=モロ(オスカー受賞)は元々が軍服の専門家だったという。これまで嫌われていたカメラに機械的動作を取り入れる手法も本作が始まり
(本作で威力を発揮したのはダイクストラフレックスというカメラシステムで、カメラの動きをコンピュータにインプットし、同じ動きを正確に繰り返すというもの。本作がディジタル時代の幕開けとなった)。

 それともう一つ。本作で主人公じゃないのに主人公以上に活躍ぶりを見せたハリソン・フォードに人気が集中。既に遅咲きではあったが、このブレイクこそがハリウッドスター、フォード伝説の始まりだったわけだが、この幸運にあずかるにはかなりの苦労があったとか。
 フォードはルーカスの前作『アメリカン・グラフィティ』で不良役で登場しているが、ルーカスがそこで使った俳優は使わないと公言していたため、フォードはなんとかオーディションにこぎ着けるため、当時本職だった大工としてコッポラのスタジオに潜り込んで、偶然を装ってルーカスに近寄り、そこで売り込んでオーディションにこぎ着けたという。だが、どうせ受からないとふてくされた演技をしたところ、これがハン=ソロのイメージぴったりだったと言うことで採用。色々な意味で幸運だったのだが、運を強引に自分に引き寄せるフォードの努力が実ったと言うべきか…

 尚、本作公開時はルーカス監督は評価が怖くてハワイへと逃亡していたという面白いエピソードもある。よほど自信が無かったのと、評論家から酷評される現場にいたくなかったらしい。この際、友人のスピルバーグも同行しており、このハワイでの話し合いから『レイダース 失われた聖櫃』(1981)のヒントを得たという。

 …おかしいな。
なんでこんなに長くなったんだ?
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超合金×12 Perfect Model スター・ウォーズ R2-D2(A NEW HOPE)
アメリカン・グラフィティ 1973
1973米アカデミー作品賞、助演女優賞(クラーク)、監督賞(ルーカス)、脚本賞、編集賞
1973全米批評家協会脚本賞
1973NY批評家協会脚本賞
1973ゴールデン・グローブ作品賞、有望若手男優賞(ル・マット)
<A> <楽>
フランシス・フォード・コッポラ
ゲイリー・カーツ(製)
ジョージ・ルーカス
グロリア・カッツ
ウィラード・ハイク(脚)
リチャード・ドレイファス
ロン・ハワード
ポール・ル・マット
チャーリー・マーティン・スミス
キャンディ・クラーク
シンディ・ウィリアムズ
ウルフマン・ジャック
ボー・ホプキンス
ハリソン・フォード
ケイ・レンツ
マッケンジー・フィリップス
キャスリーン・クインラン
スザンヌ・ソマーズ
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1962年。カリフォルニアにある田舎町。ハイスクールの卒業式を終え、東部の大学へ出発しようとするスティーヴ(ハワード)とカート(ドレイファス)は最後の金曜日の一夜をこの町で過ごそうとしていた。彼らと共にテリー(スミス)、ビッグ・ジョン(マット)の一夜の出来事を並行して描く。
 
1973年全米興業収益10位フランシス・フォード・コッポラが若き日のルーカス監督に託した作品。総予算は僅か70万ドルで、撮影も1月足らずという低予算映画ながら、完成度の高さと、何より当時の世相を良く表した作品。これによってルーカス監督の名を世に知らしめた。
 かつて私が通った大学のある田舎町では、毎月一回映画館で名作や、ミニ・シアター作品の映画を上映する日があった。ここで観た映画のいくつかは本当に宝物だ(『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985)『カサブランカ』(1942)『2001年宇宙の旅』(1968)『スティング』(1973)もみんなここの劇場で観たものだし、
『ベルリン天使の歌』(1987)とかいくつかの中国や韓国映画など、本当に良い作品を見ることが出来た)。
 だけど、この当時、私は精神的に徹底的に低調期にあった。そんな時に観たのが本作…はっきり言って
泣きながら笑った。映画を観ていて抑えられた感情が爆発していたのだろう。それだけに本作も私にとっては忘れられない作品となった。
 本作は四人の青年達のたった一晩のお祭り騒ぎを描いているのだが、それぞれに個性が引き立っているので、切り替えが行われた途端にすぐそれぞれの物語へ没入することが出来る。そして全員がこの一晩で未来が変えられていく過程が丹念に描かれる。笑いあり、じんっと来る涙あり。本当に上手い出来だ。ロックン・ロールと、あのDJの存在感も良い雰囲気。
 でも、何より驚かせるのが、あれがほんの片田舎に過ぎないと言う事だろう。決して都会ではない、大多数のどこにでもある町の風景があんなに輝いているのがアメリカ
だったんだな。
 そして希望に満ちたラストシーンと、それに被さる
「戦争」という冷徹な事実。本作のラストシーンはあっさりとしているように見えて、非常に深い。これがルーカスの才能か?
 そもそも『THX−1138』(1971)でデビューしたルーカスは次回作もSFを!と考えていたのだが(言わずと知れた『スター・ウォーズ』(1977)の骨子である)、師匠筋に当たるコッポラは危険性を指摘。結局低予算で
(撮影も僅か29日で撮り終えたという)青春映画を作ることとなったのが本作である(遊びも入っていてジョンの乗っている車のナンバーは「THX138」になってる)。ここでの映画作りが後のこの作品には後に『スター・ウォーズ』を作るに当たって大きな資産になったと言っても良い。映画界で有名となる人たちが本当にたくさん出ているのが特徴。何せロン=ハワード(監督なんだが)、ドレイファス、こっそりとハリソン=フォードなど、後の映画界を支えていく若手発掘に一役買った作品でもある(当時はハリウッドの裏方で大工をしていたとか)。そして、ここでの撮影の舞台となったカリフォルニア州モデストは後のルーカス映画製作の拠点となる。
THX−1138 1971
<A> <楽>
ローレンス・スターマン
フランシス・フォード・コッポラ(製)
ジョージ・ルーカス
ウォルター・マーチ(脚)
ロバート・デュヴァル
マギー・マコーミー
ドナルド・プレザンス
イアン・ウルフ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
特撮事典
 25世紀。人類はコンピュータによって完全制御された地下で暮らしていた。だがそれは完全に機械に支配された、奴隷のような生活に他ならなかった。人間は登録番号で呼ばれ、精神抑制薬で薬漬けのまま機械のために様々な作業に従事していたのだ。THX1138(デュヴァル)は単純作業の繰り返しに深い鬱状態となり、やがて抑制剤の服用を止め、ルーム・メイトのLUH3417(マコーミー)もそれに倣う。やがて二人は人間的な感情に目覚め始めるのだった。だがコンピュータはそんな二人を不良品と見なし、処刑されてしまいそうになるのだが…
 後に『スター・ウォーズ』(1977)を撮って一世を風靡することになるルーカスだが、学生の頃から映像に興味を持ち、自主製作で結構な数の映画を撮っており、その完成度の高さでその筋では有名な人だったらしい。
 それで彼が学生時代に作った最大のヒット作が本作のプロトタイプ。それに目を留めたコッポラが製作を買って出、低予算で作った作品
(WBは出来が気に入らないとして5分をカットして公開する)。当時は全然ヒットしなかったものの、『スター・ウォーズ』の成功によって再評価されるに到った作品。
 しかしこれを観ていると、SFというのはアイディアだなと思わせられる。管理社会を示すのにクリーンさと明るささを強調して無機質さを表し、そこでほとんど会話を出さないことで人間関係の異常性を強調する。これだけで充分SFとなり得るのだ。実際金かけた大作はどうしてもアクションに偏重する傾向があるため、SF作品なんだかアクション作品なんだか区別が付かないようなものになるが、低予算だと、そこにかける金を遣わないから、設定をソリッドに見せることが可能だ。本作はそう言う意味では突き詰めたSFと言った風情があって、それが嬉しい。特撮部分がちょっと少ないのはちょっとした不満でもあるけど、設定だけでちゃんと見せる作品は作れるという好例だろう。
 尚、ルーカス自身この作品には相当の思い入れがあるらしく、『スター・ウォーズ』で儲けた金でプロダクションを作る際、新システムにTHXという名称を与えている。今やアメリカを代表するSFスタジオとして名高い(日本の作品でもここで録音やSFX演出を作り出すことが多い)。

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