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2008 | ||
2007 | The City of Your Final Destination 監督 | |
2005 | 上海の伯爵夫人 監督 | |
Heights 製作 | ||
2003 | ル・ディヴォース パリに恋して 監督・脚本 | |
2000 | 金色の嘘 監督 | |
1998 | シャンヌのパリ、そしてアメリカ 監督・脚本 | |
1996 | サバイビング・ピカソ 監督 | |
1995 | キング・オブ・フィルム 巨匠たちの60秒 監督 | |
1994 | ジェファソン・イン・パリ 若き大統領の恋 監督 | |
1993 | 日の名残り 監督 | |
1992 | ハワーズ・エンド 監督 | |
1990 | ミスター&ミセス・ブリッジ 監督 | |
1989 | ニューヨークの奴隷たち 監督 | |
1987 | モーリス 監督・脚本 | |
1986 | 眺めのいい部屋 監督 | |
1985 | Noon Wine 製作総指揮 | |
1984 | ボストニアン 監督 | |
1983 | The Courtesans of Bombay 脚本 | |
1982 | ボンベイの踊り子たち 監督 | |
熱砂の日 監督 | ||
1981 | カルテット 監督・脚本 | |
1980 | マンハッタンのジェイン・オースティン 監督 | |
1979 | ヨーロピアンズ 監督・出演 | |
3 by Cheever: The 5:48 監督 | ||
1978 | マハラジャ・優雅なる苦悩 監督 | |
1977 | ローズランド 監督 | |
1975 | The Wild Party 監督 | |
1974 | プリンセスの自叙伝 監督 | |
1972 | Adventures of a Brown Man in Search of Civilization 監督・脚本 | |
野蛮人たち 監督・脚本 | ||
1970 | ボンベイ・トーキー 監督・脚本 | |
1969 | The Guru 監督・脚本 | |
1965 | インドのシェイクスピア 監督・脚本 | |
1964 | The Delhi Way 監督・製作・脚本 | |
1963 | 新婚生活 監督 | |
1959 | The Sword and the Flute 製作・脚本 | |
1957 | Venice: Themes and Variations 監督デビュー・製作・脚本 | |
1928 | 6'7 カリフォルニア州バークレーで誕生 |
ル・ディヴォース パリに恋して 2003 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アメリカで行き詰まりを感じたイザベル(ハドソン)は、フランス人と結婚してパリに住む姉ロクサーヌ(ワッツ)の元にやってきた。新規巻き返しを図ろうと言うイザベルだが、丁度ロクサーヌは夫シャルルと離婚調停の真っ最中だった。姉を気遣いつつ、仕事を探すイザベルだが、やがて恋の街パリの魅力に取りつかれていく… アメリカとフランスのカルチャーギャップについて描くラブコメディ作品で、全編を通してパリに対する愛情に溢れているのが大きな特徴。 アメリカ人にとってはヨーロッパはあこがれの地のようで、特にフランスを舞台にした作品だと不思議な熱意を観ることができる。映画では昔からこれはあり、これまでも『巴里のアメリカ人』(1951)や『パリでいっしょに』など、その憧れを前面に押し出した作品は数多く存在する。新世紀になってからは結構珍しいと思うのだが、離婚に関するお国柄の違いを主題に持ってきたりして、なかなかうまく作り上げている。 アメリカとフランスの違いは何か?と言うと、洒落た恋の駆け引きだとかファッションとかになるが、これはアメリカ人が憧れてると言うより、これはもうフランス人の独自に持っているプライドってやつが世界的に認められているということなんだろう。なんとなくそんなプライドに気圧されてしまっている。というのがアメリカ人がもつフランス観と言うことになるだろうか。実際ここに描かれているフランス人の恋愛観は決してべたべたせず、執着心も低く、その辺がさらりとしている恋の駆け引きが展開されるが、それをアメリカ人の視点で見ているのが本作の面白さと言えるだろうか。小気味いいような、ちょっと文法が違っていて、歯がゆいような、そんなレベルを楽しむことこそ、本作の面白さだろう。 ここでは二人のアメリカ人女性の恋が描かれることになるが、恋愛をまるでゲームとしてとらえている国で、それに翻弄されつつ、自分のアイデンティティを持とうと言う姿がコミカルな描写となっている。その辺のコミカル要素は確かに楽しい。姉妹役のハドソン、ワッツの二人のそれぞれの個性のメリハリもきちんとしてるし、小物の使い方も洒落てる。 ただ一方恋愛観があっさりしている分、物語性も低くなってしまっているのが難点か? ところで本作の原作のダイアン・ジョンソンは『シャイニング』(1980)の脚本家。又えらい落差だな。 |
日の名残り | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1993米アカデミー作品賞、主演男優賞(ホプキンス)、主演女優賞(トンプソン)、監督賞、脚色賞、作曲賞、美術装置賞、衣装デザイン賞 1993英アカデミー作品賞、主演男優賞(ホプキンス)、主演女優賞(トンプソン)、監督賞、脚色賞、撮影賞 1993LA批評家協会男優賞(ホプキンス) 1993ゴールデン・グローブ作品賞、男優賞(ホプキンス)、女優賞(トンプソン)、監督賞、脚本賞 |
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エマ・トンプソンは本作で主演女優賞に、『父の祈りを』で助演女優賞ノミネート。 製作にマイク・ニコルズ。 激動の時代に歴史の中心点にいながら何も出来なかった執事。それを「執事の鏡」と言いつつ、意見を必要としている主人に対して何も言えなかったことを後悔するという内容でもある。 |
眺めのいい部屋 1986 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
1986米アカデミー脚色賞、美術監督賞、美術装置賞、衣装デザイン賞、作品賞、助演男優賞(エリオット)、助演女優賞(スミス)、監督賞、撮影賞 1986英アカデミー作品賞、主演女優賞(スミス)、助演女優賞(デンチ、リーチ)、プロダクションデザイン賞、助演男優賞(エリオット、キャロウ)、監督賞、脚色賞、作曲賞、撮影賞 1986NY批評家協会助演男優賞(デイ=ルイス)、撮影賞 1986ゴールデン・グローブ助演女優賞(スミス)、作品賞、監督賞 |
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E=M=フォスター原作の映画化。格調と耽美的ムードがイギリスで大ヒットする デイ・ルイスが育ちの良さを示すかのような見事な貴族っぷりを見せる。 これがオスカーの最有力作品と言われた。 |