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ジーン・ケリー
Gene Kelly

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鑑賞本数 5 合計点 18 平均点 3.60
書籍
1996 2'2 死去
1995 彼と彼女の第2章 音楽
フレンズ(2nd)<TV> 音楽
1994 ザッツ・エンタテイメントPART3 音楽・出演
1993 Legend to Legend Night: A Celebrity Cavalcade 出演
1992 Showbiz Today(9th)<TV> 出演
1991 The Kennedy Center Honors: A Celebration of the Performing Arts 出演
Christmas at the Movies 出演
Great Performances(20th)<TV> 音楽
1990 Sinatra 75: The Best Is Yet to Come 出演
1989 Somebody or The Rise and Fall of Philosophy 音楽
1988 Roger Rabbit and the Secrets of Toon Town 出演
Michael Jackson: The Legend Continues 出演
1987 James Stewart: A Wonderful Life 出演
The Tonight Show Starring Johnny Carson 25th Anniversary Special 出演
American Masters(5th)<TV> 出演
1986 Precious Images 音楽
愛と復讐のヒロイン 出演
Liberty Weekend 出演
第58回アカデミー 副プレゼンター
1985 The American Film Institute Salute to Gene Kelly 出演
南北戦争物語 愛と自由への大地<TV> 出演
1984 ザッツ・ダンシング! 製作総指揮・音楽・出演
The Ultimate Swan Lake 出演
Olympic Gala 出演
ラブ・ボート(8th)<TV> 出演
第56回アカデミー 副プレゼンター
1983 James Bond: The First 21 Years<TV> 出演
1982 The Kennedy Center Honors: A Celebration of the Performing Arts 出演
Night of 100 Stars 出演
The Marx Brothers in a Nutshell 出演
1981 Reporters 出演
The American Film Institute Salute to Fred Astaire 出演
Great Performances: Dance in America(6th)<TV> 出演
1980 ザナドゥ 音楽・出演
Olivia Newton-John: Hollywood Nights 出演
Sinatra: The First 40 Years 出演
The American Film Institute Salute to James Stewart 出演
Fred Astaire: Puttin' on His Top Hat 出演
Lucy Moves to NBC 出演
Olivia Newton-John: Hollywood Nights<TV> 出演
The Big Show<TV> 出演
Omnibus(14th)<TV> 出演
第52回アカデミー 副プレゼンター
1979 The Mary Tyler Moore Hour<TV> 出演
The Kennedy Center Honors: A Celebration of the Performing Arts<TV> 出演
1978 The Carpenters: A Christmas Portrait 出演
Cinderella at the Palace 出演
A Tribute to Mr. Television Milton Berle 出演
Gene Kelly: An American in Pasadena 出演
America's Sweetheart: The Mary Pickford Story 出演
Disneyland(25th)<TV> 出演
第32回トニー賞 プレゼンター
1977 ビバ・ニーベル 出演
The Dean Martin Celebrity Roast: Frank Sinatra<TV> 出演
An Evening with Gene Kelly<TV> 出演
1976 ザッツ・エンターテイメントPART2 監督・音楽・出演
イッツ・ショータイム 音楽
America Salutes Richard Rodgers: The Sound of His Music 出演
The Dorothy Hamill Special 出演
Backlot USA 出演
Omnibus(10th)<TV> 出演
The Mike Douglas Show(16th)<TV> 出演
The Tonight Show Starring Johnny Carson(15th)<TV> 出演
NBC: The First Fifty Years - A Closer Look<TV> 出演
World of Magic<TV> 出演
第48回アカデミー プレゼンター
1975 The Dean Martin Celebrity Roast: Jackie Gleason 出演
The Lion Roars Again 出演
Salute to Lew Grade 出演
Steve and Eydie: Our Love Is Here to Stay 出演
Parkinson(5th)<TV> 出演
1974 ザッツ・エンタテインメント 音楽・出演
Just One More Time 出演
ABC's Wide World of Entertainment<TV> 出演
Sandy Duncan Special<TV> 出演
The Tonight Show Starring Johnny Carson(13th)<TV> 出演
1973 エーゲ海の旅情 出演
Magnavox Presents Frank Sinatra<TV> 音楽
The Dean Martin Show(8th)<TV> 出演
1971 時計仕掛けのオレンジ 音楽
The Funny Side<TV> 出演
The Tonight Show Starring Johnny Carson(10th)<TV> 出演
1970 テキサス魂 監督・製作
Gene Kelly's Wonderful World of Girls 出演
Film Night(1st)<TV> 出演
1969 ハロー・ドーリー! 監督
The Jackie Gleason Show(4th)<TV> 出演
1968 Here's Peggy Fleming 出演
The Jackie Gleason Show(3rd)<TV> 出演
1967 プレイラブ48章 監督
ロシュフォールの恋人たち 音楽・出演
Jack and the Beanstalk<TV> 監督・音楽・出演
The Jackie Gleason Show(2nd)<TV> 出演
1966 New York, New York 出演
1965 The Julie Andrews Show 出演
October Madness: The World Series 出演
Password(5th)<TV> 出演
1964 American in Paris 監督
何という行き方! 音楽・出演
The Hollywood Palace(1st、2nd)<TV> 出演
1963 The Danny Kaye Show(1st)<TV> 出演
What's My Line(13th)
<A> <楽> 出演
バラエティ
wiki(E)
第35回アカデミー プレゼンテイター
1962 ジゴ 監督
Going My Way<TV> 出演
第34回アカデミー プレゼンテイター
1961 Hollywood: The Golden Years 出演
Here's Hollywood<TV> 出演
1960 風の遺産 出演
恋をしましょう 出演
The 32nd Annual Academy Awards 出演
第32回アカデミー プレゼンテイター
1959 Pontiac Star Parade 出演
The Gene Kelly Show<TV> 音楽・出演
1958 愛のトンネル 監督
初恋 出演
1957 魅惑の巴里 出演
ハッピー・ロード 監督・製作・出演
Schlitz Playhouse of Stars(7th)
<A> <楽> 出演
wiki(E)
What's My Line(8th)
<A> <楽> 出演
バラエティ
wiki(E)
エド・サリヴァン・ショー(11th)<TV> 2ep出演
1956 Invitation to the Dance 監督・脚本・音楽・出演
The Magic Lamp 声優
1955 いつも上天気 スタンリー・ドーネンと共同監督・音楽・出演
1955 Motion Picture Theatre Celebration 出演
The $64,000 Question 出演
1954 舞踏への招待 監督
我が心に君深く 音楽・出演
ブリガドーン 音楽・出演
エド・サリヴァン・ショー(7th)<TV> 1ep出演
1952 雨に唄えば スタンリー・ドーネンと共同監督・音楽・出演
赤い唇 出演
Love Is Better Than Ever 出演
Council of Europe 出演
1951 It's a Big Country 出演
巴里のアメリカ人 音楽・出演
1950 サマー・ストック 音楽・出演
Black Hand 出演
Screen Actors 出演
1949 踊る大紐育 スタンリー・ドーネンと共同監督・音楽・出演
私を野球につれてって 脚本・音楽・出演
1948 ワーズ&ミュージック 音楽・出演
踊る海賊 音楽・出演
三銃士 出演
Some of the Best 出演
1947 Living in a Big Way 音楽・出演
1945 ジーグフェルド・フォリーズ 音楽・出演
錨を上げて 音楽・出演
1944 クリスマスの休暇 出演
カバーガール 音楽・出演
1943 ローレンの反撃 出演
Thousands Cheer 音楽・出演
Pilot #5 出演
デュバリイは貴婦人 音楽・出演
1942 For Me and My Gal 音楽・出演
1932 The Kelly Brothers 出演
The Cap and Gown Revue 出演
1912 ペンシルヴェニア州ピッツバーグで誕生

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ザッツ・エンターテイメントPART2

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レナード・ガーシュ(脚)
フレッド・アステア
ビング・クロスビー
ジーン・ケリー
ルイ・アームストロング
シド・チャリシー
スペンサー・トレイシー
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 かつて映画界そのものを代表した往年のMGMミュージカル作品集『ザッツ・エンターテイメント』が大好評を博したため、再びミュージカル作品集として作られたのが本作。『ザッツ・エンターテイメント』ではMGMミュージカルに限ってだったが、ここではMGMに限らず、30年代から50年代に渡って作られた多くのミュージカル作品にスポットを当てているのが特徴。
 これを観た時点では実はあんまりミュージカルは観ておらず、それでも
『ザッツ・エンターテイメント』ではかなり観たものが多かったが、ここに来ると分からないものが大半。調べてみると、「アニーよ銃をとれ」「キス・ミー・ケイト」「ザ・ベル・オブ・ニューヨーク」「バンド・ワゴン」「For me and my gal「Lady be good」。「踊るブロードウェイ」「奥様は顔が二つ」「リリー」「踊る海賊」「絹の靴下」「Lovely to look at」「イースター・パレード」「虹の都へ」「Listen darling」「ニュー・ムーン」「Girl crazy」「雨に唄えば」「若草の頃」「情欲の悪魔」「Till the clouds roll by」「錨を上げて」「下町天国」「上流社会」「人が来て、人が去る--それだけの事だ」「グランド・ホテル」「風と共に去りぬ」「類猿人ターザン」「メリー・ウイドウ」「巴里のアメリカ人」「上流社会」というのが分かったものの、実はこれだけじゃなく、細かい所だと更に山ほどあるらしい。
 本作の特徴としては、ケリーがコメンテイターのみならず監督も務めているため、そのコネを使っての数多くのナンバーが取り入れられていること。その分内容はケリーの趣味に溢れていて、ケリー自身も多数登場している。ケリー好きにはたまらない内容だろう。だがそれだけじゃなく、もう一人のコメンテイターに選ばれたのがアステアという豪華なお話でもある。アステアはもう60歳を過ぎていたし、アステアについては70を過ぎているのだが、それでも二人のタップが観られるという実に豪華な内容になってる。ミュージカル好きな人はこれ又視聴必須の作品であろう。

ハロー・ドーリー! 1969
1969米アカデミーミュージカル映画音楽賞、美術監督・装置賞、音響賞、作品賞、撮影賞、衣装デザイン賞、編集賞
1969英アカデミー主演男優賞(マッソー)、主演女優賞(ストライサンド)、撮影賞

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アーネスト・レーマン(脚)
バーブラ・ストライサンド
ウォルター・マッソー
ルイ・アームストロング
マイケル・クロフォード
E・J・ピーカー
マリアンヌ・マックアンドリュー
トミー・チューン
スキャットマン・クローザース
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
結婚仲買人:ソーントン・ワイルダー
 人を幸福にするため、お見合い斡旋を生き甲斐にしている寡婦のドーリー(ストライサンド)。ある時彼女は締まり屋で人嫌いのホレス(マッソー)と帽子屋の女主人アイリーン(マクアンドリュー)を引き合わせた。二人の仲は結構良好ではあったが、何故かドーリー自身は釈然としない思いに駆られる。しかもドーリーが引き合わせたホレスの飼料店の雇人コーネリアス(クロフォード)とアイリーンの店の店員エミー(ピーカー)を合わせた所、ホレスと鉢合わせに…
 
ブロードウェイミュージカルの映画化作で1970年全米興行成績6位
 60年代はハリウッドは定期的に大作ミュージカルを投入していた。それを契機にミュージカルブームを作ろう。と言う意図がそこには感じられるのだが、時に時流を無視したものを投入してしまい、単発で終わってしまうこともある。その筆頭と言えるのが本作。1960年代末からのニューシネマブームからコントロールを取り戻そうとしたハリウッドの抵抗と言っても良かろう。改めて今の目で本作を観ると、充分見応えのある作品なのだが、これを投入した時期を考えてしまうと、やっぱり時流には乗りきれなかった事はよく分かる。
これが20年前だったら大ヒット間違いなしだったんだが
 とにかく本作の売りは
“濃さ”と言ってしまって良かろう。ストライサンドの迫力は本作でも健在…というか、その濃すぎる存在感が全開で、それが本作の顔になっていた。この迫力で歌い踊るのは一見の価値あり。そもそもストライサンドは歌手だから歌はお手の物だが、アームストロングのデュエットという豪華な布陣で楽しませてくれる。マッソーも嫌な男ははまり役だが、ここでのストライサンドの存在感には全く太刀打ち出来なかった感じ。
 逆に言えばストライサンド以外はほとんど何も見えなくなってしまうため、ストライサンドのファンでない限りは濃さに耐えられない事もあり得る。私はまさしくそれだった。

 本作は舞台劇の映画化だが、製作開始時点では舞台劇がまだ終わっておらず、舞台が終了するまで映画は公開しないという約束が交わされていた。ところが製作コストが跳ね上がってしまったため、仕方なく違約金を払って1969年末に公開されたという。
いつも上天気
It's Always Fair Weather
1955米アカデミー脚本賞、ミュージカル映画音楽賞
<A> <楽>
アーサー・フリード(製)
ベティ・カムデン
アドルフ・グリーン(脚)
ジーン・ケリー
ダン・デイリー
マイケル・キッド
シド・チャリシー
ドロレス・グレイ
デヴィッド・バーンズ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1955
製作会社 MGM
ジャンル ミュージカル恋愛(三角関係)
売り上げ $2,062,256
原作
歴史・地域 ニューヨーク(アメリカ)
関連 ニューヨークでのダンスシーンはレオン(1994)の劇中映画で使用される
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
雨に唄えば
Singin' in the Rain
1952アカデミーミュージカル映画音楽賞、助演女優賞(ヘイゲン)
1952
ゴールデン・グローブ男優賞(オコナー)

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アーサー・フリード(製)
アドルフ・グリーン
ベティ・コムデン(脚)
ジーン・ケリー
デビー・レイノルズ
ドナルド・オコナー
シド・チャリシー
ジーン・ヘイゲン
ミラード・ミッチェル
ダグラス・フォーリー
リタ・モレノ
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 元ボードビリアンのドン(ケリー)は下積みから一気にスターとなり、アメリカン・ドリームを成し遂げていた。そして銀幕の大スターとなった彼だが、美人競演女優リナ(ヘイゲン)に辟易していた。リナは美人ではあるが、性格も声も悪く、そんな彼女にまとわりつかれ、えらく迷惑をしていたのだ。そんな折、ハリウッドはトーキー熱に浮かされていた。リーナの吹き替えに採用されたキャシー(レイノルズ)に目をつけ、親友のコスモ(オコナー)と一緒に、彼女を次代のスターに担ぎ出そうとする…
 サイレントから新たなる時代に突入し映画界の楽屋裏を軸に、ケリーとレイノルズのロマンスを描いた名作ミュージカル。
1952年の全米興行成績10位という成績を残し、現在も尚語り継がれる傑作。
 1927年の
『ジャズ・シンガー』によってもたらされたトーキー技術。しかしそれは当時技術的に確立されていなかった。そんな時代を明るく笑いにした作品で、MGMミュージカルの最高峰とも言われる作品。
 有名な
「sing in the rain」の歌は知っていたが(『時計仕掛けのオレンジ』(1971)では実に効果的に用いられていた)、それ以外まるでストーリーも何も分からないまま、名画座で演っているのを知り、観に行った作品。これは本当に劇場で観ることが出来て良かった。大満足。
 物語はコメディ調で流れ、なかなか洒落た三角関係の決着の付け方
(いくらリナの性格が悪いと言っても、あのオチはちょっと可哀想な気もするが…でもスカッとしたな(笑))、芸達者なオコナーの絶妙な合いの手。名曲の数々…。サイレントからトーキーへと移る映画業界の裏側をコミカルに描いた所。いやはやどこをとっても楽しい。テクニカラーの鮮やかすぎる色合いも、原色の多用によって、ますます華々しく、いかにも舞台って感じを醸していて良い。リアリティより楽しさを選択したのはこの映画に関しては正しかった。私の持論、「快楽装置としての映画」の正しいあり方、と言うべきか。
 見どころ満載で、楽しい作品。実に楽しめたのだが、その中で私が一番感心できたのは
「笑顔」だった。
 とにかくこの映画、笑顔に溢れている。その顔を見ているだけで嬉しくなるのだが、一口に
「笑顔」と言っても質は様々だ。
 渋役として有名になったドンが最初に見せる不敵な自信に溢れた、しかし全く根拠がない表層的な笑い。踊り子として登場するキャリーの営業スマイル。その彼女を問いつめ、いたぶりの快感に取り憑かれたドンの意地悪な笑み。本当のパートナーと出会えたと確信した時の希望に満ちたドンの笑顔。土砂降りの雨の中で歌うあの圧倒的なシーンでの幸せそうなドンの笑顔
(ここで使われた水の量は数万トンに及び、撮影に36時間をかける。しかもカリフォルニアの炎天下での撮影だったため、まるでサウナのような撮影だったという)。3人で映画の中で歌いまくる時の本当に楽しそうな笑み。逆恨みの快感に取り憑かれたリナの鬼気迫る笑顔。ラストでうちひしがれた時に逆転の名案を思いついた時のドンの笑顔。キャシーの泣き笑い。様々な形ではあるが、ほとんどのシーンに笑顔があった。
 一応ジーン=ケリーとデビー=レイノルズの笑顔がこの映画の中心で、その笑顔を見てるだけで嬉しくなるが、それを支えるドナルド=オコナーの存在がなんと言っても良い。常に陽気で、笑いを振りまきながら決して一線を越えない。
これぞ名バイ・プレーヤーの姿!彼の、自分の本心を見せない、しかし本当に相手を思い遣る、いわばアルカイックな慈愛に満ちた笑顔が忘れられない(オコナーは2003年9月27日に死去。病床で「アカデミー賞をいただき感謝します。いずれもらうだろうからね」と語っていたそうである…死後、名誉賞をもらえることを確信していたのだろう。どこまでも人を食った人物だ)。本作のヒロイン、レイノルズはこれが映画デビューの殆ど素人。ケリーによって1日10時間もの特訓が行われ、撮影の最中にもケリーに怒鳴られっ放しだったと言う、生来のかんしゃく持ちで完璧主義のケリーの一エピソードとして記憶されるべきだろう(さすがに泣かれると困ると思ったか、専らオコナーに対し怒鳴っていたそうだが)
 この映画を観直す機会があったら、是非彼らの笑顔に注目して欲しい。こんな状態の中で、ここまでの笑顔が演出できている。演技の幅というものを感じさせてくれるだろう。
製作年 1952
製作会社 MGM
ジャンル ミュージカル
売り上げ $2,540,800
原作
歴史・地域 ハリウッド(カリフォルニア州)
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
踊る大紐育
On the Town
1949米アカデミーミュージカル映画音楽賞
1950
英アカデミー作品賞

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アーサー・フリード(製)
アドルフ・グリーン
ベティ・コムデン(脚)
ジーン・ケリー
フランク・シナトラ
アン・ミラー
ジュールス・マンシン
ヴェラ=エレン
ベティ・ギャレット
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 24時間の休暇を得た軍艦乗りの三人組ゲイビー(ケリー)、チップ(シナトラ)、オジー(マンシン)はニューヨークへと繰り出す。市内観光をあっという間に済ませた彼らの目的は勿論美しい女性との一夜を明かすこと。だが早々にゲイビーはポスターに描かれた女性に見とれてしまい、この娘を24時間中に探し出すことに目的を偏向。チップとオジーはそれにつきあわされることになってしまう…
 舞台劇
「オン・ザ・タウン」の映画化で、ドーネンとケリーの共同監督作(ケリーにとっては監督初挑戦作)。これまで役として挑戦していた新しい形での映画の挑戦の始まりともなった。
 ジーン・ケリーとフランク・シナトラ共演のミュージカル。この二人は相性が良いらしく、本作を含め『錨を上げて』(1945)
『私を野球に連れて行って』の三作のミュージカルがあり、三部作をなしている。その中でも最も出来が良いと言われるのが本作。
 本作の大きなトピックはこれまで室内にとどまっていたミュージカルを外に連れ出し、大々的なロケを行ったことにある。冒頭に現れるニューヨークの町は当時のニューヨークの町そのままで、まるで観光案内のよう。これはケリーの希望によるものだそうで、これまでに無かったことで撮影には相当苦労したそうだし、実際にほんの僅かな時間で終わってしまうが、常に新しいものを求めようと言うケリーのチャレンジャー精神が良く出ていた点だ
(実際に野外ロケミュージカルが成功するには『ウエスト・サイド物語』(1961)を待たねばならないが)
 物語そのものは基本的に脳天気に、流れるように過ぎて唐突に終わる。決して物語的に優れているとは言い難い作品ではあるが、本作の目的そのものが物語を見せるためではなく三人の楽しそうなダンスを見せることにあるのだから、その目的のためには物語は最小限度で良いのだ。
 そう言う意味ではダンスシーンに特化したと言うその一事で本作は優れた作品であると言ってしまえる。
 ただ、やはりケリーのチャレンジャー精神はそこだけでは満足できなかったようで、所々「おや?」と思わせる部分が出てくる。割とケリーの発言は社会批判になっている事が多いのだ。この発言はもうちょっと経てば明らかにハリウッド・コードに抵触しているのだが、何のおとがめもないのはやはりネームバリューとダンスで上手くごまかしたお陰だろう。
製作年 1949
製作会社 MGM
ジャンル ミュージカル、ラブコメ
売り上げ $2,111,250
原作
歴史・地域 ニューヨーク(アメリカ)
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

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