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1972 | 2'7 死去 | |
1971 | ||
1970 | ||
1969 | ||
1968 | ||
1967 | ||
1966 | ||
1965 | ||
1964 | ||
1963 | ||
1962 | ||
1961 | 白雪姫と道化もの 監督 | |
1960 | カンカン 監督 | |
1959 | 僕は御免だ 監督 | |
1958 | ||
1957 | おー!ウーマンリブ 監督 | |
1956 | 王様と私 監督 | |
1955 | ||
1954 | ショウほど素敵な商売はない 監督 | |
1953 | ||
1952 | わが心に歌えば 監督 | |
1951 | 南仏夜話・夫(ハズ)は僞者 監督 | |
1950 | 一ダースなら安くなる 監督 | |
不倫の報酬 音楽 | ||
1949 | ||
1948 | 愉快な家族 監督 | |
1947 | ||
1946 | センチメンタル・ジャーニー 監督 | |
1945 | ステート・フェア 監督 | |
1944 | ||
1943 | ||
1942 | ||
1941 | マイアミの月 監督 | |
1940 | ||
1939 | テンプルちゃんの小公女 監督 | |
1938 | ||
1937 | ||
1936 | ||
1935 | 青春万歳 監督 | |
処女散歩 監督 | ||
カーニバル 監督 | ||
1934 | 激浪 監督 | |
曲芸団 監督 | ||
1933 | 女性暴君 監督 | |
駄法螺男爵 監督 | ||
1932 | 紅蘭 監督 | |
1931 | 機関銃仁義 監督 | |
1930 | 正邪の兄弟 監督 | |
1929 | ||
1928 | 熱車輪 監督 | |
1927 | 謎の手 監督 | |
我等のサリー 監督 | ||
大学の花形 監督 | ||
蠢く影 監督 | ||
1926 | ||
1925 | ||
1924 | ||
1923 | ||
1922 | ||
1921 | ||
1920 | ||
1919 | ||
1918 | ||
1917 | ||
1916 | ||
1915 | ||
1914 | ||
1913 | ||
1912 | ||
1911 | ||
1910 | ||
1909 | ||
1908 | ||
1907 | ||
1906 | ||
1905 | ||
1904 | ||
1903 | ||
1902 | ||
1901 | ||
1898 | 8'10 テネシー州メンフィスで誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||
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王様と私 The King and I |
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1956米アカデミー主演男優賞(ブリンナー)、ミュージカル映画音楽賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、録音賞、作品賞、主演女優賞(カー)、監督賞(ラング)、撮影賞 1956ゴールデン・グローブ作品賞、女優賞(カー) |
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開放政策を採るシャム王の要請により王子や王女の教育係として、シャム王の宮殿にやってきたイギリス人女性アンナ。だがそこは迷信と頑迷な伝統主義に埋め尽くされていた。その中での彼女の悪戦苦闘と、二律背反に悩む王との交流を描く。 マーガレット=ランドンによる実話「アンナとシャム王」を元に製作された舞台の映画化作品。これまで何度も映画化された普遍的名作だが、その中で最も有名なのが本作。ユル=ブリンナー、デボラ=カーという個性ある二人の名演とダンスシーンで彩られている。製作は20世紀フォックスの設立者であり名プロデューサーとして名高いザナックの肝いりで、後に『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)で再びコンビを取るリチャード=ロジャース、オスカー=ハマースタインを音楽に迎えて行われる。それだけ本作は当たるという確信を持って作られた作品で、彼の読みは正しく、1956年全米興行成績は堂々の2位に輝いている(1位は『野郎どもと女たち』)。又、新しい試みとして55ミリフィルムを用いた作品でもある。 シャム(現在のタイ)は周辺の国々が次々と欧州各国と“同盟”を結び、結果的に植民地にされてしまう中、独自性を打ち出し、最後までどの国にも屈しなかった唯一の国だった。これは二代に渡る(ラーマ4世(在位1851〜68)とラーマ5世(在位1868〜1910))王の巧みな外交戦術と交渉する欧州側の思惑のずれとが重なった結果だが、二代目王がバランス感覚を保ち続けることが出来たのはイギリス人家庭教師の教育が少なからず影響を与えているのは事実だろう。まさに激動の時代、一人の女性が国を助ける手伝いをしたという、その後の歴史に関わる大きな出来事に関わっている(実際タイ国内でもラーマ4世は名君として知られているが、本作ではブリンナーがまるで野獣のような振る舞いをしてると、タイでは評判が悪いらしい)。 ただし実際彼女が行ったのはこども達の教育に携わることだけだから、それだけでは勿論舞台や映画にはならない。それで脚色が必要になるのだが、本作ではそれはミュージカルシーンになった(『アンナと王様』(1999)という、大幅な脚本改変によってスペクタクル作品にした例もある)。 このミュージカルシーンが見事なくらいにはまっていた。シャム版出エジプト記のエキゾチックな魅力と言い、ブリンナーが近代化と伝統の狭間で一人悩む時の「ザ・パズルメント」と言い(これはザナックにより、一旦必要ないとされ、撮影されなかったのだが、試写を観てその誤りを認め、急遽追加撮影されたというエピソードがある)、見事にはまっている。圧巻はブリンナーとカーの二人による圧倒的なダンスシーン「シャル・ウィ・ダンス」で、この迫力は凄いもんだった。 キャスティングも又良く、特にブリンナーのシャム王はとにかく迫力。この人役によってどんな国の人もこなせるのが凄い(知ってる限りでもアメリカ人の他にロシア人、ユダヤ人、エジプト人、そしてこのシャム人がある)。「エトセトラ、エトセトラ」と言う口癖も良いアクセントになってる(泣きが入るラストシーンで不意に笑えるのはこの言葉あってこそ)。カーの融通の利かない、頑固なイギリス人女性(彼女自身がイギリス人なんだよな)を上手く演じていた。 本作で印象的な王様を演じたブリンナーはミュージカル作の舞台劇となった作品でも同じ役を演じ続け(彼の特徴あるスキンヘッドはこのために剃ったそうな)、4625回の講演記録を作る。最後のステージでは(1985'6)、自ら癌に冒されていることを告白して最後のステージを勤め上げたそうだ。これぞ役者魂だ。 又、主演女優に決定していたガートルード=ローレンスの急死により、その代役としてアンナを演じたカーは本作でアカデミー主演女優ノミネートとなったが、歌が吹き替えだったため(この歌を歌ったのは『マイ・フェア・レディ』(1964)でヘップバーンの詩の吹き替えを行ったマーニ・ニクソン)、それがオスカーへのハンディとなったと言うもっぱらの噂である。まあ、この年はスキャンダルを乗り越えてハリウッド復帰を果たした『追想』(1956)のバーグマンの話題には敵わなかったか。 |
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ショウほど素敵な商売はない There's No Business Like Show Business |
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1954アカデミー原案賞、ミュージカル映画音楽賞、衣装デザイン賞 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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旅芸人のドナヒュー一家。時代の変遷を経て3人の子供たちが成人すると、ヒポドリーム劇場で花形となるが、長男のスティーヴは何と神父になり、次男のティムはブロードウェイの叩き上げ女優ビッキーとの恋愛の末、失恋して家を出てしまう。時代の波に翻弄されつつも、「ショウほど素敵な商売はない」と歌う一家の年代記を描く。 この映画、一応ミュージカルの部類にはいるのかと思うが、確かに舞台での彼らは輝いて見える。音楽や踊りも実に多彩で、タップあり、カンカンあり、ゴスペルあり、ムンウォーク風の演出まであって実に楽しめる。舞台で有名な人ばかりだけあって、少々大袈裟すぎるきらいがあるが、これが舞台と割り切れば充分楽しい。 特に最後、劇場の封鎖にあり、しかも一家離散の辛酸を舐めている、そのどん底状態で「ショウほど素敵な商売はない」と元気良く歌っているのには脱帽。まさに激動の歴史の中の物語である。 登場人物が皆芸達者で、楽しいのだが、この映画では致命的な欠陥がある。他でもないマリリン=モンローの存在である。彼女が出てくると、今までのアップテンポがいきなりスローテンポとなり、しかも演技が無茶苦茶泥臭い。歌も碌に歌えない。なまじ他が良かっただけに、あまりに惜しい作品となってしまった。 ところで、映画評を見たりすると、ここでのモンローを絶賛する記事が結構多い。自分ではそう思わないが、私の見方の方がおかしいのか? |
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