ハロウィン4 ブギーマン復活 |
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ポール・フリーマン
ムスタファ・アッカド(製)
アラン・B・マッケルロイ(脚) |
ドナルド・プレザンス |
エリー・コーネル |
ダニエル・ハリス |
ジョージ・P・ウィルバー |
マイケル・パタキ |
ボー・スター |
キャスリーン・キンモント |
サッシャ・ジェンソン |
ジーン・ロス |
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★★☆ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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かつての事件から8年。大やけどを負ったマイケルはあれ以来全く動くことがなかった。だが、マイケルを護送中の医師が漏らした「マイケルの姪」の言葉に、突如マイケルは起きあがり、故郷のハドソンフィールドに向かっていく。一方かつての恐怖の一夜を生き残ったマイケルの妹ローリーの忘れ形見の少女ジェイミー(ハリス)は度々起こる白昼夢のような悪夢に悩まされていた…
前作『ハロウィン III』(1982)が極めて不人気で、シリーズもこれで終わるかと思われたが、又しても復活したマイケルを中心として再び物語は始まる。直接的な前編である『ブギーマン』(1981)の製作から8年後に公開された本作は劇中の時間も8年後に設定され、かつてカーティスが演じたローリーの娘が主人公となる。そう言えば『スクリーム3』(2000)で、ホラー映画は3作目になると血の轍が描かれることになる。とか語られていたけど、それを裏付けるがごとく、本当にマイケルの姪が出てきているあたり、なかなか興味深いものがある。
オープニングからなかなか凝った演出があり(特に溜めに溜めて出てくるテーマ曲の上手さよ)、しかも当初何で?と思っていた子供が実は…という下りになって、結構うれしがらせてくれるし、しっかりプレザンスが老体に鞭打って出てくれるし。で、前半30分の期待度は凄く高かった。
…の、だが、中盤にさしかかったあたりから、なんかハロウィンシリーズというよりは、13日の金曜日シリーズに近い演出になってしまったし、話もだんだん訳が分からなくなっていく。この手の作品にオリジナリティを求めることが間違いだと言われればそれまでだけど、最初の期待がどんどんしぼんでいくのはあまりにも悲しい。プレザンスなんか、単に出てるだけっぽかったし。カーペンター風に最後にケレン味を出してくれたことが救いか?
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