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ファウンテン・ソサエティ |
2015 | 8'30 死去 | |||||||
2014 | ||||||||
2013 | ||||||||
2012 | ||||||||
2011 | スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション 監督・製作 | |||||||
2010 | ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー 監督・製作・脚本 | |||||||
エルム街の悪夢 原案 | ||||||||
2009 | ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学- 製作・原作 | |||||||
2008 | ||||||||
2007 | ヒルズ・ハブ・アイズ2 製作・脚本 | |||||||
ダイアリー・オブ・ザ・デッド 出演 | ||||||||
2006 | パリ、ジュテーム 監督・脚本・出演 | |||||||
ファイナル・デッド 製作総指揮 | ||||||||
ヒルズ・ハブ・アイズ 製作・オリジナル脚本 | ||||||||
パルス 脚本 | ||||||||
封印殺人映画 出演 | ||||||||
2005 | パニック・フライト 監督 | |||||||
ウェス・クレイヴン’s カースド 監督 | ||||||||
The FEAST/ザ・フィースト 製作総指揮 | ||||||||
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2004 | ジョニー・デップ 反骨のハリウッド・スター 出演 | |||||||
インサイド・ディープ・スロート 出演 | ||||||||
2003 | ドラキュリアII 鮮血の狩人 提供 | |||||||
フレディVSジェイソン キャラクター原案 | ||||||||
2002 | インプラント 提供 | |||||||
2001 | ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 出演 | |||||||
2000 | スクリーム3 監督 | |||||||
ドラキュリア 製作総指揮 | ||||||||
アメリカン・ナイトメア 出演 | ||||||||
1999 | ミュージック・オブ・ハート 監督 | |||||||
ドキュメント アルフレッド・ヒッチコック〜天才監督の横顔 出演 | ||||||||
1998 | SOULS 死魂 製作総指揮 | |||||||
アクロフォビア/高所恐怖症 製作総指揮 | ||||||||
1997 | スクリーム2 監督 | |||||||
ウェス・クレイヴンズ ウィッシュマスター 製作総指揮 | ||||||||
1996 | スクリーム 監督 | |||||||
シャドーゾーン 出演 | ||||||||
1995 | ヴァンパイア・イン・ブルックリン 監督 | |||||||
アウトポスト 製作総指揮 | ||||||||
1994 | エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア 監督・製作総指揮・脚本・出演 | |||||||
ザ・フィアー 出演 | ||||||||
1993 | ボディ・バッグス 出演 | |||||||
1992 | ||||||||
1991 | 壁の中に誰かがいる 監督・製作総指揮・脚本 | |||||||
1990 | キラー・ビジョン 監督・製作総指揮・脚本 | |||||||
1989 | ||||||||
1988 | ゾンビ伝説 監督 | |||||||
ショッカー 監督・製作総指揮・脚本 | ||||||||
1987 | エルム街の悪夢3/惨劇の館 製作総指揮・脚本 | |||||||
1986 | デッドリー・フレンド 監督 | |||||||
1985 | チルド/甦る冷凍人間 監督 | |||||||
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1984 | ジェシカ 超次元からの侵略 監督 | |||||||
サランドラ II 監督 | ||||||||
エルム街の悪夢 監督・脚本 | ||||||||
1983 | ||||||||
1982 | 怪人スワンプ・シング/影のヒーロー 監督・脚本 | |||||||
1981 | インキュバス・死霊の祝福 監督・脚本 | |||||||
1980 | ||||||||
1979 | ||||||||
1978 | ウェス・クレーブンの 戦慄の夏 監督 | |||||||
1977 | サランドラ 監督・脚本 | |||||||
1976 | ||||||||
1975 | ||||||||
1974 | ||||||||
1973 | ||||||||
1972 | 鮮血の美学 監督・脚本 | |||||||
1971 | 性戯・秘戯/絶倫ポルノ狂態 編集 | |||||||
1970 | ||||||||
1969 | ||||||||
1968 | ||||||||
1967 | ||||||||
1966 | ||||||||
1965 | ||||||||
1964 | ||||||||
1963 | ||||||||
1962 | ||||||||
1961 | ||||||||
1960 | ||||||||
1959 | ||||||||
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1956 | ||||||||
1955 | ||||||||
1954 | ||||||||
1953 | ||||||||
1952 | ||||||||
1951 | ||||||||
1950 | ||||||||
1949 | ||||||||
1948 | ||||||||
1947 | ||||||||
1946 | ||||||||
1945 | ||||||||
1944 | ||||||||
1943 | ||||||||
1942 | ||||||||
1941 | ||||||||
1940 | ||||||||
1939 | 8'2 オハイオ州クリーヴランドで誕生 |
スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション 2011 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ウェス・クレイヴン’s カースド 2005 | |||||||||||||||||||||||||||
2005MTVムービー・アワード恐怖演技賞(マイア) | |||||||||||||||||||||||||||
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スクリーム3 2000 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2000MTVムービー・アワード女優賞(キャンベル) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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シドニー(キャンベル)はこれまで二度に渡り殺人鬼に狙われ、今はカリフォルニア北部で傷ついた女性のための電話カウンセラーをしていた。だが故郷ウッズボローでホラー映画『スタブ3』が作られることとなり、そこで又しても殺人事件が起こってしまう。更に犯人はシドニーに連絡を入れ、このままだと更に連続殺人が起こると告げるのだが… 『スクリーム』シリーズは私にはかなりお気に入りの作品である。スマッシュヒットを飛ばした一作目。そして一般的評価はともかく個人的には大好きな2作目。 それでなにをとち狂ったか、三作目の本作は劇場まで観に行ってしまい、それで暗澹たる気分にさせられた。 本作を一口で言えば、「残りカス」。既に一作目と二作目でやってたことの焼き直しでしかない。それに『スタブ』という映画内映画を出すことでメタフィクションにしてみた訳だが、これが見事に上手くいってない。クレイヴンはかつて『エルム街の悪夢』でもメタフィクション作品やったが、それと比べても明らかに質は低い。そして何より、前作で死んでしまった??を、ビデオという形で出してしまったことだろう。 結果として、すべてを一作目に負った屑のような作品でしかなくなってしまった。肝心な謎解きも、何これ?といった具合で、印象が薄すぎる。 ここまで来ると主人公のシドニーの痛々しさしか感じることができない。一作目にあった怖さもない。 改めて思うのは、やっぱりこのシリーズはランディの存在に負っていたんだと再認識。それはクレイヴンも分かってたんじゃないかな?だから、わざわざビデオという形でランディに再び出演願っているのだが(1.敵は超人。武器では簡単に倒せない。2.主役でも死ぬ場合がある。3.過去の出来事が災いをもたらす。)、はっきり言ってそれはやっちゃいけないレベルの話。ランディ生きてきた2まではちゃんと観られたのに、無理やり作った続編だったという印象しか受けない。 これまでスマッシュヒット作をいくつも作っておきながら、その続編を無理やり作るもんだから、クレイヴン監督は今ひとつメジャーになれないんだろうな。 |
ミュージック・オブ・ハート 1999 | |||||||||||||||||||||||||||
1999米アカデミー主演女優賞(ストリープ)、主題歌賞(ダイアン=ウォーレン) 1999ゴールデン・グローブ女優賞(ストリープ) 1999放送映画批評家協会歌曲賞 |
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夫と別居し、ニュージャージーに戻ってきたロベルタ(ストリープ)は、友人のアドバイスでウェスト・ハーレムにある小学校でヴァイオリン・クラスの臨時教員となった。家庭内の不和と周囲の冷たい目の中、それでも内と外の子供たちを立派に育てるロベルタ。10年後には1200人もの卒業生を持つ人気授業となっていた。だが、彼女のクラスは市の予算削減のため打ち切られることになる。憤慨した彼女はクラス存続の資金集めのためコンサートを企画するのだが… 要するに実話版『天使にラブ・ソングを2』(1993)なのだが、実話である分、こっちの方がやや重いか。事物の配置が良く、思わずにやりと笑ってしまう小技に秀でている。 ストーリーはかなりベタベタな上に、本当なら入れるべきだった挫折部分があまり描かれていないのもちょっと物足りない。子供たち一人一人の掘り下げ方もやや中途半端っぽいか。10年分を描くと言うことで、それは仕方ないことなのかも知れないけど。 それは分かっていても、やっぱりいい話で結構ほろりと来るところが巧さか。 ストリープはさすがヴェテラン。表情とか仕草とか実に上手い。ややかんしゃく持ちっぽいロベルタは彼女こそはまり役だっただろう。なんでもこれまで全くヴァイオリンにさわったことがなかったそうだが、2ヶ月の特訓を経て本作に臨んだのだとか。それでこれだけ堂々とヴァイオリンを弾いている姿を見せているのだから、女優魂って凄いものだと思わせられる。 |
スクリーム2 1997 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1998MTVムービー・アワード女優賞(キャンベル) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ウッズボローで起こった連続殺人事件から2年。シドニー(キャンベル)はウィンザー大学の演劇科へ進学し、デレク(ジェリー・オコンネル)という恋人もできて幸せな大学生活を送っていた。ゲイル(コックス)が書いたウッズボロー事件の本はベストセラーになり、「スタブ」というタイトルで映画化されることになるのだが、その試写会で、ウィンザー大学の学生2人が刺し殺される事件が発生する… ホラー映画にあっては最高のテンプレ殺人鬼フレディを生み出した『エルム街の悪夢』でその名を轟かしたクレイヴン監督が、再びその名を高めた『スクリーム』。新しいシリアルキラーとしてのあのお面は新しいテンプレとなった。特にサイクルの早いホラー業界にあって2作のヒット作をものにした監督の技量には素直に感心するのだが、『エルム街の悪夢』と同じ過ちも又繰り返してしまった。 物語の基本は本当に単なる続編。目新しいところもないし、犯人の謎解きもは明らかにグレードダウン。一見すれば一作目の劣化コピーでしかない。 ただ、本作は、それだけの作品でもない。一作目がとにかく楽しかったのは、物語の良さもあるものの、そこで語られたランディによるホラー映画の蘊蓄がとにかく良かったから。私が一作目の評価を上げたのはその点に他ならない。ネット上ではいわゆる「死亡フラグ」の論争が起こったが、その年代を考えるに、それも本作の存在によるものだろう。とにかくわかりやすい形でホラー映画の定義付けをしてくれていた。 それで一作目では語り足りなかったか、ここでも蘊蓄は多い…というか、おそらくこの蘊蓄語るためだけにこれ作ったんじゃね?と思うくらい山ほどの蘊蓄が語られてる。この作品に関しては主人公はシドニーではなくランディだろう?ってくらいキャラ立ちしてる。蘊蓄語り大好きな私にとっては幸せな時間だったし、「最も恐ろしい作品は?」で間髪なく『ショーガール』(1995)と答えるあたり、もう、わかってらっしゃる!今回のランディの語りは続編映画の特徴だが、優れた続編映画として『ターミネーター2』(1991)や『エイリアン2』(1986)を挙げつつ、ホラー映画の定番として、「殺しを増やす」「殺しのシーンはさらに凝って、血糊も派手に」そして「マルチに売るなら決して…」(この部分は殺されてしまったため、最後まで語られず)…これがあってこそ『スクリーム』!って感じで実に楽しめた。 少なくとも私にとってはランディ君のお陰で「大好き!」と言ってしまえる作品だ。 |
スクリーム 1996 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1997MTVムービー・アワード作品賞、女優賞(キャンベル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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カリフォルニア州の田舎町ウッズボローで高校生のケイシー(バリモア)が恋人スティーヴと共に惨殺された。彼女のクラスメイトだったシドニー(キャンベル)はこれを契機に一年前母親が何者かに殺されたという忌まわしい記憶を呼び起こされ、更に一年に二件もの殺人事件があったと言うことで芸能リポーターのゲイル(コックス)がしつこくつきまとい、精神的に不安定な状態となっていく。そんな彼女は恋人を励ましてくれたのは恋人のビリー(ウールリッチ)や友人たちだった。だが、謎の殺人者の手はシドニーへと伸びていく… エルム街の悪夢シリーズによってホラー映画監督としては既に貫禄を持つクレイヴン監督が作り上げた、ホラー仕立てのサスペンス映画。 私は映画の定義付けをするのが大好き。映画を歴史的な流れに置いて考えることも、又いわゆるジャンル映画は「かくあるべき」と半分以上思いこみで書いていくのも好きなのだが、本作はそんな私にぴったりとあつらえたかのように、「ホラー映画とは」と一席ぶち上げてくれている。本作はビデオで一回しか観ていないとはいえ、これは私にとって大きな資産になっているのは事実である。ホラー映画の売れる要素を定式化し、敢えてそれをランディ(ケネディ)というオタク的キャラクタに語らせる。勿論これはクレイヴン監督自身の考えが大きいのだろうが、本来“言われる側”が“言う側に回る”という逆転現象を起こしてくれたのには感心を通り越して笑うしかなかった。 しかも本作はストーリーそのものが過去のホラー映画のオマージュを多分に含み、しかもそれを分かるように提示しているので、知る人はにやにやして観ることが出来るだろう。なんと『エルム街の悪夢』まで取り入れてしまってるのは立派(ほとんど自虐ギャグ)。よくぞここまでやったもんだ。更にホラーの演出をふんだんに取り入れているため、並のサスペンス作品と較べると、とにかく怖く、更に知る人には笑えるという絶妙の演出が映える。 しかも本作はサスペンスとしての出来も面白い。 本作で嫌と言うほど「ホラーの法則」は語られるが、実はそれは主題ではない。その「ホラーの法則」の背後に「サスペンスの法則」を観客に読み取らせようとする試みがあるのだと思う。ホラーに定式があるのなら当然サスペンスにも定式がある。劇中でそれは語られていないのだが、サスペンス映画では、伏線と思わせぶりな態度、そして意外な人物。と言った筋立てが立てられる。つまり、「全てヒントは出した。犯人は誰だ?」と言う作り手の挑戦がそこにはある。 それが「法則」なのだが、それを知っていつつ、本作は敢えてそれを無視する。実際本作にはほとんど伏線なるものがなく、突然犯人が自供することで決着がついてしまう。強いて言うなら、中盤までに「多分こいつだろう」という伏線を張っておいて、後半に入った途端、「彼は違いました」としてしまう。ところが事実そいつが犯人だった…はっきり言ってサスペンスとしてのストーリーは無茶苦茶である。 これは「サスペンスの法則」馴れしてる人間には思いっきり引っかかりやすい。映画も数を観るようになると、どんな物語でも大体犯人が特定できてくるし、作り手もそこから外れないように作る。それを外すとサスペンス映画としての評価が下がってしまうから。そこに盲点があったわけだ。確信犯的に事ある毎に「定式」を口に出し、観客をそこに乗せ、覆してしまう。これが本作の面白いところ。 ただ、これは諸刃の剣で、そもそもその定式に引っかからない人にとっては、「何でこうなるんだ!」と怒りたくもなるだろうし、ホラー的要素が強すぎるため、謎解きそのものを考える暇もないと言う人も多いだろう。 だが、それを敢えて確信犯的に作ってしまったクレイヴン監督の挑戦はもの凄く気に入った! 映画、特にジャンル映画好きな人間にこそ観て欲しい作品である。 |
エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア 1994 | |||||||||||||||||||||||||||
1994インディペンデント・スピリット作品賞 | |||||||||||||||||||||||||||
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映画『エルム街の悪夢』のリメイクの企画が進み、監督のウェス・クレイヴン(本人)はオリジナルのスタッフとキャストを集めるのだが、彼らの周囲で奇怪な出来事が続発した。SFXマンと結婚し、幼い息子と共に女優業を送っていたヘザー・ランゲンカンプ(本人)も、度重なる悪夢に悩まされ始める。クレイヴンの描く脚本通りに…そのころ、フレディ役のロバート・イングランド(本人)も、自らの身体の変調に気付いていく。 一作目に登場したキャストやスタッフが多数、しかも本人役で出演し、しかもどこまでが現実でどこまでが虚構なのか、と言うメタフィクション要素満載で贈る、シリーズ(一応の)最終作。一応原題は『New Nightmare Wes Craven's New Nightmare』となっており、『エルム街』とは全く書いてないので、本当の番外編。 本シリーズは“夢と現実”のせめぎ合いが楽しいのだが、ここではそれは“映画内と映画外”に置き換えられている。この発想の転換は見事だ。映画とは虚構。だから中では何でも可能だ。まさにこれは夢そのものじゃないか。しかもここでは更に一歩進み、“現実の自分、演技をしてる自分、夢の中の自分”というのが虚々実々に複雑に絡み合い、それがランゲンカンプ、イングランドの二人に襲いかかってくる。この二人は現実における友達であり、演技上の仲間であると同時に、夢の中では仇同士となっていく。密接に関係が深まれば深まるほど、その境界線は曖昧となっていく… 実は本作において、『エルム街の悪夢』はナンシーとフレディの愛情物語へと転換していた。本作は、一作目そのものを書き換えてしまうと言う、もの凄い試みだったのだ。確かにこいつは凄い。 本当に感心する設定の上に、ウェス・クレイヴンが又良い味出してるんだ。よくこんなもの考えてくれた!演出だけでなく、役者としてもちゃんと演技できてる。 役者が本人役で出演してるのも芸が細かいところ。ところでデップは出てこなかった?この人出たらすげえ喜んだんだが。 なんと実はこの最終作、1作目なしでは成立しなかった作品でもあるが、傑作であった1作目以上に出来が良い!これを日本では劇場未公開にしてしまうとは、本当に勿体ない。 |
壁の中に誰かがいる 1991 | |||||||||||||||||||||||||||
1992アボリアッツ・ファンタスティック映画祭審査員特別賞 | |||||||||||||||||||||||||||
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ゾンビ伝説 1988 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジェシカ 超次元からの侵略 Invitation to Hell |
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エルム街の悪夢 1984 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1985アボリアッツ・ファンタスティック映画祭主演女優賞(ランゲンカンプ)、批評家賞 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エルム街に住む高校生ナンシー(ランゲンカンプ)はある夜夢の中で恐ろしい男と出会った。影の中を動き、鈎爪が付いたグローブで人を切り裂く!その夜以来、眠るのが怖くなったナンシーだが、彼女の同級生が眠ったまま次々に変死するのを知り、それが夢の中に出てきた男、フレディの仕業であると確信する。そしてナンシーは自分の命を守るため、そして愛する友達を救うため、夢の中でフレディに立ち向かおうと決心する…。 ジェイソンの登場する『13日の金曜日』シリーズと双璧をなすホラー映画シリーズの第1作目。特にホラーでは当然なのだが、第一作目のこの作品が一番完成度が高い。 特にこの作品では現実と夢の境目が徐々に曖昧になっていく描写が凄く、中盤になってナンシーが見ている世界が果たして現実なのか、夢なのか、その境目が怪しくなるあたりからまさに悪夢のような物語へと移行していく。確かに荒削りな所も多数見受けられるが、その分はパワーで吹き飛ばしている感じ。悪夢のシーンも結構見ていて面白く、風呂に入っていたらいきなり股間から手が出てきたり、電話口からいきなり舌が伸びてきたり、と、演出が楽しい。あれだけ苦労して消し去ったフレディが実は…と言うラストも悪くないが、これは続けるべきではなかっただろう(お陰で続けられた訳だが)。 ところでフレディ役ですっかり有名になってしまったイングランドはそれまで人当たりの良い、あまり目立たない役ばかりやっていて、この映画もTVシリーズ「V」の撮影の合間に丁度空きがあったから、と言うだけの理由で出たそうだ。お陰でこの映画の後「V」を見ると、そのギャップに驚かされる。それと、あっけなく殺されるけど、ナンシーのボーイ・フレンド役としてジョニー・デップまで登場しているのは驚き。 一説によれば、小児愛者である生前のフレディを殺した親たちの子どもが復讐に会うという物語は当時のレーガノミクスを皮肉に捉えたものという。 |
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サランドラ The Hills Have Eyes |
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