ジキル博士はミス・ハイド 1995 |
1995ゴールデン・ラズベリー最低主演女優賞(ヤング)、最低リメイク・続編賞 |
<amazon>
<楽天> |
ロバート・シャピロ
ジェリー・レイダー
ジョン・モリッシー(製)
ティム・ジョン
オリヴァー・ブッチャー
ウィリアム・オズボーン
ウィリアム・デイヴィス(脚)
ティム・デイリー
ショーン・ヤング
ハーヴェイ・ファイアスタイン
リセット・アンソニー |
|
★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
1 |
2 |
3 |
2 |
2 |
|
|
香水開発に携わる科学者のリチャード=ジャックス(デイリー)は富豪の大叔父の死で、いっさいの財産を遺されなかった代わり、曾祖父が残したと言う古い研究ノートを相続する。しかしその研究ノートがジキル博士だったと言うことが分かり、研究結果を基に薬品を作り出すことに成功する。それを飲んだところ、彼の身体は突然変化し、なんと美しい女性の身体(ヤング)に変わってしまう。ヘレン=ハイドと名乗った彼女は上司や社長を手玉に取り、あっという間に出世する。だが、ハイドは元の自分リチャードに戻ることを徐々に拒否し始める…
有名なスティーヴンソンの小説「ジキル博士とハイド氏」を元に作り上げた作品。これまで既に何度か映画化された作品ではあるが、本作はそれを現代風のコメディにし、更に変化したハイドが美女だったと言う所で個性を持たせている…のだが、それが成功したようにはどうにも思えない。笑える部分は確かに何カ所かあるんだけど、ちょっと下品すぎるし、単に痛々しいだけに終わってしまうギャグの方が多い。それに同じ内容だったエディ=マーフィの『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』(1996)の方を先に観てしまっていたので、目新しさもさほど感じられなかった(公開はあっちの方が後だったけど)。
オチだって、あれでよく納得したよな。
何にせよ小粒だって事で。
|