フェア・ゲーム 1995 |
1995ゴールデン・ラズベリー 最低主演女優賞(クロフォード)、最低新人賞(クロフォード) |
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ジョエル・シルヴァー
トーマス・M・ハメル(製)
チャーリー・フレッチャー(脚)
ウィリアム・ボールドウィン
シンディ・クロフォード
スティーヴン・バーコフ
クリストファー・マクドナルド
ミゲル・サンドヴァル
ヨハン・カルロ
サルマ・ハエック
ジョン・ベッドフォード・ロイド
オレク・クルパ
ジャネット・ゴールドスタイン
マーク・マコーレイ
ソニー・カール・デイヴィス |
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マイアミに住む遣り手の女性弁護士(クロフォード)は現在キューバ関係の訴訟を扱っていた。ところが、自分の担当している訴訟には何か裏があると勘づいた時、命を狙われるはめに陥る。護衛の刑事も次々と殺され、ただ一人の生き残りマックス(ボールドウィン)と必死の逃亡を続ける。その黒幕とは…
カー・アクション、ガン・アクション、バイオレンス、爆発、ヌードと濃厚なキスシーン(そして(旧)ソ連の暗躍)。これらを何でもかんでも詰め込んで仕上げられた、まさに力業の娯楽大作。これぞハリウッドよ…30年以上も同じタイプの作品が次々に現れるってのは、ある意味凄いよな。
本作はモデルのシンディ=クロフォードのデビュー作として、過酷なまでに彼女をいじめ抜く事に主眼が置かれていたらしい。演技力が要求されない分、身体を張って見せ場を作れ。と言う事なんだろう。勿論その大部分はスタントが演ってるんだろうけど、爆発や銃撃戦に巻き込まれるわ、泥だらけにされるは、延々と叫ばせるは、ヌードを披露させられるは。いやはや、役者になるってのも大変だ(その割りに彼女が得た章はラジー賞2部門ノミネートというのだから、救われない)。
問題はクロフォードを観るという以外、全くこの作品は他の作品と違ったところがないと言うところ。主役にもう少しパッとした人間を起用するとかすりゃよかったのに。
尚、これは「逃げるアヒル」という脚本を映画化したものだが、実は前にスタローンが『コブラ』(1986)として映画化している。どっちの方がが楽しい(あるいはどっちの方がくだらない)とは、私には言えないけど…
ここに書いておかないと、絶対に忘れてしまう作品だ(笑)…書いていても事実忘れてしまい、もう一度観る羽目になった(笑)
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