MOVIETOP

ピーター・カッタネオ
Peter Cattaneo

<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍

_(書籍)

_(書籍)
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001 ラッキー・ブレイク
2000
1999
1998
1997 フル・モンティ
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964 7'1 ロンドンで誕生

ページトップへ

タイトル
<A> <楽>
  
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

 

ラッキー・ブレイク 2001
<A> <楽>
  
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

フル・モンティ 1997
1997米アカデミー音楽賞、作品賞、監督賞(カッタネオ)、脚本賞(サイモン=ビューフォイ)
1998MTVムービー・アワード新人監督賞(カッタネオ)、ダンスシーン賞
<A> <楽>
  
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 かつて鉄鋼業で栄えたシェフィールドは、いまや不況の煽りを受けて失業者の溢れる町になってしまっていた。失業して養育費を払う事が出来ずに共同親権を失いそうなガズ(カーライル)は一気に大金を稼ぐため、友人のデイヴ(アディ)と共に男性ストリップを計画するのだった。他に三人の仲間を加えてその練習を始めるのだが…
 劇場で予告編を見た瞬間に
ピピッと来たのだが、残念ながら劇場では見逃し、後にビデオで拝見。最近のイギリス製映画は何か凄く好みだが、本作もやはり楽しかった。
 これは確かにコメディなんだけど、その笑いが決して薄っぺらいものではなく、非常に重いものを内包しているのが特徴的で、それだけに何も考えずに大笑いが出来ると言うものではないけど、
ホロリとさせつつ笑えると言うのは、コメディではかなり質が高いんじゃないかな?
 もうどうしようもない状態で、ストリップにいってしまうのはやや短絡的な考え方のような気がするけど、
まともに考えられないからこそ、話題性もあるし面白くなるんだろう
 ギリギリ追いつめられていて、嫌だけどこれしかないという考えが、徐々に仲間意識に変わっていき、一つにまとまっていく過程が上手い。最初はみんな恥ずかしがってコソコソしてたのが、職安のシーンでなんかふっきれた動きを見せ、そして最後の実際のストリップシーンで全部脱ぐ時は清々しささえ感じてしまう。
 それにイギリス映画特有の性的描写
(基本的に直接は描かず、心情的に持っていくのが良い)も良く撮られてる。光源をやや暗めにするのもイギリス映画特有で、それが単なる明るいコメディとは一線を画しているのが分かる。
 まあ、確かにいくつかアラが見えたり、ストーリー的にはこなれてない所もあるし、ラストがあれで終わってしまったのもちょっと不満ではあるんだけどね(あの後どうなったのかが本当なら重要なんじゃないか?)。出来たら続編を作って欲しい作品だ。
 ちなみに最後のストリップシーンだが、「ただ一度きり」という条件で、本当に演じたという。

ページトップへ